大野山 登山(山北駅~地蔵岩~谷峨駅) 牧草地から見渡す丹沢主脈(2016.5.15)

大野山 登山(山北駅~地蔵岩~谷峨駅) 牧草地から見渡す丹沢主脈(2016.5.15)

大野山 猫と羞恥心
大野山 猫と羞恥心

 

大野山にやってきました。久しぶりの丹沢です。

標高は723m。

学生の頃、暇つぶしに友人と大山や塔ノ岳に登り、日が暮れた山の中をライトも持たず、必死に下山した苦い思い出や、社会人になって暇な土日に表尾根を一人で登りにきて、次第に登山にハマっていった特別な場所。

それが丹沢です。

 

今回登りにきた大野山は、山頂付近まで車で上がれるし、駅から登山口まで歩いてアクセスできる手軽さが魅力の山です。

山頂は以前まで牧場だったため、広々とした牧草地が広がってて気持ちが良い。

人の手がたくさん入った山ですが、登り始めは原生林が続きます。標高723mの低山とは思えない、山頂からの丹沢山地の眺望も爽快でした。

 

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この前日、甲武信ヶ岳を日帰り登山してきました。

疲れた体をいたわりながら、ハイキングを楽しんできました。

 

アクセス方法

・今回は小田急線ではなく、新橋からJR東海道線で国府津駅 → JR御殿場線で山北駅まで。山北駅から徒歩25分ほどで大野山入口バス停まで行けるのでバスを使う必要はありません。

・JRだけを利用する場合、休日おでかけパスがお得です。

”大野山”

■ルート

yamap

タイムスケジュール

yamap 2

 

■全行程スケジュール 2016年5月15日

11:55 山北駅 ⇒ 12:54 地蔵岩登山口 ⇒ 13:40 山頂 ~昼食~ ⇒ 14:10 下山開始 ⇒ 14:37 谷峨駅まで42分の標識  ⇒ 15:23 谷峨駅

 

 

 

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舞台はJR御殿場線の山北駅。

丹沢へのアクセスと言えば小田急線が鉄板ルートですが、今回は東海道線で国府津駅、そこから御殿場線に乗り換えてやってきました。

その方が休日おでかけパスを使え、実はお得だったりします✌️

天気予報は曇りのち晴れ。コースタイムが短い低山ハイキングなので、掃除を終わらせてのんびり家を出ました。

山北駅に着いたのはお昼の11:55分。

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はじめて御殿場線に乗りましたが、ローカル線を想像して田舎情緒を期待してましたが、通勤電車にも使われてそうな車両でした。

駅前には50年は現役で走ってそうなバス・・・ではなく観光地にありがちな真新しいバスが停まってました。

田舎と言ってもそこはやっぱ神奈川県ですね。

 

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商店街をとぼとぼと大野山への標識を頼りに歩きます。

 

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こんな感じで行き先を案内してくれてるのでご安心ください。

 

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大きな交差点で少し迷いましたが、右折しトンネルをくぐってまた右折すると、

 

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大野山入口のバス停です。

ここまでかなりのんびり歩いて25分ぐらいでしたので、バスを使うのはもったいないです。

 

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上を走るのは小田原厚木道路か東名高速か。

こんな田舎で高速道路の立体交差があることに違和感を感じます。

 

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このやろぉー。

おまえのクソの始末でどんだけ被害被ってると思ってんだ!

ニャー!と威嚇してみる。

山ガールが正面から歩いて来てたのに気づかなかった。マジ照れるぜ、

 

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やり場のない羞恥心に駆け出したい気持ちをなんとか抑え、えっちらおっちら小学校までやってきました。

学校の向こうに大野山が見えます。

話に聞いてた通りの牧草地が広がる山頂です。

 

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途中に”共和のもり 炭焼き窯”なるものがありました。

登山口にはここの炭焼き体験教室の広告が貼られてました。

 

 

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こちらが地蔵岩ルートの登山口です。

駅からここまで約1時間ほどかかりましたが、そんなに退屈しませんでした。ガチの登山ブーツで公道を歩くのはしんどいですが、今日はトレランシューズなので楽チンです。

 

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丹沢らしく杉林で始まると思いきや、原生林です。気持ちが良いです。

 

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なだらかな登りが続き、しばらくすると大野山山頂まで40分の標識が出てきます。

足が筋肉痛のため、ほぐす様にのんびり歩きます。

 

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そろそろ丹沢ではヒル対策が必要な頃ですね。

エアーサロンパスを持っておくとヒルの撃退もできるし下山後の筋肉のアフターケアにも使えて一石二鳥です。

 

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何人もすれ違う。人気の高さがうかがえます。

みなさんきちんと登山の格好をされてましたが、これぐならいの低山なら天候が街中と大きく変わることはないし、晴れだと分かってるなら軽いハイキング的な格好で充分だと思います。

自分は登山用じゃない普通のハーフパンツに、上はランニング用の速乾性のウエアです。山頂は風が強く吹いてる場合があるのでウインドブレーカーは持ってきましたが、その程度です。

 

