【山梨】大菩薩嶺 富士山とメリクリ~♪ 一年の締めくくりに場違いな冬靴で登るグルーヴ登山

【山梨】大菩薩嶺 富士山とメリクリ~♪ 一年の締めくくりに場違いな冬靴で登るグルーヴ登山

今年も一年、たくさん登った!

今回は一年の登り納めだから、気の利いたことでも書いて締めくくりたいと思ったのだけど、自分があれこれまとめ記事的なことを書くのは、柄ではないのだ。

よーし。再び原点に立ち返り、山の素晴らしさや登山の楽しさを爆裂させ、さらにお正月に向けて富士山をドカーンと載せた一本にしよう。

そんなわけで、過去何度も登ってきた大菩薩嶺に、一年の締めくくりにやって来た。

これまで何度も登ってるくせに、ルートを間違えて500m以上戻ったり、足に4箇所も靴ずれができて下山で泣きはらしたり。

そこに描かれているのは、ひたむきに山の神にもてあそばれる人間ドラマ。

 

結局、何が楽しくて登山やってんだ?といういつもの内容に落ち着くのも、実に自分らしいじゃないか。

んだんだ。

 

もうすぐ新年を迎えようとしているけれど、今後もぜひこうした「望まない形で試練になってしまう山の不思議。だけど充実」を伝えていきたいと思うショゾンさ。

 

人それぞれ山の好みは違うけど、山のスペックは山選びの重要なポイント。

でも、時にはスペックよりも大切なことがある。

今回は日本百名山なだけに山のスペックは申し分ないんだけど、それ以前にこの山は自分が登山にハマるきっかけをくれた山でもあるんだよね。

その時、あんまり良かったもんだから、2週連続で登りに来たら、一気に飽きた(笑)。

でも少し時間をあけると、不思議とまた登りたくなる。特に初めて登った時と同じ12月下旬になると、ふとこの山を思い出してしまう。

スペック云々ではなく、最初の頃に登った山って、山の楽しさや難しさ、山小屋の人と話したこととか、学ばせてもらったことがたくさんあって、それだけで特別なんだよねって話。

今になって再び登ってみれば、当時と違う視点で、新たな良さにも気付けると思う。

そうやって、どこに登るか選ぶのもいいもんだ。

 

そんな山で、なんで試練になるんだか…。

 

富士山が大きい!

大菩薩嶺は秀麗富嶽十二景の小金沢山のすぐ隣にある山なだけに、富士山の景色は申し分なし。

標高は2,057m、日本百名山。

 

ルートとコースタイム

■2022年12月25日 ※カッコ内は標準コースタイム

丸川峠駐車場⇒(15分)⇒仙石茶屋⇒(90分)⇒上日川峠(ロッヂ長兵衛)⇒(30分)⇒福ちゃん荘⇒(70分)⇒雷岩⇒(10分)⇒大菩薩嶺山頂⇒(45分)⇒大菩薩峠⇒(45分)⇒福ちゃん荘⇒(110分)⇒丸川峠駐車場

コースタイム:6時間55分(休憩含まず)

総距離 14.2キロ
累積標高上り 1,200m

大菩薩嶺登山 本編

丸川峠から登山開始

正面に見えるのが大菩薩嶺。

今日は丸川峠駐車場から、上日川峠を経由して、唐松尾根から登る予定。

この時期、林道は通行止めだからね、上日川峠までは上がれないんだよ。

それだけで軽く6キロ以上長く歩くことになる。覚悟しいや!

 

そんなわけで、裂石にある丸川峠駐車場。

上日川峠からラクラク登山がてきるというのに、物好きが多いのか意外と混んでる。

 

丸川峠駐車場からなら丸川峠経由で大菩薩嶺に登って、介山荘経由で帰ってくることもできる。

それだと健脚向けコースって言われてるけど、山歩きに慣れてる方にはちょうど良いぐらいのコースだと思うよ。

だけど、唐松尾根の景色が開けるルートが目当てなんでね、今日はまずはロッヂ長兵衛を目指すよ。

 

まずは、この冬季閉鎖のゲートで股を割いてスタート。

 

