突然ですが、アニメ「キャンディキャンディ」って再放送や本の出版もできない状態だってこと、ご存じですか?
原作者の水木杏子と、作画担当のいがらしゆみこが著作権を巡って法廷闘争となり、関係が断絶。
2001年以降、世の中からキャンディキャンディは姿を消し、いがらしゆみこ美術館にすらキャンディキャンディを置けないという事態。
グッズの販売が中止になるならまだしも、再放送すらできないなんてねぇ、そんなガッカリな状態なんだそうだ。
まあ、ここまで書いといてなんだけど、キャンディキャンディって見たことありません😂
だがしかし!
キャンディキャンディおじさんなら見たことがある!!表参道で!
でもね、そんなキャンディキャンディおじさんも2025年3月に召されてしまわれた。
これで本当に世の中から消えてしまったという、救いようのない話。
北斗の拳の原哲夫(作画)と武論尊(原作者)は関係良さそうなのにね。
こういう作者と原作者が違う体制というのは、デスノート、あしたのジョー、巨人の星とか、実は結構あるみたいです。
はい、無駄話でした。
では袈裟丸山の後編です。
後半は小丸山から袈裟丸山へと登り、下山で再びアカヤシオに溺れるというくだりです。
↓↓↓前編はこちらからご覧ください。
袈裟丸山登山 後編
熊笹に覆われたトレイル
小丸山の山頂から袈裟丸山がよーく見える。
前回来た時は前袈裟丸山から後袈裟丸山まで歩いて完全コンプリートしてるからね、今さら辛い思いして登る意味ってあるん?
毎度の自分のリトル本田がささやく。
アカヤシオの鑑賞だけで済ませば幸せなまま終われるのは分かっちゃいるけど…、
せっかく歩きに来たわけだから予定通り袈裟丸山までは行ってみるか。
小丸山まで稼いだ標高を今シーズンのホークスの順位ばりにガツンと下っていくと、前方左に黄色の避難小屋がでてくる。
毎度同じことを書いてるけど、トイレのない避難小屋の周辺を歩く時は人糞が落ちてないかが最大の注意点どえす。
そしてここから始まる袈裟丸山に向けた登り。
袈裟丸山は登り始めの標高が高いとは言え、累積で1,100mちかく登るわけです。
完全になめてかかってるのでここで泣きを見るんです。
もうずっと泣いてます😂
熊笹が生い茂って足元がよく見えないし、ぬかるんでるし、これまでの優しかった袈裟丸さんが突如牙むき出しなんだもん。もんもん。
でも頑張って稜線に出るとこの絶景。
伊勢崎、高崎の群馬市街地が丸見えなのだ。
高崎にある四方吉のカレーうどんが食べたい。
これがほんとに最後の登り。
山頂は目の前だ前田。
袈裟丸山の山頂
山頂に着いて、武人くんもご満悦なご様子。
この挂甲の武人が出土したのもここ群馬県というわけで、生まれ故郷に錦を飾ってやったぜぃ!
