雪山入門の山として紹介されることの多い安達太良山(あだたらやま)に登ってきましたー。

日本百名山、花の百名山、新日本百名山の標高1,700mのお山です。

 

とても登りやすい山でした。コースタイムは短め。しかも最初はリフトも使えて便利だし、雪山入門で取り上げられることが多い山だけあって、天候が良くトレースさえあれば多くの人が楽しめる山だと思いました。

そう、大事なのは天気。ここら辺の山は特に風が強いと聞くので、そこは事前によくチェックしておくことをおすすめします。

この日は風はなかったんだけど午後からは雪予報。下界では雨。ムムムっ。なるべく早く下山してこよう!って感じで登ってきました。

安達太良山の別名は岳山(だけやま)というらしいです。面白い!同じ意味の漢字を並べるなんて斬新すぎて違和感!けどいい!

海に例えたら湾海(わんかい)みたいなものかな!?

それともサラダ菜的な感じかな?(ちょっと違うか)。

 

しかし、なるほど!!とピンときた。

安達太良山の麓に岳温泉(だけおんせん)がありますよね。

きっと大きな山の麓にある温泉だから岳温泉という名がつき(たぶん!)、今度は岳温泉を麓に抱く山ということで岳山という別名がついたんだ!

きっとそうだ、逆転現象が起きたんだ、と自分は推理しました!

(見た目は親父、頭脳は若年性、名探偵✖️✖️ン!!)

 

まあ、本来の安達太良山という名前もずいぶん変わった名前です。その由来には諸説あって「安達郡の最高峰、すなわち安達太郎から付いた(一番背が高いのが長男だから太郎)」だったりと、まあいろいろ。はっきりとは分からないみたいです。

謎解きはもうよいとして、この山の見所は山頂の乳首、沼ノ平、それと薬師岳にある「この上の空がほんとの空」の標柱から見上げる空のズバリ3点でしょう。

後ほど詳しく書きますが、今回は沼ノ平には寄らずピストンで下山してきました。やり残しがあるからまた今度来るよ!秋かな!

いざっ

 

 

 

アクセス方法

・あだたら高原スキー場へのアクセスは、こちら

■ルート

 

■全行程スケジュール 

2017年3月26日

8:40 リフト乗車 ⇒ 9:00 リフトトップ~登山開始 ⇒ 9:33 薬師岳山頂 ⇒ 10:35 安達太良山山頂 ⇒ 10:45 下山開始 ⇒ 途中15分お昼休憩 ⇒ 11:50 薬師岳 ⇒ 12:30 下山終了

 

 

登山開始

 

 

朝、7時40分頃にあだたら高原スキー場に着いて準備を始めてると、地元の名物おじさんぽい方がやって来てタバコ吸いながらニヤニヤと「この青いスポーツカーの運転手、骨折したからしばらくここに停めっぱなし。くっくっくっ」と笑いながら話しかけてきました。

話題に飢えてる様子でしたがちょっと面倒だったので「そうならない様に気をつけます~」と軽く流しておきました。

 

時刻は朝8時。よっしゃ、登るよー!まずはゲレンデトップまでえっさほいさっと。

この時はまだ青空が垣間見え、曇りの予報を裏切って晴れんじゃね?的な好転を期待させる天気。

そんな気合いが高ぶってきた自分を同行者が呼び止める。

 

「あと30分でリフトの運転始まるよ」

。。。

 

「たぶんみんなリフト使って登るんだよ」

。。。

 

「30分だったらリフトの方が早く着くよ」

。。。

 

。。

 

「御意!!」

 

「左ななめ30度、旋回!!!」

敵は本能寺にあり!!ばりの掛け声でリフトを一番手で目指しました。

 

わざわざ東北まで歩きにやって来て文明の利器を使う。リッチなのか本末転倒なのか分かりませんが、雪山登山でリフトを使うのは常套手段です。

タイミングさえ良ければ使うべし!です。

(標高差はわずか200mほどしか稼げないからリフト使わない人もいます)

 

2本のリフトを乗り継いでゲレンデトップに着きました。

川場やグランデコではリフトを降りる時にスピードを緩めてくれるけど、ここは容赦ない。

降りてからも速度を落とさず迫りくるリフトを全速力でかわせ!

