【中央アルプス】富士見台高原 狂喜乱舞の阿智村花桃まつりと昼神温泉と登山の三刀流の旅

【中央アルプス】富士見台高原 狂喜乱舞の阿智村花桃まつりと昼神温泉と登山の三刀流の旅

人口6,000人ちょっとの小さな村が、一年に一度だけ狂喜乱舞する時がある。

 

長野県阿智村。

 

静かで牧歌的な阿智村は、春になると10,000本以上の色鮮やかな花桃で埋め尽くされ、信じられないほど色鮮やかな村へと変貌する。

名実ともに日本一の花桃まつり」の幕が上がれば、堰を切ったようにそれこそ全国から観光客がやって来て、老若男女、極彩色の夢の世界に心底心酔してしまう姿が繰り広げられる。

 

しかも昼神温泉という、これまた有名な温泉地もあるため、とどめの温泉で完全にダメ人間の出来上がりだ。

 

浮かれるのは自分の専売特許。こりは行くしかない。

 

しかし実は以前、恵那山に登りに来たときに、ちょうど阿智村では花桃まつりが開催されてて、目にするのは今回で2回目。

まさに花桃まつり真っ只中だったというのに、その時は他に行きたいところがあったからまさかの素通りというウルトラC。

今思えば、なんともったいないことをしたものか。

 

そんなわけで今回は花桃まつり、昼神温泉、ついでに登山してくるという三刀流登山。

 

 

中央アルプスの南端、富士見台高原に登ってきたけど、以前は「山伏岳」と呼ばれてただけにれっきとしたお山。

山頂付近はあたかも高原のような爽快な熊笹が広がる。

 

阿智村には阿智セブンサミットという山があって、恵那山や今回の富士見台高原などがあるんだけど、山頂からなーんも見えない恵那山に比べ、富士見台高原は大展望の稜線を歩けちゃうのがブラボーすばらすぃー。

花桃まつりと合わせて登りに来れば天に召されること間違いなし。

 

富士見台高原は標高1,739m。神坂神社からなら往復で約10キロちょい、コースタイム6.5時間ってところだよ。

 

 

ルートとコースタイム

■2023年4月16日 ※カッコ内は標準コースタイム

神坂神社⇒(155分)⇒萬岳荘⇒(25分)⇒神坂小屋⇒(10分)⇒富士見台(山頂)⇒(30分)⇒神坂山⇒(15分)⇒萬岳荘⇒(145分)⇒神坂神社

コースタイム:6時間20分(休憩含まず)

総距離 10.7キロ
累積標高上り 910m

富士見台高原登山と花桃まつり 本編

阿智村花桃まつり

話は阿智村とはまったく関係ないところからスタートする。ここで紹介しなければ一生表に出てこなそうだったから書くけど、

群馬県下仁田にある「茂木ドライブイン」に初潜入してきた。

前々から気になってたところだけど、ついに念願かなってご訪問。

 

インフラが始まった日本において、たった200円でこんにゃく食べ放題という、信じられない価格設定。

都内の新築マンションの平均がとうとう1億円を超えたって騒がれる中、200円で食べ放題ってありえへんよ。

しかも、めっちゃ美味いもん!!

もんももん!!

 

八ヶ岳の帰りによくお店の前を通りかかってたんだけど、お婆ちゃん一人でやってるお店だから、店がやってたりやってなかったり。

日本の元気はお年寄りに支えられてるんだな。

 

まあ、ほんと、もしお店が開いてたらラッキーだと思って迷わず飛び込むべし!

 

また行きたい。

 

鼻水吹き出る絶景!

 

もとい、鼻水どころか鼻くそ混じるな、こりゃ。これが阿智村の花桃まつりだ、どうだ!!

