平標山と仙ノ倉山 登山 ゴー!ゴー!ヘブン 満開のハクサンイチゲと天国への階段

平標山と仙ノ倉山 登山 ゴー!ゴー!ヘブン 満開のハクサンイチゲと天国への階段

平標山(たいらっぴょうやま)と仙ノ倉山(せんのくらやま)に登ってきました。

 

突然ですが、潰瘍性大腸炎にかかりました。昔、安倍首相がなったやつね。一応、難病に指定されてるけど、軽症なので登山には支障ありません。何年も前から症状はあって、毎年、検診の時に症状は伝えてたんだけど検査結果に出なかったから、問診では「様子を見ましょう」と先送りにされてた。

で、今回は便検査で引っかかり、下部内視鏡をやってみたら一発で発見。やっぱ内視鏡すげー。

 

健康あっての登山だし、ほんと気をつけないといけないなーと、当たり前のことを改めて思った次第です。

 

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やっほっほ亭

早く治さないと金もかかるぜ

 

そんな訳で、映画や漫画なんかでドラッグをやることを「薬をキメる」と言いますが、それ風に言えば、座薬キメてます。それも毎晩。

座薬挿入後はしっかり指の洗浄&アルコール消毒でキレイキレイをキメる。

まあ、とにかく座薬が辛いんだわ…。

早く治さねばっ!

 

 

 

冒頭から話はそれましたが、

今回で5度目の平標山。毎度似たようなルートばかり歩いてるけど、不思議と飽きがこない魅力的な山だなーと再認識した旅となりました。

特に5月後半〜6月は、平標山〜仙ノ倉山間のお花畑が見頃を迎え、多くの登山客がそれ目当てに登りにやって来ます。

ハクサンイチゲとチングルマの群生に癒やされながら、きっとこれからも何度も訪れるだろうなとルンルンで歩いてきたよ。

 

本日のルートは定番の松手山コースで上り、下りは平標山の家経由で戻ってくる周回ルート。

 

山の家から眺める仙ノ倉にはしつこくガスが残る。

仙ノ倉山の標高は谷川連峰最高峰で2,026m、日本二百名山。平標山は1,984m。

さあ、青空とお花畑が待つ山旅へ!

いざっ

 

ルートとコースタイム

■2020年6月29日 ※カッコ内は標準コースタイム

平標山登山口⇒(115分)⇒松手山⇒(60分)⇒平標山⇒(55分)⇒仙ノ倉山⇒(50分)⇒平標山⇒(40分)⇒平標山の家⇒(45分)⇒林道⇒(65分)⇒平標山登山口

標準コースタイム:7時間10分(休憩含まず)

総距離 14.3キロ
単純標高差 1,045m
累積標高上り 1,332m

 

平標山〜仙ノ倉山登山 本編

ツツジ咲く松手山ルートを登る

この時期の平標山登山口駐車場はすぐ満車となって、臨時駐車場に止められたらラッキーってぐらい混雑する高い人気を誇る山。

なのにこんなに閑散としてるのは、なんとこの日は贅沢にも平日登山なんだよねー。

平日ってこんなに空いてるんだーって幸せになった♫

 

この時期の駐車場は有料です。確か500円だったかな。

冬に来た時は無料だったけどね。まあそんな訳で有料の駐車場なだけにトイレも完備されてるよ。

 

トイレの前にあった平標山の地図で今日のルートを改めて確認。

黄色で囲ったところが本日の目的地、平標山から仙ノ倉山へ縦走する途中に広がるお花畑。

そう、本日は「いいおっさんがお花畑で乙女みたいにルンルンになっちまう」というかなり気色悪い企画だ!

最後までお付き合いよろぴく、ぴくぴく、ぴくぴこ。

 

ほいだば、松手山コース登山口から本日の登山スタートでござる。

 

一歩入った途端、暗い。。

もう慣れた松手山ルートだけど、こんな薄暗い樹林帯の急登を九十九折に登っていく。

ちなみに冬は九十九折ではなく直登するんだけど、今にも雪崩そうに雪がせり出してる所があったり、ここら辺は稜線に出るまで油断できない、一刻も早く突破したい区間。

 

でもこの時期ならそんな心配しなくていいもんね。熊にだけ気を付けとけばOK。

難なく一合目。

 

おお!