群馬のどこかと言うと、ホークスの周東と同じ太田市です。
全部で5体あるんだけど、群馬県で貯蔵されているのはたったの1体だけで、他は天理大学とか国立博物館、アメリカに散り散りとなっている。
古墳の世界ではよくある話だけど、大学という名の下、盗掘されてしまうという感じだったのではないかと勝手に推測してしまうわけです。。
伊都国の平原遺跡は大学関係者の盗掘を防ぐため、徹夜で泊まり込んで立ち入りを許さなかったそうだからね。
群馬県は実は多くの古墳、遺跡が見つかってて、実は「埴輪王国」と言われてる。
自分もこれまでもいくつか九州の装飾古墳を紹介してきたけど、いつか群馬の古墳も取り上げてみたいところだよ。
ぜんぜん閲覧されないけど(笑)
武尊山方面。
アップすれば分かるけど、今年はまだ残雪が目立つ。
日光白根山もまだまだ白いのね。
山頂のシンボルツリー。
ちなみに我が家のシンボルツリーは紅葉を植えてるんだけど、近所の爺さんがやって来て、
「こういうのは好き放題伸びるから早いうちに切っとかなきゃ後が大変になるんだよ」
と言って、勝手に剪定を始め、バッサリ短くされてしまった。
良かれと思ってやってくれたんだけどね😂
福岡の田舎だから、ズカズカと勝手に人の敷地に入ってくる、そんなところです。
下山開始
風が強くてガクガク震えながら下山開始します。
山頂の滞在時間は10分ほどだったかな。
登ってる時は周りのハイカーがレインウェアを着込む中、自分だけ半袖というゴリラっぷりだったけど、さすがに体が冷え切ってダウンを着込んで手袋までつけてる。
鼻水も止まりましぇん。
タカネザクラも咲いてたよ。まだつぼみも多かったからこれから見頃っぽい。
春の訪れが遅い北関東の山らしい光景。
袈裟丸山を下りきったら小丸山への登り返しでまたも号泣。
先日は金曜の夜にホークス戦をペイペイドームで観戦し、その翌日に筑後まて2軍戦を観戦しに行った。
そんな相変わらずのホークス狂いな生活を送ってるせいで大した登りでもないのにもうバテバテ。
ちなみに、2軍の山本恵大選手(育成9位)はバットに当たったときの音が違ったので成長しそうな予感。イチオシです!
ひときわ目立つ山は男体山。
初めて女峰山に登った時は男体山より良い山だなって思ったけど、やはり何度も登ってると男体山の方が好きになります。
ズドーンって一気に登っていく分かりやすさが気持ち良いんだよね。
再びのアカヤシオワールド
小丸山からは下り基調だけどほぼフラットな歩きやすいトレイルなので、鼻くそほじりながらでも歩けるよ。
アカヤシオスプラッシュ!!
アカヤシオなんぞには脇目も振らず鹿はひたすら食い続ける。
鳥とかもね、じーっと観察してるとひたすら食べ続けてるんだよね。
野生ってのは常に飢えとの戦いなんだろうな。
失語症にさせる桃源郷。
山登りしてて良かったと思う場面はたくさんあるんだけど、やはりこの時期のアカヤシオと紅葉を愛でる登山は格別だよね。
アカヤシオの魅力は淡いピンクなので、フワッフワッに撮るに限る。
今日のカメラのX100Vのレンズがシャープ過ぎるのか、X-T1とXF18-55レンズのゴールデンコンビでいとも簡単に表現できてたふんわり画像で撮るということが、使いこなせてないためにまだできない。
せっかくアカヤシオが満開の袈裟丸山に来たんでね、いろいろ試行錯誤しながら進むじぇい。
とは言え腹も減ってきたし、立ち止まってばかりもいられない。みんなに抜かれる…。
そうこうしてるとアカヤシオゾーンを抜けてしまった様だ。
これがきっと最後だと思われるアカヤシオを見つけ、武人くんと記念撮影。
この表情、たまらんっ!
花の時期はまだ始まったばかり。
これから夏にかけて最盛期を迎えるからね、まだまだカメラを試す機会はいくらでもある。
登山口までもう少しってところで派手にすっ転んだけど、なんとか無事に帰ってきたよ。
イテテ…
登山口には、どういうわけか紅葉した楓があったので新緑のツツジとコラボで撮影。
振り返って
東京から近いからアクセスが良いように思えるけど、意外と悪いのが袈裟丸山。
林道が長いのなんのって。
南アルプスの畑薙ダムへの林道に比べたらそりゃ屁でもない距離だけど、それでも長い。
だからそういう意味でも袈裟丸山に来れたことに感謝しながら大事にやっくり歩いたよ(言い訳)。
今日初めて登場した武人くんもめっちゃ可愛い。
今後、出演機会が増えるのは間違いないです。
先日、花巻出張のついでにわんこ蕎麦に挑戦してきたんだけど、たったの63杯でギブアップしたよ。
10杯でざるそば一盛りとのことなので、6人分。
まあ、こんなもんです。
人一倍大食いだと思ってたけど、ぜんぜん大したことなかった。つか、ただの欲張りだった(笑)
みんな同じ事言うけど、蕎麦は味わって食べたほうが絶対に良いです。
ではでは