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丹沢と御坂山地に挟まれる、ひっそりと地味な印象の道志山塊(どうしさんかい)。

今回はそんな道志の最高峰、御正体山(みしょうたいやま)に登ってきました。

日本2百名山、山梨百名山で、標高は1,681mです。

 

丹沢の地図を広げて腕を組み、う~んどこか面白そうな山がないかなぁと探してたところ、

「こんなところに2百名山があるぞ!」

と前から気になってた山です。

バスは土日の朝に1便あるだけで、しかも冬季は運休となってしまうという、なかなかアクセス難の山です。

山頂からの眺望はなく、ひたすら静かな山歩きを楽しむという感じになるので、むしろガスった日におすすめの山です。

葉が落ちた11月下旬なら木々の隙間から景色が少し覗けるため、ちょっとはマシだと思うけど・・。

 

この登山の翌日、都心で54年ぶりとなる11月の初雪を記録しました。

そんな雪がいつ散らつくか分からない中、晩秋の道志を歩いてきました。

 

いざっ

 

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アクセス方法

・JRを利用する場合、休日おでかけパスがお得です。

 

 

■ルート

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■全行程スケジュール 2016年11月23日

9:00 登山開始 ⇒ 10:00 岩下ノ丸 ⇒ 11:35 山頂 ~昼食~ ⇒ 12:10 下山開始 ⇒ 14:30 三輪神社~下山完了~

 

 

 

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大月駅で相変わらず絵ゴコロたっぷりな富士急行線に乗り換えて都留市駅へ。

天気予報通りガスガスでまさに御正体山日和といったところ(笑)。

ガスってなかったら三つ峠に変更しても良かったけど必要なかったです。

 

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8:06 都留市駅に着きました。

最近すっかりご無沙汰となってしまった本日の同行者と合流して、8:10発のバスで道坂隧道へ移動。

道坂隧道にはトイレはなかったので、都留市駅で用は済ませといてください。

 

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土日の朝1便だけというダイヤなので、登山客が集中することを心配しました。

ですが、天気が悪かったせいか10名ぐらいの乗車で軽く肩透かしですね。

全員ここで下車しました。

 

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さって、コースタイム通りのペースでのんびり行きますよ。

トンネルの左上を登っていきます。

 

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はなっから眺望は期待してません。

落ち葉を踏みながらの山歩きを楽しみにやってきたから、ガスってたって気持ちよく歩ける。

いつもなら森林限界に出るまで我慢の時間帯って感じだけど、最初からこういう気持ちで来れたら全然違った気分で楽しめますね。

 

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あっという間に尾根に出ます。

ここからアップダウンを繰り返しながら山頂に向けて高度を上げていきます。

 

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帰りのバスも15:21の1便しかないので、それに合わせてのんびりのんびり登る。

 

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ほいっ、中継地点。

ゆっくり歩いてる筈なのに、すでにコースタイム30分巻き。

他のパーティーも同じ様に驚いてたから、ここのコースタイムは甘めなんだろうね。

 

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落ち葉が多いとトレイルを見失いがちです。常にリボンや標識に気をつけて登りましょー。

先行するパーティーが道を間違えて引き返してました。

 

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岩下ノ丸。

手作り感があっていいですなー。

 

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左手側、丹沢方面の眺望が開けました。

眺望があったのはここだけ・・・でした。。

 

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今日はあと1人、2年ぶりとなる山トモも来れるかもと聞いてたから、再会を楽しみにしてたんだけどね、

仕事の調整がつかなかったそうです。残念~。

 

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ちなみに本日の同行者は丹沢を自分の庭にしていて、ほぼ全山制覇した感じ。

次は道志をターゲットに考えてたそうです。

 

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そんな同行者に聞いた丹沢のお薦め山は、大室山、檜洞丸、畦ヶ丸だそうです。

大室山、初めて聞く山だな、気になる。。

 

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山頂直下の急坂。

今日は新しいシューズで来たから靴ズレができてしんどい。

かばいながら歩くけど痛いー(~_~;)

 

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煙る山頂。これはこれで絵になりますね。

 

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とーちゃくっ!

