【埼玉】ウノタワ 秋は秩父でうまイチモツ!!男気チャレンジin武甲山 紅葉登山

【埼玉】ウノタワ 秋は秩父でうまイチモツ!!男気チャレンジin武甲山 紅葉登山

大柄でひときわ目立つ男の子がいる。名前は鵜之太郎(ウノタロウ)。

他の子供より頭二つ分は大きく、声もデカい。なんならいびきもうるさい。

 

その噂は遠い村まで伝わり、やんちゃな連中から「おんどりゃボケェェェエ!勝負じゃ!」と、喧嘩を売られることもしょっちゅう。

 

しかし、体に似合わず、鵜之太郎は甘えん坊の臆病者。

 

「うへー、僕はやだよー」と逃げ回り、

 

どうして僕ばかりこんな目に合うんだと、おかあに泣きついてばかりいた。

 

そんな鵜之太郎も大人になった。

身長は2m、体重は100㎏。立派な体躯に恵まれ、心の優しさは昔のままに、村の誰に対しても優しかった。

 

おかあもだいぶ年をとった。鵜之太郎は毎日、おかあのために、一所懸命働いた。

しかし、相変わらずその目立つ存在から、今でもたまに力自慢のやんちゃ者が襲ってくることもしばしば。心優しい鵜之太郎は誰も傷つけたくないし、喧嘩することも怖かったから、いつも必死に逃げ回っていた。

 

そんなある日、とうとう喧嘩自慢のチンピラに突然襲われてしまう。

「やったぞ!あの鵜之太郎をやっつけたぞ!」と男は自慢気だ。

 

突然襲われた鵜之太郎は、腕を骨折する大怪我を負ってしまった。

その数か月後、骨折は治ったものの、もう二度と右腕は上がらない。

どうして僕ばかり。体が大きいからって、ひどいよ。

鵜之太郎はすっかり落ち込んでしまい、それからは目立たないように、なるべく外出しないようになってしまった。

 

ある年のこと。

猟師が鳥を撃ちに山に入ったが、その日は全然鳥が現れず、とうとう夜になってしまった。

湖畔で野宿しようと焚き火の準備をしていると、鵜の羽音が聞こえた。

 

猟師はそ~っと近づき、羽音のした方向に向かって鉄砲の引き金をひいた。

鵜は羽が黒く、本来、闇夜の中で見つかることはない。

 

ラッキーだった。

 

手ごたえがあった。

 

猟師が喜々として鵜の近くに行くとハッと足を止めた。なんと鵜之太郎が死んだ鵜を抱えて悲しそうにしているではないか。

 

「飛び立とうとしなければ、撃たれることはなかったのに」

 

鵜之太郎は、それからおかあと一緒に姿を消してしまった。

気の毒に思った村人たちによって、鵜之太郎のことは広く伝わり、いつしかここは地元の者から「ウノタ」と呼ばれる様になったとさ。

 

はい、

相変わらずよく分からない始まり方でゴメンネゴメンネー。

山奥に突如現れる広場。ふかふかの苔。ここは奥秩父にある紅葉の名所「ウノタワ」。

卯の花ではない。ウノタワ。

 

登山アニメ「ヤマノススメ」にもでてきたことで一躍人気スポットになったところ。

ヤマノススメはぜんぜん分からないけど、前々から「ヤマノススメ」という名付けっていいね!と思ってたYo!

 

歩いたコースは、武甲御嶽神社の一の鳥居〜武甲山〜大持小持山〜ウノタワ〜一の鳥居に戻ってくる周回ルート。

一年前の同じ季節、ほぼ同じコースを歩いてるんだけど〜。

 

前回の会津駒ヶ岳で蕎麦を食べられなかったことを引きずってるあちき。

そんなわけで、戸隠山&戸隠そばを企画してたんだけど、ウノタワの紅葉がまだ残ってると聞いて、取りやめた!

まだ見ぬウノタワへ!レッツらゴーの助じゃい!!

