ブログのデザインを変更しました

朝日連峰縦走 大朝日岳紅葉登山 東北の秋山は大絶景の稜線歩き 竜門小屋泊

朝日連峰縦走 大朝日岳紅葉登山 東北の秋山は大絶景の稜線歩き 竜門小屋泊

 

紅葉をおかずにご飯3杯はいけるやっほっほ亭です。

今回は紅葉シーズン真っ只中に東北の朝日連峰まで縦走しにやって来ました。

日暮沢小屋(ひぐれさわごや)を起点に寒江山(かんこうさん)〜竜門山〜西朝日岳〜大朝日岳(おおあさひだけ)を縦走し日暮沢小屋に戻ってくる周回ルートです。

車でアクセスした場合、多くの人が古寺鉱泉(こでらこうせん)朝日鉱泉を起点に大朝日岳までのピストンを選択すると思いますが、今回のルートであれば車でアクセスしても以東岳以外の主峰をほとんど踏破して起点に戻ってこれる効率の良さと、思う存分この大きな山塊を楽しめるのが特長です。

是非参考にしてみて下さい。

 

今月は訳あって極端な金欠でしたが紅葉シーズンは待ったなし!苦しい!けど秋の大本命朝日連峰にはどうしても登りたい!!

山形までの高速代で鼻血が出そうになりましたが、紅葉シーズンの朝日連峰には無理してでも来る価値があります!絶対に!

 

DSCF0587

山頂付近の紅葉は既に終わってましたが、中腹は見応え十分っ!!!

さて、そんな朝日連峰登山のポイントです。

 

朝日連峰登山のポイント

①森林限界が低く眺望の良い稜線歩きが長く楽しめます。

②避難小屋が多く安心。ただし、朝日小屋と竜門小屋は混雑します。

③熊の目撃情報多数。ソロ登山は気をつけましょう。

 

さて、補足します!

朝日連峰は厳しい自然環境にさらされてるため森林限界が低く、眺望の良い稜線歩きを長く楽しめるのが特長です。

最も混む小屋は大朝日避難小屋です。その先の竜門避難小屋は少しマシって程度。静かな夜を過ごしたいなら狐穴避難小屋まで頑張って歩いて下さい。

最後に熊ですが、獣の世界に人がお邪魔するわけですからこればかりは仕方ない。とは言え、この日も山頂付近で大きな熊を見ました!標高が高い所は餌もないから安心だろうと思って油断してただけにぶったまげたわ!鈴がなけりゃ大声で歌え!!

 

DSCF0310

朝日連峰の最高峰は大朝日岳の1.871m。日本百名山、花の百名山。東北では飯豊山と双璧をなす大山脈です

夕陽に照らされた錦繍の朝日岳。紅葉登山の幕開けですっ!

いざっ

 

アクセス

・日暮沢小屋へのアクセスは、こちら

・古寺鉱泉へのアクセスは、こちら

 

ルートとコースタイム

■2018年10月13日~14日

※カッコ内は標準コースタイム

日暮沢小屋⇒(180分)⇒清太岩山⇒(45分)⇒ユーフン山⇒ (55分) ⇒竜門山⇒(105分)⇒寒江山⇒(105分)⇒竜門小屋(宿泊)⇒(70分)⇒西朝日岳⇒(80分)⇒大朝日小屋⇒ (15分) ⇒大朝日山山頂⇒(15分)⇒大朝日小屋⇒(140分)⇒一服清水⇒(130分)⇒日暮沢小屋

標準コースタイム:15時間40分

 

■活動距離27.5キロ
■高低差1,244m 累積標高上り2,392m

 

 

登山開始

DSCF0011

日暮沢小屋の手前約1キロ付近で崩落箇所があるため車で行けるのはここまでとの立て札があります。

クマスベリ沢手前のここの路肩に車を駐車できるスペースがあります。

 

DSCF0012

5〜6台しか停められない駐車スペース。競争が激しいと思って深夜1時に着きましたが、2番手で少し拍子抜け。朝方になってから次々にやってきてすぐ満車になりましたが、深夜着ならまず大丈夫だと思いました。