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この階段、結構長いので覚悟してください。何人かへばってました。

谷峨駅から登って山北駅に下山する子供たちが、「この道歩きやすいね」と言いながら過ぎ去っていきました。家族で来るにはちょうど良い山です。

 

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チェーンソーアートのウサギがスカイツリーと同じ高さを知らせてくれます。

 

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階段の終わりが見えました。

山北町のホームページで紹介されてたルートを参考にやって来ましたが、谷峨駅方面から登る人も多いみたいです。

 

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ここから山頂まで舗装路です。

上空には電線。登山してる感は薄れていく。。

 

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振り返るとここがマザー牧場ではないかと錯覚してしまう景色ですが、背後に見える丹沢山地が壮観。

 

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ここまで車で上がってくることができるので、山ごはんの企画にはもってこいですね。

 

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山頂広場が見えてきましたよー

 

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広々ぉ〜!

昼寝してる人や木登りする子供がいたり、日陰でお喋りに夢中になってる山マダム、皆さん思い思いに過ごされてます。

 

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とりあえずピーク踏んで記念撮影。

この山は登り始めから山頂まで、チェーンソーアートのオブジェがしこたま散りばめられてます。

 

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お昼はセブンイレブンのグラタンコロッケバーガー。お気に入りの一品。

ローソンのグラコロも美味いし大きめですが、いかんせん揚げパンで挟んでるのがちょっと残念です。

『そんな味の好みなんて聞いてねえよ』って聞こえたから次行きますね。

 

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西丹沢自然教室から檜洞丸を登って蛭ヶ岳に向かってる途中、遠くに存在感たっぷりで見えた蛭ヶ岳が忘れられません。

ここでは一番右に見える山が蛭ヶ岳だと思うんだけど、霞んでて存在感ゼロ。

蛭ヶ岳は丹沢では珍しく岩峰だから、山の色でも見分けがつくんだけど、今日みたいな日はよく分かりませんね。

写真には収まらなかったけど蛭ヶ岳の右には丹沢山、塔ノ岳と続いてます。

当時、一緒に縦走したメンバーとは今でも時々連絡取り合ってるけど、彼らの基本スタイルがトレランなので最近は一緒に登ってません。今度奥多摩の大会にでると聞いてるので登山ついでに応援に行こうかな。

 

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木登りしてお父さんから叱られて急いで戻ってくる子供。

せっかくこういう場所に来たんだから木登りぐらいさせてあげて下さいよ(^_^)

 

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お昼をのんびり食べて、山頂からの景色も満喫したし、そろそろ谷峨駅方面に下山します。

 

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旧牛舎は谷峨駅側にあるのでこっちの放牧地の方がだだっ広い。

牛がいたらさぞ楽しかっただろうに。。いい歳になりますが、動物がいたらテンション上がりますわね。

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下山は富士方面を正面に見ながらとなります。

春霞の影響で富士山は隠れちゃってるけど、明神ヶ岳を筆頭に富士外輪山はよく見えます。

 

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下山になると足に疲労が残ってるのがよく分かります。

筋肉痛でまともに歩けないので、慎重に慎重に下山します。

 

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山藤です。

 

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標高を下げると、シャガがたくさん群生してました。

写メをカミさんに送って何て花か調べてもらいましたσ(^_^;)

 

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筋肉痛ジンジン。。

 

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鹿よけならぬ、家畜が外に出ないための柵。

 

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谷峨駅まで42分とな。誰が計ったんだか。

疲れが残ってるとはいえ、たぶんコースタイムと同じぐらいのペースで歩けてるだろうから、ちょうど電車に間に合うぐらいに駅に着けるはず。

JR御殿場線は本数が少ないので事前に時刻表をチェックしておきましょう!

 

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谷峨駅まで案内標識がばっちりです。

 

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吊り橋が揺れて恐ろしい。高いところがダメなのでこういうところはさっさと渡り切ってしまうに限ります。

 

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吊り橋の下は富士山と西丹沢を源流とする酒匂川が流れてて、青年が一人、アユ釣りをしてました。

写真撮ろうとしたら、何やってんだ的に見られてしまったのでそそくさ退散。

 

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谷峨駅方面からきれいに禿げ上がった大野山の眺め。

つか、駅遠いな。

さっき、標識で駅まで42分になってたけどほんとか?

長いです。ちょっと焦ってきました。

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え~、うっそーん。

駅を目前に乗ろうと思ってた電車が行ってしまいました。

本数少ないですからね、この後50分ほど待ちました。。

 

 

振り返って

 

誰とも都合が合わない、そんな時に一人で行こうと思ってストックしてる山がいくつかあります。

今回はその中の一つ。

自分の山トモ達は、体力のある方ばかりなので、こういう散歩感覚の山は誘いにくいです。

総距離10キロのハイキングなので、家族登山なんかに向いてる山だと思います。

 

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しかし、帰りの電車に間に合わなかったのは誤算ですた。

あの42分の標識から50分はかかると思ってください。

 

最初からピタッと計画通りにはいかないものですねぇ・・、それも旅の楽しみではありますけど。

ではでは


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