突然、茶色一色のこんにゃくで始まった今回の山旅だけど、とたんに極彩色な花桃まつりへとトリップ。

 

朝の7時にやって来た(ねむい)。

花が濡れてるのは、前日の夜まで雨が降ってて、晴れ予報の今日になっても小雨が降り続いているから。

とにかく大渋滞するからそれを避けたかったのと、駐車料金の徴収が始まるのが朝9時からだから、それまでに鑑賞を済ませてしまおうというボンビープランを組んだものの、

冷たい雨が降りしきる中での鑑賞となってしまった悲しきボンビープラン。

やまない雨が憎い。

 

雨は降ってるけど、川を挟んで両岸に花桃がびっしり咲く景色は圧巻。

花桃まつりへはカーナビの設定を「野熊の庄月川」にして、会場に最も近い第2駐車場を狙うべし。

 

橋の上から花桃がきれい。

いけずな神様はボンビーにはきれいな景色を見せたくないのか、ここで更に雨が強くなってきた。

そんな全体的に暗い中でもこれだけの美しさを発揮するのだから、晴れていたらどれだけ魅了させられちゃっていたんだろう。

もう考えただけで脱糞しちゃう。

しかし現実に目を戻すと、実は自分は雨にめっぽう弱い。心がポッキリ折れ、もう今すぐにでも帰りたい。

 

「野熊の庄月川」の近くの広場も満開だったんだけど、さすがにもう雨に耐えられず、しばらく避難した。

天気予報を信じて、しばらく青空を待つ作戦だ。

だってまだ9時まで1時間以上余裕がある。

 

30分ぐらい待ってると、青空がでてきた。

ついさっきまで、自分の隣で女性トイレの長蛇の列に並ぶ奥さんを待っていたおじさんが文句ブーブー言ってたんだけど、さすがにこれにはうっとりしていた。

 

背後に枝垂れ桜を配置して花桃とのコラボ。

夢見る花桃天国。素晴らしい。

 

素朴な村を、花桃で埋め尽くしてしまえと発案した人の社会貢献度はマックス素晴らしい。

花桃っていうのがね、信州らしくて実にいいしね。

花桃園は全国にあるみたいだけど、信州というのが特別なんだよ。

 

この花桃の里会場以外でも、この時期の阿智村は至るところで花桃が咲いてて、村全体で春の訪れを祝ってるかの様な光景。

ここは死ぬまでに一度は訪れておくべき場所。

 

せっかくたから飯田市名物の赤飯まんじゅうを買っておく。

このあと山頂で食べたらめっちゃ美味かったから、もっと買っとけばよかったと後悔した。

 

さて、場所を変えて、こちらは富士見台高原の登山口がある神坂神社までの途中にあった「駒つなぎの桜」。

ちょうど満開を迎えていた。

ここは車を停めるスペースがないから御坂神社への移動途中にちゃちゃっと撮るしかない。

 

神坂神社から登山開始

ほい、ここが神坂神社の駐車場。

花桃まつり開催中はハイカーも多いだろうと思いきや、意外にも満車ではなかった。

やはり恵那山に集中するのかな。

 

途中までブナコースとカラマツコースの2ルートあるけど、カラマツコースの方が1.7kmも短いから、登りはカラマツ、下りはブナコースという人が多いみたいだよ。

 

自分よりはるかに健脚、時間が許せばどこまでもいつまでも歩き続けることのできる超人同行者が、自分が神坂神社の撮影をしている間に、先にぴゅーんと行ってしまい、まさかの置いてけぼり。

本日は追いかける形でスタートだ。

神坂神社の裏の杉林からわっせわっせと登っていく。

 

杉林の中で見つけた小さなケルンなんぞ撮っている暇はないのだよ。

 

杉林はそれほど長くは続かない。日当たりの良いところに出てみれば、辺りはブナ林にでた。

しかし、こんな写真を撮っている暇など自分にはない。

快速で飛ばす同行者に早く追いつかなきゃ、その一心なのだ。

 

足元にはショウジョウバカマ。

残念ながらこちとら体力無し男。

登り始めて20分も経っていないというのに、早くも激しく息を切らし、足元もフラフラしてきた。

追いつけない、追いつけない。

 

追いつかなきゃ。それでも追いつかなきゃ。

なんとか急登を喘ぎながら登りきると、途端に平坦なトレイルになる。

先行者はこれまで何度かハセツネやウルトラトレイル・マウントフジへの出場を薦めたことのある韋駄天。金栗四三の生まれ変わりか?