俺は出足が悪く2回とも膝裏をリフトで強打したぜ!気を抜くな!!

 

さあ、準備を整えたら出発です。

青空が見えてるうちに急ぐよっ!

踏み跡に沿って左に折れ、ぐいぐい登っていきます。

 

樹林帯に突入して振り返ると遠くに海岸線が見えた。

晴れてたらきっと青い海が見えて最高の景色だったに違いありません。

 

この時、次回は海が見える山に登りたいなぁ~と漠然と思いました。

 

黒い山肌が特徴的な鉄山(てつざん)が右手に見えてきました。

ヤマレコを見てると安達太良山に登って、くろがね小屋方面に下山する際、ついでに寄られることの多い山の様です。

でもヤマレコにアップする人って1day八ヶ岳全山縦走とか(オエ~)、東北の雪山で雪道掘って一泊するのが趣味な変人鉄人がいるから、参考にし過ぎると痛い目あうので気をつけましょう。

 

途中、安達太良山の山頂に向かって伸びるトレースと薬師岳へのトレースに分かれてる所がありました。どっちに進めば良いか迷いそうな所ですが、地図通りに進みましょう!薬師岳へ!

雪山だとたまに信じられない直登ルートで踏み跡がついてることがありますが、惑わされない様に!

他人のトレースが嫌い、誰も歩いたことのないバリエーションルートを歩きたい、そんな酔狂な人が意外と多いのも事実。信じられへん。

 

薬師岳に着きました。

好転を期待した我々の希望は儚くも裏切られる結果となりました。

パーフェクト曇天。

 

でも諦めませんよ。。

 

晴れたまえー、太陽ナンマンダブー

アマテラスなんとかの神よーアーメン

神頼みです。

 

山頂で晴れることを期待して鐘を20発ぐらい鳴らしておきました。もはや騒音です。

 

で、薬師岳にあるのがこの有名な「この上の空がほんとの空です」の標柱。

安達太良登山ではぜひ抑えておきたい名所の1つ。

ザ・パーフェクト曇天。

 

おお、ちょっと太陽出てきた!

少しだけ祈りは神に通じた瞬間。

 

うーん、それでもすっきりしない天気だけどね。

 

ちょうど良いサイズのつらら見っけ。

ちょうど良いってのは、

 

 

鼻の穴サイズってことだ!!

 

「スーパーかんじきがない!!!

ザックにくくりつけてたスーパーかんじき、どっかで落とした!!たぶんリフトで!!」

同行者が涙目で訴えてきた (かなり盛ってます)。

実際にはないならないでもういいや〜って感じでこっちが拍子抜けするぐらいの諦めモード。

 

まっ、見つかればラッキーだから下山はくろがね小屋経由じゃなくてピストンで戻ろうよって話になりました。

 

ただ雪予報だから埋まったら絶対に見つからないし、少し急ぎます。

 

 

若干ペースを上げて登り始めると大所帯の団体がやってきました。

圧倒的な数の差に負けてトレイルを譲りましたが、ハナっから先頭で率いてる人がどけどけー的な感じで下りてくるから、ひえーと横に逃げた感じ。トレースを外すと多少なりともズボっとなるわけで、やはりせめてありがとうぐらいの一言は欲しいと感じました。

反面教師にしようと思った次第です。

 

帰って、以前ブックオフで買った山と渓谷を読んでたら登山歴3〜5年ぐらいの人が抱える悩みが取り上げられてました。

あ、ここから脱線します。

 

ちょうど自分と条件が一致するから興味深く読んでると、まず計画の立て方で悩む人が多いみたい。うん、分かる分かる。

自分の場合欲張りだからルートよりむしろ下山後の温泉とか、地方ならではの名所やB級グルメを探すのに時間かかるわ。

 

 

次の悩みはギアの選び方だそうです。あーー激しく同意!