ここにはトイレはないので寒河江サービスエリアで済ませておくことを薦めます。

 

DSCF0014

登山開始。

おいおい、少し歩くとここにも駐車スペースがあんじゃん!「車で行けるのはここまで」の立て札から少し先に行ったところです。

少しやられた感があるぜ。ちっ。

 

DSCF0015

ここが崩落箇所です。山形県、ちゃんと修復してくれるんだろうか。。

 

DSCF0021

崩落箇所を過ぎるともはや川になってる所があって、開通しても増水したら車で日暮沢小屋まで行くのは難しそうです。

 

DSCF0023

6:20

駐車したところから約1キロ、日暮沢小屋に到着。

ここには水洗トイレがあるので、ここで登る準備を整えます。

水場もありますが、ホースに葉っぱが詰まっててたまに出なくなってじーっと待ってるとドバっと大量の葉っぱを吐き出し、その後に清流が出てきてまた止まるというのを繰り返してました。

歯磨きするぐらいだったから困らなかったけど、ハイドレーションに水を溜め様とするとちょいと難易度高めです。

 

DSCF0026

気をつけやがれ!この小屋には熊がいるぜ!

 

小屋の中には昨晩泊まった人達の靴が3足ありました。明るい内にこの小屋に辿り着いて前夜泊して早朝アタックできたらそれが理想ですね。

 

DSCF0024

今回のルートを確認しましょう。

日暮沢小屋を起点にまず竜門小屋に行き、寝床を確保したら寒江山まで軽くピストンして竜門小屋で一泊。2日目は竜門山〜西朝日岳〜中岳〜大朝日岳の稜線歩きを楽しんで、古寺山経由で日暮沢小屋に戻ってきます。

 

DSCF0025

登り始めから間違えて大朝日岳方面には行かないよーに!

進路は竜門山方面へ!

登山開始です。

 

DSCF0030

開始早々急坂です。

今振り返ってもここの登りが1番キツかったところ。ウオーミングアップだと思って超のんびり登りました。

 

DSCF0039

前回の登山が殺伐とした阿蘇山だったからか、樹林帯を歩くのが妙に心地良いです。

原生林の森は撮影ポイントがそれなりに多く登ってて飽きない。

 

DSCF0045

朝日連峰の稜線からやっと朝日が出たのは6時50分頃頃。

天気は午後から下り坂だから太陽を拝められる内に頑張って稜線に出たいところです。

とは言え急坂だし急がないけどね。

 

DSCF0049

今年1発目の紅葉登山は撮影にぜいたくに時間を使います。

1回の登山で500枚ぐらい撮りますが、30~40枚程度しかブログで使わないから460枚ほどがゴミ箱行きです。しかも大抵登り始めに意気込んで撮りまくった写真ほど使い物にならない物が多いんですよね。

 

DSCF0056

登山口は青々としてましたが、山の中腹約1,300m付近まで登って来ると紅葉のピークを迎えました。

 

DSCF0060

青空は見えますが・・確実に雲が増えてきて今にも頭上に覆いかぶさろうと迫ってきます。

こりゃ曇る前に稜線に出るのは無理だな。。と少し諦めモード。

 

DSCF0061

ゴロビツの水場に到着。

ここで飲み水を補給するつもりだったから最初から水は1リットルしか持ってきませんでした。

 

DSCF0062

「ちょ、ちょい待て!こりゃ駄目だ!」

まさかのチョロチョロ。

 

しかも手ですくってみると少し濁っとーやん!!