あちきごときが頑張ったって追いつけるはずがない。

 

カラマツがでてきた。

晴れ予報も見事に当たった。

山頂では熊笹の爽快な稜線が見られそうだ。

ゼーゼーハーハー

 

もうだめ。

もう疲れ果てちゃったもんね。山頂で合流できればいいやと諦めモード。

もふもふの苔をぽんぽん触って癒やされたら、いつもの鈍ペースで再び歩き出す。

 

ブナコースとの合流地点。

韋駄天はこんな短いコースではトレーニングにならぬわ!と、あえて1.7kmも長いブナコースを選んだ可能性は否定できない。

ふむ、だとすると逆に自分が追い抜いてしまったかもしれない。

少しここで待とうかと悩んだけど、風が強すぎて一瞬で体が冷え、やはりゆっくり歩き続けることにした。

 

急ぐべきか、ゆっくり行くべきか、迷う。

話は変わるけど、先日、あと一分で電車が出発してしまうというタイミングなのに、エスカレーターで自分の前に立つ女子はスマホのコミックシーモアに夢中で急ごうとしない場面があった。

エスカレーターは歩かなくてもいいけど、終点間近の平坦になるところになってもぎりぎりまで一歩を踏み出そうとしないコミックシーモア女子に少し苛立ちながら横から抜いたけど、そんな余裕のない態度ではいけない。

 

そう、コミックシーモア女子を見習い、急ぐのはやめよう。

 

せっかく遠い山に来てるのだ。コミックシーモアの様にこの絶景を楽しまなきゃ。

 

なんだよコミックシーモアって。

 

ほわちゃー!!!

そう割り切った途端、舞い降りてきたガスに神様のいけずぶりを見た。晴れ予報どこいった!

 

いや、これは俗世から精神を解き放ち、改めて真っ白な心で物事を見よという神の教えなのかもしれない。ガスを眺め、もっとシンプルなものの見方をせよと言っているのかもしれない。

ふむ、余に神様はいらぬわ。

 

ところどころこういう木に座って休む。

ブナコースだとしたら、確実に自分の方が先を歩いてるはずだと、ゆっくり時間がすぎるのを待っていると、後ろから猛然と追い上げてくる同行者が見えた。

 

なんだ、遅かったじゃないか。そう思ったけどどうも様子が違う。

 

自分にはその姿がデッドボールを当てた平沼に向かって襲いかかる清原和博に見えて、強烈なヒップアタックを食らうのではと凍りついた。

 

もぉ、どこ行ってたのぉー!と言ったのは自分ではなく同行者だった。

 

あへ?なんだ、やっぱり怒ってるぞ。

 

実は先に行ったのではなく、神坂神社の裏にあるトイレに立ち寄っていたというのだ。

 

どうやら置いてけぼりを食らったのは自分の方ではなかったということが判明し、必死に追いつこうと頑張ったという同行者に帰りの道中でハイボールを一杯ご馳走するということで許しを乞うという、まさかの展開になった。

 

山ではこういう事故もあるのか。これからは気を付けねばなるまい。

 

なんにしても合流できてよかったと安心したのもつかの間、次第にトレイルは川となり、もはや沢登りの様相。

草原の稜線というイメージだった富士見台高原で、ひえーひえーとおっさんの嘆きが響き渡る。

 

萬岳荘で着替える

萬岳荘はまだ営業前だと思ってたけど、あの山小屋に近づいたときに聞こえてくる発電機の独特な音が聞こえてきた。

 

おお、やってる!!

まさかの期待を良い意味で裏切る展開。しかもこのメニューを見ていたら小屋のご主人が話しかけてきて、

「今日は異常に風が強いよ。普段ここは風が当たらないのにこんなに強いんだから稜線は寒いよ。雨具とか持ってきてる?」

と、温かな心配をしてくれる。

 

ええ、一応一式持ってきてます。

 

そっかそっかよかった。そんな格好じゃ耐えられないからね(Tシャツ一枚)。

 

休憩室も使っていくといいよ。

 

その言葉に甘えるように、下山して戻ってくる時間を伝え、その頃に鍋焼きうどん食べますので準備よろしくです!と伝えておいた。

 

