しみじみー飲めば~♪しみじみとぉ~~♪ おもいでぇ~だけがぁっ 行き過ぎるぅ~うう♬

天城山に向かう車中で「天城越え」を歌おうとして、口をついて出てくるのはなぜか八代亜紀「鼻歌」。いや失礼「舟歌」。

天城山までの移動の車中で舟歌を熱唱してたというどうでもいい話からスタートです!!

 

アセビ咲く天城山に登ってきましたー。

天城山は日本百名山、花の百名山。標高は最高峰の万三郎岳の1,406mです。

天城山は天城連山の総称です。一般的なルートは天城峠から天城高原ゴルフ場までの縦走か、今回自分達が歩いた天城高原ゴルフ場を起点にして天城山の最高峰万三郎岳(ばんざんぶろうだけ)と2番目に高い万二郎岳(ばんじろうだけ)を周回するルートとなりますが、車でアクセスする場合、多くの人がアクセスの関係で周回ルートを選択します。

天城高原ゴルフ場のハイカー専用駐車場に車を停めて、距離、標高差ともに軽めのコースをハイキング感覚で登る。ハシゴがでてくる箇所もあるけど、これといった危険箇所はないから小学生でも登れる。

 

4月初旬の天城山ではアセビがたくさん咲いてます!マメザクラには少し早かったけど、下山後はすぐ近くにある大室山のさくらの里にも立ち寄ってぜひ花見をして欲しい!

で、のんびり北川温泉にも立ち寄って伊豆を満喫するプランがお薦め!!

さくらの里はさくら名所100選の地に選ばれてて、1,500本もの様々な種類の桜が咲いてます。今回はソメイヨシノが散り始めのタイミングで、風に舞う桜吹雪に感動!

伊豆の四季を感じ、来た甲斐あったなぁ〜とのんびり横になって昼寝なんてサイコー。

それと温泉。波打ち際の露天風呂、黒根岩風呂!海が目の前。

ちょっとした冒険といえば良いのだろうか。。男湯は混浴です!!

(鼻血ブホッ!)

だけど女性専用風呂はちゃんとあるし、女性はいないだろーと思って行ったら1人いてマジ落ち着かなかったぜ!!まあ詳しくは後ほど!

今回の山旅、参考にしてみてください。ぜひぜひ。

総合評価でバンザーイな伊豆。春になったら伊豆に行こう!

いざっ

 

 

 

アクセス方法

・天城高原ゴルフ場へのアクセスは、こちら

■ルート

 

■全行程スケジュール 

2017年4月15日

7:05 天城高原ゴルフ場ハイカー専用駐車場 ⇒ 7:15 登山開始 ⇒ 7:30 四辻 ⇒ 8:05 万二郎岳山頂 ⇒ 9:10 万三郎岳山頂 ⇒ 9:20 下山開始 ⇒ 11:15 四辻 ⇒ 11:35 駐車場

 

 

おはようございます。伊東市にある道の駅マリンタウンです。

調べてみると伊豆にある道の駅は車中泊禁止のところが多いですね。ここも基本的にはダメなのかもしれないけど、多くの車中泊の車で賑わってました。

車の多さで春が来たことと伊豆の人気の高さがうかがい知れる。

 

く、、暗い!!

天城高原ゴルフ場のハイカー専用駐車場に着きました。

今日は昼過ぎから晴れ予報。午前中は曇りですが時折日が差してくれるから太陽の奮起に期待したいところ。

 

天城山の登山口。駐車場からゴルフ場方面に歩いてすぐのところにあります。

 

本日歩く周回コース。

赤色のコースで万二郎岳→万三郎岳を登り、黄色のしゃくなげコースで戻って来ます。

簡単なハイキングコースです。

 

登山口から分岐がある四辻までは割りと平坦なトレイルが続く(むしろ下るよ!)。

左手の林の奥にはゴルフ場。

上司がゴルフをやってますが、最近1本30万円もするドライバーを2本買ったという自慢話を聞かされ、一生ゴルフなんてするものか!と決意しました。

 

Aコースです。天城高原ゴルフ場〜万二郎岳コースのAです。

 

四辻に着きました。万二郎岳方面とシャクナゲコースの分岐です。

まずは万二郎岳方面を目指します。

万三郎岳から登る人もいるみたいだけど、自分は万二郎岳から眺めた万三郎岳の景色が良かったからこっちのルートを薦めます。

 