自分は今一番欲しいのはヘルメット。

頭デカ族の自分からしてみれば、頭が入るヘルメットが見つかりさえすればラッキーですね。欲しい!頭が入るヘルメット欲しい!!

さかいやスポーツに行って、入るメットないですか?なんて恥ずかしくて聞けない!!

 

次に着こなしだそうです(お好みでどーぞーって感じです)。

自分は夏はランニングする格好で困りません。

雪山だとベースレイヤー、フリース、シェル。下半身はタイツとオールシーズン使えるソフトシェル素材の長ズボン。厳冬期だとベースレイヤーは2枚着込んで、下半身は上から雨合羽をはく。タイツはブレスサーモのヘビーにします。これでオーケー。

手袋は薄手の物の上に冬用グローブ、厳冬期だとその上にオーバーグローブ。これがベストだとは思わないけど、今のところ困ったことはありません。

次はね〜・・・と、この悩み相談は長くなりそうだから後ほどゆっくり書きますね。

 

話は戻って、前日に登った西吾妻山とすぐ隣の山塊なのに全然雪質が違うのは安達太良がより太平洋側に位置するからだろうか。安達太良の方が水分を多く含む雪でべちゃっとして重い。

 

右に折れたらくろがね小屋や鉄山方面。まっすぐ登れば山頂。山頂はすぐそこです。

雪は降ってないけど、あたりはすっかりガスの中。風は弱いしこのガスは今日はもう晴れないだろうなぁ。

 

山頂に着きました。なんかあっという間。

つか山頂標識あるけど、ここよりまだ高いところがすぐ後ろにあるじゃん。

 

あ、これね。これが乳首ね!

これを登ったところが本当の山頂なんだろうなぁ〜と半信半疑で登って行くと、

 

ありましたーー!!

危うく見落とすところでした。

 

ウォーレンクロマティ。

 

さっ、ガスって何も見えないしスーパーかんじき探さなきゃ!長居は無用です。

 

途中で軽くご飯食べてコーヒー飲んでもコースタイム短いからあっという間に薬師岳が見えるところまで下りてきました。

ここまでくるとガスの中から脱出。

 

振り返れば山頂方面は相変わらずガスの中。

まあこんな日もあるさ。こんな日がほとんどさ。

 

天気が安定した日を狙ってまた来るよー

ほんとの空のバカヤロー

 

すごい、山肌がばっくり割れてます。沼ノ平の一角だろうか?

 

アップ。

近くで見たらすごく壮観なんだろうな。

こんな景色が見られるなんて火山が多い日本ならでは。今回は沼ノ平を回れなかったから秋の紅葉シーズンを狙ってまた来たいなぁ。

 

下山は尻セードを交えながら一気にゲレンデへ。

 

ゲレンデについてもしばらくは尻セードで時間短縮。

東京方面からのスキー、ボード客は最新設備が揃ったグランデコに流れるのでしょう。ここのゲレンデは越谷市の子供達が自然教室の一環でやって来てたり、地元の人がのんびり楽しんでる感じで人も少ないから、堂々と尻セードできます!!

 

スーパーかんじきが届いてるって!!

リフトトップにいた係員の方に拾得物として届いてると聞き喜び勇んでパトロールセンターまで下ってきました。

ゲレンデを下ってる途中、無線で事情を聞いたであろう別の係員の方がわざわざ登ってきて

「スーパーかんじき落とした人?パトロールセンターで預かってるからね」と伝えにきてくれました。

 

なにこれ。ほんと地方のゲレンデって人が暖かい。

 

本来行きたかったルートは回れなかったけど、この出来事だけでも安達太良山に来て良かったと思えたな。

 

で、これが同行者のスーパーかんじき。無事戻ってきました。

同行者からあまり良い評判を聞かないスーパーかんじきだけど、無事に戻ってきたってことは縁があるってこと。大事にしなきゃねぇ( ̄▽ ̄;)

 

 

安達太良山周辺のスポット ソースカツ丼成駒へ

 

会津若松名物、ソースカツ丼を食べに成駒にやってきました!!

