雲ノ平周回 登山(折立) 黒部源流を巡る王道ルート 雲ノ平テント泊の旅1日目

雲ノ平周回 登山(折立) 黒部源流を巡る王道ルート 雲ノ平テント泊の旅1日目

さあ今年もやって来ました!夏アルプス!

今回は山の日企画。2泊3日のテント泊で雲ノ平(くものだいら)を周回してきました!

 

まず今回のスケジュールをざっと紹介すると、初日は折立(おりたて)から一気に雲ノ平まで2日目は水晶岳鷲羽岳(わしばだけ)に登り黒部五郎小舎へ3日目は黒部五郎岳と北ノ俣岳(きたのまただけ)を登って折立へ下山する猛暑に苦しむ長い長い絶景の旅です!

 

3泊4日なら今回の行程に薬師岳高天原温泉(たかまがはらおんせん)を追加したり、全体の行程にもっと余裕を持たせることができたのですが、まあサラリーマンなんでそんな長く休めないし、シャンプーできないのは2日が限界!という軟弱ぷにょぷにょブリで計画しました。

結果的に、3日間とも酷暑に見舞われ、日本最後の秘境「黒部源流域」をゾンビの様に徘徊し、ジミー大西ばりにえずきながらでも折立まで戻ってこれたんだから、大成功の旅と言って良いでしょう。

今回はそんな折立から雲ノ平までの1日目の記録です!

長い話になりますが、どうぞお付き合い下さい

m(_ _)m

 

 

雲ノ平登山のポイント

①雲ノ平へは折立からが最短。

②雲ノ平山荘までの道中に太郎平小屋、薬師沢小屋アリ。

③雲の平からは4座の日本百名山に囲まれた大パノラマ。

 

標高2,464m、日本百名山4座に囲まれた北アルプス最奥の秘境が雲ノ平です。

 

そんな雲ノ平へのアプローチは起点を新穂高温泉からにするか折立からにするかで悩むところですが、最短ルートは折立からです。

折立から太郎平小屋まで登ったと思いきや薬師沢の谷へ向けてガツンと下り、雲ノ平へ再び登り返すというシビれる行程ですが、新穂高温泉からだとどうしても1泊2日はかかってしまうのに対して、このルートならコースタイム10時間30分なのでぎりぎり1日で到着可能です

途中に太郎平小屋薬師沢小屋と有人小屋が2軒あって、水分と食料の補充が可能なのも安心材料です。

そして太郎平小屋から眺める薬師岳と雲ノ平方面の景色はほんっと綺麗で「来て良かった!」と感動すること間違いありません。

 

2年前から狙っていた今夏の目玉企画。

3日間で歩いた総距離は50キロ、累積標高差5,000mオーバー。その1日目の記録でございます〜

いざっ!

 

アクセス

折立 薬師岳登山口
・住所 富山県富山市有峰折立

有峰林道の利用時間はAM6時~PM8時。PM8時までに目的地に着いてることが条件となるため、亀谷連絡所のゲートを19:20までに通過することと定められてます。詳しくはありみねネットをご参照ください。

 

ルートとコースタイム

■2019年8月10日

折立⇒(180分)⇒五光岩ベンチ⇒(80分)⇒太郎平小屋⇒(80分)⇒左俣出合⇒(60分)⇒薬師沢小屋⇒(155分)⇒アラスカ庭園⇒(45分)⇒雲ノ平山荘⇒(30分)⇒雲ノ平キャンプ場

1日目の標準コースタイム:10時間30分

3日間合計
■活動距離:50.2キロ(1日目16.8キロ)
■単純標高差:1,624m
■累積標高上り: 5,250m

 

雲ノ平登山 本編

有峰林道で折立登山口へ

折立登山口へは有峰林道(ありみねりんどう)を利用しなくては辿り着けませんが、前段の説明の繰り返しになりますが、この林道は朝6時から20時までしか通行する事ができません。そのため朝6時前になるとこうやってゲートが開くのを待つ人たちでズラーっと行列ができます。

 

「初日は行程が長いっつーのに!少しでも早く行動開始しなくちゃいけないっつーのに!!」

と、ここで地団駄を踏んでコサックダンスをする大男を見た!という人がいればそいつは俺のことだよ!