雨上がりだからか?こりゃ無理だわ。。

水を汲むのは諦めました。この時期はあまり水を飲まないから小屋までなら余裕でもつし、まあ大丈夫でしょう。

ゴロビツ水場までのぬかるんだ登山道でズボンと靴を汚しただけでした。

 

DSCF0069

期待通りの紅葉が広がってます。

 

DSCF0079

稜線が近づいてくると、ここから「生態系保護地域」を知らせる案内がありました。

ここ朝日連峰には自然保護を目的に以東岳付近の標高が低いところに1箇所キャンプ指定地があるだけで、他は全てテント禁止です。

テントOKなら避難小屋もそこまで混まないのでほんと残念ですね。。

 

DSCF0083

その案内を過ぎると目の前にやっと朝日連峰の稜線が見えてきます。

尖ってるのが大朝日岳。朝日連峰のボスです。

 

DSCF0086

こっちはこれから目指す清太岩山。山肌の一部にだけ日が当たり見事なツートンカラーに仕上がった清太岩山。

 

DSCF0097

ここまで来れば登りの斜度はゆるめ。

萌えるような紅葉もここら辺まで。ここから先は森林限界に近いです。

 

DSCF0096

そんなわけで山頂方面を見上げるより麓を見下ろしたほうが色鮮やかな景色が見られるます。

必死こいて登ってるのに下ばかり撮影するのはなんともおかしな話です。

 

DSCF0100

9:20

清太岩山に到着っと!

竜門山へと続く尾根道には清太岩山とユーフン山という小ピークを2座越えていくわけですが、標柱も何もないピークで、アップダウンはさほどないので単なる通過点だと思ってください。

 

DSCF0101

休憩ポイントには丁度よい場所なので、ここで行動食でエネルギー補給しときます。

今回は秘密兵器、あんまんで有名な井村屋の「スポーツ羊羹」を持ってきました!

マラソン用にエナジーゼリーを物色してて見つけたのがコレ。エネルギー効率は高いし、満腹感も得られるからまさに求めてたのはこいつだ!と飛びついて箱買いしてしまいました。

マグネシウムとカフェインが含まれてるのがあれば言うことないんですけどね!それは他のゼリーで補うとして、この羊羹(正しくはYO-KAN)走りながら簡単に食べられるように真ん中付近を親指で押すとブシュっと出てくる仕様に工夫されててとても使い勝手が良い。

おすすめですよ!

 

DSCF0105

次なるユーフン山に向けて一旦下ります。たぶん100mも下りません。

 

DSCF0113

松の木を食い荒らす大量の幼虫が超気持ち悪かったでふ。

松の油が冬眠に高いエネルギーになるのでしょう。俺にはスポーツ羊羹がある。

 

DSCF0119

呆気なくユーフン山に到着。

疲労感は全くないし、止まると体を冷やすだけなのでノンストップで先に進む。

 

DSCF0126

右前方に竜門避難小屋を発見!!

まだ10時半だぜ。もしかしたら1番乗りかもしれない!

 

DSCF0137

もふもふのレッドカーペットが気持ち良かったので、いつか自宅のカーペットも落ち葉に変えようと思ってます(変えねーよ)。

 

DSCF0138

稜線に向けて緩く最後の上り坂を登る。涼しいし、コースタイム通りかそれより少し遅いぐらいのペースなのでほとんど汗はかいてません。

 

DSCF0142

さって分岐に着きました!

ここまで来ると主脈の稜線に立つため、反対側の景色が一気に開けます。

 

DSCF0158

それがこれ!

これまでの優しそうな山容とは打って変わってアルプスの様な景色が広がります。日本海側で風が強いからだろうか?こっち側の景色の方が個人的には好きです。

しかもこっち側は晴れてて、目の覚める草紅葉が山肌に広がってます。

 

DSCF0157

そして竜門小屋と寒江山〜以東岳へと続く長大なトレイル。

 

DSCF0167

ブラボーなトレイル。ここら辺の紅葉は既に終わってしまってますが、すこぶる爽快なので秋に限らずこの山はお薦めです。

 

DSCF0170

アホみたいに同じ様な写真ばっか撮って歩いてるので全然小屋にたどり着かない。

 

DSCF0179

11:10

やっと着きました。

朝日連峰の避難小屋はどこもこんな感じでしっかりした造りとなってます。中も清潔だしなんと水洗トイレ!避難小屋の常識を覆す竜門小屋。ちなみにトイレは和式です。

 

小屋の中に入ってみると狙い通りの1番乗り!

