【丹沢】富士箱根トレイル フジヤマしか勝たん!鉄砲木ノ頭から不老山へ朽ち果てた岩田翁の道しるべを巡る登山

【丹沢】富士箱根トレイル フジヤマしか勝たん!鉄砲木ノ頭から不老山へ朽ち果てた岩田翁の道しるべを巡る登山

江戸時代初期、稀代の画家がいた。

その名はラオウ。

 

生まれてすぐ病気で片目を失い、5歳の頃に火事で両親を失い、孤児として生きてきた。

奴隷以下の扱いを受けてきた施設から、盗んだ馬で逃げだした15の夜。それからは生きていくために、人殺しや強盗、悪いことはなんでもしてきた。

 

彼が絵に出会ったのは窃盗が見つかって牢獄に入れられた頃、たまたま描いた絵を周囲の囚人たちから絶賛されたのがきっかけだった。

それから、心の底から湧き出る、苦しみと怒りを込めた作品を次々に生みだしていき、才能を一気に開花させる。

不遇な人生を歩んできたラオウにしか描けない魂がこもった絵は、貧しい生活を送る人々に生きる勇気を与えた。

 

自分の絵を見て感謝される。

やさぐれていたラオウは、生まれて初めて人から感謝され大いに戸惑った。

 

ある日、ラオウの評判を聞いた幕府は、ラオウに新たに建立する寺院の天井画を描く様に命じた。

ただし、もしできなければ、これまでの罪を償い、死罪。

 

死ぬことに今さらためらいはないが、貧しい人々のために、人生最高の絵を描くことを決意し、一心不乱に描き始めた。

 

昔と違って、命の儚さと尊さを知り、すべての生き物のためにその怒りや苦しみ、悲しみを作品に込める。

そして、ラオウの最高傑作は、出来上がった。

不老不死の象徴「黄金ゴリラ」を描いたその天井画は、今ある幸せに目を向けなさいというメッセージが伝わってくる、まさに貧しい人々のための絵画だった。

 

この一大作品を見た幕府は、あまりの素晴らしさに、これ以上良い作品を他で造れないように、ラオウの残されたもう片方の目を潰す様に命じる。

 

両目を失ったラオウはさまよい、丹沢の山奥へとたどり着いた。

 

これまで、自分の幸せを求めて多くの人を傷つけてきたが、他の誰かを幸せにすることで自分の幸せが満たされるということを知ったラオウ。命の灯が消える最後まで、やり切った表情を浮かべ、幸せそうに息を引き取ったそうだ。

 

その山は、最後に不老不死を描いたラオウにちなみ、不老山と呼ばれる様になった。

 

今もなお丹沢山地に伝わる不老不死の黄金ゴリラ伝説。

 

なんつって。

 

 

さーて、富士箱根トレイルというのをご存知だろうか?

富士山五合目から金時山までを結ぶ全長43kmの鬼畜トレイル。

己の鍛錬のために走るというどマゾランナーは置いといて、

自分のように一般常識があって紳士的なハイカーは、駿河小川駅からスタートして、不老山〜三国山〜須走道の駅までの20kmコースを歩く人が多いみたい。

 

でもね、それだとずーっと樹林帯で面白くないんだよ。

 

だったら、三国山から鉄砲木ノ頭に折れて、富士山に向かってフィニッシュした方がめっちゃドラマチックだなぁと期待して立てたのが、今回の企画。

 

 

この日は午前晴れ、午後曇り。

 

午後曇りなら仕方あるまい。

急遽、スタートとゴールを逆にして、鉄砲木ノ頭をスタートにしたよ。

 

11月の紅葉シーズン、もしくは5月下旬のサンショウバラが咲く頃が狙い目だなーと思ってた。

 

だだ、5月下旬の丹沢って、もうアイツがでてくるんだよ、ヤマビルが。

 

結果的に、冷えて澄んだ空気の中、秋晴れの富士山を見ることができたし、11月にして大成功だった。

 

岩田翁の道しるべにも前から興味があったから、宝探しみたいな感覚で歩いてきたよ。

 

ほとんど朽ちてたけど!!