最初は林道歩き。たまに林道をショートカットするようにトレイルを歩いたりしながら進む。

雪なんてどこにもないのに、そろそろ冬靴に慣れとかなきゃと思って、一人だけロボットみたいな歩き方になってる。

アスファルトが痛い。

 

仙石茶屋が見えてきた。

 

その手前にいるのが、ボサッシー(勝手にそう呼んでいる)。

久しぶりの再開だ。

下山後に一緒に記念撮影といこう。

 

仙石茶屋は冬季休業中だけど、メニュー表は掲げられててほうとうが500円という衝撃プライス。

Googleの口コミを読むと、山の中だというのに山梨県内最安値だろう、というコメントもあった。

エブリデイロープライス!を謳ってちっとも安くないドラッグストアとか見習ってほしいわー。そもそも業界が違うけど。

 

カチコチ。

 

まだしばらく林道を進む。

林道しんどいから、やっぱり丸川峠経由で登るべきだったかなーと軽く後悔しつつも、しかし唐松尾根の展望は捨てがたいしなー、などと考えながら冬靴で歩く。

冬靴で来てる輩なんて、一人もいない。

 

上日川峠へ

ここからやっとトレイルへ。

 

ここまでずーっと日陰で辛かった。

あそこに行けば救われる。

 

トレランシューズで来てるハイカーもいる中、無駄に靴の中だけぽかぽか。

冬靴に足を慣らす?

いやいや、今更だけど慣らす場を間違えた。

だいたい冬靴は雪の上でしか使わないんだから、雪上を歩く感覚を思い出しながらやらなくてはいけない。

これなら近所の公園を冬靴で歩くのと大差ないではないか。

しかも、靴ずれ対策にバンソーコーを5枚以上貼ってきたというのに、歩きはじめて30分足らずで既に靴ずれが発生するというアカン事態。

何もかもがズレている。

くそっ。

 

いや、ちょっと待てよ。

音楽では微妙なズレがグルーヴを生むという。ホーンセクションのズレやパーカッションの微妙なズレから独特なリズムが生まれノリとなって一気に盛り上がる。

そうか…。

靴ズレもグルーヴなのかもしれない。

ジンジンと波状的に押し寄せる痛みが、うねりとなって爆発しグルーヴへと変わる。

そう思ったら靴ズレだって楽しめる気がする。

靴ズレはソウルだ。

 

ガーハッハッハ!

もう靴ズレ起きちまったわー!感じるぞ感じるぞ!足からじわじわ襲ってくるグルーヴを感じるぞ!

ガーハッハッハ(泣)

 

大菩薩って、ここまで人工的だったっけ?

何度も来てるとか言ったけど、自分の記憶もずいぶん怪しいもんだな。

 

そして林道に出る。ここは覚えてる。

男体山みたいだなって思ったところ。途中に林道を挟む山はなんら珍しくない。

それにしたって、トレイルに雪は皆無なのに、ここだけ雪とアイスでガチガチだから気を付けて歩かないと。

 

そして容赦のない無雪トレイルへ。

いつもの足に優しい山歩きというものは欠片もない。

冬靴のお陰で一人だけガンダムみたいな歩き方になっている。

 

ロッヂ長兵衛から福ちゃん荘へ

ロッヂ長兵衛に到着。

ここまで意外と長かったけど、靴ズレのことしか書けていないぞ。

 

あれ、林道は冬季通行止めになってるはずなのに車がたくさん止まってる。

どないなってまんねん。

 

 

出しっぱなしの水道では、もりもり氷ができている。

 

ふあっ!奥の方もたくさん車止まってる!

どないなってまんねん!!

 

まさか…。

勝沼側からなら、林道は通行止めになってなくて、上日川峠まで車で上がってこれたということか。

何度も来てるというのにぃ!くそっ!

