90年代に巻き起こった、なぞのDJhondaブーム。
道行く小学生から爺さんまで、ただ「h」と書かれた帽子をかぶるというひどい光景。
あれは一体なんだったんだろうか。
ちなみに、イチローが火付け役らしい。
そんなダサすぎるブームも長くは続かず、強力な空気清浄機によって煙が充満した部屋がクリアになっていくかの様に世界中から消えた。
あれから今日まで、自分は「h」を見かけることは無い。
頭デカ族の自分はハット派だからそもそも被害はなかったんだけど、当時、hの帽子をかぶってヒャッハーしてた写真がでてきて死にたくなったというおじさんおばさんも少なくないだろう(笑)
とにかく、流行りものには気をつけないといけない。
つい最近ではアークテリクスのアロー22。それとMYSTERYRANCHのリュックなんかがそうだよね。
そういう意味では街着にも力を入れているノースフェイスなんかは最も警戒すべきメーカーなのだ。
「なにこのデザイン、可愛い過ぎ!」と、買うつもりのないスノーブーツとか、つい手に取っちゃうもんね。
ノースフェイスがどれだけ高品質な物を出したとしても警戒は怠らない。
「ぜったいに、ぜったいにノースフェイスだけは買わない!あちき買わない!!」
自分はショップに入る前にそう強く念じるようにしている。
今日、甲斐大和駅に降り立った自分は、上半身から足の爪先までノースフェイス。
なぜ?
気が付けば増えていくノースフェイス。
マジ恐ろしくて、打ち震えている。
さすがは世界最大手のアウトドアメーカーなだけあって、圧倒的な物量攻勢でお買い得品が出回ることも多く、可愛いデザインも相まってついつい買ってしまう。
安心安全なモンベルで揃えるのが一番ブームに巻き込まれず、それでいて後悔しない選び方なのかもしれないな。
個人的にはモンベルの茶色は、他のメーカーにありそうで無い色で、結構お気に入りなんだよね。
何の話だったっけ。
ああそうそう。DJhondaか。
何年かして、モンベルのウエアを着た自分の写真が出てきても、きっと恥ずかしくないと思うんだよね。
年末になるといろんなブログやYouTubeで、今年のベストギアはコレ!みたいな企画を見かけるけど、自分はほんとこだわりが無いから誰かにお薦めできるギアなんて何一つ無いなぁとしみじみ思う季節でもあるわけです。
つか、機能なんかよりデザインが良くないと大切にできないっつーの。
と思ってしまう浅はかな人間です、私は。
だからノースフェイスが増えるのか…。くそっ!
この話にオチはないので、それでは本題の牛の寝へ。
このコース、とにかく、ひたすら、ずーーーーっとフラット。安定の長期固定金利住宅ローンばりフラット!!
ほんとは牛ノ寝で紅葉を楽しもうと11月初旬頃の訪問を狙ってたんだけと、気が付けばもう12月(笑)
歩いたコースは定番だけど、石丸峠〜大マテイ山〜小菅の湯。
小菅の湯をスタートにしても良いと思うけど、石丸峠からなら下り基調でスーパー楽ちんコース。
ガッツリ派には物足りないと思うけど、道楽派にはちょうど良い、そんなルートだったよ。
落ち葉をぐしゃぐしゃ音を立てながら歩く奥多摩の森。
これだけの葉が紅葉する光景は圧巻だっただろうなと考えながら、冬の山歩きと温泉を楽しんできたよ。
標準コースタイム
■2023年12月9日 ※カッコ内は標準コースタイム
小屋平⇒(75分)⇒石丸峠⇒(80分)⇒榧ノ尾山⇒(60分)⇒狩場山⇒(50分)⇒大マテイ山⇒(150分)⇒道の駅こすげ
コースタイム:7時間(休憩含まず)
総距離 13.3キロ、累積標高上り 690m
牛ノ寝(石丸峠~大マテイ山~小菅の湯)
甲斐大和駅から小屋平へ
おえぇぇ〜!!