まったくの偶然で立ち寄っただけですけどね!

あんま汗かかなかったし、東京着いて雨に濡れるから温泉入らないで急いで帰ろっかと、車を走らせてたらこんなところに人が並んでる店があるよ!なにこれ!って寄ってみた次第です。

 

福島はソースカツ丼が名物だと聞いてはいたので、ご当地グルメを食べに来られて良かったよー。折角だから一番高いヒレでいきます!!

 

ジュースのメニューにひとひねり加えられてました。

ペプシもありますよ!

 

なんじゃこりゃ!スゲ~!分厚い!

結構待ったけどこの分厚さを見てその理由か分かりましたよ。

 

これよこれ。

どどーーーん!!うえーい、ゆる~くダイエット中でーっす

 

 

振り返って

 

安達太良山は前々から来たいと思ってた山です。2年前、いや、もっと前からかな。

冬ならスキーバスで来れるアクセスの良さ。それと難易度低めのルートに見どころが凝縮された魅力溢れる山です。

できれば、せっかく東北に行くなら今回の様に西吾妻山などとセットで登るのがお得ですね。

素朴なスキー場の風景と明るく開けた安達太良山。今回は残念ながら曇り空だったけど晴れてたらそんな期待通りの山岳風景に出会えたんだろうな。

 

 

登山の悩みの続き・・。たくさんあった悩み相談の中から特に自分が共感できたのは、

「パッキングがいつもうまくいきません。コツってありますか?」です。

んだんだ、ちょうどオラも悩んでる。

つか、しょっちゅうザックの中身をひっくり返してもう一度入れなおすということを繰り返しやってて、自分でもアホらしくなってくる。効率的なパッキングって難しいですね。

アドバイスが書かれてました。

 

パッキングのポイント3

・トライ&エラーを繰り返そう (ふむふむ、まさに今の俺だな。俺は成長中ってことね)

・何がどこにあると便利かをイメージしてパッキング (イメージはできてる。だけどどれがベストか甚だ疑問)

・「いい」パッキングは美しい (なるほどー、これだ!)

 

たぶん、いや、間違いなくあれやこれや入れすぎなんだろうな。そう、軽量化ができてない。

予備の食料、予備の服、お菓子。

(西穂高のレコでも同じ様なこと書きましたが・・)

 

まずこれらを削る。

着替えやファーストエイド、冬山グッズや小物はそれぞれまとめてスタッフバッグに小分けできてるから、それをどの位置に収納するか。

シュラフやテントは最下段に。中段はコッヘルやファーストエイド、食料。上段はレインウエアや水、手袋やサングラスといった小物。

ただ、紹介されてたページではテントは下段ではなく中段から上段に縦で収納することを薦めてる。。どうもそれじゃ自分のイメージと合わないんだよなぁ。

まあね、一夜にしてパッキング上手にはならずじゃ!!です。なんども繰り返し試してみますか。

 

福島のスーパーに地元ならではの名産が売ってないか物色してたら、こんなものがありました。

磐梯鯉!しかも半額!

鯉って実は生まれてこのかた食べたことないんだよね〜と、買ってみました。

うまかったけど味付けが濃すぎて血圧が上がる感じ。どばっと。最後の方はちょっとしんどくて少し残してしまいました。寒い地方の食べ物だから味が濃いのでしょうか。。

 

うえーーーい!!

年々、物忘れがひどいぜーー!

あ、登山と関係ない悩みでした。

ではでは