 

鉄砲木ノ頭からスタートすると下り基調で楽ちん。

 

まあそれでも累計上り1,030m、距離は20km。それなりに歩くことにはなるけど…。

 

 

ルートとコースタイム

■2022年11月27 日 ※カッコ内は標準コースタイム

登山口⇒(35分)⇒鉄砲木ノ頭⇒(20分)⇒三国峠⇒(30分)⇒三国山⇒(65分)⇒明神峠⇒(145分)⇒世附峠⇒(50分)⇒不老山⇒(105分)⇒金時公園⇒(25分)⇒駿河小山駅

コースタイム:7時間55分(休憩含まず)

総距離 19.6キロ
累積標高上り 1,030m

そして不老不死へ 本編

山中湖平野バス停から登山開始

さ、寒いっ!!

朝方の山中湖、しかも日陰。一瞬で気が萎える寒さに襲われる。

 

ここは平野バス停からすぐ近くにあるキャンプ場「RECAMP」。

ここまでのアクセスは、新宿から山中湖の平野バス停まで高速バスが走ってるからそれを使えば楽だよ。

 

ここから鉄砲木ノ頭の登山口までは、徒歩で20分ぐらいかな。

 

長い舗装路が終わり、やっとこさトレイルを踏める。

平野バス停から登山口まで、たかだか20分とは言え、11月末の山中湖村で日陰のアスファルトは酷寒。

足の指先は冷え切って痛いぐらいだよ。モチベーションは底辺で登山スタート。

 

そんな自分のテンションを上げてくれた一羽の野鳥。

ガサゴソすると思ったら、すぐ近くにキジがいた。

なんじゃ、お主も一緒に参るか?と桃太郎気分で話しかけると、

 

なんと、もう一羽おった。

つがいだ!と思いきや、よく見りゃこっちもオス。

ほえー、オス2羽が一緒に行動することなんてあるのね。なんか、つがいを見るより得した気分。

こんなことでほくほく温まった。

 

鉄砲木ノ頭に登り始めて、わずか5分でこんなに景色が開けた。

平野バス停から登山口まで20分は歩いてるんだけどそれは省く。

遠くに南アルプスがくっきり見える。

 

この先は賑やかだなーと思ったら道路に出た。

狭い駐車場は満車、そしてすごい数の観光客。

 

完璧な青空。やっぱり登山はこうじゃないとね!と、一般観光客に混ざってそんなことを考えていた。

 

さらに、朝日に向かって登っていく。

踏み跡がいろんなところにできてて、ススキ野原をかき分けながら、どこが歩きやすいか探しながら登る。

 

鉄砲木ノ頭からフジヤマ

こちらは山頂にある山中諏訪神社の奥宮。

鉄砲木ノ頭だけなら朝の散歩程度で登れちゃう距離。

 

こんなにお手軽なのに、ここから眺める富士山がこれまた大絶景。

 

フジヤマしか勝たん!

 

やっぱ登山は青空じゃないとね!と、やっと一般観光客がいなくなったところでハイカーらしいことが言えた。

 

 

引いてみるとこんな感じ。山中湖と富士山、右奥にはズラリ南アルプスが見られるという、山ヤロウ垂涎の光景。

ここ数年、富士山を見に来ては雲がかかってしまったり、木々が邪魔したり、期待通りの富士山が見られなかったんだけど、

久々に会心っ!

 

富士山で満たされたから、もう下山してバスで帰ったら楽ちんだよなーと、だいぶ頭をよぎったけど、ここは奮起して予定通り三国山経由で不老山へ歩く。

 

実は鼻風邪がひどくて、体調イマイチなのよん。

そんなわけで、ここからは惰性になりそう。。

 

前方に見えるのが三国山。

その名の通り、静岡、山梨、神奈川、各県が縄張りを主張して激しくやりあったポイントだ(推測)。

 

右手側にはどでかい富士山。

山梨側からの富士山は雪が多めで、静岡からだと少ないらしい。三国山からだと左が静岡で右が山梨。

ぜんぜん分からない。

 

ススキがもっさもっさしてるのも富士周辺の山らしさ。

自衛隊の演習地のイメージは強烈だ。

 

梅みたいな花が咲いてる。

そう言えば、金時山〜明神ヶ岳でも見た気がする。

冬に開花するなんて、なかなか強烈な異彩感。

 

三国山へ下っていく。

せっかく稼いだ標高を削るのは、いつだって悲しい。

 

三県またぎトレイル

そして道路に出てみれば、ここから神奈川県らしい。

 

さらば山梨県。

意味も無く県をまたいで行ったり来たりトラベリング。

 

