井原山 意外や意外、近場でおすすめできる山 日帰り登山(2014.11.12)

井原山 意外や意外、近場でおすすめできる山  日帰り登山(2014.11.12)

 

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今回は、福岡と佐賀の県境にある井原山(いわらやま)に登ってきました。

雷山と同じく脊振山系に属すこの山は、三瀬峠や雷山への縦走コースが一般的です。

標高は983m。標高差 536m。オオキツネノカミソリが群生していることで有名な山です。

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今回は午後から用事があったから午前だけで行って、帰ってこれる水無登山口からのピストンでちゃちゃっと登ってきました。

 

ちなみにオオキツネノカミソリ満開のタイミングで登ったのがこちらの記事です。すごく良かったのでぜひこちらも山行のご参考にして下さい!

オオキツネノカミソリ満開の井原山(キトク橋) 登山 猛烈な暑さに燃えるオレンジの花は福岡の宝の峰

 

<スケジュール>
2014年11月12日 水無登山口(8:30)⇒山頂(9:35)⇒井原山自然歩道⇒水無分岐⇒水無登山口(10:40)

 

水無登山口へは県道563号線から林道をしばらく走ります。

林道沿いにあった地図で場所を確認しながら、本当にこの先行けるのかな?って感じの狭い道を恐る恐る進みます。

林道を進めば駐車場があることは分かったけど、「この先、道幅せまく離合が難しいため此の辺で車をとめた方が無難」と、なんとも判断に迷う微妙な言い回しの警告看板が出てきて、このまま進むべきかかなり躊躇しました。

でもオオキツネノカミソリのシーズンではないし、今日は雨の予報だし、そもそも有名な山じゃないから登山客も少ないだろうから離合はないだろう!という方に賭けてそのまま進むことにしました。

結局、林道自体は10分も走らなかったと思います。

道なりで行くとスンナリ水無登山口の駐車場に着きました。なんとも・・初めて来る人はみんなハラハラすると思います。

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登山ルートの案内板です。

井原山→雷山の縦走コースで10.5キロ。天気の良い日なら良いかもね。今日はピストンです。

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歩き始めはこんな感じ。背振山系では登りはじめは杉だらけってのが定番ですが、この山には杉がありません。杉がないってしあわせ~。沢沿いを登っていきます。

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ほどなくして分岐にぶつかります。
実はここの分岐は重要です。
アンノ滝方面は井原山自然歩道を使って山頂を目指すルートです。のんびりした登山をしたい人はアンノ滝方面に進んでください。

井原山方面は急坂で山頂を目指すルート、つまり直登です。
今回、登りはこの井原山方面で直登し、帰りは井原山自然歩道で下りてこようと思います。

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そんなきれいな紅葉じゃないけど道は落ち葉で敷き詰められ、そこそこ黄色に色づいた葉を見ながら歩けば秋を感じられます。

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急坂がはじまりました。待ってました!って感じ。
よっしゃ登るぞー。フゴーフゴー登る登る。
ユニクロで買ったフリースを着て登る。動きやすいフリースが欲しい。。汗がポタポタ垂れてきたところで・・

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なんともう三瀬~井原山の縦走路にでてしまいました。呆気なく30分ほどで急坂終了。物足りない。3日前にフルマラソン走ったばかりで筋肉痛が若干残る体でしたが、物足りなかったなー。

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縦走路はこんな感じ。 縦走路を行くこと約10分。山頂に到着。あたりはガスで真っ白です。
きっと佐賀県側はたくさんの山が連なってると思うんだけど、まったく見えんです。

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三等三角点。9:40で気温7度。背振山系では一番の眺望と聞いてたけど今日は天気が悪くな~んも見えん。

 

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一瞬、うっすらと向こう側の山が見えました。
さてさて、午後は九州国立博物館に行く予定なんで、とっとと帰ります。それに雨も降ってくる予報だし長居は無用。

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帰りは井原山自然歩道を使って帰るため一旦、雷山方面に向かい、途中でアンノ滝方面に折れます。

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自然歩道を行くと杉がでてきました。やはり杉のない山なんてないよね。。と、ここで雨が強くなってきました。

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アンノ滝までは行かず、途中で水無登山口方面の標識がでるのでそちらに進むと最初の水無分岐地点に出ます。

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最初に通った沢沿いの道です。雰囲気あります。

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10:40 水無登山口に戻ってきました。登り始めてから約二時間。簡単に程よい汗をかきたい時にもってこいの山でした。

しかし、十分に注意してほしいのですが、いくつか道を間違えそうになる箇所があります。特にこの時期は落ち葉が登山道を覆い、分かりにくくなっていることと、登山客が少ないため、常に自分の目で先がどうなってるか確認しながら進まないと確実に道を間違えます。

自分は雷山で道を間違えた反省があったので、最初から注意して進んだのがよかった。

後日、ヤマレコ見たらやっぱり迷った人多いみたい。

迷っても低山だから自力で下りてこれるだろうけど。。これから登ろうとされる方は気を付けてください。

ではでは


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