2泊3日の雲ノ平周回の旅もいよいよ最終日。ほんと暑くて長くて辛かったけど素晴らしい景色とアルプスの大きさに感動した2日間でした。
そして3日目の本日は黒部五郎小舎から念願だった黒部五郎岳(くろべごろうだけ)に登ります。
黒部五郎岳は山頂付近の巨大なカール(氷河圏谷)が特徴で、名峰が揃う北アルプスの中にあっても異彩を放つ山です。
今回の雲ノ平の旅は黒部五郎岳を中心に企画したと言っても過言ではありません。大本命です。そしてその期待通り、ほんと素晴らしい山でした。
でも問題なのはその遠さ。どこを起点にしても縦走しないとたどり着けないし、鍛え抜かれたトレイルランナーなら話は別だけど一般縦走なら2泊3日はみておかないと登頂できない、アルプスの最奥部の山です。
この日最終日は黒部五郎岳から一気に折立まで下る予定だけど、それがちょー長かった!
黒部五郎岳〜赤木岳〜北ノ俣岳のアップダウンがえげつない。虫の息で太郎平小屋(たろべえごや)に着いて、そこから更に折立まで、全長20キロを歩かなきゃなんない。しかも猛暑!
ひー。
モルゲンに燃える黒部五郎岳。それでは黒部五郎岳登山のポイントです。
黒部五郎岳のポイント
①黒部五郎小舎から山頂までの単純標高差は約500m。山頂までは簡単に登れる。
②黒部五郎小舎からなら雄大なカールの中を羊群岩の間を縫って登れる変化に富んだルート。
③黒部五郎岳から太郎平小屋までは長大な稜線歩き。
黒部五郎岳の最大の見どころが巨大カール。黒部五郎小舎を起点にしたルートならカールの中を登っていくことができるため断然このルートがおススメ!
太郎平小屋方面からだと、山頂付近まで行かないとカールが見えないからもったいない。
山頂からの眺めはこれまで歩いてきた雲ノ平〜水晶岳〜鷲羽岳を始め、槍ヶ岳、穂高岳、薬師岳、笠ヶ岳の大パノラマ。そして眼下には悠久の歴史を伝える巨大カール。よだれもののダイナミックな世界が待ってます!
黒部五郎という愛嬌のある名前は、岩がゴロゴロ散乱している地形を「ゴーロ」と呼ぶので「黒部のゴーロ岳」からついたというのは有名なお話。ちなみにもう一つの五郎、「野口五郎岳」も同じ理由です。
さあ歩くよ!夏アルプスってやっぱりいいね!
黒部五郎岳は標高2,840mでまたの名を「中ノ俣岳」。日本百名山、花の百名山です。
いざっ
ルートとコースタイム
■2019年8月12日
黒部五郎小舎⇒(150分)⇒黒部五郎岳⇒(130分)⇒赤木岳⇒(40分)⇒北ノ俣岳⇒(80分)⇒太郎山⇒(10分)⇒太郎平小屋⇒(190分)⇒折立
3日目の標準コースタイム:10時間00分
3日間合計
■活動距離:50.2キロ(3日目19キロ)
■単純標高差:1,624m
■累積標高上り: 5,250m
雲ノ平周回 黒部五郎岳編
黒部五郎小舎から登山開始
毎度ですが、いつまでも寝ていられる。
テントだろうが避難小屋だろうが疲れてるからいくらでも眠れます。
だけど今日は20キロも歩かなきゃいけない。悲しいけど早出が基本の貧乏企画なのよ。。
結露でびちゃびちゃのツエルトに辟易しながらお片付けします。
ツエルトの利点は軽さと片付けが簡単なところですね。設置にはずいぶん時間かかるけど。
4:40
F値1.4のレンズのお陰で明るく撮れてますが、実はヘッデンを点けないと歩けないぐらい暗い。そんな中出発します。
3泊する事ができればこんな焦って行動しなくても良いんだけどね。なんせジャパニーズサラリーマン。「せ・き・に・ん♡」って奴を勝手に背負いこんで自分で休めなくしてんのよ。ほんとは俺なんていなくても会社はちゃんと機能するのにね。
あ、あぶねー!つまんない話をするとこだったので話を戻しますね!