 

 

ルートとコースタイム

■2022年11月12日 ※カッコ内は標準コースタイム

一の鳥居登山口⇒(125分)⇒武甲山⇒(65分)⇒小持山⇒(40分)⇒大持山⇒(45分)⇒ウノタワ⇒(95分)⇒妻坂峠⇒(40分)⇒一の鳥居登山口

コースタイム:6時間50分(休憩含まず)

総距離 11.5キロ
累積標高上り 1,391m

ウノタワ紅葉登山 本編

一ノ鳥居から登山開始

11月初旬にもなると、東北や北陸の紅葉が一段落し、いよいよ関東近郊の低山を巡るのに最適な季節。

ようやくこの時が来たなと、低山をリスト化していた自分の頭の中を整理して、最有力候補を決めるんだけど、一年前に歩いたばかりの武甲山。

これでウノタワがなかったら完全に焼きが回ったとしか思えないチョイス。

 

登山口までのアクセスで、石灰岩の採石場を通る。

じん肺防止用の業務用マスクをつけた作業員がいたり、登山口に向かって移動してるとは思えない物々しさで始まるのが武甲山の特徴。

 

一の鳥居の駐車場は毎度の満員御礼。

路駐した車がズラッと100m以上連なるのも、一年前に見た光景と一緒。

相変わらず人気の山なんだな。

 

あばらが浮き出て飢えた感じがいいね。

武蔵はオオカミ信仰の国。秩父や奥武蔵の山に来たらこういう文化に触れることも旅の大事なポイント。

 

去年は仮設トイレしかなかったのは、この真新しいトイレを建設してたからだったのか!

ほんと有り難いね。

あとはこの登山口までのアクセス難なのが、解消されたら言うことないんだけどね。

臨時でいいから最寄り駅からバスが走らせてくれれば、路駐の解消になるけど、それは贅沢な悩みかな。

 

さあ、とっととスタートするぜぃ。

一年前に登った時との違いはウノタワに寄るか寄らないかだけだから、途中は割愛しながら先を急ぐよ。

 

滝が出てきたけど、ここら辺のこともよーく覚えてて新鮮味はゼロ。

くどいけど、今回はウノタワがメインなのよ。

 

水面に浮く落葉がきれいで足を止めると、途端に冷気が襲ってくる。

気付けば日陰にいるのが耐えられない季節になってしまった。

渡り鳥みたいに冬になると沖縄に移動する、そんな生活に憧れる。

 

登山口周辺で少しだけ紅葉が見られる。

武甲山の中へ入っていくと、ひたすら杉の中を歩くことになるから、こういう秋らしい光景は最初の内にたくさん撮っておくべし。

 

早速、エンドレス杉林の入り口が見えてきた。

昔は杉林でさえもワクワクしてたのに、いつから凹む様になったんだか。

 

ちなみに、登山口からずーっと日陰を歩くから、体は一向に温まらない。

追い討ちをかけるように、見るからに寒そうな滝が現れる。

 

ここは武甲山に登ったことがある人にとって、お馴染みのポイントなのだ。

 

それがコレ。

山頂にあるトイレで使用する水を、有志が担ぎ上げるという男気チャレンジin武甲。

いつも山で遊ばせてもらってるんでね、こういうところで返礼しときましょ。

前回は2リットルだけだったけど、今回は4リットルに男気アップ。

 

4リットルの涙

男気を見せ始めてわずか500mで、重さにたじろぎ、すっかりペースダウン。

そもそもこの男気はなんのため?つーか、あたしゃ仕事で疲れてんのよ。癒やされに来たってーのに…ブツブツ。何をやってんだか。ブツブツ…。山頂でトイレしないし。ブツブツ…。

 

つい5分前につぶやいた、

「山で遊ばせてもらってるんでね」

という立派な考えはどこいった、思い出せ。

 

杉林の中にたまにある紅葉は逃さず撮っておく。

もう顔をあげるのもしんどい。

 

石積場。

これが何のためのものなのか、未だに不明。

もう重くてね、コメントの適当さにも拍車がかかる。

 

山頂の空きペットボトルを持って下りてくるハイカーが軽快すぎて羨ましい。

 

そしてあちき。

ザックの両サイドに2リットルずつ配置してバランス良しと言いたいところだけど、ネットの中の雑な収納の方が目立つだけの一枚。

 

まだ山頂まで60分もあるのねん。

以前はあっという間に山頂に着いちゃったイメージがあるんだけど、人の記憶なんて当てにならないもんだよ。

 

ウノタワまで行くから、ゆっくりめのペースをキープ。

山頂ぎりぎりまで杉林が続くから、ほとんど端折ったけど、とにかくやっと山頂。

 

山頂は広く、ゆっくりお昼を取るのに最高の環境。

 

