【群馬】袈裟丸山(前編) ピンクリボン軍の逆襲と武人さんの凱旋登山

【群馬】袈裟丸山(前編) ピンクリボン軍の逆襲と武人さんの凱旋登山

日本人のプロサッカー選手第一号は奥寺康彦だと思ってたら違ったのね。

ちなみに小学生の頃、自分が通ってたサッカークラブに奥寺康彦が一度教えに来てくれたことがあって、もも毛の濃さだけが記憶に残りました。

 

まあそれはいいとして、プロ1号は奥寺康彦ではないんです。

 

答えは「佐田繁理(さだしげり)」という人。

 

香港リーグでプロ契約したという、まぎれもなく日本人プロサッカー選手第一号として、日本サッカー協会にも正式に認定されているんです。

 

この人、知らないよね。

でもみんなこの人のお兄さんのことは知ってるんです。

 

驚くなかれ。

さだまさしの弟です。

 

ぎょえーー!!って感じだよね。

あたしもびっくりこいたっす。

 

どうして才能がその一家にばかり集まるわけ?

もちろんすっごく努力したんだろうけど。

なんか不公平!!

 

はい、いつも通り無駄話が過ぎました。

 

今年2度目のアカヤシオの花見登山です。

やって来たのは袈裟丸山。

 

 

アカヤシオの時期にしか来たことのないこの山に、また同じタイミングで再訪問してきたよ。

 

そんなわけで今回はかなり端折りながら書くつもりだけど、当たり年の満開ということもあって、それなりに浮かれた登山となりました。

 

 

弥生~古墳時代が大好物なもんで、九州国立博物館の「はにわ展」に2回も行ってきてしまいました。

それで購入したのがコレ、挂甲の武人(けいこうのぶじん)のマスコット。

これいくらだったと思う?

1300円ぐらいだと思うよね。うんうん。

 

2600円だよ(鼻血)!!

 

いくら好きな物とは言え、やり過ぎたかな。

 

しかし、メルカリを見ると8000円で転売されてる(笑)。

転売ヤー、やり過ぎでしょ。

 

 

標準コースタイム

■2025年5月11日 ※カッコ内は標準コースタイム

折場登山口⇒(120分)⇒小丸山⇒(70分)⇒前袈裟丸山⇒(30分)⇒後袈裟丸山⇒(30分)⇒前袈裟丸山⇒(65分)⇒小丸山⇒(100分)⇒折場登山口

標準コースタイム:6時間55分
総距離 11.8キロ、累積上り 1,180m

袈裟丸山 アカヤシオ花見登山

折場登山口から登山開始

折場登山口は車が溢れかえってたので200〜300m手前のスペースに止めて歩いてきたよ。

 

この時期はさすがの人気っぷり。

朝のんびりやって来たってのもあるけど。

 

登山口前に車が止まってるのどうにかならないもんかな。

はい、ここから登山開始。

 

 

新緑もようやく芽吹いてきました。

待ちくたびれたよ。

 

ヤマツツジはまだまだつぼみ。

アカヤシオ→ミツバツツジ→レンゲツツジと、孤独なレースは続いてく〜

 

強風の予報だけど樹林帯は別世界。

登山を始める前は、「山というところは風が強い」という先入観があったけど、、それも間違ってはいないんだけど、実際には避難できるところってたくさんあるよね。

 

 

早速のアカヤシオ満開じゃーい!

と浮かれて何枚も撮ったけど、これはミツバツツジ。

ひとまず落ち着くんだ。

 

袈裟丸山は1,200m近いところから登山開始できるので、初っぱなから原生林の森でスタートできるというのが嬉しいポイント。

その分アクセスは大変なんだけどね。

林道が長いんじゃ。

 

少し歩くと、突然ですが景色が開けます。

山頂方面は残念だけど曇ってるのねん。

 

アカヤシオが咲く尾根のある方面は青空が広がる。

今日は山頂を目指す登山じゃなくてよくね?とよぎる。

でもここまでのアクセスが大変だったから勿体ないよなぁ…と考えてしまうのがハイカーの辛い性。

 

まるで阿蘇の野焼き後の風景をぐいぐい進む。

 

 

大空翼の出身はてっきり静岡だと思ってました。キャプテン翼の話ね。

サッカーと言えばそりゃ当然静岡です。

まさかの東京都葛飾区だなんて、あんまりだよ。

その後引っ越した南葛FCは静岡だけどね。葛飾区四つ木の公園や通りには翼くんの銅像が立ってるんだそうです。

 

思いっきり個人的な感想なのでご容赦いただきたいんですが

東京とか神奈川が聖地ってまったく、さっぱり、猛烈に盛り上がらないんだよね、と思うわけです。

聖地は地方にあるべきだよ。え?そこどこ?ってういうぐらいが萌えるわけよ。

知らんアニメだけど「ユーリ!!!on ICE」とかいうフィギュアアニメの聖地がまさかの温暖な九州の唐津っていうね。

唐津って・・なぜ?

