コース : 東日原~鷹ノ巣山~六ツ石山~奥多摩駅
風邪をひいてしまいました。ゴホッゴホッ。
水曜がピークで週末にかけて回復してきたんだけど、まだ完全復調じゃないから、病み上がりでも簡単に登れる山を探しました。
奥多摩エリアか筑波山、高尾山や陣馬山とか考えたんだけど、雑誌を見てて、
「年の暮れに私の登っておきたい山の一つ。山ガールおすすめ!」
ってな感じで紹介されてた鷹ノ巣山に決定。
山ガールおすすめってとこに軽登山と考えた自分が大バカ者でした。
マッスル系山ガール向けだったんだわ。。
最後ヘロヘロでなんとかゴール。
そんな鷹ノ巣山、いざ行ってみよ~。ゴホッゴホッ
<スケジュール>
2014年11月30日
新宿 ホリデー快速おくたま行き乗車(7:44)→奥多摩駅着(9:20)→バスで東日原到着(10:05)→登山開始(10:15)→鷹ノ巣山山頂(12:30)→奥多摩駅(15:40)
中央線ホリデー快速おくたま号で新宿から奥多摩駅へひとっとび。
鷹ノ巣山方面は東日原行きのバス。1番乗り場です。
乗車率はぎりぎり全員座れる程度。それに比べて鴨沢行きのバスはこの日も相変わらず人・人・人。臨時便がでて大盛況でした。
天気予報では18時過ぎから雨が降り出すらしいから、安全を見て15時までには下山しといた方が無難です。では出発。
バスの終点、東日原で下車。
平日なら中日原まで行くのですが、土日は東日原から登山口がある中日原まで歩きます。
歩いて5分ぐらいの距離ですし、東日原にはトイレがあるので、平日登山であってもここで下車することをおススメします。
中日原まで来ると登山口の案内が道路左手側にあります。見落とさない様に気を付けてください。
こんな感じの道で坂を下っていきます。正面の奇岩、稲村岩が印象的。
日原渓流。多摩川の支流らしいです。なかなか雰囲気あります。
息が上がると咳が出始めた。ちょっと無茶したかな~。それに今週はランニングを控えてたから、なんだか体が重い。
標高は1,736.6m。
事前に登山口が標高何メートルか調べてこなかったから、この時はまだ山ガール向けっていう情報だけを頼りに、鼻っから5~6百メートルぐらい登れば山頂かな~、ぐらいに考えてたんです。
だから、こんな急登だったらすぐ山頂に着いちゃうな~って思ってた。反省します。
稲村岩。ここまでで既に汗だらだら。
いや~ほんと登るんだわ。あの坂を越えたら山頂だ!ぐぞ~まだ先だったか。そんな期待を何度裏切られたか・・。
なんだろうね、この山の偽ピークの多さ。次こそは、次こそは、あれが山頂じゃなかったら引き返そう、と何回か弱音を吐く。
こういう時、標高が分かる腕時計が欲しいと痛感。
下山後、登山用の時計といえば定番のスントのヴェクター(イエロー)をすぐ買いに行きました。
前から欲しかったし、標高を気にしながら登れたら状況把握が全然違ってた。。
この後、ガスがどんどんひどくなってきて、予定より早く雨が降りだしそうな雰囲気。
ほんと、やっとの思いで山頂に到着。
帰ってから調べたら登山口は標高600m。山頂は1,736.6mだから、ざっと1,130mを一気に登り切ったわけです。
こんなに標高差あったとはね、、丹沢のバカ尾根とほぼ同じやん。
標高差だけなら北アルプス燕岳の標高差と比べても大して変わらんのね。
最初から知ってたらこの山、選ばなかったよ。。
で、眺望はガスガスで、なんも見えません。
でも面白かったのが、写真の左側だけみぞれ混じりの雨が降ってて、右側は雨が降ってないからみんなそっちに寄ってごはん食べてた。
雨に濡れないかな~大丈夫かな~と思いつつ、自分も右側でご飯食べました。わずか5m横ではみぞれが降り続けてるってのが、珍しい経験でした。
ごはん食べ終わる頃には山頂全体にみぞれが降り始めて、慌てて奥多摩駅方面へ下山。
奥多摩駅方面へは六ツ石山方面へ。
雲取山の尾根道を思い出す開放感のある登山道。晴れてたら最高だったんだろうなー。ガスがちょっと幻想的でもあってこれはこれで良かったです。
六ツ石山方面へ。
なかなかいい感じの道でしょ?
落ち葉がすごい。もはや登山道がどこか分かりません。こりゃいいですね~。だいぶ標高を下げてきました。
林道に出ました。最後の山歩きは思いのほか楽しかった。雨もやんだし、途中から咳も止まったし、ちょっと名残惜しい。でもここからが意外と奥多摩駅、遠かった。。林道に出てから30分~40分ぐらい歩いたかなあ~。
途中、神社にでるんだけど、そこからの分かれ道がココ。標識ないし、どっちに行けば駅なのか分からん。自分は、えいやっ!で左に行くことを選択。結果、左で間違いではなかったんだけど、たぶん右に行っても同じ道にでたんだろうなぁ~。
奥多摩駅に着きました。帰りもホリデーおくたま号。御茶ノ水まではこれ一本です。やっぱ奥多摩はラクだわー。
でもなんかちょっと熱っぽいのは気のせいだろうか。。てか汗くさい。
自分で自分の汗臭さに気づくってやばくない?
と、一人焦る。
電車内でちょっと小さくなってバレない姿勢で帰りましたが・・・きっと周りは嫌だっただろうな。。
次は奥多摩駅近辺の温泉を探しておこうと心に誓う帰路でございました。