扇山〜百蔵山 登山 霜秋の秀麗富嶽十二景6番、7番山頂(2015.11.28)

扇山〜百蔵山 登山 霜秋の秀麗富嶽十二景6番、7番山頂(2015.11.28)

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山梨県にある扇山(おうぎやま)百蔵山(ももくらさん)にやってきました。

扇山の標高は1,138m、百蔵山は1,003mで、どちらも秀麗富嶽十二景なので、山頂からの富士山の眺めはお墨付き。

 

扇山は秀麗富嶽の6番山頂。その名の通り、扇を広げた様に横に広く、山頂の稜線がなだらかな山です。百蔵山は7番山頂。その名の由来は、昔、桃の木がたくさんあったことにちなんでるそうです。

ちなみに百蔵山には桃太郎伝説があります。
猿橋、鳥沢、犬目という土地名からそう信じられてきたそうですが・・・誰がなんて言ったって桃太郎は岡山県ですよね。。

まあそれはいいとして今日は雲一つない快晴!

PM2.5の濃度も低く、これぞ秀麗富嶽!っていう景色を存分に楽しめました

満足じゃー!

 

■公共交通機関でのアクセス方法

・JR中央本線 鳥沢駅 → 鳥沢駅からはバスまたは徒歩。バスだと扇山梨ノ木平下車で乗車時間約15分。
・扇山梨ノ木平発のバスは無いので注意が必要。
・時刻詳細、バス停の場所は⇒コチラから。

■<スケジュール>2015年11月28日

8:23 鳥沢駅 ⇒ 8:30 扇山へ移動開始 ⇒ 9:10 梨ノ木平バス停 ⇒ 9:20 登山開始 ⇒ 9:33 水場 ⇒ 10:03 山頂 (10分休憩) 10:15 移動開始 ⇒ 11:18 百蔵山山頂 (昼食) 11:50下山開始 ⇒ 12:50 猿橋駅

 

 

秀麗富嶽十二景の中でも駅から歩いて行けるアクセスの良さ、低山で難所が少ないこの山は、自分の中では高尾山と同じく、どこに登るか迷ったときに行くべき山としてストックしてた山です。

行き先に困った時に気軽に寄れるアクセスの良さがありがたいです。

 

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いざっ

 

登山開始

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高尾で中央本線に乗り換え、大月駅の手前、鳥沢駅からスタートです。鳥沢って無人駅だったのか。。

 

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駅前から20mほど出た表通りにバス停があります。

9時発。30分待ちか・・・。

 

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ひとまず、早朝から開店してる駅前の酒屋で午後の紅茶ミルクティーを購入し、歩くかバスを待つか思案。

 

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ええ〜い、バスと勝負じゃ!

たぶん登山口到着時間は同じぐらいになるだろうと予想し、歩くことにしました。

 

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扇山までは親切に至る所に標識が出てるので、道に迷うことはないと思います。

 

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みかんの収穫時期を忘れてるっぽい民家の右横の通りを行きます。

 

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野菜に霜がおりて真っ白。

今日は天気が良い分、放射冷却が強まって一段と冷える。

 

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ゴルフする人は朝早いし道具大きいし大変だよなーと呑気な心配をしながら、ゴルフ場横の道路を進む。

 

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途中、標識に従って道路をショートカット。

 

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こんな感じの道を抜け、

 

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また道路に合流。

 

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ゴルフ場入り口の紅葉が綺麗です。

 

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梨ノ木平扇山登山口に到着。

だいぶ早歩きしたせいか、バスには楽勝でした。

歩いた時間は約40分。これならバスを使わない方が断然お勧め。バス代410円分、浮きました

さて、ここで本日のルートを紹介します。

 

■ルート

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登山口にあった標識にペイント加工してます。毎度、雑な仕上がりで恐縮です。

赤が扇山への登りと百蔵山への縦走路。青が下山ルートです。

 

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靴紐を締め直し、キットカットを頬張りながらハイドレーションの準備をして出発。

準備中にバス組が到着し、「あ、あいつバス停で一度列に並ぼうとして歩いてった奴だよな、ちっ」的な視線を感じ、勝者の気分を味わう。

なにやってんだか。

 

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登山口の紅葉。

 

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11月下旬、低山なのでまだまだこの時期の紅葉を楽しめると聞いて楽しみです。

 

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人気の山なだけにトレイルはよく整備されます。

 

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水場です。

手ですくってがぶ飲みしてたら、登山の格好してないソロの男性から、その水飲めるんですか?と聞かれ、ゴミでも混じってたのかと勘違いし軽くたじろいで、うまいですよと答えました。

 

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奥宮。そう言えば登山口に小さな祠があった様な。。あれが本殿か。

 

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中身が入ってない栗。

触ると簡単に指に突き刺さる鋭さをお持ちの様で(泣)

 

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うっそうとした杉林を抜け原生林の中へ。

木漏れ日が気持ち良い〜

 

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4月〜5月はつつじの群生を楽しめそうです。

えーっと、メモメモ。

 

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これこれ。この森林浴を楽しみにしてました。

 

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落ち葉をカサカサ鳴らしながら。

 

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登りがなだらかになってきました。もうすぐ山頂への稜線にでます。

 

