大崩山 登山(湧塚尾根〜坊主尾根) 袖ダキからの絶景とアケボノツツジ満開の峰

大崩山 登山(湧塚尾根〜坊主尾根) 袖ダキからの絶景とアケボノツツジ満開の峰

 

5月4日。宮崎県延岡市の大崩山(おおくえやま)に登ってきました。

小積ダキ(こづみダキ)ワク塚など花崗岩の大岸壁が有名ですが、5月になるとアケボノツツジの群生が一斉に花を咲かせる山としても知られてます。当ブログですっかりお馴染みとなったランボーことジナンボーと1番良い季節に宮崎の山に出かけてきました。

大崩山は「九州最後の秘境」とも言われ、自然豊かな原生林と花々、祝子川(ほうりがわ)の渓谷、そして袖ダキからの大観望、そのどれもが一級品で感動すること間違いありません。その一方で「いつかは大崩」と言われるほど上級者向けの山としても知られてます。

そんな大崩山に今回は定番のワク塚ルートで上り、下りは坊主尾根を選択しました。

 

大自然剥き出しの大展望!

大崩山登山のポイント

①小積ダキ、ワク塚の大絶景

②山頂付近のアケボノツツジの群生

③坊主尾根は梯子と鎖場が連続する難ルート

上りの湧塚尾根ルートも梯子とロープが頻繁に出てくる難ルートですが、何と言っても気を付けるべきは坊主尾根のハシゴの連続と大岸壁のトラバースでしょう。

普段ゲームばかりやって「こいつカスい!全滅しろ!」とか「大丈夫!あと二回死ねる!」とか軽はずみなことばかり言っているジナンボーに「リアルな世界はワンミスが命取りなんだぜ!」という鬼の自然学習を仕込んでやりました。

というのは冗談ですが、ほんと坊主尾根ルートは噂に聞いてた以上にタフで、入場規制が必要なR18ルート。

坊主尾根の難易度は北アルプスの大キレットというより、どちらかと言うと妙義山っぽい感じだなと思いました。それでいて長い!心してかかれ!

 

大崩山は標高1,643m。日本二百名山、九州百名山で、ユネスコのエコパークにも登録されました。

百名山の久住山や阿蘇山などに比べ全国的な知名度はそれほど高くはない大崩山ですが、ここは登りに来る価値のある山だと思います。

さあ、ずっと登りたいと思っていた大崩山。6年生になったジナンボーとアタックです。

いざっ

 

 

アクセス

大崩山登山口へは美人の湯を道なりに真っすぐ進んでください。

祝子川温泉美人の湯
・住所:宮崎県延岡市北川町川内名10358-10
・TEL:0982-23-3080

 

ルートとコースタイム

■2019年4月25日

大崩山登山口⇒(30分)⇒大崩山荘⇒(20分)⇒湧塚分岐⇒(80分)⇒袖ダキ展望所⇒(105分)⇒もちだ谷分岐⇒(20分)⇒山頂⇒(20分)⇒もちだ谷分岐⇒(55分)⇒展望所⇒(85分)⇒大崩山荘⇒(25分)⇒大崩山登山口

標準コースタイム:7時間20分

■活動距離10.4キロ
■単純標高差1,030m
■累積標高上り1,370m

 

大崩山登山 本編

いきなり急登で眠気吹っ飛ぶ

 

大崩山登山口にやって来ました。湧塚ルート、坊主尾根ルートで登る場合はここからスタートとなります。

駐車場はないのでちょっと道路の幅が広い所を探す路駐スタイル。

この日はゴールデンウイークで登山客が多いことを見越して深夜に着いて車中泊。

 

大崩山のゆるキャラ「オークエさん」は押さえておくべき物の1つです。そのうち人気に火が付いてクマモンを超える日がきっと来るでしょう。人気が出てからオークエさん超可愛いよねとか言い出すにわかに成り下がりたくないなら今のうちに登っておくべきです。