まだヤマツツジが咲いてて感動した。

やっぱり上越の山は違うわ。

ちなみにまたカメラの話をしちゃうけど、見てほしいのがこの背景の見事な玉ボケ。最近大枚をはたいて購入したフジノン16mmF1.4レンズを今回も投入。ほんと、誰でも上手に撮れると思う。惚れ惚れするぜ。

(こんな事で喜ぶのってカメラ好きのエゴにも思えるんだけど…)。

 

更に奥へ。6月後半になってもちらほらツツジが咲く贅沢な樹林帯を進む。

 

気付けば今回で5度目の平標山。もうそんなに来てたなんてね、驚きだよ。

で、この松手山ルートはこれまで何度も書いてるから簡単にすっ飛ばして、高圧線の鉄塔が見える稜線にワープして来た。

そしたらご覧なさいよ。

松手山の背景は真っ白じゃないの・・。

こうなるのが嫌で、何度も何度も天気予報をチェックして、周りの山よりも晴れが約束された平標山を選んだって言うのに。

 

 

後ろを振り返れば、青空。か?

いや、こりゃ曇りだな。

ふんぬー!これが梅雨かー、くっそー不可抗力だぜー。

 

サクっと高圧線の鉄塔の下に辿り着き、軽く水分補給。まだまだ余裕だけど、ここは定番の休憩ポイント。

曇って風が吹いてきたから、止まった途端に体が冷える。1分ほど休んですぐ移動開始。

 

アズマシャクナゲ

今年はコロナ影響でシャクナゲの時期を逃してしまった事をずーっと悔いてただけに、これを見つけた時はもう俺は吠えたね。

シャクナゲで吠えるおっさん、そういないと思うよ。

ありがとう、平標山。

 

松手山に到着。

ただの通過点だからピークらしさを感じさせない松手山だけど、ここから平標山までは樹林帯に隠れるられるポイントが無くなるから、もし天気が悪くて引き返すならここで判断すべしってポイント。

それと、平標山までは意外と距離が長いから、間違ってもあともう少しだなんて思わないことも大事。過去に痛い目にあってるわけよ。。

 

ガスガスの平標山への稜線歩き

そうそう、ここからの平標山が近くに見えるから勘違いしがちなんだよねー。

って全く見えんし…

引き返すならここで判断すべきだったんじゃないのけ?

 

ここから山頂までの稜線が歩いてて最高に気持ち良いところなんだけど完膚なきまでにガスリ菌白タ株に感染。

風もでてきて、途端に寒くなってきた。さっきまでの樹林帯の蒸し返す暑さとのギャップに吐血しそう。

 

ベニサラサドウダン

ツツジの仲間ですが、鼻血を止血するのにちょうど良さそうな形をしてます。

 

ゴゼンタチバナ

ハクサンなんとかって名前の花が多いけど、実はこの花も白山の御前峰で初めて発見されたのがその名の由来。

今調べました。

 

一瞬ガスが晴れたから慌てて撮ったけど、あれは偽ピーク。初めて平標山に登った時は、平で簡単な山っていう勝手なイメージを持ってたから、偽ピークを2つも越えて山頂に辿り着いた時には精神がズタズタだった。

でもガッカリするでないよ。あの偽ピークを越えた辺りから高山植物がちらほら咲き始めるから。

 

イワイチョウ

 

マイヅルソウ

 

ハクサンチドリ

ヨツバシオガマと間違えそうになるけど、葉っぱを見るこれはハクサンチドリ。

 

そしていよいよ出てきた、ハクサンイチゲ

よりによって何でもかんでも背景をボカして撮るのがマイブーム。

 

バイケイソウは流石にもう終わってるね。

というか花が黒く残ってないから、もしかしたらこれは花を咲かせなかったのかもしれない。

バイケイソウは花が咲く年とそうでない年があるみたいだから。

 

尚もガスリ菌の中、ゾンビ歩行が続く。風が冷たいよ。。

晴れ予報だったのに。もしかしたらもう少し歩けば雲の層を抜けるんじゃないか?と、かすかな期待を寄せて登る。

 

オノエラン

白い姿がなんともいいね!

 

ガスガスの平標山山頂

白い姿がなんともいいね!なんて言うから、結局白いままじゃないか!くそー!

1年前に登った時は暴風雨だったから、それに比べれば天国だけど、、平標山との相性の悪さを痛感する。

ちなみに12月にも暴風雪に見舞われて、松手山で撤退したことだってあるし。。

 

それに比べりゃ天国!ゴーゴーヘブンだぜー!