ひとり一石運動。恥ずかしながら、この活動が何かも知りませんでした。

1人1人が石を1つ持って登り、ぬかるんだ箇所や登山者に踏まれ侵食が進んだ箇所に石を置いて自然保護をする活動らしいです。伯耆大山で有名な活動らしいです。

 

マメザクラにはちょっと早すぎました。5月初旬が見頃らしいです。

 

コアジサイにはだいぶ早すぎました。見頃は6月みたいです。

 

そんなわけで山はまだ冬枯れした木々とほんの少しの新緑が同居した世界。むむっ。

 

海の眺めを楽しめると勝手に思ってたんだけど樹林帯が続きます。

伊豆は温暖な気候だし、天城の由来が雨木っていうぐらい降水量が多いエリア。樹林もよく育ちますわね。

 

それでもところどころ開けた所からは伊豆の山々の景色を楽しめます。

房総半島と伊豆って近いし半島の形も似てるけど、伊豆には1,000m級の山があって千葉にはありません。千葉の最高峰は愛宕山で408m、なんと高尾山より低い。日本一低い最高峰として有名です。

 

天城山は成層火山です。さくらの里がある大室山もそうですが、伊豆の山々は活発な火山活動でできました。

対して千葉には火山はありません。房総半島は地殻変動で海底が盛り上がってできたため高い山が形成されませんでした。成り立ちが全く異なるわけです。

 

この周回コースで登山らしくガツンと登るのはこの万二郎岳への登りぐらいです。

万二郎岳から万三郎岳へも少し登るけど、ここほど急な登りはありません。

 

やっと見えた。見晴台から眺める伊豆の海。この景色を眺めに来たと言っても過言じゃない。

 

万二郎岳の山頂まではあと少し。

ここまでガツンと登ると言いましたが、登山口から標高差300mもないから体がほぐれる前に着いちゃう感じ。

 

見えた見えた。

賑わってるのかな。

 

標高1,299m、山頂です。

まだ朝だし、午前は曇りだから寒い。じっとしてらんないからあまり長居はせず、最高峰の万三郎岳へ向け移動開始です!

 

まだ激しく曇ってます。晴れてくれることを祈ります。

 

最初この画像を表紙にしようと思ったぐらい、このコースの中でド定番の景色。

正面の万三郎岳に向かって比較的ゆるやかに標高を上げていきます。

 

パッカパッカ。

馬の背に乗りました。

 

ところどころある見晴台から眺める天城高原ゴルフ場。車を停めたところです。

登山口から全然標高を上げてないことがよく分かります。

 

万三郎岳への途中に出てくるのが天城山の見せ場の一つ、アセビのトンネル!

時期的にちょうど今が旬!旬の山っていいね!!楽しみです。

つか、実はアセビがどんなものかこの時はまだよく分かってなくて、事前にネットで見てはいたんだけど宝鐸草(ホウチャクソウ)みたいな花なんだなぁ~と想像してた。

だから3~4cmぐらいのちょっと大きめの花だと勝手に思い込んでて、小さく咲くアセビにぜんっぜん気づかなかった!

大失態!!

 

これを見て、うん?山椒か?なんて思ってたし。

いや、まさかこれが枯れたアセビだったなんて思いもしなかったよ。。

 

枯れたアセビのトンネルはもはやどこにでもある樹林のトンネル~

「咲いてないやん!!」

意気消沈してくぐり抜ける。

同行者が森の奥に白い花をたくさんつけた木がある!と教えてくれたけど、パッと見て

「あんな小さいやつはちゃうちゃう」と知ったかぶりして通り過ぎてしまったぁぁああ~、

大失態!!

 

変な色のキノコ群。

 

万二郎岳~万三郎岳コースになったからBコースに変わりました。

 

曇ってたのは残念だけど、むしろこれが天城らしさなのかもしれません。

苔むした原生林が豊富。

 

シャクナゲが生い茂ってました。5月が楽しみです。

 

突然開放的なブナの森にでました。ここは気持ちよかったなぁ。

ここで今年就職で福岡から上京してきたばかりと言う新社会人と軽く会話を交わしました。

春だなぁ~。

3月下旬に上京してきたとして今が4月3週目だから早い段階で天城山を選ぶなんて渋い!!またどこかで会おうぞ。

 

野鳥がほんとたくさんいました。

 

山頂直下にほんのわずかに残雪がありました。

もうこの時期はアイゼンは不要です。

 

ふんっ!!

