三郡山 登山(昭和の森) 心残りを果たしに山頂の要塞へ(2016.9.23)

三郡山 登山(昭和の森) 心残りを果たしに山頂の要塞へ(2016.9.23)

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太宰府には宝満山といって、福岡県で一番登山客が多いと言われている山があります。

以前、宝満山に登った時は、雨が降りしきる中、山頂まで果てしなく続く石段をやけくそ気味に登り、こんな山二度と登るか!と思いながらピストンで下山しました。良い思い出なんてちっともありません。

今回登った三郡山は、そんな宝満山と縦走されることが多い山です。

前回ピストンで下山して、少しだけ心残りがあったので、今回一人で登ってきました。

標高は936m。三郡山地の最高峰。

事前にきちんと調べてこなかったから、山頂の物々しさにはびびったわー。

いざっ

 

アクセス方法

・昭和の森一本松公園へのアクセスは、こちら
・住所 福岡県糟屋郡宇美町大字宇美3-3

■ルート

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■全行程スケジュール 2016年9月23日

10:20 昭和の森駐車場 ⇒ 10:50 ツキ谷Bコース登山口 ⇒ 11:40 山頂(10分休憩) ⇒ 12:20 頭巾山 ⇒ 13:05 昭和の森駐車場

 

 

 

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昭和の森の駐車場に着きました。

少しだけ時間ができたので、一人で近場の低山に登っちゃえ!って企画です。

 

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登山口は昭和の森。宇美町(うみまち)にあります。太宰府のすぐ隣で、宇美八幡宮(うみはちまんぐう)で有名な町です。

日本書紀や古事記にも登場してくる歴史ある町らしいのですが、全国的には無名。残念。

帰りに太宰府に立ち寄って梅ヶ枝餅を買って帰るには好立地です。

 

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本日のルートですが、登りはツキ谷Bコース、下山は頭巾山(とっきんさん)ルートを選択。

ツキ谷の登山口へは昭和の森のコテージ横を通っていきます。

 

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登山口までの林道が長すぎて退屈すぎる〜。

 

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低い山でもアザミが咲いてるのを見ると、山に来たんだなと実感できます。枯れ気味ですけどね。

花を撮影して単調な林道から目を背ける。

 

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ツリフネソウ、たぶん。

 

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林道が長くて、途中で帰ろうか悩みました。

やっと登山口に立ててほっとしたのも束の間、この狭い登山口をくぐった途端、クモの巣を顔面に被弾。

やる気底辺からのスタートです。

 

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再び林道にでたし。

このルートだめだわ。この山、登らんでよか山ったい。と、一人でブツブツ・・

宝満山登山の時もそんなことをつぶやきながら登ったなぁ。

ここは右に曲がります。

 

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再びトレイルに戻り、クモの巣を数発被弾。

やってらんねーよー

 

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再び、花に目を向けて気分転換。

アケボノソウです。

 

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清流が岩肌を流れてるところがありました。ここは滑りそうで怖い。

ロープはありますのでしっかり捕まって進みましょう。このコース唯一の警戒ポイントです。

 

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あとは急坂がしばらく続きます。緩斜面の巻き道もあったので無理せずそちらを利用することを薦めます。

急坂はあまり踏み固められてなかったので、下山だと滑ると思います。

 

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稜線に出た。やっと、らしくなってきました!

ここまで疲労感はゼロ。蜘蛛の巣を警戒し過ぎてゆっくり登りましたからね。

 

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らしくなってきたと思いきや、突如でてきた連邦のソーラーシステム。

説明書きを読むと、反射板とのことです。

 

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おいおい (。-ω-)ノ またなんか出てきたぜ。。

この物々しさは、いったいなんだってんだい!(江戸っ子風に)

稜線に出たら爽快な山歩きができると思ってたのによー、台無しだよ!

 

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とりあえずピーク踏んどきます。

テンションはだだ下がりですが、山頂には宝満山から縦走してきた人たちが何人かいて、それなりに賑わってました。

自分のテンションの低さとのギャップを感じるわー。いややわー

 

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山頂からの眺め。言葉にならない絶景が広がってます。

この向こうにな!