杉林を抜ければ、落葉が綺麗。

今回はコースの紹介より、こういう風景写真を多めにアップする所存。

コースの詳細は前に書いたブログを見ておくれ。

 

御嶽神社に本日の安全登山を祈らせてもらって、この裏に回る。

 

下戸のくせに、お神酒でも飲ませてくれるのかなと近寄ってみたら御朱印ね。

 

さあ、ここで担いできた水を流すよ。

 

最初の一本目。

がんばって担いできたんだから、一滴もこぼさないように慎重に、丁寧に。

 

 

2本目にもなると適当になるのは仕方のないこと。

神社の裏なだけに罰当たりな行為にも見えるけど、そもそも良いことしてるんだから、これぐらいでガミガミ言わないでほしい。

 

武甲山の標柱をゲット。

山頂は意外と分かりにくいところにあるよね。

 

意外と霞んでて見えにくいけど、眼下には秩父の街。

秩父は日帰り観光地として成功してるけど、ちょっと都市化し過ぎた気がする。

発展すると飽きられちゃうよ。

田舎な感じと便利さのバランスってムズいよね。

 

大持山と小持山

さて、まだ先は長い。とっとと移動しよう。

お次は小持山、大持山を縦走。ウノタワはその先だ。

 

ここからは杉林ではなくブナとカラマツの森。

雰囲気はガラッと変わるよ。

ちなみに冒頭のコースマップに、紅葉ポイントを3箇所ほど記載しといたから参考にしてね。

 

カエデが敷き詰められたトレイルがきれいで、みんな立ち止まって、上ではなくて下ばかり見てる(笑)

 

1週間前に来てれば、上にこれが見れたのね。

紅葉の適期は例年10月20日頃なんだろうな。メモメモっと。

 

小持山が見える。あそこまで意外とアップダウンを繰り返す記憶があるから、ペースはまだゆっくりをキープ。

2回目の強み。

 

武甲山の掘削工事の音がうるさい。

武甲山を登ってる時は杉林がかき消してくれていたのか、あまり気にならなかったんだけど。

ヒーヒー言いながら、あれが大持山の山頂であってくれー、ああー工事うっさい!山頂であってくれー!工事うっさい!

武甲山は、近い将来無くなっちゃうんだろうなぁ。

 

山頂ではあったんだけど、大持山ではなくて小持山だった。

まあどっちでもいいや。目的地がウノタワだからここら辺はあくまで通過点。

 

なんか、すんげー天気悪くなってきた。

めちゃ晴れ予報だったのに。

天気が崩れる時って劇的な景色が見られたりするって言うじゃなあなぁ〜い(斬り!!)。

低血圧になったかと思うほど暗くなった。

 

登ってるときは暑いんだけど、時折吹く風が冷たくて一瞬で熱を奪い取っていく。

登山中はなるべく汗をかかない様に少し寒いぐらいの格好を選択するから、ちょっと冷えただけで劇的に寒い。

 

小持山を過ぎると、たまに岩場の大きな段差があったりして、慎重にクリアしていく。

なんか年々、臆病になっていく気がするな。慎重過ぎるぐらいが丁度良いんだろうけど、老いた様でかなぴー。

のりぴー語が出てくる時点でジジイ化してるのは間違いないんだけど。

 

そんなアップダウンをいくつか越えていくんだけど、意外と疲れてきて、もうウノタワ(行かなくて)いいんじゃない?と心が折れてしまうのが、ここら辺からだと思う。

 

しかし、今日は2回目の強みもあって余裕だぴー。

大持山までやって来たぴー。

この分ならウノタワまでは余裕で行けるな。

ちなみに、「心を折る」と初めて言ったのは神取忍だって、こないだチコちゃん見て知ったよ。

さすが神取さん、マジ男前だわー。

 

すっかり冬枯れした森。

本当にウノタワに紅葉が残っているのか心配だ。

つか、工事の音が相変わらずうるさい。写真だけでは静かな森を彷彿させるけど。

 

大持山の山頂は狭いから、少し先に行ったところにのんびりできるポイントがあるよ。

 

楽園ウノタワへ

佐賀県出身のドブロック二人がサガテレビでやってる番組、その名も「ドブロックのイチモツ」。

しかもゴールデンタイム。

イチモツっていいの?と思っちゃう人も多いだろうね。

どうやら、放送禁止ぎりぎりセーフだったのがイチモツらしく、この番組ではイチモツがとにかく連発される。

美味しい物を食べて、決めゼリフの「うまイチモツ!」をキメる。

 

うまいカレーを食べては、うまイチモツ!