ガスまみれの富士見台高原へ

そんなわけでTシャツの上に長Tを重ね着してレインウエアも着込んで山頂へ向かう。

萬岳荘から山頂まで1.1kmか。

 

そしてここから舗装路というのが、なかなかの違和感。

200〜300mも歩いたら普通のトレイルに変わったけど、舗装路は冒険気分をゼロにしてくれるから好きではない。

 

山頂方面はガスまみれ。

これを見た時、小屋に引き返してしばらく晴れるのを待った方が良かったのではと悩む。

 

暑ぢぃ。

どうやら警戒して着すぎたみたいだ。

まあ寒いよりいっか。

 

左手に見える景色は晴れてきている。

山の上にだけガスが残ることはよくあるけど、高気圧が払ってくれることを願って登り続けることにした。

 

恵那山は絶望的にガスに飲まれている。

恵那山にしなくてよかったと心底思った。

 

神坂小屋がでてきた。

ここは通年の無人小屋、つまり一般的な避難小屋だね。

ここで晴れ待ちをするハイカーが10人ぐらいいたけど、自分は勇敢なアホらしくガスに向かって突進していく、

前進あるのみ。

 

山頂は当然ガス世界。

いまからあそこに飛び込もうとしてるなんて、我ながら狂気の沙汰。

 

あ、少し晴れた。

 

富士見台高原の山頂

山頂だ。

有り難いことにガスは少し晴れたけど、とんでもなく天気が悪いことに変わりはない。

 

富士見台高原の山頂に到着。

標高1,739m。阿智セブンサミットの一座だよ。

 

再び、天からガスが舞い降りてきた。絶望的な天気だ。

泣かない。

あちきは男だ。

男は背中で泣く美学だと、ルパンで学んだんだ。

 

しかし山頂にあったこの写真を見て、堰を切ったかの様に泣いた。

 

ひどいじゃないか。こんな写真をここに置いておく意味って一体なに?

 

だって晴れてたらこんな写真見る必要ないのだから。これは、悪天候に訪れた者にこれ見よがしに配置してる写真なんだ。

 

悔しいじゃないか。

 

しかしそんなあちきに一筋の光明が。

 

それがこれ。飯田市名物の赤飯まんじゅう。

なんとこれ、まじでウマイチモツだった。

しかしその前にちょっと見てほしい、あまりの寒さに手袋をしている。

分厚い灰色の雲によって陽の光は完全に閉ざされ、寒風が吹き荒れているのだ。

 

さて、このまんじゅう、中身の赤飯がもちもちしてて、まんじゅうの中にお餅が入っている様な不思議な食感。これが無ければ自分の心は完全に折れてしまっていただろう。

味はお豆が効いてて甘くてしょっぱい、リアルガチでなんで一個しか買わなかったんだぁぁ〜と、自分のケチぶりに呆れたよ。

 

あ、晴れてる。

うそでしょ、赤飯まんじゅう食ってたら晴れてた。

恐るべし、赤飯まんじゅう効果。

 

うほっ、太陽がでてぽかぽかしてきた。

ひゃっはーだ。

 

浮かれたおっさんの姿は見ていられない。

 

神坂山経由でゲッザーン

まさかの結末だった。

神坂小屋で晴れ待ちしていたハイカーたちも続々と登ってくる。

 

気分がアゲアゲだから神坂山へも登ってみよう。

でも萬岳荘のご主人に鍋焼きうどんを11:30に行くから作っといて!とお願いした手前、ちょっと急がないと。

 

かなりのハイペースで神坂山を登頂してみたけど、イメージしていた富士見台高原の様な爽快さはゼロ。

 

だって、これだよ。

この熊笹をかき分けながら必死に山頂までやって来たんだ。

なにを好き好んでやって来たんだか。浮かれたからいけないんだ。

 

まあ、それでも一度晴れてくれた空は本当に気持ちよかった。

 

萬岳荘のうどんと神坂神社の桜

山小屋の鍋焼きうどんが600円で食べられるというのは有り難い。

でも味は…ちと改善の余地あり(すみませんっ!)。

うどんはかき揚げとカレーを選べるんだけど、かき揚げは、これってただの天かすだよね?っていう代物でかき揚げ感は無かったし、味が薄すぎたから、カレーの方がよかったかなぁ。ハイカーは汗かいてるから濃い目が良いね。好みの問題だけど、、。

せっかく信州なんだから味噌煮込みの鍋焼きうどんとかあるともっとイイネ!