甲斐大和駅に着いて、のんびりトイレで用を足してる間にみんなバスダッシュしてたのね。
もうどうせ最後尾なんだから、諦めて駅前の武田勝頼の銅像ぐらい撮らせてもらう。
臨時便が2台出て、3台目になんとか乗れたのは良かったんだけど真ん中の狭い補助席で、隣の山ガールのひじがあばらに食い込みまくって、バスが曲がる度に悶絶した。
あばらが折れるかもしれないという恐怖と、他の山にするんだったという後悔の念。
バスの乗車時間は40分だったけど、大量の脂汗をかいてようやく「小屋平」に到着。
ちなみに小屋平は最終バス停の上日川峠から一つ手前のバス停。
これでやっとエルボーから解放されるとバスを降りた自分はそこで信じられない光景を目にする。
バスを降りたおっさん10人ほどが茂みに向かって一斉ダッシュ。
横並びになってジャジャーっと音を立ててマーキングを始めたのだ。
自分もキジ撃ちはするけど、この横一列という光景に激しく引いた。しかもバス停だし。
そこまでしないと良い席には座れないというわけか。
大好きな大菩薩の森がおっさんたちのアンモニアによって汚されていく。
もう見ていられない。
ここにはもう来ないかもしれない。
小屋平から登山開始
AM9:10
ガッカリしつつ、準備を終えてさっさと歩き始める。
皆さんずいぶん膀胱に溜め込んでいたらしく、自分が先陣を切ってスタート。
冬枯れた木々の隙間から見える景色。
まだ体が温まらないからペースが早くなりがちだけど、そこは意識してのんびり歩く。
しばらく歩くと林道に突き当たる。
以前、小金沢山から牛奥ノ雁ヶ腹摺山を縦走したときに小屋平から歩いたことがあるけど、それももう10年ほど前のこと。完全に忘れた。
時が経つのはほんと早いなぁ。
熊出没注意から再びトレイルへ。
ちょっと登っただけでもう左側に大菩薩峠が見えてくる。
小屋平からならあっという間。
日なたの道に出ちゃえば、奥秩父らしい笹が広がる爽快なハイキングがはじまる。
おっさん達が横一列になって排尿するシーンが鮮烈ではあったけど、大菩薩はほんと良い山だよ。
太平洋側で晴れ続きの日がやって来ると冬の到来を実感する。
福岡の空は冬になるとひたすら曇りだ。
ここで富士山のお出迎え。
中央本線の山登りは眺望で期待を裏切ることはない。
小屋平から急登が続くのは最初の数十分だけ。
とにかく楽することばかり考えている自分にとってはちょうど良いなだらかで優しいトレイルへと変わる。
右側には小金沢山へと続く稜線も見えてきた。
石丸峠までもうちょい。
どうだろう。
誰かに薦められるギアなんて何一つ持ってないけど、たくさん山に登ってきたおかげで誰にでも薦められるコースの引き出しならたくさん持ってる。
大菩薩はまさにそんなところ。
足元は霜が溶けてビチョってるけど。
振り返れば南アルプス。
右の白い山々は白峰三山。左の白い山は赤石岳と聖岳。
全体を見渡すとこんな感じ。
富士山と大菩薩湖に南アルプス。これこそ大菩薩からの景色っていうイメージだよね。
そしてまだまだ続くご褒美の時間。
そんなご褒美タイムだというのに、自分が考えてたのは
「年末特番がWBCばかりで飽きた、大谷翔平ってだけで視聴率取れるんだろうなぁ、デコピン幸せ者だよなぁ。ぜぇぜぇ」などとどうでもいいことを考えてたことを覚えている。
そしてもっと言えば、カタールワールドカップでサッカー日本代表がドイツとスペインをやっつけるという歴史的快挙を成し遂げたけど、完全に忘れ去られてしまった感じで、とても悲しい。
大絶景の石丸峠
AM9:45
そんなこんなで石丸峠に到着。
小屋平からだとあっという間に着いてしまうこの手軽さ。
なんか最近は疲れが溜まってるから今日みたいな山歩きが理想的だったりする。
右に行けば小金沢山。
小金沢山〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山を縦走したら楽しいだろうなぁという気持ちをぐっと圧し殺す。
左は大菩薩峠。
大菩薩峠を歩いたら楽しいに決まってるという気持ちをぐっと圧し殺す。
今日は晴れが約束されていればどこを歩いたって気持ち良いだろうな。
一斉マーキングで沈んだ気持ちも浄化されてきた。
またも振り返って白峰三山。
冬の南アルプスにも行ってみたいけど、憧れるのはやめましょう。
牛ノ寝通りスタート
大菩薩方面はあんなに明るかったというのに、あえてこの牛ノ寝方面の薄暗い中へと突き進んでいく。
これ、本当に楽しいのだろうか。
暗い。。
初めて歩く牛ノ寝がどんなところかワクワク感もあるけど、ごくごく普通のトレイルをぐいぐい下っていく。
ずっとこんな感じなのかな?
