オメエら、頭が高ぇー!伊豆ヶ岳ぇー!
。。。(汗)
奥武蔵で一番の人気を誇る伊豆ヶ岳にやってきました。標高は851m。
正丸駅から徒歩で直接アタックできるアクセスの良さと、正丸峠や子の権現などの見どころが随所に散りばめられているのが人気を押し上げている理由だと思います。
それとなんといっても男坂の鎖場が有名な山です。
※男坂は関東ふれあいの道から外れたルートのため、自己責任でルート選択して下さい。
いやーしかし、最近は両神山、乾徳山、そして今回の伊豆ヶ岳と鎖場の山が続くなぁ~。
んんー、楽しみ!
■公共交通機関でのアクセス方法
・西武秩父線 正丸駅から正丸峠方面へ徒歩移動。
・さわらびの湯から飯能駅までのバス代はコチラ。時刻表はコチラ。
■スケジュール
2015年11月29日
8:40 正丸駅出発 ⇒ 9:30 正丸峠 ⇒ 10:15 男坂 ⇒ 10:36 伊豆ヶ岳山頂 ⇒ 10:59 古御岳 ⇒ 11:26 高畑山 昼食 ⇒ 11:55 移動開始 ⇒ 13:35 豆口峠 ⇒ 13:56 竹寺 ⇒ 14:35 下山 ⇒ 15:00 さわらびの湯
早朝の池袋駅。
西武秩父線に乗って飯能方面に移動するのは初めてなので勝手が分かりません。
初めての電車に乗る時はいくつになってもドキドキします。
西武秩父駅で折り返して逆方向に進むのにはぶったまげました。
高麗と書いてコマと読ます駅にもぶったまげましたが。。。中学で習った歴史はなんだったんでしょうか
正丸駅に到着。
前日の扇山登山から晴天続きです。
本日のメンバーは何度か一緒に登ってる面々、総勢5名。気楽に行きましょう。
伊豆ヶ岳へは、正丸峠経由でぐるっと関東ふれあいの道を使って行くのが定番ルート。
これがヤマレコで情報を事前に仕入れてた斜めってる階段か。
確かに歩きにくい。
正丸峠方面へはしばらく林道歩き。
まず最初の分岐。
どちらに行っても伊豆ヶ岳へは行けますが、せっかくなのでド定番の正丸峠コースへ。
この神社を過ぎたあたりで林道は終わり。
沢沿いのトレイルを何度か渡渉しながら登ります。
こんなところには絶対に住みたくない断崖絶壁に立つお食事処の裏が正丸峠です。
これね。
眺めは良く、新宿のビル群、スカイツリーまで見えました。
昭和天皇の御展望記念碑。皇室のみなさんは実に山好きですね。
今日のメンバーにも紀子様と三頭山でニアミスしたって人もいるぐらいです。
山好きな有名人は、市毛良枝、釈由美子、堤真一あたりが有名ですね。
片山右京はガチのアルピニストたがら山好きってのとは少し違うか。
ニアミスじゃなくてばったり会ってみたいなー
熊とならばったり鉢合わせしたことありむすけどね!雲取山で。
小高山。今日は小ピークをいくつか超えて行く山旅。
下って登るを繰り返し、
オリンピックを連想させる紐が標識に結び付けられた五輪山に到着。
子の権現方面へ。この先、男坂と女坂の分岐があります。
さあ男坂の鎖場の登場です。
近くで見るとこんな感じ。
評判と違って割りと傾斜が緩く、見た目以上に簡単そうです。
今日のメンバーもひょいひょい登ってきます。
簡単ですが鎖場が長いです。それともろい箇所があったので落石には注意です。
鎖場を登り切ればこの眺望。ひときわ真っ白な浅間山、噴煙までよく見える。
たまらんぜ。
鎖場から一旦下ってまた登る。
山頂はすぐそこです。
さあ見えた。
伊豆ヶ岳山頂。851m。
まだ時間が10:40だったのでさすがにお昼にするには早い。
クリスチャンの墓石みたいな山頂標識。
センスが崩壊してるとしか思えません。。
少し先に進んでお昼にすることに決まりました。
小ピークが続くので割と広めのところがあればそこで食べようって事で。