無駄に靴ズレを作って、無駄に往復5キロ以上長く歩くことになるのねん。

うぐぐっ

 

上日川峠に車を止めて、元気いっぱいに歩き始めた夫婦がいたんだけど、一瞬で引き離され、視界から消えた。

もうグダグダです。

 

すぐ横には林道が続いてる。

 

ロッヂ長兵衛から福ちゃん荘までは歩きやすいトレイルというか、もはや林道みたいに整備されたところを歩いてきた。

 

福ちゃん荘も営業してるのね。

ほうとうの値段を見てたらおばあちゃんがでてきて、「予約制だから食べるときは下山する時間を事前におしえてね」と優しい口調で教えてくれた。

それだけで食べたくなっちゃったけど、今日はご飯もデザートもたくさん持ってきたから、今回はいいですとお断りしたよ。

売上に協力できずにスミマセン。

 

トイレもあったからちょっと立ち寄っておこう。

そういえばここにはテン場もあったはず。

上日川峠の駐車場からすぐだし、小屋の側だし、初めてテント泊登山を試してみようって人には最高の立地条件だね。

 

大菩薩嶺といえばあの稜線。

あの天国トレイルに、もうすぐ手が届くんだ。

それも唐松尾根のグッドな展望を楽しみながら上がれちゃうのねん♫と、浮かれてたら足元をすくわれた。

 

何も考えずに他のハイカーの後ろを付いて行ってしもた。。

この先、橋を渡って富士見山荘まで行ってようやく間違えに気付いた。

ここが唐松尾根ルートではないことを。ふっ。

 

唐松尾根で大菩薩嶺山頂へ

慌てて福ちゃん荘まで戻ってきた。

これでまた往復で1キロぐらい余計に歩いてしもた、と言いたいのをグッと堪える。

そう、これは試練ではない。グルーヴなんだ。

 

唐松尾根へはここを左なのね。

 

さあ、行きますか。

ああ、こんな感じだったなぁと、思い出しながら進む。

思い出したついでに、言わせてほしい。

コードレス掃除機になって、とてつもなく便利になった。

だけど、一つだけ不満がある。

 

布団圧縮袋を吸えないの、マジなんなの?

 

ダイソンでもアイリスでも使えないから、他のメーカーでもきっと吸えないんだよね。きっと。

ブラシとか細いノズルとか付属してるんだから、圧縮袋にも使えるアタッチメントぐらい付けてよ!!

設計者は男なのか?男でもいいんだけど、主婦に意見を聞いてほしいわ。

こっちゃ高い買い物してんだから。ダイソン買うときなんてポチッする指が震えたよ…ほんと。

ああ、家電メーカーの方々に届くか、この声。

ぜったい届かねぇーっす。

カインズで良さそうなアタッチメント売ってるの見つけたからもういいけどー。

 

稜線がみるみる近づいてくる。

圧縮袋のことなんて忘れさせてくれる清々しい景色の中にあっても、靴ズレの痛みは片時も忘れたことはない。

止まっててもじんじんすごいんだから、ほんと。

 

唐松尾根らしい明るい尾根道。

少しずつ雪も増えてきて、ようやく冬靴でいることに違和感も薄れてきた。

 

しかし、相変わらず周りのハイカーはライトな感じなシューズばかりで、自分がいかにも金に物を言わせて高い冬靴で張り切るおっさんにしか映らないだろう。

恥ずかしすぎるじゃないか。

 

唐松尾根らしいカラマツの森。

そろそろ景色が開ける5秒前。

 

ほーら、おしゃれ富士山カマーン!

 

最近、登山YouTuberがおしゃれなハイカーを見つけて取材していく動画を見たけど、知らないメーカーばかりだった。

ロウロウとか言ってたかな。あれいいね。

自分がもしインタビューを受けたら、

ええ、今日は上はユニクロ、下はワークマンで、サコッシュはカンカンとトントンですねと、オチの準備まで万端だ。

おしゃれインタビュー、いつでも出てこいやー!

 

すぐそこが稜線。

唐松尾根ってもっと長いと思ってたんだけど、あっという間に終わってしまう。

やはり自分の記憶は怪しい。

 

大菩薩嶺名物の(名物か?)コメツガがでてきた。

 

上司に八つ当たりされたって、機嫌が悪い女子社員から無視されたって、みんなに感謝しなきゃ。

自分一人で仕事なんて回らないんだから、感謝しなきゃ。

 

だけど不思議、ため息が出ちゃう。

 

でも感謝しなきゃ。

 

そんな感謝疲れを一気に吹き飛ばしてくれる景色だ。

 

ほんの一瞬、戦場から離れたおっさんが感傷に浸れる場所。

それが大ボサツ。

 

もうすぐ稜線だって言ってから、唐松尾根ばかり引っ張り過ぎじゃね?ってぐらい、代わり映えのしない写真をたくさん載せていて心苦しい。

稜線まで残り30m。

 

