【東北】夏の蔵王山 ボンビーなら大黒天駐車場から歩け!夏もクソ寒かった刈田岳登山

【東北】夏の蔵王山 ボンビーなら大黒天駐車場から歩け!夏もクソ寒かった刈田岳登山

6月だというのに、なにこの暑さ。

梅雨が明けて本格的な夏が来たらどうすりゃいいのよ。

 

いつもならね、ウエルカムサマー!ばっちこーい!って感じだけど、想像を越える地球温暖化におっさんは早くもギブ。

 

ちなみにおっさんになるといろんなことが雑になるものでして、文章も適当に読み飛ばしちゃうから見間違えが多い。

先日はニュースを見てて「米テスラ社」を「カステラ」と見間違えました。

きっと自分の中に流れる九州の血がカステラと読ませたのでしょう。

 

はい、どうでもいい話でしたね。

 

さて、夏の蔵王山をハイキングしてきました。

樹氷で有名な蔵王山ですが、あたしもご多聞に漏れず冬しか登ったことがなかったんだよね。

雪が解けると蔵王エコーライン、蔵王ハイラインという有料道路を使って標高1,750mまでびゅーんと行けちゃうから、登山する山というより、もはや観光地。

箱根の大涌谷みたいな感覚なのかな。

 

だがボンビーは違う。

ええ、有料道路のちょい手前から歩きます。

 

普段から山歩きを趣味にしてるんだし、当たり前です。

 

そんなわけで、大黒天駐車場から刈田岳に登ってお釜を散策してきました。

大黒天駐車場は1,450m。刈田岳が1,757mだから単純標高差はたった300m。

 

まあほんと軽めのハイキングなので、さくっといきます。

 

標準コースタイム

■2025年6月8日 ※カッコ内は標準コースタイム

大黒天駐車場⇒(70分)⇒刈田岳⇒(10分)⇒蔵王山頂レストハウス⇒お釜周辺を散策(30分)⇒刈田岳⇒(50分)⇒大黒天駐車場

コースタイム:3時間00分
距離:5.1㎞、累積登り:390m

蔵王山 刈田岳~お釜

大黒天駐車場から登山開始

「大黒天」というなんとも縁起の良いポイントからスタートです。

ここにはだだっ広い駐車場がありますので、まず止められないということはないと思います。

 

あたかも神社の境内に上がっていくかの様なガチガチに整備された完璧な初心者コースです。

逆に疲れる。

 

 

大黒天から刈田岳までは1時間。

歩き慣れてる人なら40分もあれば着いちゃうと思います。

 

 

ずーっと石段が続くので、端っこのトレイルを登っていく。

この木の倒れ方で積雪量と強風の度合いが伺い知れる。

 

ほんのちょっと頑張っただけで地球本来の姿の大絶景が待ってます。

何時間も樹林帯で苦しまなくても森林限界に突入できるのはさすが。

 

 

その絶景というのがこれ。

孫悟空とフリーザが戦った跡みたいに惑星がえぐれ、とんでもないエネルギーが噴き出したことを肌で感じる。

修学旅行で見た阿蘇山と同じ光景とか言わないでほしい。

 

 

イワオトギリ。

 

タカネザクラ。

 

 

この最後の階段を焦らしながら登る。

だってもう終わっちゃうんだもん。もんもん。

新品のザックのハイカーが多かったから、これから山登りを始めてみようという人が多いのかもしれない。

 

強風の刈田岳

呆気ないけど、刈田岳の山頂です。

天気がね、あまりよろしくない。

 

刈田岳の山頂には神社があって、多くの外国人観光客がお守りなんかを爆買いされてました。

お金を使いたくて仕方ないって感じで、有料道路をケチった自分とは明らかに違うオーラを発してたな。

 

刈田岳の山頂からはお釜もよーく見える。

もうここで良い気もするけど、せっかく来たのでもう少し近くまで行ってみることに。

 

寒いっ!!