着いたどー

 

ふんふんふん!!

 

景色は残念。ちょうどマックス曇り空。

まあこんな日もあるわ。午後から晴れる予報だけど午前中に登って午後はさくらの里行ったり温泉にも行きたいし。

 

ほいほいっ

 

天城高原ゴルフ場に向けシャクナゲコースで戻ります。

最初、八丁池まで行って戻ってきてもいいねって話してたけど、曇ってるから帰りますよ~

 

下山を始めると急に晴れてきました。

ふー、タイミング悪いけどまあそんな日もありますわ。

 

太陽元気!

 

湿潤な森のはずなのに、日が差しだすと落ち葉とヒメシャラのカサカサ感が一気に主張してきます。

同じ山の中を歩いてるのに歩きながら植生が変化していく感じが面白い。

 

四辻まであと60分。

ここから湿潤の森の真骨頂。

 

マメザクラ越しに東急ハーヴェストクラブ(ホテル)。

伊豆と言えばやっぱり海と温泉。あそこに泊まってる人はそれとゴルフの組み合わせなんでしょうね。この時期は何をするにも最高の季節です~。

次回はマメザクラ満開を狙ってGWに来るのもいいな。

 

万三郎岳~四辻まではシャクナゲコースなので、Sコースに変わりました。

 

天城山を表現すると素朴な山、だと思う。

実に素朴で自然を眺めながら静かな山歩きを楽しむ、そんな山です。

 

うん、これってアセビ?

 

「あ!!咲いてる、アセビだ!!」

と同行者。

「まぢ!!」

 

・・・・アセビのトンネルで奥の方に真っ白に咲いてたのって・・

アセビだったのね。。(ここで気づく)

 

これがアセビだと分かりよくよく周りを見渡してみると辺り一面アセビだらけ!!

なぜ気付かなかったんだろう。

ほえ~すげぇすげぇ。あっちにもこっちにも咲いてる。

 

先っぽがピンクのアセビ。

アセビは漢字で書くと「馬酔木」。

葉と枝に毒があり、食べた馬が酔っぱらった様にフラフラすることからついたそうです。

さっき枯れたアセビを山椒の実だと思って1つ口に含んでしまったけど大丈夫だろうか。。

山の植物には毒をもつものが多いですね。

 

こんな面白い苔があったり、よく見ると小さな見所がたくさん。

 

おっ、鹿だ。

 

親子だ!全部で4頭。人に慣れてるのか10mぐらいの距離を保ちつつ全然逃げようとしません。

苔むした森、エサは豊富でしょうね。

 

素朴な素朴な山歩きもそろそろ終わりの時間。

 

おちかれ~

 

戻ってみると朝ガラガラだった駐車場は満車状態。

下山の途中、四辻でこれから登ろうとする多くのハイカーとすれ違いました。中にはジャケットとスニーカーの人もいたのには驚いたなぁ。

簡単な山とは言え総距離8.6キロ、標高差370m。累積の登りは結構あるから日が差すとさすがにジャケットだと暑いよ。。

 

大室山のさくらの里と黒根岩風呂

 

下山後にすぐ近くの大室山のさくらの里にやって来ました!

大室山は独立峰の火山で伊東市のシンボルになってます。登山は禁止ですが500円でリフトを使って山頂を往復することができます。

 

伊豆と言えばわさび。

わさびとジンジャーという根っこを掛け合わせた斬新な飲み物が売られてます。

味は・・置いといて、とりあえず乾杯!

( ^ ^ )/■

 

 

風が吹くとソメイヨシノの桜吹雪がすげーきれいだったなぁー。

強風だったし、この日に全部吹き飛んじゃうんじゃないかっていう絶好のタイミング。

ほんと来て良かった。

ご飯食べて横になったらいつの間にか寝てたよ。

 

八重桜。

いろんな種類の桜が1,500本植えられてて9月から5月まで何かしらの桜が咲いてるそうです。

 

こんな赤い桜もあったり。

ここに来るまではちょっと桜が見られたらいいな~って軽く考えてたけど、さくらと大室山の景色は伊豆に来たならぜひぜひ立ち寄って欲しい。

さくらの名所100選に選ばれる理由がよく分かりましたー!

 

そして10キロほど南下して北川温泉にやってきました。ここ黒根岩風呂は波打ち際の露天風呂が有名。

入浴料は600円。

 

手前が男湯、奥が女湯。女性は丸裸で湯に浸かる男湯の前を通って女性用の脱衣所に行くつくりになってます。むむー、こっちも恥ずかしいやん。

 

でも目の前はこんな景色が広がってるんですよ!