さあ稜線に着いた。極上の稜線歩きは楽しみに取っておいて、まずは山頂を踏みに行こう。

 

早すぎてもはや何をしてるのか不明。

 

とにかく大ボサツの山頂は名物のコメツガに覆われた眺望ゼロというのも見どころの一つ。

 

山梨発祥のシャトレーゼのバターどら焼きは大ボサツでは欠かせない。

そういえば今日はクリスマスだった。ケーキにすれば良かったと今ごろ気付いた。

クリスマス忘れてたとか、そんなもんさ。寂しいねぇ。

 

ともかく、山頂が樹林で囲われてるから、この時期お昼を食べるならここがベストなんだよね。

 

天国稜線歩き

食べ終わったら雷岩へ移動。

ここからメリークリスマスな絶景が広がる。

 

南アルプスとメリクリ~♪

この絶景を見ながら歩けるなんて最高のクリスマスなのだ。

さあ、サンタさんのご褒美タイムの始まりさ。

 

さあ参ろうぞ。

 

富士山ともメリクリ~♬

 

これが極上のメリクリ稜線。

だれでもよい、朕によだれ掛けもってきておくれ。

 

「なんちゃって雪山気分が味わえるねー」ときゃっきゃっ話す山ガール達とすれ違ったけど、もしかしてあちきの足元を見て笑ってるのかな?と被害妄想が働いてしまう。

もちろん、そんなんじゃないことは分かってますけどね。

 

再びメリクリ富士山。やはり大菩薩から眺める富士山は格別なのだ。

明日への活力が湧いてくる。

毎日ガッツリ残業してる自分の前で、女子社員の「明日テレワークしようかなぁ?でもやっぱり3連休にしたいから金曜にしよっと。あ、休暇って言っちゃいけないんだった」という会話が聞こえてきても、きっと頑張れる。

うちの会社にもイーロン・マスクみたいな経営者が必要なのかもしれないと、本気で思うよ。

 

つまらない考えは忘れよう。ごらん、空はこんなに青い。

疑いようのない青空の下、大菩薩の稜線が歩けるなんて幸せじゃないか。

 

ああ、もう思い残すことなんてない。溢れ出る感動。靴擦れさえなければどこまでも歩いて行きたい。

ありがとうボサツ。

 

なんの動物の足跡だろう。

うさぎではなさそう。

 

君のだったか。

だれが描いたか分からないこんな絵に癒やされるのも冬ならでは。

 

これは・・

ひどいじゃないか。

 

そして、これが今日イチの景色。

大菩薩峠へと稜線を歩いていく先に、ちょうど富士山がかぶって見えるという神角度。

リポビタンDとモンスターとユンケルが一気に効いてきたかのような覚醒感。

誰もがここで悲鳴に似た歓声をあげてしまうだろう。

 

ここは賽の河原。初めてやってきた時にスケートリンクみたいに分厚い氷の世界だったのを覚えてる。

今年は雪が覆ってて歩きやすい。

 

そういえば、こんな避難小屋もあったな。

入口の扉がないから寒い日は獣たちの憩いの場になっていそう。

 

親不知ノ頭に到着。

ピークというか、稜線上にあるちょっとした丘だね。

 

ちなみに、福岡市天神には「親不孝通り」というギョッとする有名な通りがある。

予備校が集まってて、浪人生がたくさん歩いているのがその名の由来。

あまりに名前が悪いということで、「親富孝通り」とちょっと漢字を変えたりした時期もあったけど(自分が知ってるのは「親富孝」の時代)、最近はまた「親不孝通り」に戻ったみたいだね。

ぜったいに「親不孝通り」の方がいいよ。変に気を遣って名前を変えるなんて、個人的にはナンセンスだと思うなり。

ちなみに天神と言えば、スピッツの「さわって・変わって」の冒頭の歌詞「天神駅の改札口で君のよれた笑顔〜♫」が思い浮かぶよね。

 

介山荘が近づいてきた。

楽しい稜線タイムも終わりだ。

 

振り返ると黒々とした雲が広がっててギョッとした。

疑いようのない青空だったのに。こんなことってあるのか。

 

介山荘は閉まってたよ。

 

テレホンカードが売ってる!!

