陣馬山から高尾山まで日帰り登山してきました。
総距離は19.4kmです。
陣馬高原下⇒(4.4km)陣馬山⇒(5.7km)景信山⇒(1.2km)小仏峠⇒(0.9km)城山⇒(2.3km)高尾山⇒(4.9km)高尾山口
高尾は思いつきで来れる、大変身近な山です。
天気予報が強風だったため週末の登山は諦めてたのですが、今朝起きて部屋を掃除し、窓を開けてみたら予報に反して風もなく快晴!
よしゃっ。急いで床磨きと流し台の掃除を済ませて家を出たのが10時半頃。
時間的に山梨、丹沢、奥多摩方面はちょっと厳しいから、近場の陣馬~高尾の定番ルートをチョイス。
高尾だったら下山が夜になっても街灯もあって安心です。
高尾山には1度登ったことがありますが、陣馬山から縦走するのは今回が初めてです。
冒頭に書いた通り、意外と距離もあって侮れませんね。
写真は景信山からの景色です。こんな登山日和になるなら朝早くから企画してたのに、くそっ。
■公共交通機関でのアクセス方法
・JR中央線 高尾駅 → 高尾駅北口1番乗り場から西東京バスで陣馬高原下行乗車。約40分。
・高尾駅では間違って南口から出ない様、注意して下さい。乗り場は⇒コチラ
・下山後は京王線高尾山口駅から乗車。
■スケジュール
<2015年12月5日>
11:27 高尾駅 ⇒ 12:10 陣馬高原下 ⇒ 12:26 登山口着 ⇒ 12:55 陣馬山⇒ 13:26 明王峠 ⇒ 14:10 景信山 (昼食) ⇒ 14:30 移動開始 ⇒ 14:55 城山 ⇒ 15:30 高尾山 ⇒ 16:12 下山
高尾駅北口前です。北口というのがポイントです。南口と絶対に間違えないで下さい。
それにしたって雲一つない快晴だわ。
駅に到着したタイミングで西東京バス陣馬高原下行きがきました。
このバスに乗るのは生藤山以来です。もう昼の時間なので余裕で座れました。
陣馬高原下バス停に着きました。時間がないから早々に準備を済ませて出発。
登山口まできちんと標識がでてます。
バス停から陣馬山山頂までは4.4キロ。その半分以上が登山口までの林道歩き。きついぜ。
高尾に着くまでに真っ暗になってしまうかもしれないので、時間を少しでも稼ぐため軽く走りました。陣馬山登山口に約15分で到着。
登山口から山頂までは残りたったの1.9km。
林道は2.5kmもあったのか。。
登り始めはじめじめした日陰の中、沢沿いに登って行きます。
後ろから煽られてしまい、我ながらスマート且つエレガントに先を譲りました。
とにかく先は長いんで、トレイルになってからは飛ばさずペースキープです。
陣馬山山頂に向けてだいぶ日当たりが良くなってきました。
顔を上げて冬枯れした木々を見やりながら気持ちの良い山歩きを楽しむ。
つい先ほど前を譲った人がトレッキングポールに寄っ掛かってバテてたのでここで先に行かせてもらいました。一度抜かれた人を抜き返す事に少し気が引ける。
陣馬山気持ちいい〜
登りも超楽チンだし、こりゃ人気出るわけだわ。納得っす。
これこれ、陣馬と言えばこれですよ。
すたたたーっ、とやって来てモニュメントの撮影をする赤い服の男の子が可愛かったな。
山頂はこんな感じでだだっ広く、大人数でワイワイやるには最適なとこですね。
この山頂の広さが陣馬高原と呼ばれる由縁らしいです。
陣馬から景信山へは5.7km。
陣馬高原下バス停からだと景信山まで10.1kmもあるんですね。
少しだけ休んで景信山に向け移動開始。
富士山もよく見える。
秀麗富嶽に行かなくたって今日はここで十分満足です。
てんきとくらすの天気予報で今日の登山指数が「C」になってたのを鵜呑みにした自分が愚か者でしたな。
もっと早く来てればこんな慌ただしく出発しないで済んだのに。
景信山へはじわりと標高を下げます。
走ったらさぞ気持ち良いだろうなっていう稜線が続くので、ここら辺はついトレランしちゃいました。
40ℓザック背負って走ってる人、そうはいません。
明王峠でノミを使って丸太の椅子を制作してる方がいました。ボランティアなんだそうです。
木はそこら辺の倒木から調達し、重い道具は毎回背負って通い詰めてるそうです。
すごい。
ここにくるまでの中央線で山と高原地図のアプリをインストールして高尾の地図もダウンロードしておきましたが、至る所に地図が掲示されてて、一度も使うことなかったな。
さすが、ミシュラン3つ星の山です。
ちなみに高尾以外のミシュラン3ツ星の名所は、東京都庁、明治神宮、鎌倉の東慶寺、日光、そして富士山。あとはお決まりの法隆寺や金閣寺、熊野古道などなど。
結構多く選ばれてます。
さあ山頂です。
山頂の濃い青い空がたまりませんな。
景信山に到着。標高727m。
ここでも富士山バッチリ👍
ここが山頂だなんて信じ難い賑わい。
名物はなめこ汁。悩みましたが小腹が空いてたのでなめこうどん5百円にしました。
リーズナブルです。
なめこうどんと東京八王子の町並みとのコラボ。
体もあったまったので、小仏峠に向け移動。ここから小仏峠までは1.2km、高尾山までは4.4km。
相模湖が見える。夕方に近づいて少し霞んできたけど、これだけ見えれば大満足。
小仏峠に着いてまずはお地蔵さんのお出迎え。
この子達が小仏さんかな?