どーこまでも行こう〜♪ヘーイヘーイ♫

と、ちょっとヤバいテンションで、あろうことかこのガスの中へ身を投じる。

 

まだまだガスガスの仙ノ倉山 レッツガスロマン

うぐっ。。

無理にテンション上げようとしたけど、こりゃ無理だ…。

潰瘍性大腸炎のお前にはこれぐらいガスまみれなのがお似合いだ!と神様からのお仕置きコース60分でお願いします。

 

ガスっててもハクサンイチゲのお花畑は広がってるもんね、と撮影開始。

ところが、遮るものがない強烈な風と時折混ざる雨が容赦なくぶち当たり、リアル天国への階段状態。シャッターを押せないぐらい手がかじかむ。

下手すりゃマジでゴーゴーヘブンだぜ。

浮かれてらんない事態かも。

 

風雨にさらされ、花びらを閉じるハクサンコザクラ。

お花畑で乙女になるおっさんという気色悪い企画は完全に頓挫したよ。

 

チングルマの群生。

晴れていたらどれだけ感動的な光景だったことだろうか。本気で悲しいわ。

 

東芝ランプが出てきた。谷川岳に近いところではマツダランプ。平標側は東芝ランプ。

ちなみにマツダランプは自動車メーカーのマツダとは関係ないよ。

でもなんで谷川主脈にはランプばかりあるのかは追跡調査不能で不明です。

 

ガッカリしてたから、仙ノ倉山まで異常に遠く感じられた。

真っ白過ぎて歩みがゾンビだったし。

 

群馬県の山頂に到着

仙ノ倉山に到着。標高は2,026mで谷川連峰の最高峰。

 

ひゅ~。最高峰からの眺めはまさに絶景。

見え〜る見え〜る、俺には見え〜る。絶景のその更に上を行く伝説の絶景、スーパーガスり人3がオラには見えっぞー!

 

 

……むなしい。。

 

Tears in Heaven。Stairway to Heaven。Knockin’on Heaven’s door。

ヘブンと名の付く珠玉の名曲たち。その中で一際光り輝くのはやはりそう、Go!Go!Heaven。そういう世代なのだから仕方ない。許せ。

なんの話だこれ。

 

山座同定にはしっかりと「群馬県」と書かれてて、静かなる縄張り争いを感じる。

群馬と新潟の県境トレイル。更に拡大すれば関東地方と中部地方の地方越境トレイル。まさにコロナ時世に抗う県跨ぎトレイル。

自粛が明けて無性に県を跨ぎたいと思ってるやんちゃ者達が押し寄せて来ることを強く懸念する。気を付けてー!

Go to キャンペーン・・甚だ疑問だ。。

 

晴れることはもはや期待できない。たとえ晴れても山頂にしつこくガスが残るのはこれまで何度も経験してきたし既に諦めモード。

だったら食べることを楽しまなきゃなー!

山で食べるラーメンって久しぶり。今日は「サンポー食品」のペペロンチーノラーメン!久しぶり過ぎてデッドボール気味のチョイスになってしまったけど、これバリ美味だった。

最近は都内でも九州のソウルフード「サンポー食品」のカップ麺を見かける様になってきたし、嬉しくて思わずバットが出たよ。

潰瘍性大腸炎って辛いものとか、大丈夫なんだろか。

 

ヘブンを堪能したら花の平標山へ戻る

天国の絶景を十分すぎるほど堪能したので、そろそろゲッザーンするよ。

今回のトッザーンは成功か失敗か?そういう問題ではないのよ。山旅はトータルでどう楽しめたかどうかだから自分の感じ方次第。

成功失敗という尺度では決めらんないんだぜ、と悔しさを誤魔化しておく。

 

ミヤマキンポウゲ

ミヤマキンバイとそっくりだけど、葉がイチゴみたいなのがミヤマキンバイ。これはミヤマキンポウゲらしい。

花を調べてる内に、花の違いでは区別がつかないから葉っぱの違いを知ることになり、本末転倒に思えたのは気のせいか。

考える機会を与えてくれて有難う、平標山。

 

少し日が差してきた。360度、真っ白な世界に日が当たり、より鮮明に真っ白な世界になった。

アハハハー

ガスは晴れない(T_T)

 

木道に咲くハクサンイチゲ。

いかにも特徴のある派手な花よりも平凡でそっけない感じなのがいいね。

 

水滴を滴らせるベニサラサドウダン。

 

ヨツバシオガマ。

茎に4枚の葉が輪生してるからヨツバシオガマの見分け方。

これも葉っぱでハクサンチドリとの違いを調べて、一体何が楽しいんだろうと思えた。

気付かせてくれて有難う、平標山。

 

平標山~仙ノ倉山の稜線はガスでも楽しかった

相変わらず強力なガスリ菌に感染中だけど、日が差す間隔が短くなってきた。

おいおい、まさか晴れんじゃね?

