血をたぎらせてる山好きの皆さん、こにゃにゃちわ、やっほっほ亭です。
新型コロナウイルス。略して新コロ。
新コロの感染拡大の影響による「外出自粛」「ステイホーム」が世界中の合言葉となった今、スポーツニュースがクソつまらな過ぎる。つまらん!
アスリートが披露する家でもできるエクササイズでお風呂でカヌーを漕ぐ練習とか紹介されたって難易度高すぎてさっぱり参考にならないんだよなぁー。
あー早く開幕してくれないかな、プロ野球とJリーグ。
なんつったって早く新庄が見たい。新庄ツヨシ!今のプロ野球に足りないのは新庄!
ソフトバンクに来てくれないかな、新庄。タダ同然の価格で手に入れるチャンスですよ孫正義さん!
でも城島とウマが合わなそうだな。。
さっさと外出自粛終わらせてくれないかなー、もぉーやだよーぶーぶー
自分は医療従事者ではないけど、ちょびっとだけ医療を支える側の人間なので、世界中でどれだけパニックが起きてるのか、全く医療に関わってない人に比べれば少しは手触りがあると思う。
クリニックの収益を支えてる老人が来なくなり、検診機関では営業中止。今は感染者を受け入れる病院が少ない事による医療崩壊ばかりクローズアップされてるけど、倒産する民間病院や検診施設が今後たくさんでてくると思う。そんな側面の崩壊も間違いなく起こるよ、こりは。
コロナに感染しているかどうかを診察できるポータブルのX線回診車(高出力タイプ)は世界中から注文が殺到し、どこのメーカーでもいいから製造できたところから買うという五月雨式な注文が飛び交っている。各社がこの危急の一大事を前になんとか物を届けようと必死に努力してる。
そんな特殊で、高精度で且つ耐久性が求められる精密機器を製造できるメーカーは世界中を見渡してもごくごくわずかなんだけど、最近はまともに製造してなかった韓国メーカーにも声がかかり始めるという何でも有り状態。
生産現場は疲弊しきってる。。ここもまさに崩壊。
そして今、登山界においても遭難した場合のレスキューや医療現場に無駄な負荷をかけないことを目的にして、すっかり自粛モード一色。
それは大事なことだけど、そろそろ少しだけ手綱を緩めていいのでは?と個人的には思っている。段階を踏んでね。いろんな意見があると思うけど。
ちなみに自粛警察とか情けないね、戦時中に非国民だと密告する思想統制と似た危険な臭いがする。
そして本題。
外出自粛によって血が足りないらしい、です。
ここにも思わぬ余波。
崩壊は生産現場だけではなかった。こうしちゃおられんっ!
自粛とか言っておきながら人ごみをかき分けてスーパーで特売品をあさってるあちきで御座りんすがね、今回はこんな時だからこそはじめての献血に行ってきたで御座りんす、という雑記です。
血の気の濃い輩は今すぐ決行すべし。
『でもさー、献血できるとこって人が集まりそうなところにしかないよね?』
と思わた方、ご安心を。
このご時世、逆に最も人が立ち寄らない場所に変わってるから。
つか、スーパーで買い物してるなら余裕だよ。
てな訳で、あたしゃ東京スカイツリーにある献血センターまで血を抜きに行ってきました。
初めての献血。
緊張するなー。
いい歳こいて。
でもこんな風に社会貢献するのも悪くないね。偽善だ!とか言っちゃう輩もいるでしょうが、そんな意地悪なこと言わないでね。
そしてやってきたここは東京スカイツリー。登山できないからって別に高い所を探しにやって来た訳ではないよ。
スカイツリー併設のショッピングモール『東京ソラマチ』は休業中で人っ子一人いやしない閑散とした状態。
寂しい。。
献血ルームfeelにお邪魔します。場所はソラマチ10階。
血を抜かれた後、ちゃんと立っていられるのかちょっと不安。今更だけど少し怖くなってきたじょ。。
10階へ直行するエレベーターはありません。
新しいビルらしい最新のエレベーターに、俺の会社のおんぼろエレベーターとだと自転車と高級車ぐらい乗り心地が違うなと羨ましく思いながら、途中で1度乗り継いで日赤feelの前に到着。
ここから中の写真は割愛。。ごめんね。
抜いた血液もばっちりスマホで撮らせてもらったりして初めての献血をしっかり楽しんできたんだけど、SNSとかにアップするのはちょいと気が引けるので。
それにしても採血の注射針と違って献血の針って、早く大量の血を抜けるようにするため針がごん太なのね!
