モノクロ写真にこだわる人ってたまにいるよね。
そういう人って家のテレビも白黒なのかな?
そんなわけなかろーもん🤣
「モノクロには影と光、濃度と階調といったシンプルな世界に奥深さがある」
とか言ってるけど、カッコつけとるだけやろもん(偏見)。
さて、そんな自分は今、雪渓と岩が織りなすモノクロの世界にポツンと立っている。
5月初旬。
森には新緑が芽吹き、足元には花が一斉に咲き誇る。
そんな夢のような季節にわざわざ残雪の山に登りに来る理由がどこにある?
あたし、気が狂っちゃったみたいです。てへっ。
さにあらず。
今回の計画には残雪が不可欠だったのだよ。
雪山に登りたいなんてこれっぽっちも思っちゃいない。
でも、普段できない山歩きがしてみたいといつも思ってて、
今回の企画は1年前から狙っていたのだよ。ぐふふ。
白馬鑓温泉(しろうまやりおんせん)。
白馬鑓ヶ岳の中腹にある標高2,100mの野天風呂だ。
普通なら熱すぎて入れない鑓温泉も5月なら雪解け水が混ざって、てき温~♬。
それでも熱い様なら追い残雪で調整すればよいわけよ。
白馬鑓ヶ岳にも登るなんて野暮なことはせずに、温泉めがけて馳せ参じてきた。
あの頂の中腹に鑓温泉はあって、7月〜9月には白馬鑓温泉小屋が建つ。
雪崩の巣みたいなところにあるから、オフシーズンは小屋が解体され、夏が来るとまた組み立てるというとんでもない手間がかかっているため、そりゃ当然、宿泊料は高めの設定。
テント泊ですら良いお値段なわけです。
2,000円/張 + 2,000円/人 + 1,500円(入浴料) = 5,500円。ぐらいだったと思う。
とにかく、お惣菜に半額シールを貼る店員のケツを追いかける自分には手も足も出ない高級温泉宿なのだ。
そんなわけで我らボンビー族はオフシーズンになるのをまだかまだかと首を長くして待つわけだけど、秋だと湯が熱すぎて入れない。
冬だと着替えてる間に凍傷になっちゃうし。
はい、そんなわけで残雪期。
これ一択です、はい。
完全にモノクロの世界。
せっかく風呂に入ったのに、下山で待ち受ける恐ろしい登り返しにヒーヒー言いながら大量の汗をかいた。
やってることは意味不明だけど、これは最上級の遊びなのだよ。
標準コースタイム
■2024年5月18日 ※カッコ内は標準コースタイム
猿倉駐車場⇒(15分)⇒白馬鑓ヶ岳登山口⇒(225分)⇒白馬鑓温泉⇒(200分)⇒白馬鑓ヶ岳登山口⇒(15分)⇒猿倉駐車場
コースタイム:7時間35分
白馬鑓温泉 登山後編
猿倉から温泉旅行スタート
猿倉にはこれまでバスでしか来たことが無かったから、駐車場は初めて来た。
夏山シーズンが始まると金曜の夜22時には満車になるという超激戦地。
ちなみに今はなんと土曜の朝10:30。
余裕で車を停めてかなり遅いスタート。
駐車場から3分ほど歩いて猿倉荘。ここのトイレを借りたら出発。
水場もあったよ。
いきなりタムシバ満開。
今日は雪山だと思ってきてるから、春らしい景色にホッとする。
はい、ここが白馬鑓温泉への入り口。
この時点で既に10:50。
日が長い時期とは言え少し頑張らないと。
ツエルトはもちろん持参。
さあ、爽快なGReeeeNシーズンの幕開けだ。
新緑が眩しいじゃないか。
しかし足元は雪解け水で川状態。
冬靴で大胆にじゃぶじゃぶと、もとい、華麗な足さばきで水を避けて登っていく。
厳冬期用のブーツだから中まで濡れることはないんだけど、雪がないところはとにかく歩きにくい。
この完璧な晴れ。
5月下旬はツクモグサやウルップソウが咲く八ヶ岳が最有力候補なわけだけど、それを捨ててまで来る価値がここにはあるのだ!