今日が小屋終いだったため小屋番さんは買い出しに行ってて不在。とりあえずマットとシュラフを敷いて場所確保しときます。

 

DSCF0182

小屋の前でお昼にします。

一週間ほど前に口を大ヤケドしてしまい、唇の全ての皮が向けました。口の中にたくさんできた水ぶくれは口内炎になってます。まともに喋ることもできません。

それなのに、

「何で俺はスコーンみたいな食べにくい物を選んだんだ!!」

ぬおー痛ぇーー!!がるるるるー!

くそっ、半額の魅力に負けた己の弱さを呪え!いや、恨むなら金欠を恨め!口で爆発した熱々のゆで卵を呪え!

「こちとら腹減っとんじゃい。小さく割って喉の奥に放り込むんじゃワレ、おるるるるるああ!!!」

ボソボソした食感がたくさんできた口内炎に当たり痛すぎる。涙出てきた。腹減った。どうやっても口内炎に当たる。

「おるるるあららぁぁ!!!」気合い入れてスコーン食べる。

「痛ぇーー!!!」

「フーフーフー痛ぇよぉ。がるるるるーー!!」

 

スコーンを食べ終わる頃にはありったけの体力使い果たした感じ。なにこれ。超汗かいてんだけど。

 

とにかく皆さんに言いたいのは

レンジで熱したゆで卵をかじると暴発します。絶対にやっちゃいかんぜよ。

 

がるるるー!!

 

DSCF0190

11:45

水とカメラを持って寒江山に向け散歩に出発。ガスっちゃったけど暇つぶし程度に歩きます。

同行者は既に500mlの缶チューハイを空けて名実ともにクライマーズ・ハイ状態。

 

DSCF0207

13:20

やべっ!

服を中にしまい忘れ、だらしない腹を丸出しにしてしまう逆立ちあるあるを披露してしまいました。

 

久しぶりに逆立ちするとやりがちな失敗です。

 

寒江山の山頂は竜門小屋から約1時間ほどで、アップダウンもさほどないから楽々着きました。

 

着いたのはいいけどガスですっかり真っ白です。。

 

DSCF0231

DSCF0236

DSCF0263

ビリケンかよっ!!

 

DSCF0268

山頂をハロウィン仕様にしてやったぜ。

口は火傷したけど、体は元気です。

ほいじゃ小屋に戻ります。

 

 

DSCF0272

戻ってくるとそこそこ人が増えてました。この後もゾロゾロやって来たし管理人の山岳会の仲間で一階は貸し切り状態。既に大宴会が始まってました。

小屋閉めってこんな感じなんだなーって感じです。

外はガスってるけど、小屋の中にいてもやることもないからなぁーとフラッと外に出てみると

 

なんと!

 

 

DSCF0303

「は、晴れてる!!まさかの完璧な夕日!!」

いや参った。ダメ元で外に出てみるもんだわ。

まだ晴れたりガスったりを繰り返してるけどこいつは好転する兆しです。

 

DSCF0285

おおおーー!!!!振り返ればブロッケン!!!

「すげぇぞ竜門!!」

この時自分は興奮してこう呟いてました。

 

誰かが「ブロッケンだー!」と騒ぐと、もはやただの酔っぱらいの集団でしかない山岳会のメンバー達がゾロゾロと外に出てきては、

 

DSCF0295

ブロッケンに向かって一斉に手を振りだす。

まさにパーリーピーポー。

「あ!俺の影が映ったどー!」と言って飛び跳ねる山岳会の酔っ払い達。

 

その中のぐでんぐでんになった一人が大声を発して

「だから自然はいい!自然はみんなを1つにすんだー!」

とおかしなテンション。

いや、酒の力ですよね。

 

DSCF0310

茜色に輝く朝日連峰。左奥のピークは西朝日岳です。

さきほどの酔っぱらいがこの奇跡の自然現象を前にしてなぜか竜門小屋を絶賛してます。

「やっぱ裏切んねぇなりゅうもん!やっぱりゅうもん裏切んねぇ!」

あ、俺もさっき似たようなこと言ったな。。

 

DSCF0311

日が暮れていく。

夕焼けが美しく山を染めていく。

日暮沢から登って日暮れを見るなんて、我ながら完璧な企画に自画自賛。

ぜんぶ運次第なんですけどね。

 

DSCF0322

赤くなった顔が更に赤く染まる酔いどれピーポー達。はしゃぎながらスマホで夕日を撮影してます。

こんな楽しみがなけりゃ小屋番なんてやってらんないんでしょう。

 

DSCF0338

元気玉!!