三国山への登りが始まるけど、実はまだ体が温まっていない。

ゆっくり歩いてるからと言って、余裕というわけではない。

鼻づまりによって鼻呼吸ができず、いつもよりペースが上がらないのだよ。

やはり、、リタイヤしておくべきだったか。

 

 

冬枯れした森。

これぐらい鼻もスースーすれば良いのだが…。

 

ほいっ。三国山に到着。ただの分岐点かと思ったよ。

 

 

よく見たら、ちゃんと味のある山頂標識もあった。

 

三国山からの景色は正直がっかりさせられるわー。

鉄砲木ノ頭から登り始めてほんと良かったよ。

富士山しか勝たんもん(これ言いたい)。

 

もし須走の道の駅からのスタートだったら終始こんな樹林帯で終わってただろうな。

 

さあ、さすがに体は温まった。体調も問題なさそうだから、先へと進もう。

 

樹林の隙間から鉄砲木ノ頭。

最後まで歩ききって感想を先に言うけど、結局あそこが一番良かった(笑)

 

正月が近いからって、誰だよ黒豆バラまいたの!

 

 

振り返った景色が爽快すぎた。

この時期はどこの山もこんな感じだけど、なんとなく、丹沢周辺の山だなぁ〜って感じがするの自分だけだろうか。

 

高圧線の鉄塔がある開けたところにでた。

おかげで三国山の100倍景色がよい。

 

遠くに見えるのは丹沢なのか奥多摩なのか、

さっきまで丹沢周辺の山らしいなぁ〜とか言っときながら、どれもこれも同じにしか見えない。

 

また道路に出た。

 

そして今度は静岡県に突入。

さすが三国山。

 

とうとうここでお初の富士箱根トレイルの標識の登場。

よし、がんばって歩くよ。

 

ずーっと樹林帯で景色は良くないんだけど、青空と冬枯れた森がサイコーで、もうここら辺から体調不良のことなんて忘れてたな。

たぶん鼻トンネルも開通したんだと思う。

 

しかし、隣の富士スピードウェイの騒音が、ずーーーっとつきまとうのがこのコースの難点。

前回は武甲山の掘削工事の騒音、今回はレーシングカーの爆音。

東京周辺の山で静かに歩けるところはないものかねぇ。

 

簡易トイレがでてくるあたり、やはり人気のコースなんだね。

 

明神峠が見えてきた。

もうすでにちょうど良いぐらい疲労感。

ここで終われたら最高のハイキングなんだけどね。

 

サンショウバラの季節はバスが走ってるけど、オフシーズンは駿河小山駅→明神峠までの一方通行のバスしか運行してないからさー、

ここで終わりにしたくてもできないんだよー

うへー

ここで軽く駄々っ子になった。

 

岩田翁の道標を発見。

すげぇー朽ちてる!

見るも無惨。なんも読めんやーん。

 

明神峠から金太郎ゾーン

休憩は取らないけど、明神峠は一つの区切り。

気持ち的には不老山へ向けてリスタートって感じ。

今回のコースは、鉄砲木ノ頭〜明神峠(富士山編)と、明神峠〜不老山(不老不死編)の二部構成って感じだと思ってた。

 

行ってきます!

 

ダンシングもみじ。

 

奥の方にフォーカスを合わせてパチリ。

ブナと杉の森で、こういうたまにあるカエデちゃんは貴重な存在。

 

このコースは割とフラットなところが多いのも特徴だね。

鉄砲木ノ頭スタートにすると下り基調になるからそう思えるだけかもたけど。

体力に自信ない人には今回のコースはおすすめだよ。

 

ここにも現れた山中諏訪神社の奥宮。

鉄砲木ノ頭の山頂にあったのも山中諏訪神社奥宮。

いくつもあるものなのかね。

 

サンショウバラ大木あり!