 

やっと折立に着いてみると、臨時駐車場まで満車。恐るべし8月の3連休。覚悟しとくべし。

人気の薬師岳、黒部五郎岳、雲ノ平の起点になる折立なんだからそりゃ混雑するのは当然か。。

 

登山口前には綺麗なトイレが完備されてます。

前夜に足を5ヶ所も蚊に刺されて痒くてムズムズする中、出発の準備を整えます。

ちなみにムヒアルファEXと自作のハッカ油の虫除け、ポイズンリムーバーは必ず持ち歩くようにしてます。

折立登山口から大絶景の太郎平小屋へ

7:00

いよいよ出発。

長い3日間の旅、ずっと登りたいと思っていた念願の雲ノ平に向けてはじめの一歩。

「ヒャホー!行くぜー!」と内心パリピ状態。

 

そんな浮かれ気分でしたがいきなり登場するのが十三重之塔。

1963年1月、愛知大学の山岳部員13名が遭難死した慰霊の塔です。

 

さって楽しい旅にしようじゃないの。気を取り直して登り始めます。

登り始めから三角点というポイントまでは樹林帯が約4キロほど続きます。

急でしんどい登りで幕を開けるのでペースはゆっくり目でいきましょう。

 

早速、名物の「アラレちゃん」がでてきました。

スタートしたばかりだというのに、キーーーン!と飛ばせないぐらい汗まみれでグダグダです。

 

そろそろ森林限界を越えそうな雰囲気。黙々と登ってたので意外と早く感じられました。

有峰林道の開通がもう少し早かったら涼しい時間帯に登り始める事ができたんだけどね、、と誰しもが思ってる事でしょう。みんな同じ条件だと思って我慢するっきゃないですね。

中には前夜に折立キャンプ場で1泊して未明のうちから登る人もいるみたいだけど、それをやろうとしたら東京をお昼頃出ないといけないから私には実質不可能です。

 

三角点に着きました。

ここから太郎平小屋まで4.2キロもあるのか。。

この夏一番の猛暑が襲い、まぢで恐ろしい暑さです。しかも無風。

試しに聞いてみましょう。

「ヘイ Siri。雲ノ平まであと何キロ?」

「クモノヒラまでは1,159キロの様です」

・・・センキュー。

 

この岩場を越えたら景色がひらけて風が吹いてるといいのですが。。

 

はい〜願いが叶って見渡す限りの日向!見事に無風で完全試合達成。

日差しガンガン天日干し状態です。

死ぬっ!

 

トレイルはここら辺から木道になって歩き易くなるのはいいんだけど、こりゃたまらん。。

 

岡本太郎の太陽の塔みたいなのが出てきました。

下山の時にここまで戻ってきた!と希望の目印となるのでこれは覚えておきましょう。

 

背後には有峰湖(ありみねこ)も見えてきました。

もし恐竜が見つかればアッシー君ね。

発想が古くてごめんよ。

 

素晴らしい天気です。晴れ渡る空。そしてとめどなく流れる汗。

まさに夏アルプスだなぁと、この時はまだ体力があったので考え方が少しポジティブ。

この数時間後、トレランしてる人に風の様に抜かれ、単独行の女性に颯爽と抜かれ、爺さん婆さんたちとほぼ同じペースで喘ぐことになります。

 

森林限界を越えた緑の鮮明さ、そして薬師岳のスケール。なんつうダイナミックな世界。

まだ序盤だと言うのに感動しっ放し!

そして自分は半分感心し半分呆れる。

しかし、こんな見せつける様にそびえる薬師岳を今回は登らないなんて。。

 

眼下は谷になってて沢が流れてます。

薬師沢に注ぎ込む支流かな。

今すぐ飛び込みたい。

 

たまに日が陰ると、別世界!と思えるほど涼しい。

登ってる間はずっと日陰で山頂に着いたら晴れてくれるのが理想だけど、確かこの日で陰ったのはこの一瞬だけだったな。

無限の快晴フィーバー。

 

しかし、登り初めからここの景色は違う。

気持ち的に昂ってた訳ではないんだけど、他の北アルプスの山々より覚醒した様に色が鮮やかに見えます。

 

森林限界になるかならないかって辺りの標高を維持しながら、太郎平小屋へなだらか〜に登っていきます。

 

おーい、ここだー!

乗せて!