ちなみに登山口の名前ですが、上祝子川(かみほうりがわ)と読みます。

 

「軽く歩きながら眠気でも覚まそうぜ」とジナンボーを無理やり起こして出発。

登山口に立て札「三里河原コース通行不可」というのが初めて大崩山に訪れた我々をこの後悩ませる事になりますが、その理由は後ほど説明します。

 

「なんじゃこりゃっ!眠気覚めたわっ!」

いきなりハードな登りがスタートして、バーチャルなゲームの世界とリアルな修羅の世界との違いをまざまざと見せつける大崩山。

最初から眠いとか言ってらんない。

 

こんなところがあったり。

寝ぼけて踏み外したら一瞬でゲームオーバーです。

 

登山口から30分ほどで避難小屋に到着。

多くの方のブログやYAMAPでこの避難小屋の情報を集めてると、利用者がそこそこ多いことに驚きます。たしかに車中泊するよりかは横になれますからね。

夕方に着いて避難小屋で眠れたら翌日の登山にはベストです。

 

湧塚尾根ルートで袖ダキへ

そしてここです、大事なポイントは。

定番の湧塚ルートで登りたいけどこの分岐に湧塚の記載がありません。湧塚ルートで登る場合、ここで「三里河原」方面に進んでください

引っかかるのは、先程登山口で通行止めと書かれていた「三里河原」方面に進んでしまって本当に大丈夫なのか?ということ。

初めてやって来た我々には判断に迷うところです。

 

でもよーく見てみると、、

黄色の淵のところに平仮名で「わくづか」って書かれてる!!

これを見つけて、進んでいいんだ!と判断することができました。我ながらよく見つけたな、神がかりだと思った。

 

ちょっと滑りそうなポイントをワイヤーをつかみながら渡っていく。

今思えば危険度マックスの坊主尾根の予行練習みたいなもんでした。

 

そして沢に下りていきます。

巨岩がゴロゴロしててまだ小さい子供には越えていくのが大変です。

 

沢に出ると花崗岩の奇岩怪石が見え、大崩山にやって来たんだなと実感できること間違いなし。

 

沢の渡渉はみんな一苦労してました。最後の渡渉ポイントがジナンボーには足が届かず躊躇ってたけど、

「ぜったいにうけとめるから!!」と言って無理やりジャンプさせて掴みました。

マリオの世界とは違うのだよ。ふふっ

 

ここも大崩山名物の1つ。山ガールがキャッキャッやりながら「いーよー」と横に並んでみんなでこの岩を支えてる風に撮影するのが恒例のポイント。

密かに「こりゃやらない手はないな」と思ってた自分はジナンボーに「やって!!ほら、やって!」とせがむと、根っからクールなジナンボーは無表情で突っ立ち「はい、これでいい?」と頭で支える風をご披露。

「ちっ反抗期め!つまらん!」

 

反抗期だけど、登山に付き合うだけ偉い。あまり多くは望まない様にしようと誓ってると、沢沿いの気持ち良い山歩きのはじまりです。

 

巨岩を覆う苔に木漏れ日がさした時の緑が鮮やかでとても綺麗です。

 

そして一気に修羅場の急登に激変。

樹林の隙間から見える周りの山々でガンガン標高を上げていることを確認しつつ、ダラダラ汗をかきながらヤバイ目で登っていきます。私がね。

 

一方でまだまだ続く急登をスイスイ登るジナンボー。

よくあんなに登れる様になったなと、親が思ってる以上に子供が体力をつけてきたこと垣間見れて素直に嬉しい。

しかしこの急登は長いので、ここで飛ばすと下山の坊主尾根で集中力を切らすことになるから適当に休みを取りながらゆっくり進むことにします。

 

メタボ一直線の自分が腰掛けたら一瞬で砕け散ってしまいそうな極小のサルノコシカケを興味深そうにチェックしたりのんびり行きます。

 

このロープを登った先が袖ダキ展望所です。大崩山で1番の見せ場といって過言ではないでしょう。

ちなみに「ダキ」とは方言で「崖」のことです。

 

この眺めを楽しみにやってきた!袖ダキから定番の角度で見る下ワク塚です。

ぱっと見、単体の岩峰に見えますが奥の方まで連なってて、この先中ワク塚、上ワク塚というポイントを歩いていくのがワク塚ルートです。

 

真下は切れ落ちてるから絶対に立たないよーに!