これも、岩田翁の特徴ある字だね。

 

やっと紅葉がでてきたなって感じ。

サンショウバラの季節にも歩いてみたいけど、ヤマビルがねぇ、、どうしても嫌だな。

生態系に影響ないならヤマビル駆逐したいけど、それってすごく難しいみたいだね。

ちなみにヤマビルを捕食する生き物っていないらしい。

ヤマビル最強説。

 

ヤマビルが恐ろしくて、夏の丹沢は大山以外登ったことがない。それももう20年以上前だったから、今みたいにヤマビルも多くなかったと思う。

危険を承知で登るなら、

①何人かで山に入って、まめにお互いをチェックし合う。

②ヒル下がりのジョニーを携行しておく。

③肌の露出は避ける。

といった対策は最低限必要だろうなぁ。

ううぅ、めんどくせっスー。

 

気付けば富士山もだいぶ遠くになったなー。

それに、やっぱり昼になって雲もかかってきた。

 

湯船山に到着。

下り基調だからか、一山越えたという感覚がさっぱり無い。

 

なおもこんなフラットで広々としたトレイルを進む。

気持ち良いね。

 

フラットな感じだったのに、白くらの頭というピークに着いた。

ここでも一山越えたという感覚がぜんぜん無い。

 

そして下っていく。反対からならこれを登ってくるわけね。楽やわー。

 

羽が散らばり、きれいに食われた跡。よく見たら足だけ転がってた(オエェ〜)

カラスにやられたか、それともイタチかタヌキか。

自宅の庭でも最近小鳥がカラスにやられてたんだよね。カラスのヤロウめ。

 

標高を少し下げると、ブナにも少し葉が残る。

 

 

秋らしい景色は風とともに運ばれてくる富士スピードウェイの騒音で情緒もクソもない。

そんなもんさ。

 

次のピーク不老山が見えなくて、一体自分がどこを歩いてるんだか分からなくなる。

不老山の手前にはサンショウバラの丘があるはずなんだけどなーと思いながら歩いてた。

 

しばらくするとようやく現れた不老山。

すごい、山頂までびっしり樹林帯(笑)

 

岩田翁の道しるべ

これも岩田翁の道標なのかな?

朽ちてて一文字も読めないけど…。

 

サンショウバラの丘でルートロスト。

踏み跡がいくつもあってルートロスト。

自分で言うのもおこがましいけど、道迷いしない方なんだけどなぁ。

YAMAPを開いてみると、自分がダウンロードした軌跡のお方も同じところでロストしてるから、間違い易いんだろうね。

要注意ね。

 

地図を見ながら正規ルートに戻ってきたよ。

そしてここでも岩田翁の道標。ボロすぎ。

 

ここも5月にはサンショウバラがきれいに咲くんだろうなー。

この時期は丹沢らしい草紅葉が広がる。

 

木の枝に5円玉発見。

 

不老山へ開放的なトレイルを下っていく。

 

世附峠(よづくとうげ)に到着。

花粉症の自分は、あと3ヶ月もしたら絶対に近寄れない、杉しか生えていない領域。

一年前、丹沢の松田山の杉林で猛烈な花粉に目をやられ、数日腫れ上がった。杉を植える行為が憎いぞ。

 

世附峠で保存状態の良い道しるべ発見!

さあ、これで準備は整った。不老不死を求めて山頂へいざゆかん。

 

険しい杉の密集地帯をゼーゼー登る。

林業やってる人の中にも花粉症の人って当然いて、そういう方は肌の露出を一切しないように気を付けているらしい。

そりゃそーだよね。

 

不老山の南峰に到着。山頂までびっしり杉林だじぇ…。

不老山は双耳峰になってて、本ピークの北峰はここから0.2km先。

 

北峰までのほぼフラットなトレイル。

さあ、不老不死を叶えに行こうぜぃ!

 

不老不死

着いた。

まさかの不老不死の祈りを捧げる神聖なる山頂は、杉に覆われ眺望ゼロ。

 

さあ、不老不死の儀式をおっ始めようぜ。

 

ラミパスラミパス〜

(日差しでもはや裸じゃね?)

 

るるるるる〜♪

不老不死しか勝たん〜。

 

降り注ぐ光芒が神々しい。

そして、ラオウが描いた黄金に輝くゴリラが現れ、自分の顔を見るなり、

黒ゴリラに不老不死の資格は無しじゃ!