今日のメンバー、たまたまツワモノばかりが揃ったから若干ペース早めなんです。
伊豆ヶ岳から距離0.6km、あっという間に古御岳。830m。
んでもって、更に歩くこと1.2km。息を付く間も無く高畑山、695m。
ここでお昼です。
くさゃきをたいせつにしましょう byみどり幼稚園。
山に登る人は草や木を大事にする人ばかりだからここに掲げるのではなく、ダム建設や都市開発を推し進める政治家事務所の前に掲げるべきだぜ、ちびっ子達よ👍
山頂でのラーメンはこの時期の定番ですね。
自分は前日夜に閉店間際のスーパーで半額で買った冷え切ったカツ丼。
寒い寒い。
山の稜線でよく見かける高圧線。これを建設した人たちは半端ねえな、と毎回思います。
天目指峠、475m。この峠を越えて、子の権現の手前で右に折れて竹寺、さわらびの湯方面へ移動します。
みんなで地図見ながら方向を確認。階段上がって子の権現方向に進んでよいものか・・・。
山と高原地図のスマホアプリ版を見てたメンバーが階段の上を指さし、まだ先だと宣言。
かっこええわ~。俺もアプリ入れよっと。
さきほどから延々杉林の中をお散歩。
もうかんべんしてください。
やっと竹寺方面の標識が出てきた。
これで一同一安心。
神送り場。昔の人はここで大きな音を鳴らしながら厄払いをしたらしいですが、すぐ隣にボロボロのプレハブ小屋があって神聖さゼロでしたな。
ちょっと可愛いい豆口峠。
竹寺に着きました。
下山中、ずっと聞こえてた鐘の音の正体はこれだったのかー。
林の中に少し見える社殿に風情を感じます。
竹はどこにもないんだな。
秩父の三峰、高尾、御岳山と同じ山岳仏教の系統なんだそうです。
宗派とか系統よく分かりませんが、ここは昔ながらの狛犬がグッドでした。
バス停方面へ下山、と思いきや一旦登る。これが最後の登りと信じて登る。
「なぐりづえ」なる物が置かれてました。
なぐりづえ = 殴り杖。
熊対策か?痴漢か?
飯能ってすげーとこです。
しばらく歩いてると、名物「名栗まんじゅう」ののぼりを見つけました。
なるほど!名栗杖か!と。
われわれ見事に引っかかりましたよ。
無事、下山しました。標識通りにバス停方面へ移動。
バスは1時間に一本しかなかったので、巨大観音を横目に温泉まで歩くことにしました。
メンバーのスマホのナビアプリのおかげで近道を使って到着できました。
自分はつい最近スマホに変えたばかりなので、目から鱗なことばかりです。
この時期に桜が咲いてました。
十月桜です。なんとも珍しい。
さわらびの湯、今日のメンバーの中で自分だけが初めてでした。
棒の折の下山後の立ち寄り湯に便利なんだそうです。
みんな色んなとこ登ってて羨ましい!
振り返って
はじめて奥武蔵に来ました。
鎖場が好きな方が今回の発起人。
こういう機会でもないと来ることないだろうなぁと思い、乗っかった次第です。
お恥ずかしい限りですが、伊豆ヶ岳がとても有名な山だということも知りませんでした。
山域が近いからでしょう、外秩父七峰縦走の時に歩いた山々と標高も景色もアップダウンの少ないなだらかな稜線がそっくりだなぁ~と感じながら山行を楽しみました。
ほんと伊豆ヶ岳の鎖場だけが異色で、その他は里山感覚でのんびり気ままな山歩きです。
なので、あくまで個人的な感想ですが、男坂に登らずして伊豆ヶ岳を論ずるなかれ、です。
さて、登ってて気になったのが正丸峠の名の由来。人名なのは間違いないだろうから帰ったら調べようと思ってました。
その昔、足の弱い母がいた正丸は、足腰の神様を祀る子の権現まで母をおぶって、治癒を祈願しに行ったそうです。その「正丸」にちなんだそうです。
正丸峠から子の権現までは約10Km。
正丸さんは常人じゃない足腰をお持ちの様です。
ではでは