漠然とした期待が襲ってきたよ。

 

本来ならここは素晴らしい稜線が続く今回の縦走で一番の見せ場。どうせ晴れるならなんとかここで晴れて欲しいんだけどなー。

 

しかし無情にも日差しはすぐさま分厚い雲に遮られ、一瞬で凍える寒さが襲ってくる。

ハクサンコザクラもこりゃダメだって見事なまでのうなだれ方。

少し芽生えた期待も一瞬で吹き飛んだよ。

 

こんな暗い(笑)。

気付けば平標山の直下まで戻って来ちゃったし。。

このままやさぐれてさっさと帰っちまおうかと思ったけど、お花畑が一面に広がるここのベンチで少し休んで、万が一の可能性にかけてガスが晴れるのを待つことにした。

とりあえずキャラメルでも舐めながら5分だけ粘る。

 

日差しが強まる周期は確実に短くなってきている。このままガスが晴れないまま終わるかもしれないけど、

頼むわー晴れてくれーと、どぎまぎして待つ。

さあ来い!来やがれ!

 

天国への階段

おっ!

青空見えた!もっと出てこいやー!

 

おお~!!ゴーゴーヘブンかもーん!どーこまでも行こーヘーイ!ヘーイ!

待った甲斐があったぜぃ!達成感が突き抜ける。

周囲の登山客も興奮を抑えられないご様子で、一斉に声にならない歓声が上がった。こういう体験を知らない人と共有するのってほんと新鮮。

 

仙ノ倉山方面はまだ少しガスが残ってるけど、皮1枚ってところ。

結局こっち方面のガスは晴れなかったけど、これだけで十分。救われた。

 

平標山の頭上はドーナツの真ん中みたいにぽっかり青空が抜けてる。

まさかの逆転サヨナラデッドボールによる押し出しで1点儲けた感じ。

 

そして幕を開けるショータイム。日差しを浴びて活き活きとしだしたハクサンイチゲ達。

さっきまでと全く同じ場所にいるのに明らかに別世界。

目の前で展開される華やかなクライマックスにすっかり魅了されちまったでござる。

 

殿、これこそほんまもんの天国への階段ですぞ。

青空に向けて登っていくのが最高に気持ちいいでござるなー。

 

いやー今回も最高の旅になったぞ、ぴょん吉よ。でかしたぞ、ぴょん吉!

 

うえーい!!

 

果たして暴れるぴょん吉に引きずられるヒロシという図柄が伝わるかどうかは怪しいけど、本人は楽しいんです。

 

まだやっぱり雲が多いとは言え、これだけ景色が変わったよ。

最初から普通に晴れてるのより嬉しい。

ベタな例えだけど、冷たい男が少し優しくしたたけで女子から120点もらえる不合理さに似ている。

 

苗場山は雲に隠れてたけど、

実は今日は苗場山にするか、ぎりぎりまで悩んだんだよね。

あっちにしなくて良かったわ。

 

平標山の家へゲッザーン そしてかったるい林道

定番の周回コースなので平標山の家に向けて下っていく。

ここの景色が爽快すぎて、何度も写真撮りながら立ち止まってた。

 

振り返る平標山。いやぁ、ほんと逆転サヨナラだったわー。柳田悠岐の「最高!」が思い出される。

松田の「熱男ー!」の雄叫びが滑舌悪すぎて「あとぉー!」としか聞こえないのは自分だけか?