ちょっと引いてみるとこんな感じで、真ん中に大崩山のピークが見えます。

で、この左に見えるのが、

 

小積ダキ

こちらも大崩山では外せない見どころなので、この小積ダキの大きさはぜひとも自身の目で確認してもらいたいです。

坊主尾根ルートではこの上を歩くことになります。

 

袖ダキは大所帯のご年配パーティのおばちゃんパワーが凄まじく、、10分ほど休んでそそくさ出発しました。

 

アケボノツツジ咲く山頂へ

ちょいちょい難所が連続してでてきます。こういう一見簡単そうな所が嫌らしいんですよね。

子供は体が小さいからひょいひょい行けるけど、大人の方が不利。

 

ここも簡単そうに見えるけど、苔が生えた岩が濡れて激滑りでみんなツルッツルいってたポイント。下に降りていく人が多かったけど、岩の亀裂を利用してちょっと上に上がっていく感じトラバースした方が滑らずに渡れます。

 

そして再び急登。

中ワク塚の展望所に寄ると下山での体力が心配なのでパスして山頂だけを目指すことにします。

 

そして上ワク塚に到着。

上ワク塚は山頂へのルートの途中に通るのであえて寄り道せずとも立ち寄れるのがいいですね。

と言うわけで子供が休んでる内にちょっと私だけ登ってみたいと思います。

ルートは2つあります。おばちゃんから「あなたはあっちから登ってみたら?」と言われて「へーあっちからも登れるのか」と行ってみると、

 

げげっ!!チムニーやん!

ハシゴ上ってちょっと岩に取り付いて「あ、こりゃ無理だ」とすぐに諦めて下りてきました。

おばちゃんそりゃないぜー。

くれぐれも無理はなさらないで下さい。

 

で、もう1つの楽して上がれるルートから上ワク塚に這い上がると傾山の眺め!

祖母・傾山の縦走は大崩山と並んで九州の岳人にとって憧れのルートです。自分はまだ歩いたことないけど大崩山がそうである様にきっと祖母山も岩が隆々って感じで良い山なんだろうな。

 

こっちは手前が中ワク塚、その向こうに見える山が何て山かは分かりませんが、角が生えた双耳峰が鹿島槍ヶ岳にちょっと似てる。

 

そして山頂方面。

これぐらいの距離なら1時間ぐらいかな。大崩山は今歩いてる湧塚〜坊主ルートを歩くことを目的にして山頂を踏まない人も多いみたいだけど、折角来て踏まない手はないよね。

 

さっき危ない方のルートを薦めた元気なおばちゃんが「ほら、黄色いツツジ」とヒカゲツツジが咲いてることを教えてくれました。

足元に咲いてたのに全然気づかなかった(笑)

ちなみにこのおばちゃんから「あっちから上ろうとチャレンジしただけ偉い」と誉めていただきました(苦笑)

 

さってテッペン目指すぜジナンボー!

 

山頂へと続く尾根道の原生林はだいぶ朽ちてます。鹿の被害ですかね。なんにしても景色が良いです。

 

山頂付近はアケボノツツジが満開。

ツツジやアセビのトンネルをくぐったジナンボーが「あ、これトトロのトンネルみたいだね」と可愛いことを言う。

そんなやり取りがあったので、下山後に大分を福岡方面に車を走らせてると「ととろ入口」というメイちゃんたちがトトロと一緒にお父さんを待ってたバス停があるところを通過した際に「おっ、寄っていかない?」と聞くと「不要!」と秒殺されました。

反抗期めぇ〜。

もし時間があれば立ち寄ってみることをお薦めします。

 

山頂に到着

山頂に着きました!

