【山形】秋の月山 真っ赤に染まれ!紅葉したチガヤとハイカーの激流に逆らう登山

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秋になるとマグマが流れ出る山がある。

 

その赤さはキラキラとか眩しいとか、そんな次元をはるかに超えてもはや目が焼ける。

 

10月になると山形で繰り広げられるマグマフェスタ。

こんなすごい景色が秋になると当たり前に見られるなんて、東北のハイカー達が心底羨ましい。

 

ちょっとだけオラにもお裾分けしておくれー!

 

と、恒例になりつつ秋の東北巡りにやって来たよ。

訪れたのは、まだ未踏の地だった山形の月山(がっさん)。

 

山形県新庄市出身の友人から、雪が多すぎて春にならないとオープンできないスキー場があると、かねがねその噂は聞いていた。

月山スキー場のオープンはなんと4月。

営業終了は7月。

にわかには信じがたい。たかだか標高1,984mの山なのに。。

それだけ厳しい自然環境の山だということ。

そして我々プッツンヤマノボラーは知っている。

自然環境が過酷であればあるほど自然美はマシマシでアゲアゲだということを。

 

そんな厳しい自然が魅せる圧倒的な紅葉を、秋雨前線が張り出して全国的に雨、もしくは曇りという日に訪れた。

 

これは賭けなのだ。

 

その賭けは果たしてどうだったのか。

もう最初の写真で完全にネタバレしてんだけど、とにかく月山は晴れた(笑)

周囲を見渡してもすっごい曇り空の下、月山だけは晴れた。

 

「なんかこのおっさんの登山って晴天率が異様に高くね?」

「シャーマンじゃね?」

そんな声が聞こえてきそうだ。

 

芸能人やスポーツ選手の愛人スクープで相手の女性の職業「歯科助手」って多すぎね?という謎と同じぐらい晴天率が高く見えるけど、、雨に降られた山行はアップしてないだけで、実はしっかり降られてます(笑)

 

そして今回もたまたま晴れたので張り切ってアップします。

 

なんにしても念願だった月山。

最高のコンディションで登ることができたよ。

 

 

月山。その名前から神秘的なイメージを持ってたけど、その名の由来は単純で、山頂で祀ってるのが「月読之命(つきよみのみこと)」だからだそうです。

 

標準コースタイム

■2024年10月5日 ※カッコ内は標準コースタイム

姥沢駐車場⇒(30分)⇒水場⇒(60分)⇒牛首下分岐⇒(25分)⇒牛首⇒(50分)⇒頂上小屋⇒(10分)⇒山頂⇒(50分)⇒牛首⇒(90分)⇒姥沢駐車場

コースタイム:5時間15分
距離:9.8㎞、累積登り:880m

秋の月山紅葉登山

姥沢駐車場の渋滞

さすがにこの時期は混む。

月山登山では定番の姥沢駐車場スタートなんだけど案の定駐車場渋滞にハマる。

11時に着いたけどね、この駐車場待ちで1時間ぐらい足止め食らったかな。

 

 

300台止められる姥沢駐車場。

とにかく広いんだけどそれでもこの時期はぜんぜん足りない。

白馬みたいに映えスポットを増やせばスキーシーズンよりグリーンシーズンの方が儲かりそうだな。

 

 

この駐車場の隣にあったロッヂのホームページを見てみると「夏スキーと登山のためのロッヂ」と謳っていた。

夏スキーっていうのが月山らしいのねん。

 

やっと登山開始

さっきまで駐車場渋滞していた林道を登っていく。

ちょうど早朝に登ったハイカーとの入れ替わりの時間帯だったらしく、すっかり渋滞は解消されてたよ。

 

 

山形の玉こんにゃくと芋煮って素朴な料理なのに、どうして他で食べるのより美味いんだろう。

秘伝のタレ方式でずっと継ぎ足してたりするんだろうか。

 

 

ノコンギク。

この時期は定番。ウメバチソウは見かけなかったな。

 

 

ボンビーハイカーは当然とばかりにリフト乗り場とは逆方向へ。

下を向くな!胸を張れ!