。。。

ヘリが遠ざかっていく。

暑ぢぃ

 

折立から太郎平小屋まではコースタイムで3時間、距離は7.3キロほど。

見晴らしの良い木道に変わってからが意外とアップダウンを繰り返して大変でした。

でもここを越えれば待望の小屋が見えてくるはず。

 

10時20分

太郎平小屋に到着です。

今回の旅では熱中症対策として、小屋に立ち寄ったら飲み物を購入することにします。

ここではペットボトルのアミノバイタル2000を購入。ペットボトルのジュース類はどれも400円でした。この先の山小屋は500円だったからなかなか親切な設定です。

 

2日後にまた太郎平小屋に戻ってきた時にカレー食おっと。

ここで薬師岳のテント場に向かう人たちは1日目の終わりがもう見えててすんげぇ羨ましく思えた!!

雲ノ平はまだまだ遠いから、ここで持参したおにぎりを食べてしっかり補給しておきます。

 

中部山岳国立公園と書かれた標柱には、よく見たら「太郎兵衛平」と記載されてます。

たろべえ?

えぇー!!「たろうだいら」ではなく「たろべえ」なん?

だから周りの登山客「たろべえたろべえ」って言ってたのか。。「はぁ?たろべーってなん?」って思ってたんだけどね。しこたま驚きました。

ってしかも実は最終日に知ったことなんだけどね。3日間ずっと「たろうだいら」って言ってました。

ちょー恥ずかしいわー。

 

それにしたって凄い景色です。

こんな風に見せつけられちゃ近く薬師岳に登りに来ない訳にはいきませんぜ。。

その時は五色ヶ原経由か、再び折立からかで悩むところだけどね。なんにしても日帰りではなく1泊2日で余裕のあるテントを楽しみたいです。

 

そしてこちらがこれから目指す山々。

真ん中の少し左寄りのギザギザしたピークが水晶岳

そして右寄り手前の台形になったところがこれから今日お目当の雲ノ平。

一旦、谷を下って登り返さなきゃいけないのがここから見てもよ〜く分かる。うぷっ。

 

こちらは北ノ俣岳。その奥に黒部五郎岳があって、3日目はあっちから戻ってきます。

 

太郎平小屋の裏にある水場はチップ制です。

売店でジュースを買ったからチップはいらないんじゃね?と脳裏をよぎったけど、チャリーンと10円玉を10枚投入して重りを減らしました。

ちなみに、ホースから水が出てなかったんだけど、他の方が小屋の人に言ってくれて、小屋のスタッフがすぐ直してくれました。

行水して薬師沢小屋へ

「ヘイ、Siri。雲ノ平への最短ルートを教えて」

「クモノヒラへの最短ルートをシラベマス」

まだクモノヒラって言ってるのね・・。

 

太郎平小屋から薬師沢までは4.7キロ下ります。まだまだ先は長い。

薬師沢から始まる急登が辛いとはよく聞きますが、初日の関門がまだまだ先に控えてるという恐怖。それにこの暑さ。もし辿り着けなかったら薬師沢の小屋に泊まるしかありませんね。

有人の小屋が多いというのが北アルプスが他の山より比較的安心に登れる最大の長所だと思う。

 

さぁ、雲ノ平が待ってるぜ!

しっかり休んだし行くよっ!

ここまでは休憩を挟んでもコースタイム通りです。テント泊装備(と言っても今回はツエルトにしたから激軽っ!)ということを考えればペースは悪くない。

 

黄色の花がアキノキリンソウ、赤い綿毛がチングルマ

チングルマは綿毛になってるものとまだ綺麗に花を咲かせてるものもあって見た目にも面白い。

 

最初はなだらかに、そしてずーっと下っていきます。

 

振り返れば太郎平小屋もみるみる遠くなっていく。

明後日また戻ってくるよん。

 

フゥ!何度繰り返したか知れない溜息を深くつく。少しザレた下り坂はそれなりに集中してるから呼吸が浅くなる。

顔を上げれば景色が良くてほんっと楽しいんだけどね、なかなかそんな余裕がない。

谷に向かって標高を下げていけば日影になるのかと期待してたんだけど、どこもかしこも日向。非情にもずーーっと日向。

さすがにゲンナリもしてくる。

 

正面に見える憧れだった雲ノ平の台地。

北アルプスの中心にあって、なぜあんなお立ち台みたいな場所ができたんだろう?

最後の秘境と言われるだけあって確かに未開拓感がでてます。

 

ニッコウキスゲがまだ咲いてました。というかまだ蕾もあったからこれからなのかな?

季節の巡りが他の山と違い過ぎてどうなってんだかよく分かりません。

 

さ、沢だ!!