標高は16・・み、見えねぇ!!

ジナンボー曰く「くっくっく、16mやけん」。だそうです。

尚、正しい標高は1643mです。

 

山頂はご覧の通り意外と狭いし眺望もあんまりだったので少し戻った岩場でご飯にします。

ちなみに笠を被った御仁は道の駅で車中泊しながら全国の山を登る荒行の真っ最中なんだそうです。百名山ハンターではなく大崩山を選ぶなんざ見る目ありますね。

 

令和元年、1発目の登山です。

坊主尾根でゲッザーン開始

腹ごしらえしたら坊主尾根で下山します。子供の足なので、ペースゆっくりめで恐らく16時頃の下山になりそうです。

この時期の九州は日が長いですが、念のためヘッデンも持ってきてます。

 

途中で湧塚尾根ルートと坊主尾根ルートの分岐を間違えずに進むと、わっとアセビが咲いてました。

毒があるんだよ、昔枯れたアセビを山椒の実かな〜と思って恐る恐る口に入れたら超苦かったという話をジナンボーにするも1ミリも興味なかったらしくさっさと先に行かれてしまいました。

は、反抗期め!

 

登りで歩いた湧塚が一望できる見晴所がありました。

 

そして小積ダキの上にやってきました。

あの人危ない!とヒヤヒヤしながら近づくとしっかりザイルでビレイしてました。ほっ。

ザイルで確保してても気持ち悪い高さです。高所がダメな自分はとても無理だろうな。。

それにしても凄い眺め!

 

右を向けば象岩が見えます。つぶらな目とくねっとした鼻、分かりますかね?ぜひ探してみて下さい。

どうしてこんな形の岩峰が誕生したのか想像できない自然の造形美に圧倒されます。

なんにしてもあそこをこれから通過するなんてシビレるな。

 

坊主尾根のハシゴと岩場のトラバース

さあ始まりました。

序盤からこんな感じで傾斜の緩いロープが五月雨式に登場してきます。

 

ロープや鎖場が多いとあっという間に標高を下げてきたことが実感できます。

 

坊主尾根ルート名物の象岩のトラバースにやって来ました。象さんって凶暴なのよね。。

注意書きがありました。

ひとーつ、ひとりずつ渡りましょう!

鎖場、難所の常識です(^^)/

ふたーつ、カラビナで確保しましょう!

むむっ!スリングとカラビナ持ってこなかった!

みーっつ、山に頼らない登山をしましょう。

鎖に頼りすぎずちゃんと3点確保って意味ね。

よーっつ、ふざけるのはやめましょう

これ、うちのジナンボー1番難しいかも。。

 

ひー、滑り落ちたら奈落です。

前から私、後ろの方々からも「頑張れ!集中!」と声をかけてくれました。人見知りな我々親子に暖かくして下さって本当に有難うございました。

何にしてもふざけないで渡れて偉かったぞ!

 

お次は怒涛のハシゴわんこそば状態。数えなかったけど感覚的には30連発はあったと思う。

不安定なところに設置されたハシゴはすごく揺れるし、たまに踏み段が折れてるところもあるし、何よりこの高度感。

見た目以上に危険だから、気が張ってるつもりでもふと気が抜ける瞬間が怖い。

 

高い所が駄目な自分はこういうの超苦手。

この先が見えない恐怖。分かりますか?

もはや少しチビッてます。

 

振り返る。ハシゴもそうならロープだってわんこそば状態。

このロープをつたって下りてきました。

 

本当に怖いのが、この流れで

 

ハシゴに移る。嘘やろ!

