奥多摩が紅葉目当ての人で賑わってるって!

という噂を聞いて、やってきました鷹ノ巣山。

 

テレビでよく見る紅葉をライトアップしたりプロジェクションマッピングで派手に演出したりする、そんな作られた世界にはあまり興味のない自分は(たまに見に行くけどね)、自然の中にこそ本物の美しさがあるというのが持論です。

 

前回はガッスガスだった鷹ノ巣山。そんな状況下でも良い山だってことがよく分かったから、晴れたらきっと最高に気持ち良いはず!

それに紅葉狩りもあるときちゃあテンションあげあげですわ。

期待して行ってきました!

 

 

 

 

完全に終わってまひた。。

そりゃもう12月ですからね。

でもね、落葉の森を歩くのも好きです。遠くの景色がよく見えるし。

今回は水根沢ルートで六ツ石山に登って、石尾根で城山と水根沢山を経由しメインの鷹ノ巣山へ縦走します。下山は避難小屋に立ち寄ってから水根沢へ向かって沢沿いのルートを選択しました。

前回はど定番の日原から稲村岩ルートで登って、奥多摩駅へ下るルートを選択しましたが、断然今回のルートの方がおすすめです。

稲村岩ルートだと、急坂でひたすら樹林帯が続くため眺望が楽しめません。今回のルートは見晴らしが良い石尾根で登ることができるのが売りです。

トレイルの開放感、富士山や南アルプスの眺望の良さ、原生林の風景、沢の美しさ。そのどれもが前回を上回り素晴らしいルート選択だったなと自画自賛。都心近郊でこれだけ素晴らしいルートがあればそりゃ人気出るわなと、改めて奥多摩の魅力に気付くことができました。

気をつけなきゃいけないのは、意外とコースが長いから事前にタイムスケジュールをきちんと計算しておくこと。奥多摩だからダイジョーブと気軽に行くとすぐ真っ暗になってしまうのがこの時期の難しさ。下山してからヤマップを確認すると17キロも步いててびっくりしました。鴨沢ルートの雲取山とあまり変わりませんから、体力的にもちょっと大変です。自分はここ最近の運動不足がたたってゆっくり步いたけど結構疲れました。

それと、下山に使用した沢沿いのルートはよく整備はされてるんだけど、一歩踏み間違えたら谷底に真っ逆さまという恐ろしいルート。不安な方はピストンするか、榧ノ木ルート、または峰谷へ下山するルートを薦めます。

でもこの沢がすごく綺麗で良かったんだよなぁ。

 

上の写真が鷹ノ巣山です。標高は1,737m。

何とか名山ではありませんが、好きな山を5座選べと言われたら自分はこのルートの鷹ノ巣山を入れると思います。

奥多摩で1番のお気に入りの山への登山、始まりです。

 

いざっ

 

 

■アクセス方法

・車の場合、すぐ近くの「奥多摩水と緑のふれあい館」を目指してください こちら


 

 

 ■ルートとスケジュール

■2017年12月3日

7:30 水根駐車場出発 ⇒ 9:40 六ツ石山 ⇒ 10:30 城山 ⇒ 11:15 鷹ノ巣山(昼食)⇒ 12:20 避難小屋 ⇒ 15:10下山完了

活動時間:7時間45分

 

12/3 水根駐車場~六ツ石山~鷹ノ巣山~避難小屋~水根駐車場

活動距離:17.24km

高低差:1,214m
累積標高上り/下り:1,857m/1,861m
消費カロリー:3,899kcal(目安 身長180cm/73kg 男性)

 

 

登山開始

 

水根バス停前の無料駐車場にやってきました。さすがに登山適期が去り、快晴予報であるにもかかわらず空いてます。

 

駐車場のトイレは冬期使用禁止だったため、駐車場から坂道を上って駐在所横のトイレに行きます。この地図のとおりです。歩いて5分ぐらいです。

 

この駐在所の裏に回ると、

 

ありました。オアシス。

奥多摩湖畔だから観光客が来るんでしょう、かなり立派なトイレです。

 

再び駐車場へ戻ってきました。この写真の水根のバス停の後ろが無料駐車場です。ご覧の通りガラ空きです。

水根まで車でもバスでもアクセス良いし、トイレもあって便利だよという説明でした。

 

フェンス越しに猿達が群れをなして大声を発してました。あんなのと山で遭遇したくないなと軽く不安を感じながらのスタートです。

ちなみに奥多摩は走り屋が多く、来る途中シルビアに煽られました。バブル期に流行った懐かしのシルビアが見られるなんて(しかも紫)、貴重な国立公園です。

 

むかし道。。なるほどシルビアが走ってるわけだ。

六ツ石山登山口とむかし道の入り口は同じだから看板がしっかりしてて迷わないと思う。

 

牙が鋭いタヌキの前を通ります。

熊と見間違えたわ。

 

この標識を右に曲がってもうしばらく民家の間を抜けて行きます。

 