偉そうなこと言ってほんとごめんちゃい!

 

そうか、関係者はここまで車で上がってこれるのね。

さて、ゲッザーンする。

 

小屋のすぐ近くにはミツバオウレンがコケの森を掻き分けてわんさか咲いている。

 

それまでのガスまみれな空から一転、お主が思ってる以上に実は青いんじゃぞと惜しげもなく素顔をお見せするお天気様。

ところでにゃんこスターってどこ行ったんだろう。

歩いててふと思った。まったく意味はないけど、山を歩いてるとこんなどうでもいいことがふと思い浮かぶ。

 

切り株の上で、小さな森が誕生していた。

ゴールデンウイーク中に伸びたヒゲみたいだ。

 

神坂神社に着いた。

全国に110,000社以上ある神社の中の一つと言ったら有り難みが薄れるよね(笑)。

ちなみに寺は82,000以上あるらしい。ふっ。

 

ここの主祭神は住吉三神。

 

三大神社は、八幡宮、稲荷神社、天満宮なのは基本中の基本。その中で最も多いのが八幡宮で全国に4万社以上あって、その総本宮は宇佐神宮(大分)だということはあまり知られていない。

宇佐神宮の成り立ち、背景や謎なんかを調べてみると実に歴史の面白さがあってロマンが広がっていく。

こんな話に乗ってくる人が皆無だということは自分が一番分かっているからここら辺でやめておこう。

今度、装飾古墳のことをまとめてブログにアッブしようと思ってるけど、誰も読まないことも分かっている。

古墳時代〜大和朝廷誕生に至る歴史の空白を調べることを素人の道楽として楽しんでいるだけ。楽しいんだけどなぁ。

 

さて、桜舞い散る駐車場に戻ってきた。

 

昼神温泉と再び花桃

トロッとした昼神温泉を堪能したあとはお土産コーナーを物色。

こういうところは道の駅と一緒で、定価で販売してるから、眺めるだけで買ったりはしないのがボンビーパティーン。

地元民が行くスーパーへ行くべし!

 

この時期の阿智村は村全体が花桃に彩られる。

昼神温泉の前の花桃だってこの圧倒的な美しさ。

 

頑張って早く着いた朝の花桃まつりより、立ち寄り湯の前に咲いてた花桃の方が、よく晴れて一番きれいだったという、なんとも言えない結果…。

まあそれでも阿智村の花桃を満喫できてるじゃんと、前向きに考えるべし。

 

帰りのスーパーで「ぶたじん」を発見。

でもこの時はぶたじんを発売している会社がここ信州飯田の会社で、ご当地名物だったなんて知らなかったんだよね。

赤飯まんじゅう食べれたからもういっかなぁ〜って軽く見送ってしまったことを、帰ってきてから激しく後悔するというボンビーパティーン。

くそっ。

 

振り返って

まんじゅうの中身が赤飯?いやいやご冗談を。

多くの方はそう思うだろうね。

 

ええ、分かるよ、分かる。中身が赤飯でまんじゅうが成り立つのかと。

 

でもね、みんなが子供の頃に美味い美味いと言って食べてたBIGカツの中身は魚のすり身だよ。

 

 

それな!

ええ、魚のすり身でカツは成り立ちませぬ。

 

魚のすり身で満足していた舌で何を疑ってるんだかね。

 

後悔している。2つ買わなかったことを。

騙されたと思って食べるべし!

 

 

後悔している。

「ぶたじん」と「とりじん」を買わなかったことを。

 

わざわざ長野まで行ったというのに、ついボンビーがうずいてしまった。いつもの悪い癖だよ。

 

長野県は広すぎて移動がほんと大変だから、次は後悔を残さないようにちゃんと買わないと。

 

それでも昼神温泉にも寄れて、花桃見れて、山頂で赤飯まんじゅう食べて、結果的に阿智村をとことん遊んでやったぞ。

 

ではでは


登山カテゴリの最新記事