日光白根山 紅葉登山 秋の紅葉なら関東最高峰の日光に行こう(2015.9.27)

日光白根山 紅葉登山   秋の紅葉なら関東最高峰の日光に行こう(2015.9.27)

日光白根山

日光白根山にやって来ました。

標高は2,578m。日本百名山、関東最高峰の山です。

今回は、菅沼登山口から登り、ロープウェイで丸沼高原に下山するルートで遊んできました。

 

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弥陀ヶ池と五色沼を周遊したり、鹿の親子との遭遇、ロープウェイ山頂駅で足湯に浸かったり、すっきりしない天気でしたが満喫してきました。

そんな日光白根山の旅、さあ、行ってみよ〜✋

 

<スケジュール>2015年9月27日
9:35菅沼駐車場→9:50登山開始→11:10弥陀ヶ池→11:40五色沼→12:00避難小屋→昼食→12:45登山開始→13:35山頂→14:00下山開始→15:10天空の足湯→15:30ロープウェイ乗車→16:00丸沼高原シャトルバス乗車で菅沼駐車場へ

 

 

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日光は遠いですね。

今回はレンタカーで菅沼駐車場までやって来ました。

借りたスズキスイフトが運転しやすくて、あまり疲れなかった。良い車です。

 

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日光らしく登り始めから原生林が広がってます

 

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このつっかえ棒、意味あるのでしょうか。

 

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日光は9月下旬から紅葉が始まってます。

 

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関越道が空いてて助かった。

渋滞で到着が遅れた場合は菅沼ピストン案にするつもりでしたが、その心配はなさそうです。

 

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ちなみに沼田インターから菅沼駐車場までは約30キロほど下道を走るので、運転手はご覚悟を。

 

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当初、土曜に予定してた今回の山行。雨予報のため日曜に日延べしました。

今年は春以降、土日にかぎって雨っていう日が多くて、天気に振り回されたなー。

 

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今日はガスガスですが、雨じゃないだけまだマシと前向きに考えます。

紅葉も少しだけど始まってるし、それだけで満足です。

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弥陀ヶ池方面に向かいます。

長かった樹林帯ともそろそろおさらば。

 

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弥陀ヶ池に着きました。

標高2千メートルオーバーの池、手つかずの自然。

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と思ったらめちゃくちゃ人工的な木製の小道が登場。

でもすばらしい景色。

 

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色づいた木々を抜け五色沼を目指す。

 

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五色沼方面。ここからもったいないぐらい標高を下げます。

 

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見えてきました。思わす息を飲む景色。

 

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んだよ〜まだ下るのかよ~せっかく苦労して登ったのにマジもったいないぜー、とは心の声。

で、ここで後ろでガサガサするなーと思ってたら、後ろを歩く同行者が、「鹿!」と言うから振り返ったら、食事中の鹿がいました。

至近距離だったからびっくりです。

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 ガスがうっすらかかって幻想的です。

 

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白根山の山頂はガスがかかってます。

 

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五色沼はシラネアオイの群生地の様です。

次に来る時は開花のタイミングに合わせても良いかもです。

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白根山の山頂は狭いので、ロープウェイで早々に登った人たちの多くは五色沼まで下りてきて、ここでお昼にします。

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五色沼にも深いガスが立ち込めて来ました。

ぎりぎり自分たちは見られてラッキーでした。山頂に移動します。

 

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山頂へは、避難小屋方面に移動します。

 

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五色沼から10分ぐらいで到着。

山頂のガスが少しでも晴れることを期待して、ここでお昼にして時間を稼ぐことにする。

 

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買ったばかりのストーブを持ってきました。

超安物のキャプテンスタッグというメーカーの物です。

事前に家で試しにコーヒーの湯を沸かしてみましたが、ちゃんと火がつく事に感動。当たり前なんですけどね。。

結果的に火力も強いし安いし、良い買い物でした。

ちなみにこの日のお昼はCoCo壱番屋のカレーうどん。美味かったです。

 

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五色沼周辺には鹿が多いみたいです。ここにもいました。

 

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親子で黙々と且つもぐもぐ食べてました。

かわいいな〜と、笑顔で見てたけど、内心、ビビってました。

 

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下山中の人が、この先8百メートルの標識がでたらそこからが登山だと言われてました。

 

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ここら辺からの事を言ってるのでしょう。

たしかにガンガン登る。

 

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急坂が続く。

ただ、本格的なガレ場はないので、安心して登れると思います。

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それにしてもガスが濃い。山頂の見晴らしはこの時点で諦めてました。

 

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ガスの中にうごめく人たちを発見。

あそこがピークか?