なだらかな坂を上り、いつの間にかこれだけ標高を上げてました。

こんな神秘的な奥多摩湖を見たのは初めてです。

 

もうちょっとだけ舗装路を歩きます。ここまで来たらトレイルまであと少し。

 

やっとトレイルに出ました。まずは杉林に突入し、すぐに出てくるのがこちら産土神社(うぶすなじんじゃ)。

これでうぶすなって読む。。説明書きを読んでみると、産土様は山の安全、土地の平和の神様で、林業・鉱山・農業で信仰を集めてきたそうです。山の安全を祈願して出発です。

 

等間隔でまっすぐ伸びる杉林。林業の方々がよく管理してるのが一目瞭然だなぁと感心しつつ、一刻も早く杉林は脱出したい。

 

写真だと伝わらないけど急坂が続きます。六ツ石山へのこの登りを奥多摩三大急登の1つと言う人もいたり、実ははっきり決まってないみたいです。

 

辛口で硬派な登りを前に石尾根をハイキングしに来た軟派な気持ちは吹き飛びました。

ただ、アルプスみたいに長く続くわけじゃないからここが踏ん張りどころだと思って頑張る。

 

この案内が出てきた辺りから待ちに待った原生林の森に変わります。

 

この時期の落葉樹の森は解放感バツグン。

 

振り返ると奥多摩の山々の眺めも良くなってきた。右が御前山かな。

 

ハブアブレイクというわけで、キットカット甘酒味。

うめぇっす!

 

ここからは本当に期待した通りの素晴らしいトレイルが始まる!

人気の山の真骨頂です。

 

思わず走り出したくなるトレイルがずーっと続く。

稲村岩から登った時はひたすら樹林帯の急坂で、立て続けに出てくるニセピークに嫌気がさし、自暴自棄になって酒を飲んでギャンブルに手を出し生活が荒れブタ箱に入りました。

最後の方は嘘ですが、断然こっちのルートの方がいいです。

 

富士山も見えた!

落葉の時期だからこその眺望。紅葉は見られなかったけどこの時期の良さはまさにこれです。

 

この開放的なトレイルにさっきまでの疲労感はどっかいきました。

まず最初のピーク、六ツ石山が近づいて来た。

 

スッゲェ標柱。東京は財政豊かなこと。。

ケチってしょぼい標柱にしたら何度も立て直してコストも時間もかかるだろうから、むしろ良い考えなのかもしれません。

先客は1人だけでした。登ってる時も2人としか会わなかったし、こっちのルートはあまり登られてないのかもしれませんね。

 

白いブラックサンダーで糖分を補給。体脂肪は有り余ってるから補給する理由はないんだけどね!

健康診断2週間前までは食べ続けるよ!

 

六ツ石山から鷹ノ巣山へは、石尾根を使います。石尾根は奥多摩駅から雲取山へずーっと続く開放感抜群のルート。

 

涸沢の頭。地図に記載のない小ピークを越えながら、城山、水根山を目指します。

 

石尾根は防火線のため両脇の木が少なく、スキー場の様な斜面を歩けるのが人気の理由。

 

小ピークの連続がボディブローみたいに効いてきた。こういうところに運動不足を感じる。。のんびり行くだけです。

城山はとっくに通りすぎてました。

 

水根山に到着。ここまで来れば残すはラスボス鷹ノ巣山のみ。

鷹ノ巣山まではここからコースタイム50分。で、ここから更に景色が良くなります。

 

ここの分岐は鷹ノ巣山方面へ。左に行くと榧ノ木山経由で奥多摩湖の倉戸口の熱海バス停に下るルートです。この榧ノ木ルートもかなり良いと評判なので、いつか登ってみたいと思ってます。

 

鷹ノ巣山見えました。水根山から50分というコースタイムはかなり甘めなのでのんびり景色を眺めながら贅沢に使ってください。

 

雲一つない!この景色は筆舌し難い!

樹林を抜け、すすきの向こうにたたずむ富士山。先日乾徳山から似た景色を見たばかりだけど、見飽きることはありませんね。

 

最後はなかなかの急坂。うぐっ。

 

もうちょい、もうちょい。

ちょいちょい。

 

標高1,736.6m、素晴らしい登りでした!

で、やっぱりここも東京らしい標柱。さすがっす。

鳳凰三山の薬師岳なんて標柱が根っこから折れてたから担いで撮影したっていうのに。。

 

覚えておけ!正真正銘のノンアルとはこのことだ!

。。。。。よし。

無駄に重い瓶ビールを持ってきた。たいした笑いは取れなかったけどこれで良し。

 

雲取山を眺めながらこどもビールで乾杯といきたかったけど、こっち側は風が強く、鹿の糞だらけの樹林帯でご飯食べました( ´ー`)

 

さて、下山します。避難小屋に寄り道しておやつ食べます。

マウンテンバイクを必死に押して上がる方々とすれ違い、子供ビールごときの重量でヒーヒー言ってた自分は完封負けの気分。

 

避難小屋方面に見える七ツ石山。その遥か彼方に見える白い頂きはたぶん北アルプス。もう方向感覚が壊れてるのでよく分からなかったけど、なんと右手に浅間山も見えました。奥多摩から浅間山が見えたのは初めてだったから興奮しました!