お豆腐食べては、うまイチモツ!

 

うまイチモツ!を炸裂しまくる、彼らのひたむきな姿勢が心を打つ感動バラエティなのだよ。

TVerでも見られるみたいだから、暇なときに彼らの勇姿を見てあげてほしい。

ちなみに、放送禁止ではないにしても、セクハラにはなると思うので、素人が使うときは節度が必要だ。気をつけろ!

 

突然、何の話だったっけ。

そうそう、最近姿を見ないなぁっていう芸能人は、地元に戻ってしっかりテレビに出てるということが言いたかっただけです。

がんばれ、ドブロック!

ほんで、妻坂峠への分岐を通り過ぎてウノタワへ下っていく。

 

タイミングよく晴れてきた。

やはり晴れ男だ。

 

ウノタワへと通じるブナの森は、夏に狂い咲いてた頃の緑の面影はどこにもない。

冬枯れたトレイルがおっさんを郷愁に誘うじゃないの。今年も良い一年だったな。

 

そこら中に、秋らしさ満開。

 

遠くの景色はイマイチだけど、今日は紅葉狩りが目的だからなんてことはない。

 

さっきまでフラットなところが多くて郷愁を誘うとか甘っちろいこと考えてたのに、最後はガツンと下る。

帰りにここを登り返すと思うと、憂鬱だわさ。

 

なんだこの、道標に描かれたゆるキャラは。

可愛く無いのにも程があるぞ。

 

まあいい。ウノタワに着いたのだ。

さあ、堪能するぞー!!

 

ブラボーーーー!!

 

 

まさに、平和の楽園だ。

しかも、静かだ。工事の音が聞こえない。

 

どすこーーい!!

 

静かなウノタワにゴリラの喜びが爆発する。

こんな開けたところがでてくるんだね。

よーーーし、のんびりしてやるぞー!!

 

 

ここは楽園だ。人間は知恵を使って、もっと平和な社会にしていかないといけない。

 

ロシアと中国の拒否権発動に拒否発動!!

北朝鮮がミサイル発射しても、遺憾のイィィィィイイを炸裂!

 

情けない…。。まだパワーバランスとか言ってるなんて、時代遅れでみっともないよ。

パワーならなかやまきんに君に任せよう。きっと平和的解決をしてくれる。

 

セルジオ越後の後ろ向きな姿勢も、禁止とする!!

クロアチアに負けた直後の、セルジオ越後のコラム、

「早い段階からブラボーブラボー…弱いチームが快進撃続けた時の典型的なパターンだヨ」。

もうね、張本の『喝』レベルに最低。後ろ向きなの、もうあたしゃ望んでないのよ。

時代は松木安太郎を求めてるんだYo!松木さんに元気もらいたいわー。

 

いかんいかん。。

ここは楽園なんだ。考えるのはやめやめ。

 

ウノタワ伝説。

ふむふむ、読み上げてみますとですね、

 

昔、ここは沼で神様の化身の鵜が住んでいた。

その鵜を猟師が射ってしまった。すると沼は消滅してしまった。

ウノタワは鵜の田から来たもので、地元の人には今でもウノタ呼ばれ親しまれている。

 

地元の人ってどこ!

 

ぜんぜん鵜之太郎じゃなかったのね。

 

昔、沼だった名残なのか、苔の絨毯がもふもふで、ちょー気持ち良い。

土足で歩いて許されるのかな?とアホなことを思ってしまうぐらい綺麗な場所。

ガチで楽園やーん。

 

紅葉は残っててくれた!

この景色を眺めながら、本日最初で最後の休憩を取ろう。

隣で食事をしているグループの女性二人が、ふらふら〜とどこかへ歩いていくと、仲間の男性からもっと遠く!そこはまだ見えるよー!と言われてた。

それで周りは、お花摘みなのね、と知った。

雉も鳴かずば撃たれまいってやつだ。

ふっ。平和だ。

 

うまイチモツ!

 

うまい棒とコーヒーの最強コラボ。

楽園すぎる。

値上げしてしまったけど、12円でこれだけ幸せにしてくれる、うまい棒にブラボー!!

