可也山 登山 底抜けに明るい玄界灘のパノラマビュー(2015.11.22)

可也山 登山 底抜けに明るい玄界灘のパノラマビュー(2015.11.22)

福岡県糸島市の可也山に子供と登山にやって来ました。

別名、糸島富士とよばれるこの山は、海に囲まれた糸島市のランドマークとなってます。

 

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山頂からの眺望は玄界灘とそこに浮かぶ島々の大パノラマ。

芥屋方面の景色は、とてもとても、365mの低山とは思えない絶景!

個人的に山から眺める海が好きなので、底抜けに爽快でした。

 

<スケジュール>2015.11.22
13:25 駐車場 ⇒ 13:40 登山口 ⇒ 14:10 石切場跡 ⇒ 14:40 山頂 ⇒ 14:45 山頂展望台 ⇒ 15:00 下山開始 ⇒ 15:50 登山口

 

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今回は師吉公民館の駐車場に停めてピストンです。

ここの駐車場は6〜7台ぐらいしか停められませんが、1台だけ空きがありラッキーでした。

トイレもあります。

 

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可也山方面に向けて移動開始。

間近で見るとあまりに低山過ぎて、少しガッカリ。。

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ストーブを使い始める季節を目前にして、防災訓練の告知がありました。

 

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なかなか立派な鐘をお持ちの雲乗寺の前を通過。

 

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秋用に衣替えしたカマキリ発見。

即、次男坊に捕まる。

 

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登山口の標識に従って右折。

 

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みかんの木です。実が大きかったのでデコポンかと思いました。

 

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この林道を上がって行くと、

 

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登山口の標識。

ここから山頂の展望所まで1850mです。

往復約4キロ。午後からの子連れ登山にはちょうど良い長さです。

 

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ここにもみかんの木。色付きがまだまだです。九州は収穫が遅めですね。

 

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さあ、原生林がでてきたら本格的に登山開始。

 

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階段のトレイルが子連れの登山に優しい。

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前を歩きたがる次男を先頭に、背の順で進みます。

 

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展望所まで1400m。まだ450mしか登ってないのに、もう疲れたーと訴えられる。

 

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ワンコにも抜かれる。

 

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長男を持ち上げてぶら下げてみた。

地上から5センチぐらいしか浮いてないのに、めちゃビビってたな。

 

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またまた階段の登場。

 

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山登りをしてて初めて野いちごを発見しました。

 

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階段を登り切ると石切場跡に到着。

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なんと黒田長政の指揮の下、江戸時代に日光東照宮の建造のため、ここから採掘した花崗岩をはるばる日光まで運んでたそうです。

ほえー。

 

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だれの歯型じゃ。

 

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おっ、なんか景色が開けそうな雰囲気。

 

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ふむ、電波塔か。

登山中にこういうのが現れると残念ですな〜

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マムシグサ。食べたら死ぬこともあります。

野いちごのついでに子供が口に運ばない様、気をつけましょう。

 

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山頂まで800m。

やっと半分まできました。

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子供たちは休み休み、ぼちぼちと。

水泳やらせてるけど、やっぱ運動不足なんだな〜。

 

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11月下旬、早咲きのツバキがあちらこちらで咲いてました。

一般的には3月頃に開花するそうですが、まれに早咲きのものがあるそうです。

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小富士梅林?

なんでしょう。初めて聞きました。春に楽しみなスポットですね。

 

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人だかりができてたので近寄ってみたら、なんとアナグマが餌を探してうろうろしてました。

子供たちと興奮して見てましたが、ちょっと近づいたらすごすごと森の奥に逃げてしまいました。

山登りをしててアナグマを見れたのも今日が初めてです。

 

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可也神社です。

 

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可也神社を過ぎると展望所までわずか300m。

山頂は展望所の手前にあるのでもう目と鼻の先です。

 

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目と鼻の先過ぎてうっかり山頂を通り過ぎる次男。

「おーい、ここだよー山頂は。ココ」。

山頂からの眺望は無いので、軽く記念撮影を済ませてこの先の展望所へ移動します。

 

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雑巾しぼりの要領で、次男と4回ほどねじってみました。

 

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山頂から展望所までは約3分。

 

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目の前に広がる玄海灘。爽快です。

こちらは唐津方面。

 

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こちらは芥屋(けや)方面。

PM2.5の影響で少し霞んでるのが残念。この時期は仕方ないですね。

この景色の先には壱岐・対馬、そして朝鮮半島があります。

 

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やっぱ山から眺める海は最高っちゃね~。

 

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可也幼稚園の登頂記念標識が3本立ってました。

そう言えば何人か幼稚園児ぐらいの子連れとすれ違いました。

難易度は昨日登った飯盛山より簡単です。鎖場もなく、小さい子でも安全です。

 

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下山途中に電波塔近くの展望所にも寄りました。

 

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能古の島、生の松原方面。

ふむ、電波塔め。

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子供と一緒の時は登りと同じ時間をかけて下山します。

油断するとすぐに駆け出して怪我するので目を光らせてます。

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何の実でしょう。

11月下旬だってのに、低山だとまだまだ実りの秋の様です。

 

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塗装路に出ました。

おしゃべりに夢中になりすぎて、下山したことに気づいてなさそうな2人。

 

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宗派の事とか疎くて分かりませんが、雲乗寺の神様に下山の報告をして帰りました。

 

  振り返って  

可也の名の由来は「伽耶」と言われてます。

その昔、朝鮮半島の釜山あたりにあった伽耶国です。

糸島は朝鮮に近いからでしょう、芥屋(ケヤ)や加布里(カフリ)など、朝鮮由来の地名が多いです。

ちなみに自分が住んでるところのすぐそばには元寇の防塁が残ってます。

初めて見た時は、

「あぁ、やっぱ福岡だなぁ~」

と、大陸との距離の近さと歴史の深さに感慨深くなったものです。

これから本格的な冬を迎えます。

子供との登山もなかなか難しい時期になりますが可也山の様な低山なら楽しめそうですね。

ではでは


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