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分水嶺(ぶんすいれい)

登山をする人にとって耳慣れた言葉です。

全国各地にある分水嶺ですが、有名なところと言えば谷川岳と八ヶ岳ではないでしょうか。

この国内屈指の人気の山が登山者の間で分水嶺という言葉を広めたと言っても過言ではないと思います。

少なくとも自分はその内の一人です。

 

分水嶺とは?ですが、

日本海と太平洋、または有明海と玄界灘など、水が流れる向きを変える境界を分水界と言い、山の稜線が境界になることが多いため分水嶺と言われます。

ほぼwikiからパクった説明で恐れ入ります。

今回はそんな分水嶺の代表格、谷川岳にやってきました。

標高1,977m。日本百名山です。

 

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自分が日帰りで来れるところでは最も景色が良いと思っているこの山に、あまり遠出はしないという知り合いを連れてきたかったのでここにしました。

予想してなかった霧氷と快晴に恵まれた今回の登山。

途中で撤退も考える難しいコンディションでしたが、すごい感動した!また絶対来よう!と手放しで喜んでもらえて、心底ほっとしました。

いざっ

 

アクセス方法

・谷川岳ロープウェー乗り場へのアクセスは、こちら

■ルート

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■全行程スケジュール 2016年10月30日

7:35 ロープウェイ乗り場 ⇒ 7:50 山頂駅 ⇒ 8:10 登山開始 ⇒ 8:45 避難小屋 ⇒ 9:20 天狗の留まり場 ⇒ 10:25 肩の小屋 ⇒ 10:35 トマの耳 ⇒ 11:00 オキの耳(昼食) ⇒ 10:50 入道岳(昼食) ⇒ 11:40 下山開始 ⇒ 13:55 ロープウェイ山頂駅

 

 

登山開始

 

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前日まで西黒尾根からの登山で企画してましたが、今日のメンバーからもう何年も登山してないと聞き、急遽ロープウェーで天神平から登るプランに変更しました。

今日リハビリしてもらいましょっ。

 

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自分も天神平から登るのは初めてです。

ここからは雪山登山で来ようと思ってたから、なんか少しもったいない。

 

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まあ、今日はハイキングだと思って登ります。と、そんな気の緩みが招いた最初の失態。

「スマホがない!落とした!!」

慌ててロープウェー駅に引き返すと、無事、届けられてました。ほんとスミマセン

 

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気を取り直して、再出発。

避難小屋に着きました。

途中、怖いぐらいに風の音が大きくて、冬山シーズン到来を感じました。

でも冬山を感じるのはまだまだここら辺は序の口だったんだわ。この先、ほんと大変でした。

 

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小屋を過ぎたあたりから見上げた山肌が白くて、なんだろうと思ってましたが、なんと霧氷!

みんなここで立ち止まり、すごい!!と感動。

 

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まだ実をつけた木々が凍りついてます。

つい一週間前の八海山の紅葉登山から、こんなにも状況が変わるものなのかと驚きます。

 

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白髪が部分的にかたまって生えるのとどこか似てるな。。

神秘的な景色に心を奪われながら、そんなことを思う不埒なあたい。

 

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2,000m未満の山とはとても思えない、このゾクゾクする険しい感じが谷川の魅力だと思う。

 

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天狗はガチガチに凍ってました。

やばいかも。。

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肩の小屋が見えました。が、まだまだ先です。

もうここら辺からトレイルはガチガチに凍りついてて、まともに歩けないからアイゼンを装着する人も増え始めた。

ふむぅ。

 

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ここで立ち止まって撤退するか少し話し合いました。

アイゼン無かったし、同行者は手袋も持ってきてなかったから滑りそうなところで手も使えない。

気温は0℃。むむっ

 

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前夜に降った雨のせいでトレイルはこんな感じ。岩も凍りついてます。

くどいようですが、わずか一週間でここまでのコンディションの変化はとても予想できませんでした。。

 

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小屋まで上がったら撤退するか再検討しようと、ここまで滑りながらなんとか登ってきました。

同行者を怪我させてしまうことを心配してましたが・・・

同行者はこの人の多さに勇気づけられたみたいで、登れそうだねと鼻息が荒くなってきた。

よっしゃ!と勢いがある内に山頂を目指します。

 

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この時期はほんと難しい!山をなめちゃいけませんね。

ただ・・・

 

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ただね、撤退を考えた自分がつまらない男に思えてきて妙に悲しい

自分にはもっと攻めの姿勢が必要なんだろうな、きっと。

 

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トマの耳に到着。

すごい人で賑わってました。

寒いからとっととオキの耳に行くよっ。

 

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北側斜面の下りだからガチガチで恐ろしく滑るけど、

今の俺はもう吹っ切れた。

ほら、どんどん行くよ!