自分を担当された看護師さんが気さくな方で、献血の準備をしながら、
看護師『「アンケートで最近不特定の人との性交渉はありましたか?」ってあったでしょ?あれね、たま~に若い女の子が彼氏とやって来てこそっと「実はあるんですけど「いいえ」で答えちゃったんです。どうしましょう?」って聞いてきたりするんですよ~(笑)』
やっほっほ亭
ほぇ~、ほんでほんで、そんな時はどうするんですか?
看護師『後でちょっと時間ちょうだい、こそっとアンケート修正するからねって言うんですけどね。ブスッ(針を刺す音)。ほんと、今時の子って感じですよね~(笑)』
やっほっほ亭
痛っ、今めっちゃ痛かったです!(T_T)
看護師『そうなんです~。献血用の針ってほら見て、太くなってるでしょ?だから痛いんです(笑)。痛いだろうなと思ったから話しながら刺しちゃいました~(笑)』
看護師『すっごい勢いで出てますよー。じょばじょば出てます!これは早く終わっちゃいそう!』
やっほっほ亭
ほんとだ、灯油をホースで吸い上げるみたいにブルブル言ってる!
看護師『長い人だと30分ぐらいかかっちゃう人もいるんですよ。これなら5分ぐらいで終わっちゃうかも💛』
あははははー
そして看護師さんの言う通り、ほんとに5分ぐらいで終了。
俺、血圧高いんだろうか。。
やっほっほ亭
あ、献血中の写真撮り忘れた!抜き取った血を1枚撮ってもいいですか?
看護師『いいけどSNSとかにアップしないでくださいね。それとほら、持ってみてください(血がたっぷり入ったパックを渡される)』
やっほっほ亭
すげーあったかい!
看護師『でしょ~?これが時間かかる人は冷たいんですよ。驚きですよね。ほんと良い血ですよ♥!』
あはははははー
とまあ、人の良さそうな看護師さんの話は面白くて、もっといろいろ聞きたかったんだけど、そろそろ時間という訳でそそくさ退散。
献血後の30分はfeelの中でゆっくり休んでたくさん水分をとって下さい、との事なので、景色を眺めながら喫茶コーナーでカフェオレ飲んだり、おかわりしてリンゴジュース飲んだり。
お菓子付きです。場所によってはお菓子が食べ放題だったり、ハンバーガーが食べれたり、後で調べてみるとサービス内容に違いがあって、そういうのを楽しみにあちこちで献血する献血ブロガーさんもいるみたい。
feelからの眺めは場所が10階だけあって素晴らしい眺め。
眼下には東武線が走ってて、これに乗っちゃえば群馬の舘林や栃木の日光まで乗り換えなしで行けちゃうんだから、押上は郊外に出るのにとても便利な場所ですね。
遠くには筑波山が見える。
もうこんなに山から遠ざかってるから筑波山に登りたい。
筑波山ぐらいいいんじゃない?ぜったい遭難しないよ。
そしてこっちは上野、浅草方面の眺めです。
なんと肉眼で赤城山も見えたし、そのずーっと奥に真っ白な山まで見えたから、もしかしたら谷川岳だったのかもしれない。
やっぱり筑波山より谷川岳に登りたいなー。
とにかくこの日は雨上がりで空気が澄んでたから遠くまでよく見える。
手前のドームは風の谷のナウシカに出てくるオウムの目。
「ほら、怖くない」。ってやつね。
はい、ネタバレするとプラネタリウムの屋根です。
遠くには皇居方面で丸の内のビル街が腐海に見える。
まあそんな訳で内容は薄かったけど献血デビュー戦は無事終了。献血後にふらつく事もなくいたって健康。
こんな手軽に社会貢献ができるならまた来よっと。
ちなみに次の献血まで3か月の期間を開けなくてはいけないって言うから次は7月だなー。
ここでちょっと話は変わり、
「要・急」の用事があって飛行機で某空港にやってきました。
1度キャンセルしたけどやはりどうしても要ということで直近で高いチケットを買いなおすという、財布の中身が緊急事態宣言発出。
羽田も閑散としてて驚いたけど(あまりに人がいなさ過ぎてインタビューを受けないか心配した)、
この状況にはビビる。空港にだーれもいない。
飛行機の中はと言うと、300人乗りの飛行機に結局20人ぐらいしか乗らなかったんじゃないかな。全日空でたったそれだけの乗車率ってマジでヤバくない?
そして、これまた別日。
登山に行けないもんだから、夕方になってカメラ片手にお散歩。早く土の上を歩きたい、森の中を歩きたい、澄んだ風を浴びたい、新緑の下でカップラーメンが食べたい。でもみんな我慢してるもんね。
そんな欲求を抑えながら歩く、ぬるい風がそよぐ東京の小川の夕暮れ。
今はカメラの腕を上げる練習をするのにはちょうど良い機会なのかもしれないです。
ではでは