リフト方面へと向かうハイカーを見送っておっさんはニヒルに、新NISAなんてそもそも軍資金がなけりゃできねぇよと寂しい笑みを浮かべる。

 

ドラえもんと友達になって10年前の自分にビットコインやれ!いいからやるんだ!と言ってやりたいという虚しくなるだけの後悔を背負って生きている。

 

まずは緑の森の中へ

森に一歩踏み入れば緑のトンネルが、とても気持ち良い。

 

でもさすが豪雪地帯なだけに樹林帯の剛毛感はない。

床屋への注文は、森林限界に近づいたら多めにすきバサミを入れて、超えたらバリカン9mmで刈り上げてください。

そんな感じ。

白髪染めはもったいないので自分でやります。

もう染めるのやめたいけどタイミングが分からない。

 

歩き初めて20分もすれば見晴らしバツグンゾーンへ。

右前方の山が月山の山頂で、目指すべきピークが確認できるのが独立峰の良いところ。

 

 

水場があるから一部のトレイルではびちょびちょ。ドロドロじゃないから回避しやすい。

 

 

登り始めたのが12時を過ぎてたからどんどん西日に傾いていく。

10月になって急に日が短くなるのが秋山の怖いところ。

今日はあまり山頂でのんびりできないかもしれない。

 

紅葉の入り口

リフトを使わなくても山頂までは累積で900mほどしか登らない。

自分の場合だいたい1200mが境目で、それ以上登る場合は食料や水や防寒具など怠りなく準備をする感じ。

それ以下ならたとえテン泊装備であっても無理せず登れるレベルだから、まあ気楽なもんだよ。

そんなわけで今日は鼻くそほじりながら余裕しゃくしゃく。

 

 

とは言えだよ。ペースは常に遅い。

だいたい紅葉登山や花見登山ではコースタイムより遅くなるのが常。

 

 

徐々の微妙な紅葉。

なにかに似た言い回しなのは気のせいです。

 

 

10月の東北はこんなに晴れ渡ってても暑くない。

でも10年後には、あの頃は10月になると涼しかったもんなーとか言っちゃってるかもしれない。

 

 

いやぁ、人気の山だというのに静かだ。

リフトを使わないだけでこれだけ静かな山歩きができるんだからね、リフトに乗る意味ってなんだろね(半分強がり)。

 

 

まだ月山の本質を知る前だというのに、やばいぐらい魅了されてしまっている。

未踏の山の中にこんな桃源郷がまだ残されてたなんて。

 

 

とにかく今年の夏は異常に暑かったからね、花は一瞬だけ咲いてすぐ枯れてしまったし、このまま秋は来るんだろうか?と心配になったけど、東北にはちゃんとやって来てました。

ちなみに東京も福岡も10月中旬になってもまだ30℃オーバーの日があったり、もう意味不明。

 

 

緑から徐々に黄葉が混ざり始める変化の過程はもはや人生。

緑が若さだとしたらここら辺は中年ゾーン。

紅葉ピークは還暦か。

良い歳の取り方をしたいものですな。

 

 

こりゃいいばい。

ちなみに東北の日本百名山はこの月山が最後の一座だったんだけど、まあほんとなんでもっと早く来なかったのか。

20年前の自分に借金してでも金を買っとけ!という後悔に似ている。

まあ月山の場合は遠いからだけど、それでも早く来るべき山だった。

 

いよいよ、紅葉最前線に突入。

 

 

青空を入れて撮影する時のフィルムシミュレーションはASTIAかPROVIA。

最近めっきり調子が悪いX-T1に「頑張れ!」って言いながら連れ出してるよ。

カメラのキタムラでX100VIの抽選販売があれば毎回応募してるけどちっとも当たらないし。

でも最近は自分には宝の持ち腐れかもなぁと思えてきたからX-T30あたりの中古が一番お買い得かもなぁって思ってる今日このごろどえす。

 

ただの木道なんだけどとにかく絵になる。

これすべてが月山の魅力。

 

 

赤の横並び。

 

 

黄葉と緑が実に目に優しい。

周囲にハイカーが誰もいないってサイコー。

 

月山の紅葉

そしていよいよバリカン9mmエリアへ突入。

似た写真ばかり撮ってるけど、ほんと10歩進むだけで色も景色も変わるからご老体のX-T1のシャッターをこれでもかと切りまくる。

 