いただきまーっす!!

 

ずぼーーーん。

気持ち良すぎて死んじゃう!

 

ここで多くの登山者が立ち止まって沢に手や足をつけて休憩してたけど頭から行ったのは自分ぐらいだったな。。大人気ないけど、本当なら泳ぎたいぐらいです。

2日間シャワー浴びられないから大胆にいきますぜっ。

 

行水して涼んで、豪速球で乾いた。。

沢からもまだまだなだらか〜に且つずーっと下ります。

太郎平小屋まで必死に稼いだ標高を潔く捨てていく。ポイポイポピー

 

サンシャイーーン!!イエーーイ!

再び沢が見えたよ!

1人で悲鳴と怒号と熱狂!

もう飛び跳ねて喜ぶ元気もなかったけど、良かれ悪しかれ感情的にならずにはいられない。

 

12:30

薬師沢小屋に到着。

ここまで太郎平小屋から約120分です。

よく頑張りました。

 

そしてコーラを購入。もちろん水も補充しておきます。

ここでも20分ほど休憩して、外ベンチが日向で暑かったけど持ってきたクレープをコーラと一緒に食べて糖質チャージ。

この先の試練に向けてゆっくり休んでおくことは超重要です。

 

あ、あ、あ。。

怖い!高いところダメだって言ってるでしょーがこの馬鹿ちんがっ!

踏み場がこんなスカスカだったら渡れませんよ!(T_T)

積雪期に重みでワイヤーが切れてしまうから?

高所恐怖症の自分にとって、この先の急登の他にもこんな試練が待ち受けていようとは思いもしなかったです。

チビりながら渡ったけどね。

 

薬師沢の清流。この沢沿いの道なき道を遡上していくと赤木岳から流れ出る支流と合流する赤木沢出合というとても綺麗な場所があるそうです。

と、テレビで見ました。体力の限界を迎えようとしてるので寄り道なんてしませんけどね。元気な方は是非どーぞ!

 

本日一番の試練 雲ノ平への急登にバテバテ

さあ、ここから始まるこの日最大の試練!!

3日間の全行程で1番の急登がここ!初日の終わりに試練が待っている事が、1日で雲ノ平までたどり着くことを難しくさせてます。

コースタイム以上にハードルは高い。

 

今いるここが薬師沢出合で、高天原温泉(たかまがはらおんせん)と雲ノ平への分岐点です。

この案内の下に書かれてるコメント「雲の平、急登ガンバレ!」で腹をくくります。

うぷっ。

 

頑張るよ!って気力はあるんだけど、もう疲れてるから少し上っただけで息が上がる。

後ろから追い上げる単独行の女性にどーぞどーぞと先を譲る。

この急登をご年配の方々だって登り切るんだから、ゆっくりでも歩いてりゃそのうち着くと思って頑張るしかない。

 

ハシゴって簡単に一気に標高を稼げるんだけど、頻繁にでてくると半端なく疲れる。

 

きっつー。

この時、雲ノ平に夢憧れてきた私の2年にも及ぶワクワクした気持ちは完全に蒸発。

写真を撮る余裕もない程ヘトヘト。

10分休憩にします。

 

顔を上げるのさえ億劫に感じる。足なんて上がりませんよ。

つーか、樹林帯なのに日当たり良すぎて首が日焼けして痛い。

 

カラマツソウ

 

急登が終わる時は決まって空が広くなる。

サイコーな景色が広がる、そんな予兆に満ちた青空にヘトヘトだけど期待が膨らむ。

少しだけど弱い風も加わってきました。

 

傾斜はだいぶ緩くなって、やっと息が整ってきました。

もう登らないで済むんだね、良かった!なんという安堵感。

そして、興奮を煽る様に周りの山々の景色が良くなっていきます。

北アルプスならではの素晴らしい展開を目にする瞬間はいつもニンマリしてしまう。

いよいよ雲の平へ

雲ノ平の密かな導入部、アラスカ庭園。まず雲ノ平に辿り着いた事を実感できるのがここ。

一度座ってしまうと立ち上がれなくなる程バテてたんだけど、この360度の大パノラマを写真に撮っておかないとね。

 

まずは薬師岳。しっかしカッコいい山です。

もうすっかり心を掴まれてしまったな。

 

でもね、もっと偉大な風格を漂わせる山がすぐそばに見えるんです。

 

