【長野】陣馬形山 にんにくゲップラーが行く雪化粧した中央アルプスと南アルプスの大展望登山

【長野】陣馬形山 にんにくゲップラーが行く雪化粧した中央アルプスと南アルプスの大展望登山

どこのカーナビが最強か問題。

これって車を運転する人にとっては超重要な問題だと思うんだよね、ええ。

ちなみに、自分が使っているホンダ純正カーナビはアホ過ぎて不快です。だれか助けてください。

 

GathersというおそらくクラリオンのOEMなんだけど、なぜホンダがこれを採用したのか…、

不思議で仕方ない。

 

昔はECLIPSEとかけっこうお気に入りだったんだけどね、でももうこういうハード物はどんどん需要が減って淘汰されていくんだろうな。

 

なんと言っても、今はカーナビアプリ時代。

 

でもGoogleナビに裏切られイラついた経験ありませんか?

俺はある!!

何度も騙されて捨てられた!くやちぃ!

 

捨てられたはちょっと違うけど、Googleナビはそもそも案内がど下手。

「西方向へ進み、○○交差点を左へ曲がります」

みたいな。

方角と左右を織り交ぜて説明するというセンス。分からなくさせる天才かよ。

 

致命的なのは、車輌規制を考慮してくれないから、平気で人がごった返す商店街を案内して突っ切ろうとさせるし。

 

やっぱり、Yahooナビが最強だと思うんだけどね。

シンプルに案内が分かりやすい。

それと変な迂回路を案内させない。車線規制があることを教えてくれるのも早いし、オービスだって教えてくれる。

なんて賢いのお前は。

 

問題は登山口を検索してもでてこないんだよね。

そこらへんはGoogleに軍配。

そんなわけで二刀流です。

登山口近くまではYahooナビ、そこからGoogleに切り替えるという手間が生じるから面倒くさいんだよね。

 

だれかおすすめ教えてください!

 

まあ良し悪しはあるけど、GoogleとYahooって社会貢献度高いよなぁと改めて感心するんだよね。

人の生活を豊かにさせてくれる良い会社だね。

 

 

さてさて、相変わらず無駄話が過ぎましたが、今回は陣馬形山(じんばがたやま)に登ってきたよ。

ちちんぷいぷいジンバガタブラ〜

 

正面に中央アルプスがちゅドーン!

振り返れば南アルプスがズバーン!

説明不要の大絶景。ほんと景色だけなら横綱級だわ、ここ。

 

陣馬形山は中央アルプスと南アルプスの中間に挟まれた位置にあるわけだけど、この日は大気がクリアで北アルプスや北信の山々までよーく見えた。

 

山頂でいろいろ教えてくれた地元の方もこの時期に絶景が見たいならここが一番良いよと言ってたし、それでいてめちゃくちゃお手軽に登れちゃうから、どこに登ろうか迷った時の候補に挙げといたら良いと思う。

 

ほんとは将棊頭山に登るつもりだったんだけどね。

前日の降雪が予想以上に多くて、林道でスタックすることを心配して急遽こっちに変更。

新年一発目の雪山はお預けになっちゃったけど、帰りにご当地スーパーでラムジンとケイちゃんの鶏肉買って大満足。

 

標準コースタイム

■2024年1月14日 ※カッコ内は標準コースタイム

陣馬形山登山口⇒(75分)⇒丸尾のブナ⇒(45分)⇒山頂⇒(35分)⇒丸尾のブナ⇒(60分)⇒陣馬形山登山口

コースタイム:3時間35分(休憩含まず)

総距離 6.5キロ、累積標高上り 555m

 

陣馬形山登山

林道歩きで登山スタート

林道通行止めの前に車を止めて登山開始。

まだこの時は将棊頭山を断念したことに激しく落ち込んでたから、YAMAPで将棋頭山のレコがアップされていないでおくれー!!と願いながら出発準備。そんな小さな男だよ。

まあ、しっかりレコアップされてて撃沈したわけですが。

 

 

ちなみに陣馬形山の林道は表面に雪が着いてる程度だったよ。

 

 

ではスタート。

将棊頭山用の装備しか持ってきてないから下はシェルパンツ。

ちと場違いなのもいかにも自分らしくていいじゃないか。

 

樹林の隙間から見える中央アルプスがすでに山頂での大絶景を約束してくれている。

将棊頭山を撤退して荒んだ心も少しずつ生き返ってきた。結局歩き始めちゃえばどこでも満足できちゃう安い男なんです。

 

 

山頂付近にキャンプ場があるから、トレイルと林道を交互に登っていく感じ。

 

陣馬形山まで4キロの表示がでてきたけど、これは林道を走る車に向けたもので、実際には往復6.5kmしか歩かなかったから、トレイルでだいぶショートカットできる。

 

