御岳山に来ました。久しぶりの奥多摩です。
御岳山と言えば花の百名山で、レンゲショウマが有名です。
レンゲショウマの見頃は8月までなので今回の山行には少し遅かったです。残念。
ただ9月はシュウカイドウやフシグロセンノウなどの花がたくさん咲いてるので、花目当ての人の期待は裏切らないと思います。
それともう一つ、御岳山と言えばボルダリングが有名です。知り合いから川原に手頃な岩が転がってて泊りがけで攻めに行く、と聞いてたのでどんな山か気になってました。
御岳山標高:929m
<スケジュール>2015年9月6日
9:02 御嶽駅 → 9:25 ケーブルカー乗り場(滝本駅) → 9:30 → 9:40 御嶽駅 → 9:45 登山開始 → 10:05 御嶽神社 → 10:13 ロックガーデンへ移動 → 10:30 天狗岩 → 10:55 綾広の滝 → 12;50 日の出山山頂 → 昼食 → 13:05下山開始 → 14:00 つるつる温泉
では
御嶽駅。
「おんたけ」ではなく「みたけ」と読みます。
ちなみに山の表記になると「御嶽」ではなく「御岳」となるみたいです☝️
御岳山へはケーブルカーで登れます。
標高の低い山なのでケーブルカーを使わなくても簡単に登れますが、午後から雨予報のためこれで時間短縮します。
観光客と登山者の割合は半々ぐらいでした。雨予報なのに満員。天気良い日の人混みはすごいんだろうな。
今回が初めての御岳山。
まだ暑いし、参加するか悩んだけど、一人で登ってもつまらないので、今回は知り合いの企画に乗っかりました。
ケーブルカーを降りた時点で既に900mオーバー。山頂まではほぼ平坦な道を行くことになります。
こんな感じ。高尾山の1号路に似てる。
武蔵御嶽神社。
境内に向かって上がる。
強面の狛犬。後ろ足短すぎじゃね?と思ったのは自分だけでしょうか?
狛犬の裏の紅葉はきれいに色付いてました。
最初、この境内の裏に山頂へのトレイルがあるものと思ってましたが、どうやらここが山頂の様です。
子供と来るにはよいところです。
うーむ。。
ケーブルカーを降りて、靴紐結び直して気合い入れた分、拍子抜けだなぁ。しかも社奥は工事中。
登山にならないので、次なる目的地、ロックガーデンへ行ってみましょー。
悪魔の早弾きギタリストがいそうな名前だな。
フシグロセンノウ。 7月から10月にかけて咲く花みたいです。
天狗岩が見えました。ここからロックフェスの幕開けです。
天狗メタル。鼻を使ったスウィープピッキングが得意です。
もうわけ分かりませんね、失礼しました。
わんぱくな方はぜひ登ってみて下さい。
御岳山マイレージクラブとな。歩けば貯まるミタケマイルとあります。
奥多摩エリア全体でやるなら貯める楽しみあるけど、御岳山だけじゃ盛り上がらんよね。。
ここら辺から緑が綺麗なトレイルが続きます。
左手に沢が見えてきました。
苔むした感じがグッドです😎
ゴロゴロと巨大な岩が出てきて御岳山らしくなってきました。
このコースは東京都の名勝・奥御岳景園地として指定されてます。
似た様な写真ばかりですみません。正直、単調な道過ぎて話すネタが思いつきません。
綾広の滝に到着。
落差10m、滝壺の深さ1.2m、御嶽神社の禊(みそぎ)の神事が行われることから「修行みそぎの滝」と言われてるそうです。
自分の様な未熟者は滝に打たれた方が良いのかもしれません。
ただ、これぐらいの滝に打たれたって俺の中の毒は完全に消せやしないけどな❗
本日初めて一緒したメンバーの一人から、
「この角度からの滝、撮ったら?うん、撮った方が良いよ。待っててあげるからさ」
と言われ、なんかめんどくさかったけど、断ってシラけさせるのもなんだしって義理で撮った一枚。なんかな・・・。
めんどくさいと感じるあたり、やっぱり自分は修行が足りないみたいなんで、次来るときは滝に打たれたいと思います。
ここで御嶽神社方面に戻ります。
とても歩きやすく、家族ハイクに最適なコースでした。
長尾茶屋に着きました。
ヤマレコで見て知ってた、フクロウベンチです。目がまんまる過ぎて怖いです。
御岳山はムササビが有名で、たくさんぬいぐるみが売られてました。
日の出山に向けて移動。レトロな商店街を道なりに行けば日の出山への案内標識がたくさん出てくるので、迷うことはないと思います。
日の出山方面は右へ。
民家の間を縫って歩きます。
途中、茅葺き民家がありました。ここら辺は古民家が点在していて、街歩きだけを目的に来ても面白いと思います。
山頂方面へ左の石段を上がって行きます。
平坦な道と階段の繰り返し。
石段を登り切れば、
山頂です。日の出山、902mです。
山頂は広々としていて、多少人が多くても問題なさそうです。
この山の名の通り東側が開けてて、ご来光を見るには絶好のロケーション。東京側の眺望が良いことで有名ですが、今日はガスガスですね。
雨が心配なのでさっさとつるつる温泉に向かって下山開始。
下ってきた階段を振り返っての一枚。まるで丸太を積み上げたみたいだ。
つるつる温泉方面へはきちんと標識が出てるので迷いません。
ここもつるつる温泉。
どんだけ、つるつる温泉
顎掛岩。
顎が疲れたとこだったんでちょうどよかったっス。
説明書きを読むと、日本武尊も蝦夷征伐の帰りにこの岩に顎を掛けて休んだらしいです。
まったく、タケルったら。
下山は雨が降った直後なので半端なく滑ります。
一際目立つ色の虫が登山道を闊歩してた。
約1時間で下山終了。
カエルのモニュメントがナイスです。道なりまっすぐ行けばつるつる温泉。
つるつる温泉の前に武蔵五日市行きのこんなレトロな感じのバスがでてます。
何度も来てる奥多摩ですが、武蔵五日市の駅を利用するのは初めてです。
駅名のプレートは建て替え前の駅舎から受け継いだんですね。
軽く汗を流せて、見どころもいくつかあって、下山した後の温泉が待ってるこのコースはこれから山を始めたいと思ってる人にはうってつけだと思います。
子連れの家族登山にも最適ですね。
入門編の山は他には高尾山や筑波山や扇山なんかがありますが、それらの中でも一番優しいコースではないでしょうか。
是非参考にしてみてください。
ではでは