福岡とか糸島とか佐賀市ではなく唐津。

 

いい。それだけでいいじゃないかぁぁあああ!!

 

だからさ、オリンピックにしても聖地にしても、もう東京を卒業しようよ。

首都も移転させちゃってさ。

個人的には石川県の金沢とか良いと思うんだけどね。

 

再び樹林帯へ。

ここから始まるアカヤシオロード。小丸山までが見どころなのだ。

袈裟丸山のピークは踏まずに、この尾根のピストンの良いとこ取りハイキングでも良いんだよなぁ(何度も思ってしまう)。

 

よく山で見かけるこの毛虫みたいなもの。

コレが何かって?

Googleが解決してくれる。

どれどれ。

 

コヤナギ、ネコヤナギ、カワヤナギ?

Googleも迷ってるみたいでおじゃる。

 

Googleって実のところ一発解決してくれたことってないかも。

 

とにかくなんとかヤナギということだけが分かったのでおーけ。

 

ここからアカヤシオワールド炸裂

まあそんなこんなで賽の河原方面へ。

ここからアカヤシオワールドに没入だ!

 

始まった。

このピンクを見て、最初に出てきたツツジがアカヤシオではなくミツバツツジだったことに気付く。

無駄に浮かれ過ぎてしまったな。

 

楽天イーグルスのチャンステーマを口ずさみつつ、なんかドラクエの戦闘シーンの曲っぽいなと思いながら進む。

楽天のチャンステーマって耳に残るんだよね。

 

我ながら素晴らしい1枚だと思う。

今日のカメラは富士フイルムX100V。

まだ買ったばかりで使いこなせてないからね、持ち出す機会を増やしてこのカメラの良いところをたくさん見つけなきゃ。

とにかく映りはグッドです。

ただシャープすぎるから、ふわふわな写真を撮りたい自分としてはいつも頭を悩ませてます。

 

 

そうそう、こんな物見櫓みたいなのあったな。

記憶をたどりながら進む。

 

 

勢いを増すアカヤシオ。

桜よりピンクが濃くて葉も無いし、淡いピンクの花びらがひらひらと舞いながら落ちてくる感じがたまらん。

 

賽の河原に到着。

 

 

すごく綺麗ですたい。

花を褒めている様で、半分はカメラを褒めている。

 

 

アカヤシオの時期って一瞬で終わってしまうからね。

来年も咲くとか思っちゃだめなのよ。

潰瘍性大腸炎を再発させた身としては来年も歩きに来れる保証なんてないんでね、丁寧に楽しみたいところ。

 

 

ススキノや飛田新地を超えるピンク街が群馬の山奥にはある。

 

 

ちなみに大阪出張の時に上司に飛田新地に連れて行かれたことがあるけど、現代の日本にこんな場所があるのかと、そりゃ心底驚いた。

上司が楽しそうにお店の奥に消えていくのを確認して、自分はたこ焼き屋で40分ほどひたすら待つというね、ボンビーらしく浮いた話は何一つない思い出です😂

 

 

見上げて鑑賞するアカヤシオは背景が青空というのが絶対条件なわけです。

前回の赤城の篭山は満開だったけど残念ながら曇っちゃったからね、日が陰っちゃうとこの淡い感じがが損なわれて魅力も半減しちゃうのよ。

 

この賽の河原から小丸山までは大したアップダウンもなく、ゆる〜く登っていく感じ。

なのでアカヤシオを見上げつつ、ながら登山ができちゃうのも袈裟丸山の神ってるポイント。

 

登山口の標高が高い恩恵で、たまに麓の方の景色が開けると、大して登ってもいないのにこの景色。

 

溢れ出るアカヤシオ

森の奥の方にアカヤシオの群生が見えるとついあっちへ行ってみたくなる。

まあ下山の時に体力が残ってたら立ち寄ってみよう。

 

勢いを増していくピンクリボン軍。

 

なんてやんちゃな軍団なんだ。

フレームに収まらないなんて、手に負えないじゃないか。

 

 

ハイカーはちらほらいるけど、駐車場の溢れかえった台数までいるとは思えないほど空いている。

九重の平治岳のミヤマキリシマ、高尾山の標柱の前、雄国沼のニッコウキスゲとか、これまで行列ができる光景は山ほど見てきたけど、これだけ素晴らしい山でこのハイカーの少なさは実にもったいない。

やはりアクセスが悪いというのが最大の理由なんだろうな。

 

アカヤシオの群生も一段落すると小丸山への傾斜も強まってあたしは一気にペースダウン。

 

そして小丸山に到着。

アカヤシオしか興味ないぜーと、ここで引き返すハイカーも多い。

そりゃそうだよね。

あえて袈裟丸山に登る意味ってあるんだろうか。

 

 

後半へ続きます

【群馬】袈裟丸山登山(後編) アカヤシオスプラッシュ!!山頂のシンボルツリーと挂甲の武人くん


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