まだ食べられると思ってると突然逆流性でこみ上げが襲ってきた感じ。もうギブアップしたい。

ここが1番子供にとってやばいとこかも。

ロープからハシゴに移るのは大人でも恐いし、身を乗り出さないとハシゴが見えないからとにかく怖い。

 

そして、まだこれでは終わらないのが大崩山の修羅場。おかわりストップの蓋を被せる余裕すら与えてくれない。

今度はハシゴからロープに移り変わる離れ業にチビリまくり。

ロープ→ハシゴ→ロープはベテランでも難易度高い。

本人がどれだけ気をつけてても周りの登山客にマナーが無くて、複数人でロープにぶら下がってバランスを崩して事故を起こすこともある訳です。

幸い後ろは先程からジナンボーを応援してくれるベテランご夫婦なので、そこは安心できました。

 

お次はチューブスライダーみたいなところを通過します。

ここはどう通過するか迷ったけど、ジナンボーはゆっくり靴底で滑りながら降りてきました。私は一気に駆け下りました。

 

坊主いた!

坊主尾根の由来はお前だったか!

 

なわけねぇだろ!

で、ここでやっと出てくるのが坊主尾根の由来にもなった坊主岩。タコ岩みたいです。

実はこの時は坊主岩の存在は知らず後で知りました。適当に撮った中にないかな?と探してみたところ見つかったという我ながら一枚。

 

坊主尾根は奇岩怪石のオンパレード。

しかも眺望も良いので、さすが九州を代表する山と言われだけの貫禄があります。ハシゴや鎖が嫌いでなければ是非歩いてもらいたいルートです。

 

ここも難しい所で、ロープからハシゴにどうやって移れば良いのか頭を悩ますポイント。

我々はここでずいぶん時間をかけたのですが、このあとやって来た大崩ガール2名は「キャー!」とか言いながらパパっと下りてしまわれた。すげぇ。

 

集中し続けるってほんとしんどい。

という訳で今回行動食として持ってきたのは秘密兵器「兵六餅」。

たまに食べるとすんげぇ美味い。

父「いる?」

ジ「いらん、ラムネでいい」

ここでも秒殺。

 

樹林帯に入りました。

ジ「イェーイ!!グリーランドだぜ!!」

父「おう、もう難しいとこないぜー!ガーハッハッハッ!」

ここら辺から達成感が漂い始める。

 

そして林道出合。

父とジ「おっしゃーー!!!」

2人で雄叫びを上げてハイタッチで喜びを分かち合う。

もはやおかしなテンションです。

 

まったくぬか喜びだったぜ。。

まだ出てくるロープに自分の考えの甘さと大崩山のしつこさ、いや、もとい、偉大さを感じずにはいられない。

 

ジ「なにこれー!!」

父「おお、それはギンリョウソウだ!通称目玉のおやじ。九州の山で見るのは初めてだよ」

花の顔を上げて見せると、「ほんとに目玉のおやじやん!」と感心してました。

 

やっと祝子川まで戻ってきました。

ここを渡れば大崩山荘です。

ここまで来れば楽勝という頭しかなく、登山口からいきなりロープかよっ!と焦った記憶はもはや吹っ飛んでました。

 

ちょっと道に迷いつつ登山口に向けて最後の下り。この時点で16:10ぐらい。

やっぱり16:30はまわってしまいそう。

登り始めを早い時間にしてほんと良かった。

 

下山完了と美人の湯

登山口が見えた!

駆け下りるジナンボー!

ほんとに、ほんとによく頑張った!

途中で子供には無理だったかと何度も思いましたが、立派に成長してくれてるよ。

 

よく頑張った!!

 

予想を上回る大変な登山になってしまったけど、さすが経験積んできただけある!

俺たちはもう親子であり山友だ!

「ヤ・マ・ト・モ。。」

そう!ヤマトモだ!

 

E.T.ってのがかなり古いけどOK!