 

オラに元気をくれー!

 

DSCF0340

しぼんだ。。

そしてガスってきました。ぎりぎりもってくれた天気に感謝感謝です。

この後、、

小屋番さんから「夜20時に宴会終了ですからね!」と何度も聞かされてましたが、そんな小屋番さんたちは30分ほど長めに宴会を続けてたらしいです(笑)

自分は19時頃から記憶がないので被害ゼロでしたが。まあ小屋終いですからね。ずいぶん盛り上がった様です。

というわけで、おやすみ~

 

DSCF0362

5:15

翌朝。

まだ薄暗い中、名峰月山のシルエットを眺めながら登山開始。

さすがに10月中旬の東北の山ともなれば寒い!手袋は必須です。自分は寒がりなのでダウンを着たままのスタートです。他にそんな人いませんでしたが、すぐ脱ぐのでよかろーもん。

 

DSCF0367

竜門小屋からわずか10分足らずで竜門山の山頂に到着。竜門小屋方面を振り返る。既に明るくなってきました。

そして既に暑い。

 

DSCF0378

竜門山に登ると尖った山頂が特徴的な大朝日岳を確認できました。

近い様で遠い、微妙な距離感です。

つか暑い。

いい加減ダウン脱ぎますね。

 

DSCF0383

ハクサンイチゲが咲いてました。今年最後の1輪かも。

 

DSCF0392

西朝日岳に向けてなだらかに登っていく。寒江山を歩いてて思いましたが、朝日連峰は谷川主脈縦走に比べれば全然アップダウンがないから、ゆっくり歩けばそれほど疲れずに縦走できると思います。

 

DSCF0402

日本海側は実によく晴れたぞ!

その反対側は曇り空。

 

DSCF0418

6:50

西朝日岳の山頂に到着っと!

西朝日岳まで来れば大朝日岳がぐっと近くなる。

 

DSCF0415

どんっと近づいた大朝日岳!

事前情報で大朝日岳を調べると古寺鉱泉側からの丸っこい姿の写真ばかりで、こんな尖った山容は予想外でした。なので、この山らしいトンガリ姿には感動しました。

一旦軽く下って、手前の中ノ岳を越えると朝日小屋が出てきます。

 

DSCF0424

振り返って奥に見えるのは以東岳。あんな所まで日帰りで歩く人がいるなんて信じられません。超人ですね。

 

DSCF0429

大朝日岳へ通じる1本のトレイル。今回の登山で西朝日岳から大朝日岳までが強いインパクトを残す最高の区間でした。

 

DSCF0435

この中ノ岳を越えさえすれば残すは大朝日岳のみ。

竜門小屋から大朝日岳まで簡単に着くと思いきや、コースタイム2時間半と意外と長いです。早出しといて良かった。

大朝日小屋が満員で竜門小屋に回される人もいるらしいけど、体力がない人にとってかなり厳しい道のりになると思います。

 

DSCF0446

大朝日岳に近づくにつれ紅葉の色付きが濃くなってきました。

ちなみにここで暑かったのでタイツを脱ぎました。当然、パンツ1枚になる訳ですが、ここら辺は登山客が少なくて超余裕です。人が多いのは古寺山〜大朝日岳区間で、それ以外なら余裕です。

 

DSCF0451

雲が湧いてきて滝雲となり山肌を駆け下りていきます。午後から一雨降る予報なので雲行きはかなり怪しい。

 

DSCF0456

さあ、残すはあのトンガった大朝日岳のみ!

小屋がガスにかかります。

 

DSCF0459

と、その前に金玉水(きんぎょくすい)があります。

わざと読み方間違えたくなるな。。

 

それはいいとして水はたっぷりあるので補充はしませんが、ここも有名な水場です。

 

DSCF0469

大朝日避難小屋でザックをデポして山頂を踏みに行くぜ!