そう信じている。
道迷いと藪こぎサバイバル
やっと雪が出てきて、これで歩きやすくなるぜぇと浮かれた直後から踏み跡を見失い、何度も道に迷う。
というか、迷った跡もたくさん残ってて、夏道のピンクテープだけではなく謎の黄色テープがあったりと、とにかく分かりにくい。
道に迷いながらも、とりあえず小まめに日焼け止めは怠らない。
YAMAPで軌跡もダウンロードしてきたんだけど、それでも迷いまくって無限の藪漕ぎフェスタ。
はい、再び道に迷って藪漕ぎタイム。
ぶち当たってくる枝で体中に傷とアザをせっせと作りつつ、ザックの紐が枝に絡まれば数歩引き返したり、ちょー煩わしい。
道迷いを繰り返しつつもどんどん山の奥へ。
この写真の黄色テープがね、変なところに付いてて迷わせるわけよ。
それでもなんだかんだ少しずつ標高も上げてきて、振り返って見えてきたのは高妻山。
高妻山にすればよかったなんて絶対に言わない。
踏み跡が鮮明になったと思えば、この踏み跡は白馬鑓とは違うピークを目指したフェイク。
アルプスには雪洞泊と聞いただけで嬉々としてしまう変態が多いということを忘れてはいけない。
時間がないけど引き返す。
それと困ったことに、正しいルートの踏み跡をバックカントリースキーが消すんだよ。
なんでわざわざ踏み跡の上を滑るんだ、あやつらは。
そうこうしているとまたも道に迷う。
こういうのは遭難とは呼ばないのか?
必死に歩いてるのにどんどん目的地が遠のいていくという緊張感もあってすんげー疲れる。
またどこかで左に折れて修正しなきゃなぁ。
ようやく白馬岳の山頂が見えてきた。
YAMAPの軌跡の確認を怠るとすぐに間違える。くそっ。
もう何度目か分からない藪漕ぎに突入だ。
己のルートファインディングのセンスの無さを痛感する。
歩きやすいところを見つけたけど、このまま行けばまたも目的地からはだいぶ離れてしまうというもどかしさ。
ええーい!くっそつまらん!!
もうため息しか出ないもんね。
藪なんて大キライだ!大キライだ!
そんな文句をブツブツ言いながら歩いてると、雪の重みで倒れていた木が勢いよく起き上がってきて、右足の太ももを強打。
これまで何ヶ月も倒れてた木が跨いだタイミングで起き上がるか?なんというアンラッキー。
本気で悶絶したもんね。
下山後に見てみると30cm以上の巨大な青アザが出来てて、こんな足でよく歩けたなと我ながら感心した。
何度も言う。
藪が大キライだ!!