とにかく2泊3日の強行スケジュールだから時間の余裕なんてない。
と言う訳で黒部五郎小舎よ、さらば。
小屋泊をした貴族たちは今頃寝起きのコーヒーでも飲んでるに違いありません。
全部自分がやりたいことだぞコノヤロー。
空が赤くなってきました。足元はヘッデンを消そうか迷うぐらいです。
多少薄暗くても歩きやすいトレイルです。小屋の近くは大抵どこもよく整備されてるしね。
そこそこ明るくなってきました。
森林限界で日の出を迎える事ができそうだと分かると、もう少し高いところから日の出を見たいと欲がでてくるのが登山者の性。欲からは逃れられないけど健全だよね。
気温は20度ぐらいだと思う。
登り始めは半袖の上から軽く一枚レインウェアを羽織ってたけど暑くて早々に脱ぎました。
無風です。お昼には何度まで上がることやら。今からおぞろじい。
もうすぐ森林限界?っていう微妙な辺りを歩いてるからちょび毛みたいに樹木が生えてます。
伸ばすのか禿げるのかハッキリしなさいよ。
カールの中を羊群岩を見ながら歩く
いよいよ日の出。
2日間うんざりするほど太陽の恩恵を浴びてきました。
今日も猛暑確定ですな。ひー
このスプーンでえぐったようなカールの深いところをどんどん進んでいけるのがこのルートを選んだ最大の理由。
ゴツゴツした岩々が「羊群岩」、通称「羊の群れ」。福岡県の平尾台、山口県の秋吉台で有名な羊群原(ようぐんばる)と同じ。ちなみに九州の言葉で「原」は「はる」と読むところがポイントです。
で、こちらの黒部五郎岳の羊群岩の特徴は何と言っても氷河によって削られて少し丸みを帯びているところ。繰り返しになるけど、岩がゴロゴロしてるのが黒部五郎岳の名前の由来になったのはこの山を知る上で大事なポイントです。
遠目では分かりにくいけど、近くにやってくると一つ一つの岩の大きさに驚く。
そんな巨大な岩の上に乗って謎のポーズをキメていく登山客達。ここが最大の見せ場だということを良くご存知で。
しかし、この岩の丸みは氷河が削ったって、どこを見て判明したんでしょうね。
そんな事より、タイツがもはや暑くて、隠れて脱げる岩場を探してます。
初日にブヨにやられたから警戒してタイツ履いてたけど、もうギブアップ。
左を向けばこんな風景。
悠久の歴史を今に伝える羊の群れとカールの壁岩。
右を向けばこんな風景。なんとまあ。。
さっきから同じやん!
と、突っ込まれそうだけど、確かに写真で振り返るとどれも同じだなぁ。でも実際にはどれも登頂を阻む峻険なカール壁や岩のデカさがとにかくダイナミックだし、岩の合間から生える緑が爽快で、登っててほんと気持ちの良いところでした。
この草原を貫く登山道で稜線まで這い上がる。
稜線上には何人か登山客が見えます。みんな朝が早い。
直登ではなく大きくジグザグに登っていくからわりと楽に上がれる。
「ずっと憧れてた黒部五郎岳に今登ってるんだなぁ」と思うんだけどそれほど高揚感はありません。まあ3日間ずっと山ばかりですからね。正直、もう満腹です。
下を覗けば次から次へと登山客が上がってきます。
朝の草原がなんともキヨキヨしいぜ。
稜線がだいぶ近づいてきました。
近そうに見えて遠い、遠そうに見えて近い、綺麗そうに見えて実はブス(?)、最後のは違いますが、そんな事が山ではよくあるけれど、ここは見たままの距離感だったな。
小屋から山頂までの単純標高差はたったの500mっていう手軽さもあって黒部五郎岳まではほんと気持ち良く登れる。
黒部五郎岳だけで終わりならどれだけ幸せなことか。。
山頂が射程圏内に入りました。
山頂部の壁に斜めに入った傷。ほんと氷河によって削られた荒々しさがそのまま残ってるんだな、とアルプスに来ないと見ることのできない光景にボルテージが上がる。自然が作った傑作ですね。
朝のさらっとした気持ち良い空気感の中を歩けてるというのも、山頂までを近く感じさせてくれたのかもしれない。
さっ、もうちょいだよ!