 

DSCF0483

小屋から山頂まではコースタイム15分。

曇っちゃいるけど、雲の隙間からほんのわずかに見える青空を見ては「間に合った!晴れてるぜー!」と喜んでましたが、今、冷静に振り返ってみると完全に曇り空ですね。

 

DSCF0511

8:20

疲れたフリです(汗)

まだまだ頑張れます。

 

DSCF0504

それにしたって大朝日岳から伸びるこの稜線の素晴らしさったらなかったです。

いつかここを歩けたら楽しいだろうなぁと思わせる稜線です。

 

DSCF0514

こっちは小朝日岳へと伸びる尾根。これから下山で歩く稜線です。

 

タイトルなし

「あ!熊っ!」

なんと朝日鉱泉へ下っていく登山道に熊がいます!山頂から200mぐらいの距離です。

「つか、でけぇっ!!」

あんなのに襲われたらひとたまりもない大きさの熊が登山道にいるんだからヒヤヒヤして見てました。

熊って餌が豊富な山の麓付近にいるもんだと思ってたからこんな山頂直下にいてほんとビビるわ。

 

DSCF0522

大朝日避難小屋まで戻り、小屋番さんと今回の旅で一緒になった新潟から来たお兄さんと軽食タイム。

小屋番さんからここから日暮沢小屋までのコースタイム5時間半と聞いてたじろぎました。時間的には余裕だけど、3時間程度で下山できると思い込んでたのでちと考えが甘かったです。

 

DSCF0523

ちなみに前日が小屋閉めだったのは大朝日避難小屋も同じ。

何人かで手分けして片付け中で、越冬の準備に忙しそうでした。

 

DSCF0528

コースタイムが長いので余裕をもって早めに下山を開始します。ゆっくり歩きたいんでね。

自分たちは竜門小屋をかなり早く出た方なので、これからやってくる人達は少しペースを上げないと下山する前に雨が降りだしてしまうのではないだろうか。

 

DSCF0520

あの標高を少し下げた辺りの紅葉が見頃を迎えてるポイントまで下るのが楽しみです。

 

DSCF0544

きんたますいの次に出てくるのが銀玉水(ぎんぎょくすい)

古寺鉱泉から登り始めた場合、一服清水の次に出てくる水場で、ヤマレコで朝日連峰では1番美味い水場なんてコメントも見かける水場です。

 

DSCF0542

水量も豊富です。

 

DSCF0551

歩きながら何度も振り返る大朝日岳。

ネットで大朝日岳を調べるとこっち側からの写真ばかりなので、こんな丸っこい形の山容が印象強く残ってました。なのでこの角度からの大朝日岳の姿をすっごく楽しみにしてました。最後に少しだけガスが晴れてくれてもう思い残すことはないぜよ。。

 

そして思ったのは、

西朝日岳側から見る大朝日岳の方がはるかに素晴らしい眺めですね。

もともこもねぇや。

 

DSCF0569

稜線上は葉をすべて落として万全の冬支度を済ませた木々たち。冬カモンって感じです。

 

DSCF0573

口の中のヤケドの痛みを忘れる景色です。

喋るだけで痛いのでほぼ無言ですが、心の中ではヒャッハーと楽しんでます。ほんとですよ。

 

DSCF0578

赤が増してくるのよりも早くガスが増してきました。増し増しのラーメン全部乗せ状態です。意味がわかりませんが、景色は良いです。

 

DSCF0580

撮影の構図はちょっと前まで全体を写そうとばかりしてたけど、撮りたいところだけに寄った方が力強い写真になることに最近気づきました。

これは日影と日向の境目に生える木々たちが良いなと思って撮りました。

まだまだフォトコンとかに出せるレベルじゃないけど、カメラを始めて登山がより楽しくなりました。

 

DSCF0589

山肌の紅葉が綺麗で何度も足を止めてしまいます。大満足です。

 

DSCF0609

10:30

古寺山に到着です。

小朝日岳は巻きました。ガスガスで登る意味がないと思えたので。

 

DSCF0611

古寺山からいよいよ本格的な紅葉ポイントに突入です。楽しみにしてました。

 

DSCF0627

ウォーレンクロマティ。こういうネタでだいたい世代って分かりますよね?