と言って去っていった。

 

不老不死になれなかった。人間なのに。。

そんな悲しみを癒してくれる、プリチーなおけつ。

 

 

つんつん。

ゴツゴツやねん。

 

金時公園へゲッザーン

はっきり言って、不老山の杉林ばかりのトレイルに面白みを感じられなかったから、奈良尾山経由で駿河小山駅に下山する予定は取りやめにして、最短距離の金時神社方面を選択。

もう、不老不死に思い残すことはない。

 

標高を下げると紅葉がでてくる。

山頂はオール杉だというのに。麓の方がきれいな景色に出会えることもある。

 

1.7km歩いてきて、駿河小山駅までまだ4.8kmもあるのか。

もしこれが駿河小山駅から登ってたら不老山だけで嫌になってたな(確信)。

 

ここから林道なのかぁー。

楽しかったワールドカップもいよいよ決勝を残すのみ。短かったな(決勝前に書いてる)。

サッカーを知らない人も盛り上がれるなんて、やっぱワールドカップはいいねー。

これから4年後までの過程がまた楽しみだよ。

 

再び岩田翁の道しるべ発見。

うー、かろうじてなんも読めん!!

 

紅葉はますます綺麗になっていくけど、麓の町はまだ遠いなー、ひくわー。

 

 

今年最後の紅葉だろうなぁと思いながら見てたけど、ほんとうに最後になった。

また無事に来年見られることを祈る。

 

やたら車の通りが少ないなぁと思ったら、開通前の新東名の新御殿場~新秦野ICだった。

なんか貴重なものを見られた気がするぞ。

 

この岩田翁の道しるべは保存状態めっちゃ良い。

つか、もはや道しるべではない。

 

アップにして見てみると、まさかのクイズ付き。

え~っと、「万葉集 第十四巻3399番の短歌です。「城山」は本歌では?」

・・・

え〜…。

なんかこれまでは岩田翁はハイカーのためを想って立ててくれてたんだと思ってたけど、ちょっと違うみたい。

 

金時公園が近づくと観光客向けの大がかりな仕掛けみたいに突然の紅葉が始まった。

さっきまでの杉林とのギャップ萌え。

最後の最後にこれは全能感に満たされたわー。

 

金時公園が見えた。

園内の「ヤマビルに注意」の看板も見えて、奴らこんなところにも現れるのかと驚愕した。

 

この金時公園には、実は以前、金時山登山のときに間違えてやってきたことがあるからこれで2回目。

金時公園と公時公園を間違えて。どっちも読み方は「きんときこうえん」。

そりゃ間違えるっつーの。

 

この道路標識が岩田翁のだったら迷うだろうな。

てか、なんで道路の頭上ではなく河川の上に配置されてるのか、不思議だ。

 

駿河小山駅に到着。

ちょうどよく電車が来てくれたから良かったけど、2両編成の電車はけっこう混んでて、谷峨駅でめちゃ混み、山北駅で部活帰りの学生が乗って来て通勤電車レベル。

松田駅に着く頃には少しくらくらしたよ。

 

振り返って

 

駿河小山駅から乗った御殿場線はハイカーと学生で満員。

この時期はさすがにハイカーが多くて、みんなどこの山を歩いてきたんだろうと思いながら、目新しいギアを持った人をすかさずチェック。

エリア的には日帰り、それも軽いハイキングを楽しむ人が多いだろうから、みんな軽装。

やはり金時山、大野山あたりが多いんだろうか。

夏にはとても歩けなかった低山を楽しむのには、良い季節だからね、めちゃ混んでたよ。

ちなみに今日歩いた鉄砲木ノ頭だけど、車でアクセスするやら、山中湖を起点に、鉄砲木ノ頭と三国山を歩いて山中湖に戻ってくる周回コースもあるので、地図で見てみてね。

 

廃人です

もうね、時差がにくい。

こんなにサッカーとホークスを愛してるのに。

連日、朝4時キックオフ。

アルゼンチン対クロアチアを見た翌日、フランス対モロッコも視聴。2日連続の4時起き。

もう、ワールドカップのせいで連日睡眠不足。ただでさえ予算策定の時期で連日ザンギョー続きだよ。

にくい。

メッシの魅力がにくい。

ワールドカップの魅力がにくい。FIFAがにくい。

こんなにサッカーが好きなのに、

なんで地球は丸いんだ、くそっ。

 

なぜ候補地の中で最も評価が低かったカタールで開催したんだ。

 

朝の4時は勘弁しておくれー!

 

いや、登山の朝とそう大して変わらないか。

 

平日はワールドカップ、週末は登山で4時起き。

なにやってんだ、アホなのか?

 

ええ、アホなんです。

 

岩田翁の道しるべは当たり前だけど野ざらし雨ざらしだから日に日に朽ちていってる。

まだかろうじて残されてるうちに、このコースを歩けてほんと良かったよ。

では!

 


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