林道とトレイルのミックス

ここは山頂にキャンプ場があるだけに家族向けのハイキングコースで、よーく整備されている。初めての山歩きにもお薦めのコース。

 

 

再び林道に出て、またトレイルへ。

この繰り返し。

 

 

昨日岡谷あたりで恐ろしく降った雪が嘘みたいにここでは積もってない。本来こういうのんびりした風景はたまらなく好きなんだけどね、雪山に登る気満々だったからだいぶ肩透かし。

 

 

雪の上に枯れた松の葉が積もってるということは、やはり松川では雪は降らなかったのね。

 

 

松の木が多い樹林帯をゆるやかに登っていく。

もともとここ辺は雪が少ないエリアなのかもしれないね。

 

これだけ松の木が多い山ってありそうでない。

 

最近見かけた古墳ブログでおすすめの古墳を「ロマン度」「コーフン度」「イケフン度」でそれぞれを5段階評価してて、次に行っておくべき場所がどこか探しやすかった。

自分のイチオシ古墳も高評価だったのが嬉しかったわけだけど、まあそんなレアな話は置いといて、山の評価もその尺度で伝えられたら参考になるだろうなと思う。

 

またまた林道。

ここまではコーフン度ゼロ。

 

1,100mをテープで1,200mに修正してある。

よーく見れば2の上に細い筆跡でも2って書いてある。

 

日陰に出た途端、とんでもなく寒い。

 

 

そして再び林道。

はっきり言ってここまでは特筆すべきポイントはないかな。

林道がところどころ凍ってて恐怖だったってことぐらい。

イケヤマ度ゼロ。

 

林道から登山道に戻るところにはしっかり案内表示がされてあって、たまご雑炊みたいに優しい。

 

 

しっかり正月太りしてしまい、ぜんぜん足が前に進まない。

今更ながら今日は陣馬形山にして正解だったな。将棊頭山だったら登れたにしてもリタイアしてたよ。

 

なんてったって5キロ近く太ったからね。

さすがに体が重く感じるわ。年末年始は肉離れを治すという目的もあって、ひたすら何もせずに休んだことの代償。

そのおかげでほぼ治ったよ。

 

樹林帯の向こうに見えるピークが陣馬形山だろうか。

 

 

少し下り坂になると増えすぎた体重を活かせるから幸せ。

 

 

そして現れる「丸尾のブナ」。

すごい老木だけど枝はしっかり上へ上へと伸ばしている。

 

後ろに回ってみると支えだらけ。

 

樹齢600年!!

こりはさすがにすごい。

 

下調べゼロだったからブナの出現に驚きつつ、山頂に向けて登山再開。

 

新500円玉が使えない自販機ばかりでストレス。

まあこれだけ電子マネー化が進んだ社会で、今さら新500円玉なんかに対応する意味あんの?と自販機メーカー側もそんな感じだから対応が遅いのではないだろうか。

2024年7月3日に新紙幣もスタートするけど、せめて電車の切符売り場ぐらいは早々に対応してほしい。

 

山頂の目印の電波塔が見えた。

なるほど、山頂まで林道が続いてるわけだ。

 

ちなみにこの前日はオモウマイ店で爆弾ハンバーグを食らって1日経ったというのにニンニクゲップがやばい。

こんな坂でも辛いじゃないか。

 

電波塔があるぐらいだから、とうぜん電気だって通じている。

 

さあ、最後の登りをブタ化したおっさんがブヒブヒ登っていく。

 

そうかと思いきや再び林道。いけずな展開だな。

 

陣馬形山キャンプ場からの絶景

樹林の間から南アルプスが見えてコーフン度3。

 

おお!おお!!

なんかいい!ものすごくいい!!

コーフン度5!

 

 

山頂にあるキャンプ場はもちろん冬は閉鎖中だけど、トイレもあるし、隣の山小屋は開放してくれてて天国みたいなところ。

優しさレベル5。

 

自分の部屋からの眺めがこれだったらサイコーなのに。

目の前に中央アルプスを見ながらテレワークできたら仕事が手につかないな。

 

空木岳ちゅドーーン!

右から空木岳。左の台形っぽい山が南駒ヶ岳。

 

 

この上の展望台へ。急いで登ったら凍った木道で2回すべった。

 

山頂はアルプスの大パノラマ

おお、広い。

 

足もとの松川町と屏風の様な中央アルプス。

コーフン度10。

絶景かなー絶景かなー。

 

どれどれ~と、双眼鏡をのぞいてみると、驚くべきことに千畳敷カールを登っていく登山者が3名見えた。トレースまでばっちり見える。

 

将棊頭山を諦めて真っ先に次の候補で思い浮かんだのが木曽駒ヶ岳。だけどやっぱりね、ロープウェイが高すぎるんだよ。あたしにゃムリムリ。

身の丈に合った登山をします。

 

でも木曽駒にしなくて後悔はない。むしろしなくてよかった。

振り返れば南アルプス。

仙丈ヶ岳がズバーン

 