小仏峠から城山までは0.9km。目と鼻の先ですね。
小仏峠のたぬき。
タヌキがおとぼけ峠って感じで良い味だしてんな。
斜め右の城山・高尾方面へ。
いくつか巻き道がでてきますが、今日は全て登ります。
電波塔が目印の城山山頂。
ここも山頂らしからぬ雰囲気。お店とテーブルだらけです。
20人ぐらいで鍋やってる賑やかなグループの中に、偶然にも知り合いがいて、名前を呼ばれた時は驚いたな。
やっぱ高尾は身近な山なんだなーと実感。
城山と言えばこれですね。
思いのほか大きくてビックリ。
城山から高尾登山口まで6.2kmか。
ここまでも良く整備されたトレイルでしたが、城山から更に整備された道になります。
少し開けた場所に着きました。一丁平です。
トイレも完備されてます。
日が傾き郷愁を感じる秋らしい風景が広がる。
郷愁と言ったって実家は埋立地ですけどね・・。
一丁平から紅葉台までは千本桜とよばれる桜並木を楽しめるそうです。
すぐ近くの生藤山も桜が有名ですね。
紅葉台に着きました。一丁平からあっという間でした。
なるほどー。
なるほどなるほどー、これが紅葉台の。
んー、なるほどー。
特に感動もないまま紅葉台を後にし、地味にしんどい階段を登って、やっと高尾山に着きました。
すげ〜賑わいだ。。
人、人、人。
革ジャンやらハイヒールってのが高尾ならではです。
飛び交う言葉はハングル、中国語、英語にフランスっぽい外国語、そしてなぜか肩身の狭い日本語。
伸びる影で撮影してる自分を確認できます。
夕焼けになるまで待とうか悩みましたが、山頂の賑わいに耐えられなかったので下山します。
お決まりの稲荷山コース。
前回、高尾に登った時も稲荷山コースでした。下山ではたしか三号路を使ったと思います。
稲荷山コースは高尾の中では一番登山ぽさのあるトレイルです。
無事に下山。
途中でベビーカー押してる人がいたけど、いくらなんでも山頂までは無理だわ。
健康診断を控えてるので酒まんじゅうの誘惑に必死に耐えてうつむき加減で前を過ぎる。
アド街ック天国で高尾に温泉ができたこと知ってたけど、まさか駅構内にあるとはね、驚きました。
ちなみにその回のゲストは高尾出身のヒロミでした。
振り返って
コースタイム通りに行けば、高尾山に着く頃には夕焼けを迎えるタイミングだったので、高尾山からの下山では、街灯がある一号路でおりてこれたら良いなーと思ってました。
今回の縦走路から眺める富士の眺めが終始素晴らしく、陣馬〜景信山が良い印象で記憶に残る山行となりました。
高尾山から伸びる縦走路は陣馬山をはるかに超え、三頭山まで伸びてるそうです。
体力のある人なら全制覇も可能ではないでしょうか?自分は今日のコースで満腹ですけどね(≧∀≦)
高尾の山域はどこになるのかを調べたところ、ヤマケイでは奥多摩になってたのはそういう事みたいです。
ではでは