 

この山深さがたまりませんな。いかにもにっぽんの山って感じがする。

 

避難小屋に着きました。山頂から歩いて10分ぐらいでしょうか。

避難小屋の中は清潔が保たれてて、10人ぐらいは寝れるスペースがありました。トイレもあったし、ちょっと静かな山の夜を楽しみたいと思った時に利用するには良いとこです。

 

本日のスイーツは神保町駅前の亀澤堂のどら焼き。

さかいやスポーツに寄るついでに買った代物ですが、午後には売り切れてしまうらしいです。

うまかったです。どら焼きで味の違いが分かる人ってなかなかいないと思うけどね、俺も正直分かんなかった!(笑)。でも山でどら焼きサイコーです!

 

というわけで、巻道で六ツ石山方面へ移動です。

 

ほんと天気に恵まれました。

この巻道ルートも気持ち良いコースです。

 

梅の木でしょうか?

トンネルをくぐって行く感じがたまらん。

 

冬型の天気となり、太平洋側はこれから快晴フィバーが続きます。楽しみな季節の到来。

 

ここは水根バス停方面へ。

通行注意と書かれてます!

ここから先は奥多摩版下ノ廊下。

トレイルは明瞭で沢が綺麗なルートですが、谷沿いをずーっと歩きます。落ちたらたぶん死にます。

くどい様ですが、不安な方は倉戸山経由の熱海に下山する榧ノ木ルートか峰谷に下山するのを薦めます。

 

でもほんとこのルートを選んで良かったなっていう景色です。

 

足元はもふもふの落ち葉。

 

登りのルートに比べて比較的緩やかに下っていきます。

 

杉林でソロの方とすれ違っただけで、ほんと静かなルートです。谷底に落ちたらたぶん誰にも気付かれないと思うとそれがまた怖いわ。

 

下山してきました。ここからは舗装された林道歩きです。

 

紫のシルビアが走るむかし道休憩所方面へ。

 

猫ヘ告グ。。

大丈夫でしょうか

 

元の場所に戻ってきました。

元気な方はここからむかし道をつかって奥多摩駅に向けて歩くそうですが、ヤマレコにアップされてる方達は体力自慢が多いので参考にしないのが賢明です。

 

麓にわずかに残る紅葉を楽しみつつ、本日の登山終了です。

 

で、ここからが本番。ってもう終盤ですが、ここのわさびのしょうゆ漬けが期間限定でめちゃくちゃ美味かった!

最近のお土産で一番良かったと思う。ぜひぜひ、おススメです!買って!マジうまかったから!

ちなみにしょうゆ漬けは500円。どれも大体500円だったと思う。ワンコインってのが有り難いわ。

山城屋をご参照あれ こちら

 

奥多摩駅から徒歩7分。近い!

ちなみに数の子わさび漬けも美味かったぜ!

これ買いにまた奥多摩来たい。

 

 

振り返って

 

志村けん。

言わずと知れたザドリフターズのボケ役です。

子供の頃は8時だヨ!全員集合を見てテレビの前で「志村、後ろ!後ろ!」とはしゃいでたクチです。

その頃は知る由もなかったのですが、志村けんはアドリブっぽいことばかり言ってる様で、実は綿密な準備をすることで有名な方だと知りました。まったくだっふんだです。

 

快晴に恵まれることが最高の登山の必須条件だってことは当たり前の事ですが、これがなかなか難しいです。

1週間以上前から週間天気予報とにらめっこが始まり、やっぱり奥多摩じゃなくて北関東の雪山登山にしようか。いや、やっぱり今回は奥多摩っていう気分だからもう少し天気予報の様子を見るかと、毎日毎日天気に振り回されるのがいつもの自分のパターン。

だいたい2~3ヵ所行きたいところを予め決めといて、前日まで悩みに悩んで最終的に「えいやーーっ!!」と、気分は剣道みたいな変な掛け声のもと、精一杯の勇気と渾身の決断力で行き先を決めます。

優柔不断なんで。毎度こんな感じですが、おかげで大きな失敗はあまりないです(たぶん!)。

そう、準備が大事です。

 

 

 

「常に今日は明日の準備。今日やったことは必ず明日返ってくる」

と言ったのは志村けんではなく水谷豊ですが、大御所の方々のそんな姿勢になんとも感心させられますなー。しかし名言ですね、これ。

 

そっか、分かった。俺の優柔不断ぶりも言い方を変えればそれなりにカッコよいものになるぞ、と。

「迷ってたって、怒っちゃヤーヨ!」

・・・。

しかしやっぱり志村けんは偉大です。「だいじょうぶだぁ」は準備万端の裏付けだったんですね。

 

ではでは

 

あ、最後に、2月の北九州マラソン当選して絶賛ダイエット中です!

目標は5キロ減!今回は本気です!

じゃ!