最後にこのチン毛クラスの藪を越えちゃえば向こうに広がる雪原に出れる。
なんかオアシスに見えるな。
景色は雄大なのに、気持ちは底辺まで落胆している。
なんなんだ、この疲労感は。
命削ったわ。
この斜面を繰り返し滑っては登るという奇抜な遊びに興じるバックカントリーおじさんがいたから、この先どこを歩けばよいのかと話を聞いてみた。
するとこのバックカントリーおじさん、話を聞けば地元の猛者で、ずいぶんとこの山に詳しいではないか。
これでやっと一安心だけど、憔悴しきった自分の姿を見てずいぶん呆れた様子でこう言った。
「貴方の足だと・・、鑓温泉まではあと3時間はかかるから到着は16時すぎるよ」。
(心の声)いやいや、ここまで破天荒なコース取りで通常の倍以上に時間かかっただけで、ここから3時間もかかるはずないって(心の声おわり)。
「今日はやめて明日にしたらよいよ」
「そうですね、今13時だから下見も兼ねて14時まで歩いてみて、それから引き返します」
と言って別れた。
これはぜんぶ自分のことを思ってくれてのアドバイス。
とても優しい方だ。
ありがとう。
だが断る。
「貴方の足だと・・」だと?。そんな言われ方されちゃ、おいどんもホンキを出さにゃならんわ。
下山はこの斜面を下っていくと、周囲の景色と目印の大きな岩をしっかり頭にインプット。
ついでに写真も残しておこう。
さあ冬限定の正規ルートへ向けて、一気にトラバースだ。
よし、出た。
一気に上り詰める。待ってろよ、鑓温泉。
カントリーおじさんのお陰で俺は元気を取り戻した。
遥かなる鑓温泉へ
大大大絶景っ!!白馬三山だ。
右から白馬岳、真ん中が杓子岳、一番左がこれから目指す白馬鑓ヶ岳。
大絶景なのは置いといて、白馬槍ヶ岳まで冗談みたいに遠い。危うく脱糞しかかったじゃないか。
さっきまで元気と言ってたけど瞬間風速で負け犬モードへ転落。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳の雄大な姿をとても複雑な想いで見つめる。
ほんと歩けるんだろうか。
さらにここで待ち受けるのは、ここまで必死に登ってきた努力を無に帰す300mの下り。
楽しい登山を望んでるのに、己の精神力を試す場になってないかこれ。
不思議だなぁ〜、近付くほど白馬鑓ヶ岳が高くなっていくー、アハハハー。
なんでかって?
下ってるからだよ!!!
残酷な現実を前に気持ちが悪くなってきた。
あああぁぁ!!鑓温泉が見えた!
視力2.0をこらすと真ん中の雪がないところに白馬鑓温泉が見える!
目が良い体に生んでくれた両親に感謝。
やっとこさ下りきったけど、白馬鑓ヶ岳の取り付きまでの横移動が意外と長い。
しかも雪の下を沢が流れてるところが至る所にあって、踏み抜いて落ちたら大事故という恐怖が常にあってきょわい。
こういうところは分かりやすいからいいんだけど。
ズボッて流されたら確実に死ぬよ。
どういうわけか、登り始めた途端に風が強く吹き始めた。
半袖シャツ1枚だとさすがに雪渓を吹き抜ける風が冷たい。
ちなみに、登山界で大ブームを巻き起こしているアクティブインサレーションについて、自分もあれこれ探してみたけど、オクタもポーラテックアルファダイレクトも全部諦めた。
だって化繊アレルギーなんだもん!
と言ってもアレルギーは弱い方だからそれほど神経質になる必要はないんだけどね。
だけど結局、行き着くところはウールが肌に優しくて暖かくてベストだなと、自分の中で落ち着いた。
稜線近くの日が当たってるところがテカテカ輝いて見える。
裸眼だったら完全に目がやられちゃうけど、ドンキのサングラスがデザインがいまいちなくせに完璧な仕事をしてくれている。
結局、サングラスは行き着くところはドンキかユニクロで十分だなと、自分の中で落ち着いた。
ここから2100mの鑓温泉まで500mを一気に登りつめていく。
もうここまで来たら行くしかない。
カントリーおじさんごめんよ、せっかくの忠告を無駄にするよ。
前方に見えるハイカーたちの背中が少しずつ近づいてくるから行ける気にさせる。
みんなテント泊の重装備でペースが上がらないだけなんだけど。
自分もさすがに疲れてきてペースはこれ以上上がらない。
テン泊ではないけどツエルトとペグ、アイゼン、ダウンとレイン等など、それなりに荷物は重たい。
ゴールがなかなか近付いて来ないのが、雪渓アルアル。
写真じゃ分かりにくいけど、斜度もなかなかだ。ふくらはぎがパンパンにならない様になるべく大きな筋肉を使うことを意識して太ももで登るようにしている。
立ち止まる回数が増えてきた。
周囲を見渡せば、さすが北アルプスなだけあってどこも絶景。
今年は雪が少なかったからか、ちょいちょい地面が露出している。
今年のアルプスは夏の水不足は大丈夫だろうか。
梅雨が明ける頃にはこれだけの雪がほとんどぜんぶ溶けて無くなってしまうなんて信じられないよ。
もう途中から足が前に出ない。
激しい息づかいだったけど、ここから突然の虫の息状態。
くどいけど長い。ほんと長い。
そして登りながら頭をよぎるのは、帰りはさっき下ってきたところを登り返さなきゃいけないという残酷な光景。
鑓温泉、果たしてそこまでして目指す意味があるのかな?