よしよし稜線に出ました。
反対側の景色が広がる。とても静かな時間。
白山方面は見渡す限りの雲海。
いよいよ黒部五郎岳の山頂へ
山頂と太郎平小屋への分岐でザックをデポらせてもらいまひょ。
山頂に向けた最後の登り。空身になった瞬間、上り坂でも息が切れない。
軽量化ってほんと大事だなと、もっとテント泊装備の軽量化を考えねばと痛感するのは毎度のこと。
6:40
山頂が見えてきました。
まだ早い時間ですが賑わってます!
山頂からの景色です。
山頂の標柱なんかより、まずやはり目を惹くのが槍ヶ岳〜大キレット〜穂高の3,000m峰を結ぶ稜線。
山登りをしてるなら一度は歩いておきたいルートだと思います。
大キレットは歩かなくてもいいけど、槍ヶ岳は登っておきたいですね。
槍ガネチ。
ちょうど三兄弟みたいに並んでる!
手前から笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山。
どいつも雁首そろえて百名山だよっ!
そして薬師岳。右奥に霞んで見えるのは立山と剱岳かな?
まだ7時だって言うのにもう霞がでてきてちょっと分かりにくいけど、手前の台地が雲ノ平。
初日はあのお立ち台で大音量のいびきを「ボエ〜」と炸裂させました。私のいびきが原因でテント泊を選択したことを悔やんだ登山客は少なくないでしょう。ごめんなさい。
それはさておき、その奥の左のギザギザしたピークが水晶岳。右の大きな山が鷲羽岳です。
記念撮影の順番待ちも空いてきました。
さぁ〜って、下山しますかね!まだ先は長い!
ザックをデポった所まで戻ってきました。登りも下りも空身だと全然違うっ!
空身で歩けたら暑さもそれほど気にならないのかもな、と思いながらうんざりする重いザックを再び担いで、太郎平小屋へ向かいまっせ!
赤木岳と北ノ俣岳を越えて太郎平小屋へ
そんなバナナ🍌
視力1.2の自分が肉眼でやっと存在を確認できる米粒みたいなのが太郎平小屋。
遠すぎや。。(絶望)
長い長い長い、そして、暑い暑い暑い折立への下山が始まる。
なんと広大で爽快な稜線。
山の風景から受ける印象は山の経験を重ねていけば変わるし、季節が変わればまた変わる。そして昔は今より登山口へのアクセスも悪かったりするから時代が変われば登る人の感じ方も昔とは同じではないと思います。
3日間歩き通してきて、さすがにこの非日常の景色にも見慣れてきました。初日にこの大きな稜線を見ていたら感動してハイテンションになってたと思うんだけど、どう感じるかは常に今であるべきだと思うから、この時に思った正直な感想は「長げぇ!暑ぢぃし早く小屋に帰りたい!」です。
こういう感情も含めて山登りなんだから、仕方ないよね。
トウヤクリンドウ。
突然花の紹介を混ぜていくから油断するなよ!