 

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難しい下りでしたが、なんとか全員無事に下りることができました。

ここからは登りなのでもう心配いらないです。

 

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霧氷だか樹氷かもうよく分からん。

寒いわけだよ。

 

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このアルプスみたいな景色は、やっぱり谷川が他の山と全然違うことを再確認させられます。

 

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トマの耳より14mほど高い、オキの耳に到着。

これで無事、谷川登頂です!お疲れさま!

 

緊張したからお腹すきました。奥宮方面に移動してお昼にします。

日も出てきたし、少し長めにお昼をとって、トレイルが少しでも解けるのを待つことにします。

 

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奥宮も少し見学。

 

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さあ下山です。

トマの耳へのトレイルはだいぶ解けて歩きやすい。少し時間が経っただけでこうも違うかね。。

 

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谷川のこの景色も見納め。

数週間後には真っ白になっていることでしょう。すごく楽しみです。

 

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午後になって見事に晴れました。

天気予報で朝から晴れと聞いてましたが、関越を走りながら眺めた谷川は厚い雲に覆われてました。

やっぱりここの天気は読めないなぁ。。

と、天気に裏切られて残念に思いましたが、最後に青空が広がってくれて下山を楽しい時間に変えてくれました。

 

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雲の道。

休み休み、みんなで久しぶりの山を楽しみながら下りました。

 

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やれやれ、ロープウェイ駅に着きました。

簡単な登山でしたが、なかなか骨が折れました。

 

冬山の気配はすぐ近くにありました。冬になったら登ろうと思ってた山がたくさんあります。

今年も楽しみな季節がやってきたなぁ、と感じられる旅となりました。

 

 

振り返って

 

魚が大好きです。中でも一番好きなのは鯖(さば)。

鯖の旬は一般的に脂がのる秋から冬と言われてます。

最高の時期になりましたヽ(*´∇`)ノ

 

今回の登山は、むせぶ様な紅葉を想像してやって来たのですが当てが外れました。

天神平から山頂まで3時間以内に登頂して、お昼を食べて適当な時間に下山して13時頃には戻ってこれるかな・・、とスケジュールも大雑把に考えてました。

が、まあそれはいいとして、

なによりヤマレコやヤマップで直前の状況を調べて行かなかったのがいけなかった。

天神平からでしょ、と気の緩みがありました。

もう軽アイゼンは必携ですね。それと同行者の持ち物にももう少し気を使うべきでした。

 

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鯖を読んじゃいけませんね。

なんつって。

お後が宜しいようで。ではでは

 

 

 

で、今回は終わらないんです。

番外編ということで、

登山と全く関係ありませんが、佐賀県まで熱気球の世界選手権を見に行ってきました。

アメリカとの候補地競争に勝ち、佐賀での世界選手権開催は19年ぶり3度目。

前からずーっと見たいと思っていた佐賀のバルーンフェスティバルが、今年は世界選手権となって会場は大盛り上がり。

 

青く澄んだ空に気球が一斉に飛び立つ姿は圧巻でした。

夜間係留のイベント(ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン)もとてもきれいで、ほんと来て良かった!

関東にいると熱気球を見る機会がないので、折角なのでご紹介しま~~っす。

 

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こちらは昼の部の画像です。100機以上の気球が一斉に飛び立っていきます。

少しでも風があると実施できない競技なだけに、見られただけほんとラッキーなんですよ。

 

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すごいー ^o^

晩秋の大空いっぱいに色とりどりのバルーンが広がる。こんなの見たことありません。

もう感動して、口あんぐりでした。

ゆったりというイメージがあるバルーンですが、バーナーで温められた空気の力であっという間に空高く飛んでいきます。

冷やした時の落下の速さも想像以上で、見てて冷や冷やものですよ。

 

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各自、目標に決めた着陸場所を目指して着陸していきます。

気流が安定していて、平野が広く、着陸しやすい障害物の少ない土地。その条件を見事に満たしたのが佐賀県なんですね〜。

松雪泰子も佐賀県なんですね〜、古っ^^;

 

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19時に始まる夜間係留のイベント。

音楽に合わせた光のショーで、バーナーズオン!!の掛け声で一斉にバーナーが焚かれます。

かかる音楽はお約束の「BURN」というのも微笑ましかった。

ちなみにこの翌日の最終日は風が強く、バーナーだけの演出になったそうですヽ(´o`;

 

佐賀の風物詩にもなってきたバルーンフェスタ。九州以外からもたくさんの人がやってきたみたいです。

博多駅から佐賀駅までは特急電車でたったの40分。

秋に福岡や佐賀への出張があればバルーンフェスタに合わせてみてはいかがでしょうか。

来年も行くどー

 

ではでは