虫の息で右に見える稜線を眺め、確実に標高を上げてきたことを確認できた。
少しでもやる気を奮い立たせたい。
ああ…、見えてきた。
あそこまであと100mなのか500mなのか、もうぜんぜん分からない。
温泉が沢になって流れているのが見える。
「もうすぐだ」なんて思っちゃうと足が止まっちゃうから、まだまだだと自分に言い聞かせる。
もう目の前…
いや、まだだ。
目が良いから近くに見えるだけで、こう見えてまだ遥か遠いのかもしれないのだ。
最後の最後まで油断してはいけない。
湯煙だ、もういいだろう。
やったよカントリーおじさん。ゴールしてやったぜ。
ちなみに、この日テントは8張ほどあったと思う。大盛況だ。
しかも女子が4〜5人はいて女子率が高かったのが意外だったな。
天空の露天風呂で大人の休日を満喫
14:40
もう皆さんひとっ風呂終えて酒を飲んでたから、ちょうど誰も入ってない時間帯。
大人の休日を楽しむぜ。
最初めちゃくちゃ熱く感じたけど、慣れてきたら肩まで入れそうだ。
うえーーい!!
これが山オヤジの休日だ。
ちなみに猛々しく全裸になりたかったけど、肝の小さい自分は山女子の目を気にしてメッシュのパンツ1枚で入浴しておりんす。
そして湯船からの眺めがコチラ。
これがチャージ料なしで楽しめちゃうわけよ。まさにボンビラス。
それにしたってどこを見ても素晴らしい。
だが、登り始めが遅かったツケがきて長湯もできない。結局、30分ほどお風呂を楽しんだだろうか。
この即席感は実にもったいないが仕方ない。
経験を楽しんだと思うこととしよう。
振り返ればテントがズラり。
ギャラリーがいたけど、風呂上がりに隠れて着替えるのがめんどくさくて、猛々しくスッポンポンになって着替えた。
女性もいたけど、すみません。めんどくささの圧勝。
着替えを済ませ、日が暮れる前に帰ります。
テン泊だとのんびりできて羨ましくもあるけど、湯船には苔も多かったし、湯の匂いもそれなりに強いから、日帰りで楽しむほうが自分には向いてるなと思った。
絵に書いた様なスノーブリッジ。
地獄の登り返し
「さらば、白馬鑓温泉」
とか言ってる場合ではない。この西日の傾き、やばいって。
現在15:30。
調子よく下っていくと、正面に見えているピークに登り返さなきゃならないという現実が否が応でも近付いてくる。
本当に嫌だから下腹部がズーンと重たくなったよ。
振り返る。
こんなに下ってきた。これだけ下るだけでも大変だったというのに、、、
この度を越した登り返しをクリアしなきゃならない。
必死に登り返しながら、白馬鑓温泉を振り返る。
ちょっとアドベンチャー感があって楽しいっていうぐらいのレベルの登山が理想だけど、ここは自分にとってはちとしんど過ぎたわ。
そしてバテが襲ってきた。
もう足がぜんぜん前に出ないけど、少しでも前に進まないと。
近いようで遠い。時間との戦いもあって、すでに時間は16:30になろうとしている。
この登り返しさえ終わればあとは下りなのだ。
苦しい、しんどい、何してんだか。
一年で一番日が長いからといって油断してはいけない。10cmの歩幅でいいから前に進まなくては日没デスマッチになってしまう。
杓子岳と白馬鑓。
行きはこの景色に感動したことをよく覚えている。あの頃の自分は若かった。
さあ、あと10歩。
今このタイミングで、世界のおっさんの中で最も憔悴して汚い顔である自信がある。
よし、ここからは下りだ。バテてたってなんとかなる。
もうこの景色を楽しめる。
あのピークは白馬乗鞍岳。
一度栂池から登りに行ったことがあるけど、白馬岳への通過点でしかないあの山を目指して登る人なんて果たしているのだろうか?