それがコイツ!黒部五郎岳

うーん、参ったな。黒部五郎岳は歩くルートが限られてるしどこを起点にしても遠いから、今回のルートは黒部五郎岳を中心に考えたと言っても過言じゃない。

まさに北アルプスの最深部にあるから、典型的な山に登る人しか目に触れることができない山と言えるでしょう。

 

いよいよ雲の平の最深部へ。

 

奥日本庭園です。

あまりにクリアな空気感。音楽で言えばよく音が通るシンとした空気感です。

奥に赤茶けた山。初めて見る赤牛岳がカッコ良過ぎて鼻血噴出。

そっか、鼻血で茶色なのか。

 

雲に向かって延びる一本の木道。まさに雲ノ平。この木道を除けば手付かずの大自然が静かに広がってます。

これまでずっと無風だったのに気まぐれな風が涼しい。

夕方が近づいてきて1番過ごしやすい時間帯となりました。やはり雲ノ平を選んで正解だったと思えました。

 

目の前の水晶岳が雲の平の癒しの空間と対比する様に野性味を感じさせる。

 

雲ノ平山荘が見えてきました。

ここの景色は独特でうっとりしてしまうな。

まあくどい様ですが、ヘロヘロなんですけどね。。

 

振り返ると夏の雲が太郎平を覆う様にもくもくと湧いてきます。

 

テン場は水晶岳、三俣蓮華岳方面へ20分ほど歩いたところにあります。

 

16:10

まずは雲ノ平山荘でテント泊の受付を済ませときます。1人1,000円です。

小屋の中に入るとすれ違いが困難なほど、人でごった返してました。

秘境と聞いてたのに。。

 

テン場に向けて歩き始めたところでトレッキングポールを小屋に置き忘れてきたことに気付いて取りに戻りました。

ただでさえ疲れてるのに、休憩の度にトレッキングポールを置き忘れてしまう自分がつくづく嫌になる。

 

それも早くテン場に着きたいと気が急いでたからでしょう。

小屋から結構離れてるので、テント受付時に売店の用事も済ませときましょう。

 

テントを張り終わって、このコッフェルでたった一合だけですが初めてお米を炊いてみました。

でも見事に芯が残って激マズ。

翌朝、ラーメン雑炊にして食べたけど。。こういうのをぶっつけ本番でやっちゃいかんですな。

 

日没近くになると、あんなに猛暑だったのが信じられないほど一気に冷えてきました。

予報では明日と明後日も快晴。

最終日は少し風があるみたいなので涼しく登れることを期待してるけど、なんにしても明日は修行になりそうだな。。

とかなんとか考えながら、まだ明るい内に目を閉じたら一瞬で記憶が飛びました。

1日目おしまい。

 

振り返って

雲の平はまさに北アルプスのど真ん中に位置してます。360度、大きな山々に囲まれたそこはまさに深山幽谷な世界です。

これまで登ってきた他の北アルプスの山々はどこもかしこも素晴らしいのですが、振り返ってみると遠くに安曇野や大町市の市街地が見え、山頂との標高差を感じることができる一方で下界との近さも感じ、少し残念だったりします。

 

しかしここ雲の平は、日本百名山だけでも薬師岳、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳と4座が取り囲み、それ以外にも三俣蓮華岳、祖父岳、北ノ俣岳がそびえて下界と完全に隔絶されます。

更に遠望すれば槍ヶ岳、双六岳、笠ヶ岳、野口五郎岳、赤牛岳、立山とそのどれもが一級品の山々の眺め。そのとんでもなくダイナミックな世界は、恐らく日本一だと思います。

都心からだと折立までアクセスするだけでも一苦労ですが、ここにやって来る価値は間違いなくあります。

 

「日本最後の秘境」。そんな雲ノ平の代名詞に魅せられてノコノコやってきましたが、雲ノ平山荘は人でごった返してたし、テン場は空きサイトを探すのに一苦労する程の賑わい。結局、水場から一番離れたところでなんとか張ることができた、そんな有様です。

でも、本当に雲の平に来れて良かった。

山登りをしててここに来ることができるのは数少ない貴重な機会だと思います。

猛暑だったとは言えこんなド快晴に恵まれるとは。

くそ暑かったけど、ここには絶対に来る価値があると思います(笑)

ではでは

 

雲ノ平周回、2日目の水晶岳~鷲羽岳登山へ続く

 

もう歩けません!


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