 

ありがとう、ウノタワ。

平和な気持ちにしてくれて有難う。

サッカー日本代表も感動を有難う。本当のファンだからディスったりしない。死ぬまで応援してるぞ。

この先の登り返しに息が上がり、そんな感動は全部忘れた。

 

妻坂峠からちゃちゃっとゲッザーン

妻坂峠へと下って一の鳥居へ帰る周回ルートに、戻リッチ(クロアチア風に)。

 

武甲山周辺は杉林ばかりだけど、少し離れればブナの紅葉がとても綺麗。

ここも、冒頭の地図に紅葉ポイントって書いてあるので、ご参考にしてくだされ。

 

妻坂峠に到着。

ここから一ノ鳥居方面へ。

こういう道案内だけのブログなんか書くつもりないんたけど、他に書くことも見つからない。

これが2回目の辛いところ。

 

ウノタワでおにぎりとうまい棒を食べて満腹なんだけど、せっかくはるばる秩父まで来たのだから、新そばは喰らいたい。

新ソバノススメ。

新そばが待っておるぞー!

 

一の鳥居に戻ってきた。

安全登山、ありがとーございました。

 

老婆が言っていた。

「秩父にこそ、おぬしの求める物があるはずじゃ。」と。

そば屋じゃー!そば屋へ急げー!!

 

本当の楽園へ

そうか、本当の楽園はここであったか…。

蕎麦屋の「まるた」さん。

美しい楽園じゃー、がーはっはっはっ。

では、参ろうぞ。

 

営業時間は11時から17時まで。

ばっちり調査済みじゃー。

 

なのになぜじゃ…。

楽園から追放された男の姿がこれだ。

お店の前に掲げられた「終了」が信じられず、

入店してみると、

「終わりましたヨー!」

と明るい受け答えに、膝から崩れ落ちて泣けた。

 

 

「まるた」の近くに、別の楽園を見つけた。

ここは肉汁そばの楽園。

 

「新そば」ののぼりは見当たらないけど、まあいっか。

石臼でひいた蕎麦が自慢らしく、これは期待もてるぞ。

 

肉汁ブラボー!!

細いそばと太いそばのどちらにしますか?と聞かれ、悩んでると、ハーフもできますとのこと。

太麺は蕎麦殻も一緒に引いてるから蕎麦の味が濃くて好みの味だったなー。これで細かったら個人的には100点だったな。

伝統的なそばもいいけど、肉汁ってのも埼玉らしくてよかった。

 

 

振り返って

やっとウノタワを訪れることができたよ。

武甲山は相変わらず削られ続けてて痛々しい。山を歩いてても鳴り響く掘削する工事音。早く登りに来ないと武甲山無くなっちゃうよ。

そんなことを考えながらウノタワへ下っていくと、途端に工事の音が聞こえなくなり、目の前には広場が!

こんなところあるんだなぁ~と感動したし、やっぱ秩父は埼玉の宝だと改めて思っただす。

蕎麦屋が閉まってたけど。事前にネットで営業時間調べてから行ったのにぃ!!

 

まあいいけど。また立ち寄る理由ができた。

 

小学生の頃、同じサッカーチームに通ってた友達と一緒に、Jリーグの前身の日本サッカーリーグの試合を見に行ってた。古河電工やヤンマー、読売、日産。

読売や日産戦は客が多かったけど、それ以外のチームの試合ともなると、がらがら。コロナ禍の無観客試合みたいなもので、選手間の会話なんかが観客席にいてもよく聞こえる。

企業チームなだけにレベルは今とは比較にならないほど低かった。なにせ、今とは情報量が全然違う。当時は海外サッカーを知るすべはテレビ東京の三菱ダイヤモンドサッカーぐらいしかなかったのだから。

その頃はスペイン代表11人に、20人で戦っても勝てなかったと思う。そんな時代を思い出した。

そんなサッカー途上国だった日本がまさか、スペインに勝利する日が来るなんて。

 

感動よりも全然違うところで泣けた。

 

どんな間違いがあっても強くないとスペインには勝てない。絶対に。

ボール保持率は圧倒されても、強くないとスペインには勝てない。

それだけ、劇的な勝利だった。

 

心からありがとう、日本代表。

 

批判することなら誰でもできる。死ぬまで応援してるぞ!

 

うまい棒、うまイチモツ!


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