断言する、否だ。
実は登った自分でさえ、こうして遠目に見るのは初めてだったりする。
今さらながら、なんであれを目指して登ったのかさっぱり分からない。
ちなみに白馬大池はあの裏側にあるそうだ。
右足が股下までズボってしまい、危うく雪の下の沢に落ちるところだった。
マジでおっかない。
道迷いにかなり注意をはらいながら歩いたんだけど、結局下山でも2回ほどルートを見失って迷った。
もうルートファインディングのセンスゼロを認めます。
駐車場が見えた。だいぶドキドキした大人の休日になったよ。
もうルートは分かったからまた来年再訪しても良いけど、八ヶ岳の本沢温泉ぐらいが自分にはちょうど良いなと思ったよ。
17:50。
温泉に入ってきたというのに、大量の汗をかいたから早く風呂に入りたいしお腹も空いて死にそう。
ご当地スーパーでお土産探し
さて、そんなわけで下山後の定番のご当地スーパー巡り。
今回はAコープ白馬店に立ち寄ったんだけど、目当ては既に決まっている。
佃煮コーナーにはごく普通にいなごが並ぶ。
世界的に昆虫食が脚光を浴びてるけど、長野が昆虫食の先進県でもあることは意外と知られていない。
まあ、お目当てはイナゴではないんだけどね。
これだ、「はちの子」。
ちと高いけど、生物好きのジナンボーからの熱烈なリクエストがあったもんでね、奮発したぜぇ。
ジナンボーきっと喜んでくれるだろうな。わざわざ長野まで買いに来たんだ。
わくわく。
わくわく。
それなのに。
それなのに、まさかの「いらねぇ」って言われるなんて( ´∀` )
反抗期発動されちゃ仕方ない。
振り返って
モノクロの世界の向こうは、湯けむり立ち昇る情緒満点な温泉街みたいなところだった(笑)
藪こぎ疲れたよ、ほんと。道迷いと登り返しでくたくたになった。
でも風呂からの絶景に癒やされます、確実に。
しかも無料。
山オヤジの休日の過ごし方として、是非おすすめしたい場所です。
湯は透明なんだけど硫黄のにおいが強くて実に温泉らしい。
標高は2,100m。本沢温泉が標高2,150mで日本一高所にある露天風呂と言われてるけど、それと肩を並べる高さ。この2つはぜひ訪れたい。
ちなみに最高所にある温泉は立山室堂にあるみくりが池温泉だけど、ボンビーな山オヤジが行くべきところではないからガン無視して良いよ。
今回は完璧な晴天に恵まれたけど、5月後半はまだまだアルプスは雪が降ることもあるわけです。
過去に針ノ木岳に登ってる時に寒くてしんどい思いをしたから、5月のテント泊なんて自分にはとんでもないわけです、はい。
今回は日帰りだったけど、まったく、1ミリも後悔はしてないよ。
ジナンボーからのリクエストに応えたことは100%後悔しながら、蜂の子は時間をかけて私が食べます。
ではでは