ここで分岐が出てきたけど、長峰方向はコース不明瞭というか既に廃道になってるので足を踏み入れてはいけない。
ここは松姫峠方面へ。
そして分岐を過ぎてからが牛ノ寝が始まる。
まさにフラット。
この時はこんな歩きやすいところもあるんだなぁぐらいにしか思ってなかったけど、ここからが幕開け。
右を向けばなんとなく大岳山っぽい形してるけどどうなのかなぁとか、余裕であれやこれや奥多摩の山々を脇見できるフラットな道。
左を向いても山しか見えない。
奥多摩〜奥秩父はうじゃうじゃ熊がいるはずだよなぁと思ったらちょっと怖くなってきた。
そして、まだまだ続くロイヤルストレートフラット。
ポーカーはやらないけど役満の名前だけなら知ってる。
ふくらはぎの肉離れはいまいち治りきらない。
まだ軽く踏ん張っただけでぴりぴりと痛むから、強く踏ん張れば確実にブチっと切れる準備オーライ。
あと1ヶ月じゃ治らないかもな…。
大金はたいてエントリーした3月の佐賀さくらマラソンまでには治ってくれるだろうけど…、
練習できないな(泣)
と、ここで一気に下りだした。
フラットともおさらば。
紅葉の名所にやって来たこの日は既に冬枯れした12月中旬。
でもそのおかげでこれだけ遠くまで見渡すことができるってわけなのねん。
どこまでもフラット35
驚くべきことに、再びフラット35に戻った。
なんなんだろここ。
ここら辺で牛ノ寝のすごさに気付き始める。
安心のフラット35だから紅葉を見上げながら歩けたはずなんだな。
もう一枚も残っちゃいないけど。
まあいい。
降り積もった落葉を周りに気を使うことなく盛大な音を立てながら歩いてやるのだ。
そして永遠に感じられるほどのフラットはまだまだ続く。
愛車の激重ママチャリでもこげるぐらいだ。
牛ノ寝、恐るべし。
ずっとフラットだったのに、なぜか榧ノ尾山(かやのおさん)に到着。
いつ登ったのか全然分からなかったぞ。
もちろん眺望はいまいち。
榧ノ尾山からは下山するのかと思いきや、まだまだ続く大四喜ツーイーソーフラット単騎。
学生時代に麻雀放浪記を読んでヒロポンが麻薬だってことを知ったし、役満の名前も覚えたけど、未だにドンジャラしかやったことがないんだよね。
いつまでこんなフラット街道が許されるんだろうかと疑心暗鬼になっていると前方にピークが見えてきた。
あれが大マテイ山かな。
あ、ダムだ。
下界が見えてきて、知らぬ間に標高を下げてきてることを知る。
ほんとに下ってる感覚がないのが不思議。
なぜまだフラットなんだ。
驚きを通り越して怖い。なんなら横浜の方がよっぽどアップダウン多いし。
きっと牛ノ寝っていうだけあって、牛の背中みたいな尾根なんだろうなと想像しながら歩いている。
まさにこんなイメージ。
牛の背中をゴリラが闊歩するイメージ。
しかし、フラットな斜面を歩いてて牛ノ寝という名を発想できた人ってどんな人なんだろうか。
酪農関係者か、はたまた黒毛和牛をこよなく愛するブルジョワハイカーか。
うっしっし。
山を歩いてるとそんなどうでもいいことばかり考えてしまう。
ひたすら松姫峠方面へ。
ちょっとアップダウンはあってもこんな感じ。
北九州の門司の方がよっぽど坂だらけだな。
関東の人は門司なんて知らないと思うけど、鉄オタなら門司港駅が有名だからきっと知ってる、そんなところ。
枯れ葉の吹き溜まりでは膝まで埋まるのが楽しいラッセルタイム。
蹴り上げてみても誰の迷惑にもならない。
山は自由だ。
樹林帯ばかりで飽きてきたから冬の森でフィルムシミュレーションの違いを見てみる。
こちらがクラシッククローム。勝手に萌えクロームと名付けている。
うん、いい。
クラシッククロームは遠距離の撮影だと暗すぎて向かないなもなと思ったりする。