北岳、間ノ岳。農鳥岳はちょっと隠れちゃってるけど白峰三山どどーーん

 

 

んーたまらん。

左から悪沢どん、荒川どん、真ん中が赤石どん。右の台形ぽい山が聖岳どどん。

エチケットに気を遣ってわざわざトイレに屁をこきに行ったものの、それがうんこ級の臭さで、高1の次男坊から「大腸腐ってる!」と猛烈な批判を浴びた悲しみも吹っ飛ぶ。

 

高速道路で駒ヶ根あたりを走ってると、絶景すぎる脇見運転ポイントが続く。

あとは北陸道からの立山や、信濃大町あたりも運転手泣かせの絶景。

でもやっぱり松川〜駒ヶ根あたりの景色が一番好きです、はい。

 

 

こうやって見ると宝剣岳なんて小さく尖ってるだけのピークなのに、あれに登るために命を落とす人がいるというのがとても残念に思えてくる。

 

縦アングルの方がはるかに迫力があって良いね。

こちらは空木岳。

いつか越百山〜空木岳の縦走もやってみたいけど、泊まろうと思ってる摺鉢窪避難小屋の改修がなかなか進まない。小屋のすぐ近くに大きなクラックが見つかって現在調査中らしい。

時間かかりそうだな、こりゃ。越百小屋経由にしようかと検討中。

 

お次はパノラマ撮影。

陣馬形山の良さは山頂からの景色が売りだからまだまだ似たような写真をアップする。

左から仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、右にぽつんと塩見岳。大きな山塊だからパノラマでも聖岳まで入りきらない。

 

 

中央アルプスはまさに屏風。小さな山塊だけにパノラマ撮影でしっかりおさまるコンパクトさがむしろ魅力。

 

 

ニンマリ。

一人だけハードシェルが恥ずかしいとか言わない。

 

 

山頂はちょっと風があったから、小屋でお昼にする。

 

 

ここのキャンプ場の立地条件は日本一だなぁ。

 

 

小屋の中は清潔だし。

お座敷でくつろいでたパーティにちょっとスペース空けてもらっておにぎりチャージ。

ぜんぜん歩いた気がしないから食べなくても良かったんだけどね。

 

なんでこんな古い航空ショーのポスターを飾ってんのかなと思ったら誰かのサイン付きだったのね。

これってまさか、トップ・ガン・マーベリックのトム・クルーズのサイン?

 

ゲッザーン開始

さて、短い行程を戻ることにしよう。

 

 

 

場違いな冬靴。

これってオーダースーツにポケットチーフを差してる様なキザ男に限って仕事ができないのと同じぐらいベタに恥ずかしいやつ。

 

全体を通して唯一の危険箇所がここの下りだったかな(笑)

 

 

あっという間に登山口に到着。

将棊頭山は残念だったけど、結果的に満足。

 

こぶしの湯とメガ盛り

温泉はこぶしの湯へ。

残念ながら、楽しみにしていた「まつかわ温泉清流苑」が臨時休業というイケず。

仕方ないからこまくさの湯を目指して移動してたんだけど途中にあったこぶしの湯へ変更。

 

 

今のサウナブームを追い風に「TOTONOU」グッズがいっぱい売られてた。

博多華丸さんがサウナでケツ穴に水虫がうつったという話を聞いて、サウナには絶対に行かない!行っても最上段に座ろうと心に誓ってる。

もともと好きでもなかったし。

 

ところで、話は変わります。

メガ盛りで有名な群馬の名店に行ってきたご報告。

サラダどーーーん!!

 

 

ハンバーグちゅどーーん!!

群馬県藤岡市にある鶴商文庫さんにやって来たよ。

ほんとはミックスグリルに挑みたかったんだけど、直前で怖じ気づいた(笑)

たしか特製醤油ハンバーグとかだったと思うんだけど、これめちゃ美味かったな。

一日中にんにく臭くなったぜぃ!

 

 

 

エピローグ

体が重いです。

重たい体に重たい装備。周りのハイカーは身軽な感じなのに自分一人だけ冬用ブーツ。

冬用ブーツは毎年一発目は必ず靴ずれするから、本格的な雪山登山に入る前のいい足慣らしになったし、久しぶりにアイゼンやら防寒具を入れたザックの重みも味わいながら、慣らし運転にはなったかな。

 

 

陣馬形山はおとな女子の山下真弓さんもおすすめしているらしく、自分みたいな食い意地モンスターがテキトーなことを言うことより、山下さんの言う事を信用してください。

まあそんな訳で安心して誰かに薦めることができる山どえす。

ただキャンプ場の営業期間中に登ってしまうと、頑張って登ったところに車がずらりと止まってる光景を見ると確実にシラケちゃうと思うので、登山で来るなら確実に冬がいいです。

 

ではでは!

 

歩いたルート


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