この日は風が強くて、半袖1枚だと凍える寒さ。

6月の猛暑にうんざりする日々だというのに贅沢な話ではあるんだけど…。

 

寒すぎてこのレストハウスに逃げ込んだわけです。

 

 

レストハウスで体が温まったら東北と言えば定番の焼き味噌おにぎりをいたたきます。

両親が九州出身ほ自分にとって、こういう東日本の食文化はとても新鮮。

味噌おにぎりなるものには激しい抵抗を感じつつ、真っ先に手を伸ばして食べてみたくなるわけです。

何度か食べてるうちに、今となってはこの美味さにベタ惚れです。

スーパーで見つければ必ず買います。

つか、考えてみれば醤油の焼きおにぎりが美味いんだから、味噌おにぎりが美味いのは当たり前なんだよね。

 

激寒のお釜

レストハウスでレインウェア、それに手袋まで装着するという完全なる冬仕様。

ハイカーなら当たり前、ダウンだって持ってきてます。

さてお釜の近くに行ってみましょう。

 

 

遊歩道といっても舗装されてるわけではないのが嬉しいところ。

ここを整備されてる関係者の方々に、

さすがわかってるね!と言ってあげたい。

 

運動靴ではない観光客は苦労されてましたが…。

 

お釜に近付いてるはずが、さっきより遠くなった気がする。

なして?

 

正面の台形の丘が熊野岳で蔵王山の最高峰。

と言っても夏の蔵王山はピークにこだわる様な山ではないので、お釜を見たら帰るつもり。

 

さあ、近付いてきた。

レインウェアを羽織っても、ずーっと風の通り道みたいなところを歩いてるから寒い。

考えてみたら冬に訪れた時も風が強くて、人生初の凍傷を負ったのも蔵王山だったな。

超軽症で1カ月たらずで治ったけど。

 

風の通り道っていうのがよく分かる地形。

観光客の中には半袖短パンのおじさんもいたけど、マジで死ぬんじゃないか?ってぐらい心配になるよ。

 

コマクサ咲いてないかなぁとしばらく探したけど、空振り。

もう少し先だったかな。

 

お釜は冬なら下まで下りることができるけど、夏はできないっぽい。

冬でも自己責任なんだろうけどね。

 

再び刈田岳から下山

そんなわけで刈田岳に引き返してきたよ。

相変わらずお守りの売れ行きは良さそう🤣

すげぇなチャイナマネー。

 

刈田岳の山頂には無数のケルンが立ち並ぶという不思議な光景。

これだけ山頂が広いと自分がどこにいるのか分からなくなるってことかな?八ヶ岳の硫黄岳みたいに。

いやいや、神社あるから違うか。

 

夏の蔵王山は観光客で溢れかえってる。

今年は雪がとにかく多かったと聞く一方で雪解けが例年以上に早いとも聞く。

先日出張で岩手の花巻に行ってきたけど、温暖化で昔みたいな大つららはもう見られなくなったと工場の人が言ってたな。

 

隣には宮城県最高峰の屏風岳。

 

 

あれが不忘山かな。

不忘山がハクサンイチゲ満開だったからね、蔵王山もコマクサを期待したんだけどぜんぜんだったな🤣

 

スミレちゃん。

CHARAは娘の名をSmileをローマ字読みしてスミレにしたそうです。

エイリアンのスペルは「ありえん」で覚えた人も多いはず🤣

 

下山はあっという間。

蔵王エコーラインが見えてきた。

 

大黒天の駐車場も見えてきた。

今回のブログで一番伝えたかったことは、

大黒天に車を止めれば無料だということ。

世のボンビーハイカー達にはメモってほしい。

 

はい、無事下山。

小学低学年でも歩ける安全なルートだったよ。

 

帰りに直売所は立ち寄ります。

この時期、桃はまだ早くてさくらんぼがメインでね、直売と言えども手が出ないお値段。

私の夏のお目当ては決まってるわけです。

 

とうもろこし。

最近は生でばかり食べてるから、今日はちょいと志向を変えてみます。

 

蒸し!!

うん、美味い!でもやっぱ生のほうがジューシーで美味い!

せっかくの採れたてだったのになぁ。次はやっぱ生だな。

 

夏トウモロコシの思い

たまに秋穫れのトウモロコシもあるけどね、ぜんぜんです。夏は味、みずみずしさ、甘さ、全てが違う。

レベチ。

それに夏が暑過ぎると、秋穫れは実の付き方がイマイチになるからね。

じゃがいもだって春と秋の2回収穫できるけど、秋のほうが収穫が少ないもんね。

今年の夏も暑くなりそうだからね、やはり今のうちにたくさん食べておくに限るわけです。

夏は始まったばかり。今年は20本食べるぞ。

ではでは

 

 


登山カテゴリの最新記事