在庫が余ったんだろうけど、なんか今年(2022年)テレホンカードの製造を終了したというニュースを見て、まだ製造してたことに驚いたよ。

イラン人の偽装テレカとか、懐かしいわー。

 

ラーメンとうどんは900円なのね。

乗ってる具材がほぼ同じやん。キツネが乗ってる分、うどんの方がお得かな。

 

かわいいボサツ君。

 

ボサツワールド。

 

介山荘前のトイレは使えるようにしてくれてるんだね。ありがたいこっちゃ(入って見てないけど)。

 

介山荘からゲッザーン

そんなトイレと介山荘の間から下山開始。

そして、下山中に新たな靴ズレを作ることになる。

計4箇所。

靴合ってないんかな…。

 

間一髪だった。

今日は神様にイケずされなくて済んだ。

 

これまでアホ面しちゃうぐらい感動的な山歩きだったのに対して、介山荘から福ちゃん荘までは、突然つまらないルートになってしまう。

唯一、ここだけが残念なんだよね。

介山荘の小屋までは軽自動車で上がれる様になってるから、まあ、仕方ないんだけど。

 

富士見山荘まで下りてきた。

上りのときにここまで間違えて来て、福ちゃん荘に引き返したところ。

このミスで心に大きな傷を負ったのだよ…。

 

というわけで、福ちゃん荘に到着。

今更ながら、おほうとうを予約しておけば良かったと軽く後悔。せっかくだからね。

 

あとは来たルートを戻るだけだから目新しいものはないはずなんたけど、、こんなのあったっけ?

もしかして、

いけんじゃね?

 

うっほほーーい!!

最高だぜ~ぃ!

体重80kgでも余裕だったYo!

 

最後はボサッシーと記念撮影。

 

やっとゴールだ。

靴ズレ防止で、予めバンソーコー5枚以上張って備えていたというのに。。

これだから冬は嫌いなんだ‥ブツブツ。。と、泣きながら帰ったよ。

 

振り返って

突然ですが、

貧乏ゆすりをする人が嫌いだよ。

いきなり、登山の振り返りではない話でかたじけないのですが…。

 

電車で隣りに座って貧乏ゆすりを始める男、打ち合わせ中音を立てて貧乏ゆすりするおっさん。

その揺れ、犯罪です。

もともと、自分も貧乏ゆすりをするタイプだったんだけどねー。

だけど、人の振り見て我が振り直せってやつで、徹底的に直した。特に方法はない。めちゃくちゃ意識して。

「貧乏ゆすりしないぞしないぞしないぞボンビーしないぞしないぞしないぞしないぞボンビーボンビーしないボンビーゆすりしないぞしないぞしないぞボンビーしないぞしないぞしないぞしないぞボンビーボンビーしないぞしねぇったらしねぇ。ぜったいにしない。したら罰金。しないぞしないぞボンビーしないぞ」

と常に意識した。それが高校生の時。

もういい年になったけど、振り返ってみれば、やはり10代後半の時に身についた習慣というのは、すごく大事だと思う。

バイトして接客を学んだり、後輩に仕事を教えたり、日雇いでクタクタになっても8千円しか稼げなかったり。ぜんぶいい経験だったよ。

 

登山を始めた頃に登った、大菩薩嶺や奥多摩、日光や、福岡の山々はやはり特別なんだな。

冒頭に、最初の頃に登った山は、山のことを学ばせてもらった場所だから特別って書いたけど、杉林に覆われていようがガスっていようが良かったもんね。

やっぱ大ボサツは特別楽しかったよ。

 

さてさて、既に2023年に突入してるけど、2022年の山行記録は以上だよ。書いてない登山もあるんだけど、それはまた今度の機会にでも。

まとめ記事は書かずに、自分の足で歩いてきた山行記録を書きなぐるというスタイルを貫いた一年だったけど、2023年はそろそろ岩稜登山特集のアルプス版も書こうかなと思ってる次第でゴザル。

 

こんな気分屋で、女性社員に気を遣ってばかりで、人の貧乏ゆすりが嫌いなおっさんの書くブログを読んでくれて有難うございます。

今年もどうぞよろぴく、ぴくぴく、ぴこぴこ。

 


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