真新しい山頂標と古い山頂標、合計3つ。

結構多いねー

 

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山岳信仰の山なんですね。

いつも神様に祈ることは決まって、飛行機が落ちませんように、です。

 

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皇太子様も登ってるそうです。

渋い山を選びますね。

 

 

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今日はちょっと奮発して高いカップラーメンを買ったのに、調味料を1袋入れ忘れたことに食べ終わって気づく。

くそ~どうりで薄かったわけだぜぇ。

 

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そんな残念な自分に、同行者がパンを1つおすそ分けしてくれました。

ひゃーありがとう!!

 

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帰りのバスの時間にはだいぶ余裕あるけど、座ってるとどんどん寒くなってくるので、ゆっくり下山すれば良いよねと下山をはじめます。

 

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しかし皇族の方はこんな山にも登ってるんだなーと話すと、最近紀子様が乗った車が事故にあったのも、登山に向かう途中だったと聞いてびっくりしたな。

 

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事故後、他の車に乗り換えて目的地に着けたと聞いたので、無事山頂にも立てたのでしょうね。。

すげっ( ̄▽ ̄)

 

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登りの時につかず離れずにいた別のパーティーを、山頂に残して先に下山を始めたからとても静かです。

 

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この真っ黒の葉はなんでしょうね?

 

 

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峰神社に着きました。

右の燈は石造りですが、左は切り株ですやん(^^)/

 

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御正体山入口バス停方面へ。つまりここは細野方面でOK。

 

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深い落ち葉の上を歩ける喜びを感じます。

 

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でやっ!!

落ち葉を空に向けて投げてみました。

 

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トラックの走る音がするなぁと思ってたら林道が見えてきました。

林道を右に曲がり、すぐ左へ曲がると、

 

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こんな大きなトラックがガンガン行き交ってました(T_T)

どうやら林道工事中みたいです。

トラックが通る度、何度も道の端へ避けなくてはならず、静かな山歩きどころじゃなくなってきた。

 

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トラックに少々うんざりしだした頃、標高も下がってきたから紅葉がちらほらと見られる様になってきた。

 

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なかなか雰囲気あります。

 

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最近は国産の木材の需要減の影響で、林業が成り立たないと聞きました。

そのため、杉は伐採したいけどそれができずに残ったままなんだそうです。スギ花粉も悪化する一方という負のスパイラル。

「私エコで割り箸は使いませ~ん、マイ箸いつも持参してま~っす」という話を聞くと林業の方は

「何にも分かってねぇなー。割り箸をどんどん使ってくれないから、こんなことになってんじゃねぇか」

と思うんだそうです。

この山はモデル林として定期的に植林と伐採をしてるみたいですね。

 

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そろそろ登山口が近づいてきました。

時間を調整しながらゆっくり下山するはずが、重力に逆らえずダダダーっと駆けてしまったところもあったりしたので、

なんだかんだコースタイム通りになってしまいそう。

 

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三輪神社に着きました。

結局バスの時間まで1時間ほど早い到着( ꒪⌓꒪)

 

 

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神社の前の岩に腰かけて、近所で買ってきたどら焼きを同行者と食べながらバスを待ちました。

静かな山間の集落で、何もない贅沢を味わった週末となりました。

 

振り返って

 

やっと来れました、御正体山。

あまりに渋い山なので最初から参加メンバーは揃わないと思ってたし、自分自身、同調してくれるメンバーがいないと訪れることはないだろうな、と思ってました。

 

2年前に三頭山や鍋割山を登ってた頃の3人で集まれるチャンスでもあったので、雨が降るかもしれなかったけど楽しみにしてました。

 

 

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御正体山は、その頃に歩き回った奥多摩の山々と雰囲気がよく似てました。

距離は短め。登りは緩斜面と急斜面を繰り返し、全体的には比較的ゆるやか。階段や木道はなく、里山を歩いてる感じがなんとも心地よい。そうかと思いきや突然出てくる林道。

アハハ奥多摩っぽいなぁ~、と最後の林道というオチに苦笑いしながら歩きました。

 

 

実はこの山が道志の最高峰だということを後で知りました。

2百名山なのだからきっと良い山に違いない。

眺望がないと言ったってきっと女峰山や雲仙普賢岳の様な感動があるに違いない。

それを探しに行こう、と思ってやって来ました。

 

それが見つかったかと言うと、う~ん。。難しい。

しいて言えば、素朴な道志の山を登ってて、小さな喜びを感じました。

ほんと、素朴という言葉がしっくりきます。

こんな感想じゃダメですかね。。

道志よう。。なんつって。

ではでは