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■公共交通機関でのアクセス

・JR中央本線 土合駅 → 駅を降りて右折し道路を15分ほど歩くとロープウエイ駅に着きます。

・JR線は都心からだと休日おでかけパスがお得です。青春18きっぷがあれば一番お得です。
・ロープウェイ駅からみなかみ駅行帰りのバスの最終は16:56。それ以降だと土合駅まで歩いて帰ります。
・バスの時刻詳細は⇒コチラ

 

 

これまで4回、谷川岳の山行を企画しましたが、雨だったり、メンバーが揃わなかったりして断念してきました。

改札を通ろうとして財布を忘れたことに気付き、あきらめたこともありました。。お恥ずかしいかぎりです。

こんなに企画が流れるなんて、噂通りまさに魔の山ですね。

そして今回、懲りずに5回目の山行を企画しました。

直前まで甲斐駒ケ岳に行く予定でしたが、雨の予報だったため断念。調べてみたら前橋以北は曇のち晴れだったため、急遽、谷川岳プランに切り替えました。

開山式の前日ということもあり、空いてることを期待し、

いざ、谷川岳上陸作戦、実行!!

谷川岳標高

トマの耳1,963m、オキの耳1,977m

<スケジュール>2015年7月4日
10:10土合駅→11:00西黒尾根登山口→12:40ラクダの背→14:00トマの耳(お昼)→14:40オキの耳→16:30ロープウェイ駅

 

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鈍行で土合駅を目指します。

自分の場合、上野で高崎線→高崎で水上行き上越線→水上で長岡行き上越線と、鈍行から鈍行へ乗り換えを繰り返し、ロマンを求めて日本一のもぐら駅、土合駅を目指します。

鈍行による3時間半の長旅です。。

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さあ、ロマンの終着駅に着きましたぜ。

無人駅と聞き、田舎によくある寂しい駅を想像し、旅の情緒を掻き立ててたのですが、まさかまさかの地元中学生の遠足とバッティング。

すげえ人。なんてこった。

外国人観光客も苦笑い。。

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人口密度は渋谷、品川と変わらないのではないでしょうか。

彼らの若く、遠慮のない元気な怒号がトンネル内をこだまし続けるため、私の期待していた情緒は吹き飛びました。

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彼らとは距離を置き、折角なので土合駅を見学します。改札までの標高差は70.7mもあります。

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ちょっと登り、振り返るとこんな感じ。この寂しい感じを期待してました。

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土合駅前で記念撮影をしようと思ってましたが、引率する先生方の指示の元、中学生達が集合写真の撮影会をしてたので断念しました。

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駅前の道路を右に曲がり、ロープウェイ駅を目指します。途中にあった慰霊碑。

2014年にも亡くなった方が2名いるらしく、これで谷川岳の遭難死亡者数は802名。ヒマラヤの8千メートル峰の山々で亡くなった人を全部足しても追いつかない、圧倒的な死亡者数は当然ギネスに認定されてます。魔の山と言われる所以です。

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翌日の開山式の準備がされてました。

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ロープウェイ駅前でBAILO社の最終販売セールが行われてました。今年で日本市場から撤退するそうです。

FIATのトラックが洒落てます。

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西黒尾根の登山口の少し手前から車両規制がされてました。ここから先は登山者しか通っとゃ行けねえよ〜。

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ちょっとだけカッコ良い登山口。

日本三大急登、西黒尾根。いざ、クライムオン❗️

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いきなり急登。短い距離で一気に標高を上げて行きます。

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今朝まで雨が降ってたため、泥はねがキツイ。樹木が登山道に張り出してるため、おしゃべりに夢中になってると頭打ちにあいます。

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登山道を邪魔する木を折り曲げて、みんなを登りやすくしてあげました✌️

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急登の角度的には奥多摩の鷹ノ巣山と同じぐらいだな〜、と登ってて思いました。

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山頂まで3時間か。

日本三大急登の中でも西黒尾根は一番ラクらしいです。ここ以上の急登は他にたくさんあります。長崎とか、横浜とか。

なので、ここまでは余裕です。

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曇ってはいるけど、ガスは思ってたよりだいぶ少なく、ところどころ開けた場では眺望を楽しめました。

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もうちょっとだけ樹林帯の登りを我慢すれば、、

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途中からこんな景色を見ながら登れます❗️

ここまで来れば登った甲斐あったって思うから❗️

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一ノ倉方面はまだだいぶ雪が残ってます。

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シソ?

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樹林帯を抜けるとこんな岩場の連続です。めちゃ楽しい。

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ラクダの背に着きました。

よくコルと名の付く地名がありますが、コルとは二つのピークの間の一番標高が低いところの事を言います。

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この稜線を行く。素晴らしい道にテンションが上がる❗️

日本三大急登の選定条件は、きっと急な登りということだけではなく、稜線の良さやそこからの眺望、岩場や鎖場の多さ等々、総合評価で決まったんでしょうね。

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巌剛新道との合流点。

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ニッコウキスゲ。これだけは知ってます。こないだの女峰山で覚えました。

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岩場の連続。雨で濡れてるからとにかく滑る。

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まだまだ先は長い。この急峻な岩場をよじ登っていきます。

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登り切ってから見えた全貌。雄大な稜線に釘付けになりました。