静かすぎて風の音なんて聞こえないのに草が少し揺れるのを見てると聞こえた気にもさせる。

そんな風にボーっとしてると、自分の存在に気付かずにうっかり隣に飛んできたイナゴをただ眺めたり、そんなゆっくり流れる時間に没入していく感覚がたまらなかったりする。

でも悲しいけどこれ日帰り登山なのよね。

 

 

そんな訳で先を急ぎますかね。

それにしたって真っ黄色に染まって1ヶ月前だったら信じられない光景だよ。

 

もう何年も登山してるのに、りんどうが花ひらく姿を初めて見た!

 

 

いい年して最近一番好きな食べ物が変わりました。ほんとどうでもいい話なのですが、お寿司より鰻よりステーキ。

ちなみに焼き肉はペラペラだからそれほど好きではない。

実は生肉の美味さを知ってから、とにかくステーキが好きになった。

お店は塩、わさび、醤油、ステーキソースと次々に味変できる様に用意してくれるけど、そんなもんはミディアム以上で使うもので、自分は男らしくステーキソース一択。どどんっ。

そのお店のこだわりソースを、生に近い超レアでいただくというスタイル。まあ大げさに言ってるけど1位2位3位が入れ替わっただけなんだけど。

 

そして生が一番美味いというのはトウモロコシも同じで、今年の夏は生のトウモロコシの美味さを知ってしまいハマった。

採れたてのトウモロコシの生の美味さはぜひ一度味わってみてほしい、ほんとに。

お試しくだされ。

 

ナナカマド。

 

もしかして…。気付いたことがある。

この草紅葉って、我が家の庭を蝕む地球最強の雑草「チガヤ」じゃないのか?まさか。

いや、マジでどんだけチガヤに苦しめられているか。それ考えたら意気消沈してくる!

まあチガヤじゃないにしてもイネ科だよね。

なんか悲しいじゃないか。

 

 

ここがリフトを使用したブルジョワハイカー達との合流地点。

 

 

リフトを使えば変わりゆく人生の過程を見ずしていきなり還暦からスタートできちゃうわけね。

その登山にロマンはあるのかい?(強がり発動)

 

 

もう13時近いからさすがにリフト乗り場へ下山するハイカーばかり。

 

 

シロバナトウチソウ。

つんつんの白い花を咲かすワレモコウの仲間だけど、秋になるとこんな風に花は散って丸裸になる。

 

 

見えるものすべてが絶景だったからここまでまったく疲れ知らず。

持病の坐骨神経も落ち着いてくれている。そのままお静かにお願いします。

 

 

歩き始めは優しい土のトレイルだったけど、途中からずーっと木道。

木道が長いと足が疲れてくるんだけどね、そんなことも忘れて今日は元気。

 

 

字が削れて「十首」としか読めないけど、牛首です。

 

ここでなんと、状況が変わる。

もちろん悪い方に。

あっ!あーー!!

雲がぁー!!雲がぁーー!!

 

ここでパワフルな雲襲来。

 

やべぇっぞ。

でも頑張ればまだ晴れた山頂に間に合うかもしれない。

どうする?

どうする!

 

紅葉は下山中でもゆっくり楽しめるからなー。

 

オヤジの悪あがき見せたるでー

 

ハァハァゼーゼー、パシャッ。

 

ペースはYAMAPでいうところの200%。絶賛ハイペースで駆け上がり、たまに盗撮の如く写真を収めていく。

 

 

しかしもったいないなぁ。

紅葉どストライクだというのになんでこんな急いでんだか。

初めての月山だからこの紅葉が例年通りの色付きなのかハズレ年なのかは分からないけど、急ピッチながらも感動の連続。

 

 

そして想像できてたけど、とにかく下山してくる人が圧倒的な数でどんどん降りてくるからその激流に逆らえない。

しかも山慣れしていない人も多くて、お喋りに夢中になって登ってくるハイカーには目もくれないから譲ってくれるわけもなく、そのもどかしさに爆死。

こりゃダメだと、途中から割りと強引に割り込んだりしたけど、こんな歩きやすいトレイルなのに「ここらへんは危険だなぁ」と慎重に降りてる人もいて、あまり強引すぎてもいけない。