 

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違いました。山頂は向こうだよ、と50mほど離れた場所にあることを教えてもらいました。

みなさんここで荷物デポって山頂を目指します。

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群馬県側の山頂。日光と書かないあたりが群馬県の小さな抵抗を感じますね。

 

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高所恐怖症なので、岩の上でジャンプとかとてもできません。

下を覗き込むだけで腰が引ける💦

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こちらが栃木側の山頂標識。

もちろん日光ときちんと表記してアピールしてます。

それにしても日光白根山、とうとう来たぞって感じです。

この山はもっと早く来るはずでした。一年前に男体山に登った時に次は白根山と決めてから約一年以上が経過し、今回やっと実現しました。

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さて、残念ながら眺望ゼロですし、シャトルバスの時間が気になるので早めに下山しますかね。

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山頂から標高差100mぐらいまでは火山性の土でズルズル滑ります。

 

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おお、祈ってたら晴れ間がでてきた!

 

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ロープウェイ駅まではコースタイムで1時間半。

1時間で着かないと、16時発のシャトルバスに乗れません。

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巻きで下るよー。どんどん巻くよー。

 

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ふんがっ❗️

あぶねえ〜死ぬとこだったぜー

って遊んでる場合じゃなかったですね、失礼。

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ふぅ~美しい紅葉だこと。

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う~ん、森林浴もさいこー。意外と樹林帯嫌いじゃないかも。。

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遠く、武尊山や草津白根山方面です。

急いだのでだいぶ時間が稼げました。

 

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山ガールが2人、熱心に写真を撮ってたので、

なんですか?

と聞いてみたら、ヒトヨダケだそうです。一晩で溶けてしまうのがその名の由来とのことです。

キノコに詳しい方で、あっあれは?と言いながら藪に分け入ってキノコを探してました。

専門知識がある人ってかっこいいですよね。

 

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女峰山、男体山、そしてここ白根山。日光はどこ行っても二荒山神社があるのですね。

 

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登山口にはエゾリンドウがたくさん群生してました。

 

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あの青空が山頂に移ってくれてれば良かったのに。。

また来ます。

だから登山は飽きないっす。

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白根山山頂は今も濃いガスの中。

やはり標高2,578mだとなかなかガスが晴れませんね。

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平成の水百選なるものがありました。

一番上に書かれた謎の「うどん」が興味そそります。

蛇口をひねるととんでもない水圧で飛び出してくるので、飲もうとすると服がびしょ濡れになります。

 

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30分ほど時間ができたので足湯に浸かります。

足湯に浸かりながら、武尊山。

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こちらは燧ヶ岳方面、らしいです。

まだ登ったことがないのでよく分かりません。

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登山後の足湯ってのも良いもんだなー、と浸かってる時は思いましたが、足拭いて靴下はいてブーツ履いてって、超めんどくさいです。

 

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15:30にロープウェイに乗り、16:00発シャトルバスに乗ります。

ロープウェイは下りだけだと1,100円。ロープウェイの半券があれば丸沼高原からシャトルバスを利用して菅沼駐車場に戻ることができます。

 

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帰りに寄った薬師の湯。

18:30に閉店するので、温泉に浸かるだけですね。温泉後の打ち上げには利用できません。

 

  振り返って  

白根山は公共機関で日帰りしようとすると、日光駅から湯元温泉までバスで移動し、湯元温泉で丸沼高原行きのシャトルバスに乗り継ぎます。

移動時間が長く、必然的にロープウェイを使ったピストン登山になってしまい、関東最高峰の山なのに難易度は低く、登山初心者の方でも登頂可能です。

ただ、本当に白根山を満喫したいなら湯元温泉から登り、前白根山と五色沼を経由し奥白根山を踏破するルートがおすすめです。

自分は次来る時はこのルートにこだわりたいです。

さて、今回のルートもおすすめです。樹林帯から五色沼が見えた時の景色の広がりには驚きました。

下山が苦手な人のために下りだけロープウェイという手段も、我ながらナイスな計画でした。苦手な人ってのは自分のことです。

やっぱり白根山、期待通り良い山でした。

東京から日帰りで来れる山の中では指折りの名峰だと思います。

9月下旬、紅葉には少し早かったですが、それでもきれいでした。10月に入ってからが最盛期になると思いますが、相当混むでしょうね。おそろしい。

ではでは


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