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ボルダリングにハマる同行者が楽しそうにスイスイ登っていきます。

自分は雨で滑る岩におっかなびっくりしながらついて行きます。

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さすが百名山。楽しい。標準タイムより一時間以上早いペースで来てしまいましたが、ゆっくり時間かけながら楽しみたい山です。

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西黒尾根名物の氷河によってツルツルに研磨された岩。

雨で殺人的に滑る

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もうロープウェイ駅よりだいぶ高いところまで登ってきた。

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ここまで来ると鎖場はなくなります。もうすぐロープウェイを使ってきた人達との合流ポイントです。

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右前方に山頂が見えました。トマの耳です。左には雪渓。

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雪渓からは冷気が立ち昇ってました。ここを渡ります。

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ちょっと山男的にカッコつけて雪渓の上で写真を撮ってもらいました。ぐしし。

雪渓の上は流石に冷えます。

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麓方面はこんな感じ。まだたっぷりある残雪も、7月中には全て溶けてしまうのでしょうね。

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谷川岳の標識はやっぱ洒落てんなー。こんなカッコ良い標識初めて見た。ここでロープウェイからの登山道と合流します。ぱっと見で、にわか登山客と分かる人達が増えます。

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最後の岩場、かな?

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トマの耳までのウイニングロード。

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左斜め後方の肩の小屋です。あとで手ぬぐい買いに寄ります。

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トマの耳の山頂です。オキの耳の方がちょっと標高が高いですが、そっちにはあとで行くとして、ここで飯にします。

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ふぉっふぉっふぉっ、久しぶりのいかめし。自分にとって懐かしの味です。

やっと飯の時間。岩場が滑るから慎重に時間かけて登って来たから空腹の限界だったわ。

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オキの耳方面はガスガスでがす。さて、食後の運動がてら行ってみますかね。

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トマの耳から約10分でオキの耳に到着。

ガスの影響もあって山頂は寒いです。

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鉄砲柱に見たててツッパリしてるところを撮ってもらった。

標識が小さいから全然伝わらない絵になってしまいましたね。塔ノ岳ではそれらしく撮れたのに。

寒いのでとっとと下山します。

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肩の小屋に向かう途中で腹痛が始まりました。。

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やっと着いた。脇腹が痛い。

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肩の小屋の中はこんな感じです。渋過ぎる手ぬぐいしかなくて買うのためらったけど、折角なのでここは一つ購入。500円です。

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小屋の裏から万太郎山への尾根道が伸びてました。ここにも今度来なきゃな。

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 下山開始。かろうじて雪に覆われてない階段。いよいよ本格的に脇腹が痛い。一歩一歩が脇腹に響き、力が入らないし集中できないから、濡れた木の階段に何度か滑りそうになる。

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山頂方面を振り返る。熊笹が茶畑の様だ。

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この先のロープウェイ駅までは小屋から約1時間です。

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脇腹の痛みが限界に近づいたのでしばし休憩。天狗の溜まり場を拝借させていただきました。痛みによる注意散漫で、がれ場で2回転びました。

 

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天狗の溜まり場から下を覗くと、山ガール達が一斉にこちらを振り返りました。どうやら天狗と勘違いしたっぽいです。

たくさんオナラしたら腹痛が和らいできました。天気もお腹もガスガスですね。

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これが冬の間はすっぽり雪に埋まってしまう小屋ですね。

ロープウェイの字体がレトロな感じで良いです。

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渋滞です。のんびり進んだおかけで腹痛が和らぎました。

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地図では小屋から1時間と書いてあったんだけど、もっと長く感じたな。

腹痛があったからかもですが、足の遅い人はいつもより急いだ方が良いかもしれません。

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ロープウェイ駅では靴を洗う人の水道待ちで30人ぐらいの列ができてました。ロープウェイ待ちの列かと思ってビックリしましたが、靴を洗わなければ待ち時間なしでロープウェイに乗れます。

自分たちはここで適当に洗うよりかは、家に帰ってからしっかり洗いたい派なのでとっととロープウェイに乗って下山しました。

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山頂はもうあんな遠いよ。最高でした、谷川岳。

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来るときに写真を撮れなかった土合駅です。もう帰路に着くだけなので、1時間ほど電車をのんびり待ちます。

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モグラ駅。あえて書きにくそうな形の板に書くのは、この形に特別な理由があるのだろうと思い、あれこれ考えましたが、さっぱり分かりませんでした。

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上り電車は地上のホームからだったので、驚きました。なぜ下りのホームだけ、わざわざあんな地下深くに作ったのか。。

 

 

  振り返ってみて   

日本三大急登の西黒尾根に登ってみたいと思い続け、やっと今回実現できました。最初に稜線から谷川岳の山容が見えた時の感動は説明できません。山容の良さ、開放的な登山道、岩場の楽しみは、自分のまだまだ少ない登山歴の中で恐縮ですが、トップ3に入るのではないでしょうか。

この日は人が少なく、ストレスを感じることなく登れました。

山頂間近で、ロープウェイを使って天神尾根から登ってきたハイキングおばちゃん達と合流し、一気に賑やかになります。そんなカオスな一面も楽しめたっす。

アクセス良いし、谷川岳にはまた来ると思います!では