 

こげん山、登らんでよかごたぁる!

こげなはずじゃなかったとに。。

 

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どぼぼーん

( ꒪⌓꒪)

 

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ぼえ~~~~ (ジャイアンリサイタル風に)

 

有刺鉄線が張り巡らされてる山頂になんか用はなかけん、もう帰るばいっ!

 

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バイバイ、三郡山。

わずかにできた自由な時間を自然との戯れに充てた今回の企画は、大失敗に終わろうとしてます。

宝満山方面へ行って、途中で頭巾山方面に曲がって帰ります。

 

 

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こんな登山になってしまいましたが、頭巾山に向かうルートは気持ちよかったです。

ツキ谷Bコースではなく、このルートのピストンだったらそこそこ楽しめたと思う。

 

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紫のキノコ。

 

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ここで宝満山との縦走路から外れて、昭和の森に向かって下山です。

 

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頭巾山城跡方面へ。

昔はこんなところに城があったのか・・。

 

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頭巾山の山頂は眺望ゼロ。標高は901mです。

だれもこんなとこまで攻めてこねーよってな場所です。

時代を越えて、城兵たちのモチベーションの低さが伝わってきます。

 

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空を見上げるとまだ夏雲が広がる福岡ですが、山の中は秋の気配。

 

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こんにちわー!!と、

ルートを間違えて山奥に進もうとしてた老夫婦に声をかけました。

「ああ、そっちでしたか!どうりで!」と言って驚かれてました。

明瞭なコースに油断しきってうっかりルートを外れてしまのは、自分も過去に経験済み。

 

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ツキ谷ルートとは違って頭巾山ルートはトレイルの幅も広く、クモの巣の心配をする必要がありません。

ルート選びに成功してもね、山の選択を間違えちゃ元も子もないんだわ。

 

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最後の2キロほどは退屈だったので走って下山しました。

 

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下界では田畑の周りに彼岸花が満開。もうそんな季節。

彼岸花は、花、葉、茎、根の全てに毒があり、ネズミやもぐら、ミミズなどから田やあぜ道を守ってくれます。

車窓から彼岸花を眺め、消化不良のまま家路につきました。

 

 

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キリン一番搾りは通常のビールの1.5倍の国産麦を使用してるそうです。

三郡山のすぐ近くにあるキリンビール工場に、翌日やってきました。

自分は下戸なんですけどね。

 

 

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このキリンの絵の中にカタカナで「キリン」が隠れてます。

時間があれば探してみてください。

 

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子供と同じキリンレモンが飲みたかったのですが、少し気取ってノンアルをもらいました。

ここ甘木のキリンビール工場はコスモス畑が有名で、それを見に来たんですけど一本も咲いてなかったのでビール工場に立ち寄ってみました。思いのほか楽しかったです。

お酒が飲める人は、ビール3杯まで無料でいただけます。

 

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酔っ払った妻の笑いが止まりません。

ぷへー、うめぇー!!

つまみがないのに3杯はきついなー!ぷへーうめぇー!

 

 

振り返って

 

夏の暑さもやわらいできたので、そろそろ福岡の登山も再開です。

今一番登りたいのは福智山。ただ福智山は桜を目的に登りたいので、春になるまでじっと我慢。

それまで貫山・平尾台、古処山、九千部山、多良岳あたりに登りたいと考えてます。

どれも九州百名山に選ばれている地元では有名な山です。

なぜ今回、これらを押しのけて三郡山を選んだのか、はなはだ疑問です。

 

 

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まあ、登ってみないと分からないこともありますからね。

空の安全を守るために航空レーダーも必要なんですから仕方ない。

 

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先日、会社でトイレに入ってたら、電気を消されてしまいました。

真っ暗な中、ウオシュレットのストップボタンが見つからず、超焦りました。

(;`O´)oダメーーー!!

スマホの明かりを使ってなんとか脱出しましたが、まぁね、ほんと慌てましたよ。

 

電気を消した犯人への憤怒は置いといて、

節約が職場に広まるのは良い風潮だとは思いますが、事故はいつ誰に起こるか分かりません。

皆さんも気をつけてくださいね。

じゃ!


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