 

タニウツギ

個人的に好きな花だけどもっとたくさん咲いてないとタニウツギっぽくないね。

 

ツマトリソウ

 

アカモノ

次から次へと、この山は花々の登場が目まぐるしくて忙しい。

 

締めくくりはワタスゲ

平標山の家ルートは最後の林道がかったるいけどこの湿原に咲くワタスゲが見られるという理由だけでこっちを歩く価値あるよ。

 

ワタスゲをアップにするとふさふさしてて、ぽわぽわ。

シャクナゲも見れたし、ワタスゲの時期を逃さなかったし良い一日になったな。

 

モウセンゴケ

国内の湿原だったらよく見かける食虫植物。国産のハエトリグサ。

 

相変わらず仙ノ倉山のガスは微妙に残ってスッキリしない天気。

 

あー。。これ。

去年も調べた記憶がある。なんだっけ…。

 

山の家に到着。

去年は暴風雨から逃げるようにここの避難小屋に逃げ込んだ。今年はコロナの影響でみんな外でくつろいでたのが印象的だったな。

今年は小屋を営業する側はいろんなことに気を使って大変でしょうね…

 

小屋には軽く立ち寄っただけでさっさと出発。

ここからはなだからな下り道。

 

ハナニガナ

 

平標山の家からの下山路はひたすら安全だし、特に危険箇所もないまま終了。

でも先日見たヤマレコでここで子熊の画像がアップされてたし、谷川馬蹄形でも熊に遭遇!なんてコメントもたまに見るから谷川連峰を歩く時はたとえ登山客が多くても熊鈴は鳴らしといた方が良いね。

 

そして始まる林道歩き。

山の家を経由するルートは登山口までは割とすぐに下りてこれるんだけど、そこから駐車場までのこの林道歩きがなんともかったるい…。

冬なら平標山に登って山の家の手前にあるヤカイ沢ルートで下山して林道をショートカットできるんだけどね。

 

かったるいとは言え、何か面白い物でも見つけながら歩かないと、折角の山なんだからもったいない。

今年初のアザミとモンシロチョウのコラボ。

 

林道って飛ばして歩きがちだけど、よくよく見てみればギンリョウソウだって生えてる。

 

橋に差し掛かったので笹船ではなくただの笹を流してみます。笹船の折り方を知らないのは今後の課題。

大海原を目指していけ!ダイヤモンドプリンセスやっほっほ丸。

 

出発して5mで座礁。

 

途中で、これほんとに近道なのか?と毎回疑問に思う駐車場へのショートカットを歩きつつ、キラキラする緑にみなぎるエネルギーを感じました。

森は梅雨で栄養十分って感じ。夏を迎える準備万端の様に感じられた。

 

下山完了!

トイレの横にある水道でブーツとストックを洗えるのが嬉しい。

 

花の平標。

花の時期は梅雨とかぶるから晴れに恵まれる方が珍しいけど、何度も通えばいつか晴れるもんだね。

 

下山後は猿ヶ京温泉まんてん星の湯

下山後は毎度の猿ヶ京温泉、まんてん星の湯へ。

貝掛温泉にいつか行ってみたいと思ってるんだけど、受付が14時までだから未だ間に合ったためしが無い。。

今日も急げば間に合ったんだけど、温泉のために下山を急ぐのは間違っていると思えてのんびり登山を満喫しました~。

 

 

振り返って

天気が悪いからこそ、雰囲気のある写真が撮れるとはカメラの世界では良く聞きますが、自分は上手に撮れた記憶あまりないかも…。腕がないだけか?

ただ言えるのは、6月で天気悪いと稜線ではほんと寒さで動けなくなるかもしれないから、安全かどうかきちんと確認してから登らないと怖いです。

何度か痛い目あってるので、こんなつまらないことしか言えましぇーん。

今回も1年前の寒さに震えた平標山を彷彿とさせるガスまみれの登山となり、おっかなびっくり登ったけど、たまたま晴れてくれて救われたな、ほんと。

でも、こういう一発逆転の登山は何度味わってもいいもんです。最高です。

 

谷川主脈を縦走した時は、ほんの僅かな差で花の時期を逃したし、1年前は猛烈な風雨に見舞われ、ガチガチ震えながらとても花なんて楽しむ余裕が無かった。

だからまともに花の平標を満喫できたのは今回が初めての経験で、青空をバックに咲くハクサンイチゲの群生に興奮して「おー!おー!」と雄叫びをあげてた背の高いおっさんがいれば、それは自分です。

山頂ではブログ界の有名人にも会えたしね。

梅雨だからと、家でごろごろしてたら何も残らない1日で終わってたけど、諦めずに登ってみれば思い出に残る素晴らしい1日になるもんですね。

病気にだってなるし、動ける内にいろいろ登っておこうと思います。

ではでは

 


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