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まず、右に行って扇山の山頂を踏みます。

 

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見えてきました。ここからの眺めで山頂が広々としてるのが分かりますね。

 

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着きました。標高1138m。

あー、今日この山を選んで正解。

雲一つない晴天。霞もないし、富士山が最高に綺麗です。

 

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この落書きを解読すると、

「もえたいゴミ 税金どろぼう。酒井税金不燃」。。。

大月市よ、早く撤去してけろ。

 

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見惚れてしまうな〜

 

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波立つ山頂の霜柱。

 

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山頂はご覧の様に広々〜。

人も閑散としててラッキーでした。

しばらくするとバス組が上がってきて賑やかになるので、百蔵山へ移動します

 

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扇山から百蔵山まではコースタイム125分。

今日は一人なので、まあ、えっちら行きますわ。

 

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見上げればすっかり冬の枝木。

楽しみにしてたこの季節がまた来たことを実感。

 

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そうのんびりもしてられない、えげつない下り坂。この一発目の下りでなんと300m近く標高を下げます。

 

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急激に標高を下げ、のんびり登って、またガツンと下るを繰り返し、最終的には400m近く標高を下げました。

もったいない。

 

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これで天気が悪かったらやってらんなかっただろうな。

 

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枯葉の絨毯を踏んで音を楽しみながら進む。

 

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ヤロウ、どこかに天狗が隠れてやがるぜ

 

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樹林の隙間から扇山が見えた。フゥ〜、もうこんな歩いたのか。

 

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百蔵山に向け登りが始まる。

 

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これが結構な急登で、この辺りで疲れもあったからしんどかった。

 

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まだまだ登るのね。

翌日も登山の予定だから休み休み、疲労の蓄積を防ぎながら進む。

 

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おっ、やっと山頂っぽ感じだ。

 

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着きました。標高1003m。

ふ〜、登った甲斐がありました。

こっちも素晴らしい眺めです。

 

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この地と明治維新がどんな結びつきがあるのか分かりませんが、明治維新百年祭記念で建てられた石碑があったでごわす。

 

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扇山からよりも百蔵山から見る富士山の方が木の被りがなくきれいに見えます。

 

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今日のお昼は横浜家系ラーメンです。

ストーブは高級メーカーの物じゃなくAmazonで購入したキャプテンスタッグです。これだと田舎のホームセンターでもガスが売られてるので助かってます。

 

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ラーメンに湯を注いで5分待ってる間にコーヒーで乾杯。

コップは100均。ケチケチっす。

 

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名残惜しいのですが、下山します。

 

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今日も気持ち良い汗がかけました。明日筋肉痛にならなければ良いのだが。。

 

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途中、富士山がよく見える展望所がありました。肩寄せ合ってる男三人組が山頂目前にして、もうここでよくねぇ?と話してたな。

 

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展望所を過ぎると一気に杉林に突入です。

 

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水場で顔をゴシゴシ洗う。

 

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ここで失敗。二又に別れる道なんだけど右に行くのが正解。自分は左斜めに上がって行ってしまいタイムロス。

 

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まあ間違えても駅には帰れるのでそのまま行きます。神社の前を通過。

右下に美術館を見ながらずっと道なりに行きます。

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途中で塗装路に変わり、あとは猿橋まで延々歩くのみ。

 

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こないだ九州でも見かけた早咲きの椿がここでも咲いてました。

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浄水場だす。

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ここの職員はこんな景色を見ながら仕事ができるのか。羨ましい。俺の会社なんて隣、墓場だぜ。

 

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でました、山梨名物のハッピードリンクショップ。これを見るとなぜかニヤけてしまうな。

 

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変哲もないそこそこ交通量のある道路をひたすら歩きます。

駅への標識は割と多いので迷わない。

 

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右に行けば岩殿山。

時間もあるし、ついでに登ってしまおうか悩みましたが、欲張る登山はポリシーに反するので今回はやめました。

 

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一級河川の桂川。覗き込むと吸い込まれそうで身が縮こまる。高いとこダメなんです、登山してんのに。

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甲州街道。左に曲がれば駅です。

 

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鳥沢駅に比べたらはるかに立派な猿橋の駅に到着。

13:16の中央線に乗って帰りました。

 

    振り返って 

誰でも登れる山だけあって、最初に遭遇した登山者はPコートに、オロビアンコのショルダーバッグのいで立ちの方でした。

自分も山登りを始めた当初は似た様なもので、パーカーにチノパン、ナイキのスニーカーだったなーと思い出しながら登ってました。

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天気が崩れないのが分かってればそれでも大丈夫なのでしょうが、汗をかいたら一気に冷えるので、中に着るインナーは速乾性のものを選んだ方が無難ですね。

本日、自分はランニングの格好をベースに少し登山っぽく、ウインドブレーカーと手袋と40ℓザックの組み合わせ。ザックにはダウンジャケットを入れておき、山頂で休む時は必ず着る様にしてます。

登山メーカーの服が高すぎるので、ランニングスタイルとの兼用ができて、それでいてダサくない格好でよく悩みます。

これから本格的な雪山シーズンが始まります。買い足さないといけない物が多く、山ギアの値の高さに悲鳴をあげてます。

わおっ!

ではでは


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