丹沢の鍋割山にやって来ました。
鍋焼きうどんを目当てに!
東京でも雪が降ったその翌日、山頂で暖かいうどんが食べれるなんて、しあわせ~。
きっと、どんな料理も敵いますまい。
サイコーに美味かった!
鍋焼きうどんにロマンを求めて、ロマンスカーで新松田駅へ向かう。
新松田駅でメンバーと待ち合わせ。駅を降りたら意外と登山客が多く、驚いた。
バスで寄BSに向かう。ヨドリキと読みます。ヨリキリではありません、ごっつぁんです。
最初、雨水峠から山頂を目指すプランでしたが、川を渡渉する箇所が多く、前日が雪だったこともあり、櫟山(くぬぎやま)経由に変更しました。
なんとタイミング良く、ロウバイ祭りがやってました!
20代の頃はなかったけど、今は登山に来て花をみることに楽しみを感じられる。花の百名山を踏破するのも、本気で考えてみていいかも。。
ロウバイは甘い香りがなんとも言えません。1月下旬から3月上旬までが見頃です。宝登山が有名ですね。まさか鍋割で見れるなんてねー。ほえ~。
途中までは標識に従って進みますが・・・
茶畑のわきを抜けたり、こんな道、通って良いのか?ってとこを進みます。
さあ、ここのゲートをあければ登山開始。
階段を上がれば、薄暗い杉の中に突入します。いつもの我慢の時間帯が始まります。
杉を抜けたら、一気に開ける。
やっほー。丹沢らしい景色に心躍る。
標識がありました。ここが櫟山の山頂だったのかー。
こ・・・これはなんて読むんだ。。栗ノ木洞?栗禾洞?
どちらにしたって、くりのぎどうって読めるね。
さあ、これも丹沢名物。階段。心、撃沈。
後沢乗越方面からの登山道と合流して人数がちょっと増えた。
だんだん標高をあげてきて富士山が見えた。
それにしたがって、雪も増えてきた。表面だけ白くて、実はびちゃびちゃ。泥はねがひどくて歩くの大変。
振り返って先ほどの櫟山と富士山をズームで一枚。
さあ、山頂に向かうウイニングロード。
鍋焼きうどんののぼりが真っ先に目に飛び込んでくる。
山頂に到着〜。山頂は混み混みでした。鍋焼きうどんの人気、ハンパないねー。
眺めも良かとです。
1273m。標高は低いけど、眺望が良いのでそれなりに登った感はあります。
山頂から見た富士山。
鍋焼きうどんを食べたら、塔ノ岳方面へ。金冷シから大倉尾根を使って帰ります。指が入り込んでスンマソン。
塔ノ岳方面へは鍋割山稜を行きますが、この道が良かった!
ここは本当に丹沢か?雪化粧をした山脈を見ながら、日向をのんびりと稜線歩き。概ねなだらかな道が続く。
夏なら葉が生い茂って景色は良くないかもですが、この時期は最高ですよー
箱根方面の山々。前日の雪と雨のおかげで大気が綺麗なんだろうね。
ゆったり標高を上げて行きます。
鍋割山から0.9キロ歩きました。標高は1341m。
塔ノ岳方面へ。徐々に標高を上げてく感じ。急登はないから楽勝です。
鍋割から1.3キロ。
ここから大倉に向けて大バカ尾根を下る。
眼下に平塚の街並みが広がります。この夜景がみたくてナイトハイクする人って多いみたいね。自分にはムリ無理〜
昼間の景色だけで、十分癒されます。
しばしトイレ休憩。丹沢は至る所にトイレの設置があるから良いですね
さて、標高を下げると、雪が溶けてぐちゃぐちゃ。まともに歩けなくて、ほんと苦労した。
丹沢クリステルの出迎え。ここまで下りてきたらゴールしたも同然。
振り返ってみれば、不意打ちのロウバイ祭りで始まり、天候にも恵まれ、ブナの原生林もきれいで、鍋焼きうどんも格別だった!
なんだかんだで、かなりポイントを抑えた山行になったな~って思う。
丹沢には何度か来てるけど、冬の丹沢がこんなに良いとは思いもしなかった。春、テンニンソウが咲く頃にまた来たいと思います。
次は蛭ヶ岳かなー。