 

まあそんな文句を言う以前に、自分の脚の方が先に売り切れた。

平静を装ってはいるが、さりげなく太ももちゃんはプルプル震えている。

 

 

しかもこんなに頑張ったというのに、みるみるガスに覆われていく。

 

 

疲れて足元に目を移すと10月だというのにハクサンイチゲが残ってた。

もしかして今年初のハクサンイチゲかもしれない。

 

 

あの石垣が山頂かな。

なんかぎりぎり青空には間に合ったっぽい。

 

くそっ!違った!ニセピーク!

ここからは牛歩ペース。

 

広い山頂

山頂にありがちな俳句の碑だけど、達筆すぎて最後の「月の山」しか読めない。

もはやふりがな振って欲しいわ。

 

作者は松尾芭蕉だそうです。

雲の峰 いくつ崩れて 月の山、と書かれてるんだそうです。

 

いくつ崩れて?

ごめんなさい、浅はかな自分にはさっぱり意味が分かりません。

なのでふりがな振られてもやっぱ意味ないです。

 

正直言うと松尾芭蕉の姿を思い出そうとすると松尾伴内しかでてきません。

 

松尾芭蕉の話はもういいですか?

 

 

こんもりしたところに月山神社の奥社がある。

この山は間違いなくピークハントより行程を楽しむ山だなぁ。

 

すごい大人数のグループとすれ違った。

朝の番組ラヴィットってあるけど、あれうるさくて見れないんだよね。

めちゃくちゃ賑やかに通り過ぎる彼らを見て、ああいうのも自分には無理だなぁと思う。

 

 

まずは月山の奥社にお参りするのがお作法。

 

 

八紘一宇。

軍国時代の天皇信仰と思われがちだけど、身分や人種や宗教や差別がない世界の平和というのが本来の意味なんだそうです。

 

こちらが月山神社の奥社。

お参りしようと扉を開けようとしたけど鍵がかかってて神様とのご対面は叶わなかった。

残念だけど、そういうお作法らしい。

 

山頂はかなり広くて小屋があったり池塘があったり。

少し彷徨ってみよう。

 

 

360度雲、雲、雲。

ほんと嘘偽りなく、東北でここ月山だけが晴れてんじゃね?という幸運に恵まれた。

 

 

YAMAPを開いて山頂マークを探しながら彷徨う。

奥社が山頂かと思いきや回り込んだ奥に何かありそう。

 

例年通りなら、あと半月後には雪が降り始める。

まだ10月だからと油断してこれまで何度も何度も薄着で雪に降られ、凍えたことか。。秋がきょわい。

世界一学習しない中年です。

 

YAMAPの地図を頼りに彷徨った先に山頂発見。

 

 

とりあえず置かれていた標識を全部掲げてみる。

ボンビーが染み付いてるから常に欲張ってなんぼ。

 

 

古銭マニアが窃盗しそうだけど、状態の悪い寛永通宝って実のところ市場価値は50円ぐらいらしいよ。

 

山頂からの景色をパノラマ撮影。

どうだ。

ぜんぶガス。

 

 

そんなわけで池塘を見に来たよ。

草紅葉と池塘のコラボって絵になるよなーとチガヤの色付きに感動する(ToT)

平ヶ岳の草紅葉も感動したけど、今思えばあれもチガヤだったわ。くそっ。

 

こんな楽ちんな山だけど、きちんとドMハイカー向けに肘折温泉ルートも用意されているのでご安心を。

自分は次回も今日の定番コースか8合目登山口からでいいです。

 

下山開始

登山をしてて一番楽しいご飯の時間をどこで過ごそうかと山頂で彷徨ったけど、途中にあった紅葉絶景ポイントまで下ってゆっくりしようと思い、下山を開始。

もうハイカーも減ったから気楽なもんさ。

 

 

お地蔵さんに下山の安全をお祈り。

 

 

急いで登った分、取り戻すようにここからしっかりとフォトウォーク。

まあ下手な写真ばかりでなんですけど。

 

どうでもいい話なんですが、上司の指示がひどい。

「だからさぁ、それはあれしてさ。あれだってああやっちゃえばいいじゃん。

ちなみに自分は何をしてほしいかを分かってるからだいたい理解できるんだけど、これで路頭に迷うメンバーが多くて、しばらくして自分のところに相談しに来ることが多い。

「さっきの指示ってどういう意味ですかね?」って。

疑問に思うなら本人に自分が理解するまでしっかり聞いた方が、むしろコイツしっかりした奴だなって君の評価を上げることになると思うよって答えたら、

しつこく聞いて不機嫌になった上司にキレられてる姿を見て、とても申し訳ない気持ちになったよ(笑)

 

 

ここで飯にするっ!!