 

「いやぁ、また次の登山が楽しみだな!山友!」

 

 

「もう誘わんで!」

さっきまで「やったぜー!うおー!」と喜びを分かち合った山友からまさかの絶縁状。

またも秒殺に合う。

何がいけなかったんだろうか(いや、普通分かるやろ)。。

更にジナンボーからの追い打ちの要求は「登山に付き合ったんだから明日は一日中ゲームして良いよね」だ。

ゲームに没頭する日常からリアルな世界を感じて欲しくて山に連れ出したというのに、

「う・・うん。頑張ったもんな!」。あえなく快諾してしまう自分。

まあ反抗期なのに登山に付き合ってくれるんだからそれだけでも偉いよ、うん。

 

美人の湯と唐揚げ

下山後は登山口から1番近い美人の湯へ。下山後すぐに汗を流せるって最高。

帰りの運転が長いから疲れないように長湯せずにパパッと洗ってすぐ出ました。

 

美人の湯の駐車場からは大崩山が大きく見える。

よくあんな高いところ登ったよ。。

温泉を出たら既に17時を回ってました。道の駅は店じまいの時間です。

ジ「ぬおー!死ぬほど唐揚げが食いてぇ!!」

父「唐揚げ以外食わんぞ俺は!!」

山友と唐揚げを求め唐揚げ天国の大分県を彷徨いながら福岡に向けて車を走らせました。

 

駐車場にロープが張られ、もう閉店してしまった唐揚げ屋さんに飛び込んで一か八か交渉しました。

道の駅きよかわの前にあるこの唐揚げ屋さん、宣伝させてもらいます。

 

こんなにたくさん!!

親父さんが「山に登ってたのかい?さっきも下山したって人がやって来てねぇ」と。

「1パックだけ残ってるよ、いいよいいよ!」と店の明かりをつけて、奥でおばちゃん2人が唐揚げを準備してくれました。

しかも親父さん「店閉めてもう冷えてるから800円でいいや!!本当は1100円だけどサービスだ!」と気前も良い。もう唐揚げ食べられるなら1500円だしてでも買うってのになんて温かい人だ!

このブログ読んだ人、ぜひこの唐揚げ屋さんに寄って!

途中にあったローソンでからあげクン買わなくてほんと良かったぜ。。

 

振り返って

噂に違わず難易度の高い山でしたが、この時期には珍しく春霞も無く、最後まで晴天に恵まれ素晴らしい景色を楽しむことができました。

この祖母・傾・大崩山系が2017年にユネスコのエコパークに登録されたことで、今後ますます盛り上がりを見せてくれると思います。

というのも、2019年3月、東京の秋葉原で開催された「山の日フォーラム」の特設会場でユネスコエコパーク推進プロモーションとして大崩山を紹介する動画が繰り返し流れてて、その動画のクオリティも高かったし、どげんかして集客しようと力が入ってる感じがすっごく分かる出来映えだった!

 

東京のど真ん中で九州の山のPR動画を見るってなかなか新鮮で良かったです。

ちなみにそのフォーラムでは登山家の花谷泰弘さんとお会いすることができたし、野口健さんのトークショーは講演慣れしてるなっていう鉄板ネタのオンパレードですんげぇ面白かった。

しかしこのフォーラム、どっぷり登山にハマってるいわゆる「通」な人しか来ないイベントだと思います。

自分はたまたま職場の先輩から山の日フォーラムのチラシをどさっと渡され「お前の知り合いにバラ撒いといてくれ」とシンジラレヘン無茶振りをされて知ることができたけど、そうじゃなかったら石井スポーツとか登山専門の販売店にしょっちゅう通ってる人しか知る由はなかったと思う。

 

なのでもう少し裾野を広げて、登山を始めて間もない層の人達への働きかけがあれば、もっとこの山域のことを知ってもらえるし、より盛り上げることができると思います。

そう、その層に大崩山の魅力を届ける役は当ブログが担う!!

自分には延岡を盛り上げる使命がある!

 

・・いえ、冗談です。そんなおこがましいことは微塵も思ってはいませんが、

自然を守っていく働きの一助になれればブログをやってる意味は少しだけあるのかもしれません。

ジナンボーよ、そんなわけで祖母山に登る時はまた付き合ってくれなきゃ困るぜ!

ではでは

 


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