 

DSCF0632

稜線歩きも楽しいけど、この時期は樹林帯の方が見応えあると思う。

熊が怖いけど。

 

DSCF0635

古寺鉱泉と日暮沢の分岐はご覧の通り標柱が立ってて分かりやすいです。

ここは直進方向、日暮沢方面へ進みますが、いきなり登りがあって私の心は簡単に挫けました。

 

DSCF0636

すぐ平坦な道に戻りますが、9月に襲った大型台風の影響なのか倒木が多かったです。

 

DSCF0641

平坦な道に油断して何度も紅葉を見上げ、何度もつまづいて転びそうになる。

ながらはダメですな。

 

DSCF0650

最後に沢に向けた激下りが待ってました。下ってみると足に蓄積された疲労がよく分かります。沢の音が近づいてきて、音が徐々に大きくなってきて見えた時の喜びはどこの山でも同じです。

登山口付近の紅葉はまだまだこれからで青々としてました。

 

DSCF0652

沢まで下るとかったるい林道歩きが始まると聞いてたのに、普通の登山道が続きます。滝がある所ではロープと梯子を使う羽目にも合い、まったくもって油断できません。

 

DSCF0662

13:10

やっと戻ってきました。お疲れ様です。なんにせよ長かったと思ってヤマップ確認すると、2日で27.5キロも歩いてたので驚きました。

 

DSCF0666

帰りに月山インターではなく、隣の西川インターまで下道で走ると「道の駅にしかわ」に寄れます。

「道の駅」、「地元のスーパー」、「サービスエリア」は旅で欠かすことのできない3大マーケットです。

しかしせっかくやって来たのに、この時はなぜか体温が上がらず寒くて1人でダウンを着て震えてました。唐揚げ食べたらすぐ治ったんですけどね。

 

DSCF0663

道の駅の中は月山推しが半端ねぇっす

今しがた朝日連峰から下山してきたばかりでこの月山推しがちょいと寂しかったんですけどね、月山の方が分かりやすくて目印になるし、親しまれ易いのも分かります。

 

DSCF0664

月山そば、月山うどん、月山黒米うどん。

なんでも月山だな。。

山形の人にとって郷土の山は月山なのは間違いありません。

 

そんなに良いの山なのか、月山!

の・・登りてぇ!

 

振り返って

飯豊山と並び東北を代表する大きな山塊の朝日連峰からは、遠く日本海側に飯豊山が見渡せます。

夕日を見ていた酔っ払いの山岳会の人が飯豊山を眺めながら、渋くこう言いました。

 

「飯豊もいいで〜」

 

本来突っ込みが苦手な自分ですが、無視するわけにもいかず人助けのつもりで「しょーもない」と突っ込むと、がっはっはと笑ってましたな。

 

DSCF0496

 

最後まで雨にも降られず、夕日のタイミングや大朝日岳のビューポイントでは折良くガスが晴れてくれたし、今回歩いたルートもすごく良かったです。

 

日暮沢小屋手前の崩落箇所までのアクセスですが、未舗装の林道が長く続きます。ずっと離合する事が難しい狭い区間なので運転中は緊張しました。

ちなみにトイレはないので寒河江サービスエリアでしっかり済ませておいて、翌朝、日暮沢小屋まで我慢しました。

 

DSCF0593

 

竜門小屋は小屋終いと重なって混むことを心配しましたが、それほどでもなかったし、酔っ払った山岳会の方々がほんとどうしようもなくはしゃいでて、ほんと楽しい時間を過ごせました。

 

念願叶って秋の朝日連峰にやってくることができました。金欠だったけど無理して来て良かった。避難小屋泊は一泊1,500円だし。

飯豊もいいで。飯豊山もすごく楽しかった山ですが、個人的な感想を言わせてもらえば朝日連峰の方が良かったかな。時期にもよるんだろうけど。

やっぱ竜門裏切んねぇべ。

 

ではでは

DSCF0629

 


東北カテゴリの最新記事