男湯は混浴で、女性が1人いました。連れの男性と仲良さそうに話してたけど、その男もなぜ女湯に行く様に薦めないのか不思議だ。。女湯があるんだから女湯に入ってて欲しいわー、と思う男の方が多いんじゃないかな。女性は分厚いタオル巻いてるから見えないだけどさ、落ち着かないぜー。

その女性が出てった直後の我々男どものホッとしたリラックスぶりったらなかったな。

 

 

今回の伊豆のお土産はスーパーで買ったこちらの焼きそば。富士宮焼そばも売っててどっちにするか悩んだけど袋に描かれた伊豆の地図が良かったからこっちにしましたー。

麺が細めなんですねー、やっぱ富士宮焼そばにすりゃ良かったわー

 

振り返って

伊豆には何度も来たことあったけど、ほとんどが釣りだったし、登山で訪れたのは今回が初めて。

よくよく地図で東京方面から伊豆への行き方を確認してみると箱根のちょっと先が修善寺でその下が伊豆。へぇ〜意外と近いんだな。日帰り圏内の山として紹介されることが多いのも頷ける。

山を始めてからというもののあっちこっちに出かけてばかりいるから距離感覚が麻痺してきた。

山を始めた頃は丹沢、奥多摩、日光辺りが日帰りで狙えるテリトリー。朝のんびり起きて7時頃の電車で山へ出かけ、日没前に下山して夜に帰ってくる。

それがいつしか中央本線や車に乗せてもらって奥秩父の山に登り始めて山梨が日帰り圏内となり、八ヶ岳や上信越、アルプスに足を伸ばしていくうちに長野や新潟も当たり前のように日帰り圏内になっていった。

次第に始発電車で出発するのは序の口となり、前夜の内に現地に移動して仮眠してから登るというスタイルが定着してきた。

すると、もうどこへでも行ける気になってくる。

最近は勢いに乗って蔵王まで行きそうになったし、角田山を企画してて危うく

「朝一のフェリーで佐渡に渡れんじゃね?」

なんて気になってくるのだ。

おぞろじい。。

 

 

まだ小4だったと思う。

サッカー日本リーグの試合を自宅から10キロほど離れたスタジアムに電車とバスを乗り継いで友達と3人で見に行った。当時はまだJリーグが開幕する5年程前。確かヤンマー(現セレッソ大阪)戦だったと思う。対戦相手は忘れました。

サッカー少年だった自分は、興奮しながら客がまばらな観客席を歩き回ってメインスタンドから選手同士がガツガツぶつかり合う争いに興奮し、ゴール裏に回ってキーパーが彼方まで飛ばすゴールキックに驚嘆したりして存分に観戦を楽しんだ。

試合が終わり、来た時と逆のルートで帰るつもりでいたら1人が突然「歩いて帰らない?たぶん歩けるよ」と提案してきたのだ!

当時からビビりな自分は何かあったら大変だ!親にも心配をかけるし!という思いから、なんてこと言うんだコイツ!と激しく思ったのを覚えてる。

そしたらもう1人が、「おおー歩こうぜー!」と同意したもんだから結局歩くことに。

慣れない土地、交通量の多い国道16号。モノレールの線路の下、ごみごみした市街地を歩き、自宅がある海沿いの町に向かう。不安はあったけどふざけ合ってる内にいつしか楽しい方が勝り、ちょっとした冒険を楽しめる様になってきた。

国道にかかる歩道橋から真っ赤な夕日を3人で眺め、縦長に伸びる影を並べる。

次第に見慣れた街並みに変わってくると、旅の終わりを迎えた充足感に満たされた。歩いた距離はたった10キロほどだけど、完全に日が暮れてからようやく地元に着いた時の安堵感と達成感、3人でドキドキしながら笑い合って歩いた思い出は、サッカー観戦以上に今でも心に残っている。

山の企画を立てる。

今回は前にも登ったことのある近場の簡単登山でいいんじゃないか?悩んでいるとビビりな自分が顔をのぞかせ更に悩ませる。それでも実は自分の中で答えは決まっているのだ。あの頃の充足感に出会えることを期待してきっと前よりちょっとだけ遠い山や近くてもまだ登ったことのない山を選ぶと思う。うーん、次が楽しみ。

ではでは