栗駒山の神の絨毯も良いけどね、月山だって負けてない。

人の多さなら栗駒山の方がすごいしね、月山の方がゆっくりできる。

 

 

大きなおむすび以外はおむすびではない!

子供の頃から母が握った特大の俵おむすびで育った自分の信条は、おむすびとマヨネーズの穴はとにかく大きくだ!

 

肝臓の数値が再びヤバいことになってきたからそんなことも言ってられないんだけど。

季節的にも食欲抑えるの難しいっ!

 

人気の山でも15時を回ればのんびりくつろげる。

 

 

彩度高めに撮ってみると眩しくて涙が止まらない。

ワキガの配送員から嗚咽を抑えながら荷物を受け取った時に目からポロリと涙がこぼれた時以来の涙だ。

 

 

山肌を染める赤はツツジ系かな?と思いきや背の低いカエデだったことに驚き。

 

 

山頂方面を振り返る。

 

 

少し早い気もするが、もうこれが見納め。

 

 

なぜかと言うと。

ふあっ!あっぶねー!

間一髪だったわー。

 

上空から白い悪魔がやってきて辺りを闇が覆う。

 

もくもく雲太郎さんの登場でおそろしく暗くなったし、秋はあっという間に日が落ちるからね、怪我しないようにコースタイム通りゆっくり下ろう。

 

 

牛首に到着。

最終のリフトは16時だったかな。そんなわけで急いでリフト方面に向かうハイカーが数人いた。

急げるぐらい元気なら歩いてくだっちゃえばいいのにね。

いやまあ俺も金さえあれば乗るよなぁ。。

羨ましいじょ。

 

 

見事に山頂だけ残して店じまいの準備万端といったところ。

 

 

おそろしく灰色なもくもく雲太郎に覆われ、雨が降ってないことが不思議なぐらいだ。

 

 

水場で一口分だけ補給。

 

 

そこら辺にフォトスポットが点在している。

こんな山なら何キロだって歩けるなぁ〜と言いたいけど、実のところ太ももはまだプルプル言ってる。

 

西日が傾く速度の速さったらない。

下山完了まであと10分ってところだから焦りはないけど。

 

今年の秋に感謝。

 

戻ってきてしまった。

楽しい時間はあっという間に終わり、1日が短く感じるな。

 

 

ここで最終のリフトで降りてきたブルジョワ達と合流。

 

 

熊に近づかないでくださいだって(笑)

 

 

最後にまた晴れる。

ちょっと急いだだけでこんなに筋肉が悲鳴あげるなんてなぁ。自分の体力のなさにガッカリしつつ、充実した気分で引き上げたよ。

 

 

振り返って

新庄市出身の友人を思い浮かべながら、アイツこんな良い環境で育ったんだなぁーと思いを馳せながら楽しい旅になりました。

月山はすごく良い山だったからまたここには来ると思う。次は8合目登山口からかな。

肘折温泉から登るストイックルートは自分のおむすびスタイルとはちと違うなと思う次第です。

ええ。

ちなみに今回芋煮を食べ損ねたことを激しく後悔。なにやってんだ俺!バカバカ!

 

すみません、取り乱しました。

 

分かってたことだけどハイキング客がめちゃくちゃ多いし、ぜんぜん道を譲ってくれないからね、それがしんどかったけど、まあ早朝か今日みたいに夕方で時間をずらした方がいいです。

夕方だと熊がでるかもだけど。

これまで自分が山で熊と出会ったのは夕方、早朝、そして昼間か。

なんだ、どの時間に登っても同じだ(笑)

ではでは

 


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