やはり望遠だとPROVIAだろうか。
キラキラ撮りたいならVelviaで、ゆるふわならASTIAで露出とダイナミックレンジを調整する、そんな使い分けをしてるけど基本よく分かってないからおもちゃをいじる感覚で楽しむスタイル。
歩きながら設定を細かく変えるのは時間がもったいないから、いくつかカスタムボタンに登録しておいて、花の撮影、軽くゆるふわ、めちゃくちゃゆるふわ、星空撮影って感じで使い分けてる。
萌えクロームは近距離の枯れ葉との相性は抜群だ!と蹴り上げまくる。
山は自由だ。
やはりブログでは映える方がいいなと、再びVelviaに戻す。
チャリンコでスイスイ行けそう。
このルートでやっと出てきた第一ベンチ。
ゆっくりおにぎりでも食べたいところだけど、そろそろ興味が下山後の小菅の湯に向いてたからスルー。
本当にチャリで走ってる人がいる。
たしかにたしかに。マウンテンバイクをやるには最適なコースだと思うよ。
チャリも楽しいと思うけど、そこはやはり自分の足で歩かないと味気ない。
ちなみに、この日は終わってみれば13.3km歩いて累積標高上りはたったの690m。驚くべきは下りの累積が1,540mという上りの倍以上という事実。
フラットと言いつつ、実はずっと下ってたという超絶お手軽コースなのだ。
だいたい牛ノ寝のこれぐらいまでは来てるっぽい。
標高を下げると、鼻をかんだくしゃくしゃティッシュみたいな紅葉がでてくる。
もはや公園の遊歩道。それなのに牛ノ寝ですれ違ったハイカーはゼロ。
不人気にもほどがある。
訪れる時期を間違えたにしても、快晴の奥多摩で誰とも会わないなんて…、
ここはリアルに熊の心配をした方がいいね。
少しずつ植生が変わってきた。
アセビかな?
もーもーウォークは続く。
「はい、もーもーして」は西日本出身者なら分かる排便後の魔法の言葉。
意外と地域限定だってことは知られていない。
そして広いところにでたら、やっとここから大マテイ山への上りが始まる。
これだけ長く長期固定金利に慣れちゃうと今さら変動金利に移れない。
ちなみに大マテイ山に登ったら再びここに戻ってくるよ。
ここから金利上昇。ちなみに住宅ローンは変動金利なもんだから、昨今の金利上昇時代にドキドキしてる一人。
デフレは永遠に不滅ですと思ってたぜぇ…。
AM11:45
金利に苦しみながら大マテイ山の山頂に到着。
見渡してみても眺望ゼロなんだな。
予想してたけど。
山頂に登る意味あったのかな?と思いながら来た道を戻る。
小菅の湯に向けてゲッザーン開始
さっきの分岐に戻ってきたらやっとこさ小菅の湯に向かって下山開始。
登山してると温泉に行く機会も多いと思うんだけど、そんなわけで2ヶ月ちかく温泉に行ってないだけでずいぶん久しぶりに感じる。
めちゃくちゃ楽しみだ。
おいおい、下山開始と思いきやまさかのフラット。
こんな調子でどうやって帰れるんだろうか。
大マテイ山を巻くように歩いている。
まだフラットなんですけど…。
だれか下山の仕方教えて。
このペースで標高を下げていったらあと何キロ歩かなきゃいけないんだか。
本当にだらだらと少しずつ標高を下げていく。
こんな山ほんとうにあるんだなという新鮮な驚きを味わいたい方はぜひ来てください。
落葉の絨毯に伸びる木々の影がVelviaでより濃淡をくっきり映す。
今日のカメラは毎度毎度の富士X-T1。
Xシリーズの商品企画を長らく担当されていた上野さんがMapCameraのYouTubeで「一番思い出のあるカメラはPRO-1ですかね?」と聞かれ、「やっぱり」と前置きした後に「X-T1ですね(笑)」と答えたそれです。