白馬岳のガイドをしてるという方がたくさんの熟年美女を引き連れて黒部五郎岳を案内してました。年配の人が多かったけど折立まで下れるんだろうか。。
そのガイドの方はこの翌日から夏休みということで下界でゆっくりすると言ってたから太郎平小屋に泊まることは考えてないと思うんだけど。
振り返る黒部五郎岳は、黒部五郎小舎から登る時に見えた荒々しいカール地形とは全く異なる姿です。カールがある山なのかさえ分からない、普通の山に見える。
せっかく登るなら黒部五郎小舎からのルートを激しく薦めます。
アップダウンの繰り返しが効いてきたところでこの上り坂。執拗なインコース攻めの後にアウトローへのスライダーと同じぐらいのえげつなさで対応できない。
このピークの波状攻撃は谷川主脈縦走に少し似てる(谷川主脈の方が大変だけどね)。あの時も暑かったけど風があったから最後まで歩けました。
今日は無風。とにかく脱水症状に気を付けないとっ!水場も途中ないからね!
登る。
稜線歩きってほんっと気持ち良いんだけど、体力が続かない。
もし無尽蔵に歩けたらずっと楽しめるのにってほんといつも思う。
ホシガラスが飛び交う。
赤木岳の山頂です。
赤木岳から流れる沢が黒部川と出合うところが赤木沢出合です。
まだまだ先は長いからここは休憩なしで先を急ぎます。とは言えペースはコースタイムと同じか少し遅いぐらいでゆっくりしたものです。
そして、ここで元気の良い学生男女10名ほどのパーティに勢いよく抜かれました。若さが羨ましい。。
赤木岳から下り、そしてすぐ北ノ俣岳に向けて上り坂が始まる。
体力さえあればこの稜線の景色を楽しめるのにぃ!と先程から同じことばかり考えてしまう。
ご覧の通り見渡す限りの日向。容赦なく襲ってくる日差し。
どこかで休みたいけど、日陰で風が通るポイントなんてどこにもないから休憩を取りにくい。
仕方ないからカンカン照りの中、ザックを下ろして肩をぐるぐる回したり3分ほど座って休んで、暑いから再びコースタイムと同じペースで歩き始める。
北の俣岳の山頂はこの奥まったところにあります。まだまだ距離も長いのでペース配分には気をつけねばっ!とほんとそればっかり考えて歩く。
やっと登りきったと思ったら山頂はまだ先だった絶望感。
ラーメンで言ったらやっともやしを食べ終わったら下から麺が出てきた時の次郎系と似てる。結局もやしだけ食べきってギブアップした辛い記憶が戻ってくる。。
北ノ俣岳の山頂に到着しました。次郎系完食です。
この時は太郎平小屋まで続く縦走路にある一つの小ピークとしか思ってなかったけど、意外と有名なピークらしいです。
太郎平小屋がやっと近づいてきました。まだまだ遠いな。。
先ほど風の様に抜いてった学生達が途中でバテて座り込んでました。先頭の男の子のハイペースに周りのメンバーがやられたんだろうな。女の子とか完全にヘバっててかわいそうでしたが、
もうすぐ小屋だから救われたね!
いや、そんな他人の心配できるほど俺だって余裕じゃないのよ、ほんと。もうすぐ小屋で救われたのは同じ。
でも景色がいよいよ見納めだから根性で写真に収めていきます。根性よ、根性。
タテヤマリンドウ。
再び学生たちに抜かれる。やっぱ底力あんだなぁ、と思ったけど今度は小屋で死んでたよ。
かわいそうに。
彼らより先に小屋を出たけど、それから抜かれることはありませんでした。大丈夫だったんだろうか。。
やっと太郎平小屋 相変わらず猛暑のゲッザーン
やっと着きました!
ここに小屋があってくれてほんとありがとう!登りでも下りでもこの小屋にみんな救われる。
だから当然混んでるんだけどね。
運良く日陰の席をゲットできたのでカレーをいただきます!
太郎平小屋の名物はにんにく入りの太郎平ラーメンだけど、白飯食べないと体力がもたない!と思って迷わず選んだカレー。残念なことにお米に芯が残ってて雲ノ平初日の夜に自分が炊いたお米と同じ味がした(笑)
とにかく完食。味うんぬん言ってる場合じゃないのよ、マジで。
だってさ、
これから折立まで7キロ歩くんだよ!