上野さん曰く、X-Pro1やX-E1を発売してもいまいちブレイクしきれなかった中、事業部一丸となってXシリーズの将来を賭けてチャレンジした機種だったとまで言わしめた名機は、古くなっても決して色褪せない「やっぱり」最高の機種なのだ。
2023年、既にX-Tシリーズは第5世代まで進化してさすがに買い替えは何度も頭をよぎるけど、それでも踏み切れないのは、「やっぱり」ボンビーだからだよ!!。ほっとけ。
カメラ本体にお金をかけるより、今はレンズやストラップとかの周辺機器を充実させたいし、なにより山への交通費に残しとかないと本末転倒なのよねん。
今はSIGMAの広角域のズームレンズかめちゃ気になる存在。男気見せて36回払いでいくか…。
ここから急激に下る。やっとだ。
だいぶ安心したぞ。
杉の幹に直で小菅の湯と書かれた斬新な案内に従って下っていくだけ。
そんなわけで、走り抜ける様に下山終了。
自分がガツガツ歩いているとモンキーの群れがギャーギャー吠えながら逃げていく。
ここの農家は、家庭菜園で猫の糞に腹を立てている自分とは別次元の戦いを繰り広げてるんだな。
小菅の湯と山城屋
12:50
道の駅こすげに着いたよ。
奥多摩駅でお目当ての買い物が控えてるし、そうじゃなくても道の駅で買ったためしなんて無いからもう立ち寄らない。
道の駅の反対側にあるのがこちら「小菅の湯」。
温泉は奥多摩駅にあるもえぎの湯と同じアルカリ性でとろっとろで好みの泉質。
値段は800円で少し高めだけど、前回の箱根ガイリーンでは箱根の温泉相場が2,000円ぐらいて断念して汗臭いまま帰った悔しさもあったからいつもより幸せに感じた。
小菅の湯の前には奥多摩駅行きのバス停があるし、楽ちん。
この日は13:40のバスに乗ったけど、本数は少ないからあんまりのんびりしてると逃すよ。
14:30
奥多摩駅に到着。
ここからが本日のお目当て。例の場所へ。
そこに行きたいから奥多摩駅を使える山を探してたというのが正直なところ。
それがここ。
自分にとって奥多摩の聖地。
もう3年ぶりぐらいかな。
念願のわさび茎の醤油漬けとわさびチーズをゲットできた。ほくほくだったけど、人見知りだからお店の方とのトークはゼロで店を出たよ。
久しぶりの奥多摩駅は2階がリニューアルされてて、ショップやコーヒー屋さんなんかができて、電車の時間までぶらぶらしてた。
コンビニがあれば100円コーヒー飲めたんだけどね。
駅周辺にはコンビニがないのがね、いつも残念に思うところ。
御嶽駅前のセブンはいつも混んでるんだから出店してもそこそこ流行りそうなもんだけど。
これまた久しぶりのホリデー快速おくたま号。以前は旧国鉄の特急電車だったのが今は普通の中央線になってたよ。
振り返って
やっばり奥多摩はいいなと。丹沢と同じぐらい身近な山でありながら、ほんと静かな山歩きができる。
小菅の湯は初めてだったけど、もえぎの湯と似た泉質で、時間も早かったからほぼ貸し切り状態ですごく良かった。
今回のルートは下り基調だからのんびり歩きたいっていう時にはお薦めできるコースだったよ。
すっかり2024に突入してしまったけど、2023年の登山記事はこれにて終了。
実はこの翌週にも鎌倉アルプスをぶらぶら散歩したんだけど、それは山歩きというより山と道の材木座で破けたズボンを修理に出すというのが目的だったから、登山記事としては以上です。
2023年は裏岩手縦走、谷川馬蹄形、赤牛岳、箱根ガイリーンと、まあほんと、道楽ハイカーにしてはずいぶん長い距離を歩いた一年だったけど、最後は自分らしく何を食べるかを目的にした山歩きで一本締め。
2024年はノースフェイスに気を付ける一年にしたいと思います。
ではでは