ひー。
・・・・疲れ切ってここからさっぱり写真が撮れなくなる。。
そして一気に三角点。折立までは残り3キロってところです。
太郎平小屋から折立まではずっと下りだから楽だぜー!と高を括ってたけど記憶なんて曖昧なもんで、
「ひー。なんで登るの?うそやろ。。」
という上り坂が数回でてきて泣きを見ました。2日前に歩いたばかりだと言うのにすっかり忘れてたわー。
で、三角点からは樹林帯に突入。
樹林帯に入っちまえば日陰だぜ!うぇーーい!!
と、喜び勇んで飛び込んだ先は湿気ムンムンの無風地獄。
しかも先程までのカンカン照りが嘘のように雲が湧いてきて樹林帯の外はまさかのクラウディ状態。
なんという巡りの悪さ。。
樹林帯の息が詰まる湿気に生気を失いつつ、瀕死で折立まで戻ってきました。
登山口にある十三之塔には新しい花が添えられてます。
致死量の汗をかいてやっと登山口に到着。そしてまず最初に目に飛び込んでくるのがトイレの前に設置された甘い誘惑。えげつない演出だぜ。。
その誘惑にまんまとハマる。そりゃそうだよね。
自販機の前で5名ほどのパーティが「やった、缶コーヒーは冷えてる!」とか言っててビビりました。
喉カラカラの状態で缶コーヒーって選択肢はねえだろ~と、恐る恐るリアルゴールドを購入したけどキンキンでホッとしました。
臨時駐車場にも停められなかった車が路肩に並んでました。やっぱり折立、恐るべしです。
2泊3日の汗と頭の油を亀谷温泉で洗い流しました。
水場や沢で頭は何度も流してたけどそれでもシャンプーをした時の気持ち良さは山頂からの眺めの良さを越える。
なんのこっちゃ。
3日間の雲ノ平周回の旅、これにて完。
振り返って
精神の解放。ちょっと大げさな言い方で恥ずかしいのですが、登山する人にとっての山旅は、これを感じられるかどうかが最も大事なことだと思う。
どこまでも続く稜線、山頂からの眺め、山で食べるご飯の美味さ、星空のすばらしさ。
疲れたっ!暑ぢぃ!ばかり呟いてましたが、最後の秘境雲ノ平を2泊3日で歩き、この大山脈の自然にすっかり魅了された旅になった事は間違いありません。
登山する人と、登山しない人。
登山しない人にとって、黒部五郎岳は一生お目にかかれない山だと思う。登山する人にとってもなかなか登りに来る機会に恵まれないアクセス難の山です。今回は本当に来れて良かったし、3日間快晴に恵まれたのは本当にラッキーなことだと思う。感謝感謝です。
山の印象は登山の経験を重ねれば変わるし、季節が変わればまた変わります。
登山の経験が浅い頃は、植林された杉の中を歩くだけでも新鮮だったのにその内飽きてきて、更に経験を重ねると息苦しく感じ、今では窮屈にさえ感じます(あ、それは単純に太ったからだね!)
雲ノ平周回の旅は、圧倒的な自然と長大な稜線を歩く旅でした。
最終日にはそんな素晴らしい景色にもだいぶ見慣れてきて「今日が最後の縦走なんだからちゃんと見とかないとっ!」と、意識しないとただダラーと流すだけの登山になりがち。それぐらい疲れてしまい余裕がなかったけど、それを含めて夏アルプスならでは!だと思う。
3日間、充実したものでいっぱいになりました。全能感がありました。精神を解放できました。
登山の良さを一旦味わってしまったら、何度でも同じ思いをしたくなります。
どこまでも続く稜線、山頂からの眺め、歩いて来た道を振り返った時の充実感。
登山する人で良かったとしみじみ思いました。
では!
(最後まで読んでくれてありがとうございました)