オシッコしながらスマホを見る人が信じられません。
その手、どうすんねん?
手を洗う前に絶対ばっちい方の手にスマホ持ち変えるでしょーが!
そのスマホ、もはやおしっこですから。
せっかく手を洗ってもそのスマホに触るんだから手を洗う意味なんてないよ。
その手でパソコン使って、誰かに名刺渡してるんだろうな。
超きたねぇっす。
自分の子供には、ながらスマホのおしっこだけは絶対にするなと言い聞かせなきゃ。
そんなことを思った夏の日の午後。
ただばっちいだけのお話でした🤣
さて、レンゲツツジの大群生で有名な湯ノ丸山〜烏帽子岳に登ってきました。
湯ノ丸山は長野と群馬の県境付近にある山です。
東武湯の丸インターはこれまで何度も車で通ってるから、今回初めて湯ノ丸山に登るというのが信じられない気分。
登るならこの時期だな!と思ってずーっと温めてきた、というのはウソで🤣、
どこかレンゲツツジの群生地ないかなぁと適当に探してたら、甘利山と湯ノ丸山がヒットしました。
初めての湯ノ丸山がこの時期でほんと良かったよ。
今年もしっかりツツジを巡りを満喫しまして、赤城山、袈裟丸山、井戸湿原、そしてここ湯ノ丸山が終着点。
ツツジの種類もアカヤシオ、ミツバ、シロヤシオへ変遷していくリレーもレンゲツツジでフィナーレを迎える。
さあ、どうだ。おラァワクワクすっぞ!
初夏の暑さと高原の涼しさが同居する6月下旬の湯の丸高原どえす。
標準コースタイム
■2025年6月21日 ※カッコ内は標準コースタイム
湯の丸スキー場駐車場⇒(25分)⇒つつじ平⇒(60分)⇒湯ノ丸山⇒(30分)⇒烏帽子岳鞍部⇒(40分)⇒小烏帽子岳⇒(15分)⇒烏帽子岳⇒(45分)⇒烏帽子岳鞍部⇒(60分)⇒湯ノ丸スキー場
コースタイム:4時間35分
距離:8.5㎞、累積登り:660m
湯ノ丸山、烏帽子岳登山
湯の丸スキー場から登山開始
ツツジ祭りを翌日に控えた湯の丸スキー場の駐車場。
さすがに満車で止められないってことはないと思うけど、それでも誘導員のお爺さんがぎりぎりに止めさせようと誘導するから、ちょっとトラブルになりそうな感じ。
湯の丸山は群馬県嬬恋村と長野県上田市の県境にあるよ。
このリフトで上がったところがちょうどツツジの群生地。
もちろんボンビーには無縁の乗り物です。
指くわえてリフトに乗る人を眺めるボンビー。
乗れるもんなら乗ってみたい。
心の声がダダ漏れです。
この緑の絨毯を登っていく。
スキー場を真っ直ぐ登る人もいるけど、自分は右へ右へ、レンゲツツジを眺めながら歩きました。
ブルジョワな乗り物に揺られるハイカーの下を汗にまみれるおっさんが通過します。
夏バテしたのか、たったこれしか登ってないのに息があがって苦しい。
あ、5キロ太ったからか(笑)
ゆっくり体を登山モードに慣らしていきたいところだけど、スキー場が意外と急登で水ぶっかけられて叩き起こされるイメージ。
レンゲツツジもちらほら咲いてる。
リフト終着駅まで登りました。
よく頑張った。
そして分岐。
つつじ平があるのは湯の丸山方面。
リフト終着駅からつつじ平までは100mもない距離だよ。
つつじ平のレンゲツツジ
いきなり始まる大群生。
この時期はレンゲツツジ目当てのハイカーでごった返すのも無理はないという景色の連続。
しかも梅雨真っ只中で奇跡的な快晴。
たくさんハイカーはいるけど、つつじ平が渋滞するようなことはない。
とにかく広大な群生地だからね。
よく渋滞するところは遊歩道しか歩けず遅い人に引っかかったりするわけだけど、ここは縦横無尽に好きなところを歩けるというのが大きい。
奥の山が湯ノ丸山。
そして今日も私の相棒を連れてきました。
挂甲の武人くんです。
ウケが良いのかどうかは分かりませんが、自分が好きならそれでいいんです。
思ってたよりずっと感動的な景色。
かなり明るめの設定で撮るのが最近のマイブームだったんだけど、花の撮影には向かないことを知りました。
湯ノ丸山と満開のツツジが絵になるわけです。
レンゲツツジは1輪1輪が大きいからとても派手だね。
道路でKISSはちょっと行きすぎ~♬ってやつです。
実のところ、つつじ平だけでなくこの先の烏帽子岳周辺もつつじがたくさん咲いてます。
この時期の湯ノ丸山に登って烏帽子岳に登らないのはドレッシング無しのサラダと同じ。いや、お銀(由美かおる)の入浴シーンがない水戸黄門と同じ。すみません、古すぎました。
ちなみにドレッシングは高カロリーなものほど好きです。
ええ、最近5キロ太りました(笑)
つつじ平の一部。
広すぎて全体は映せない。
九重のミヤマキリシマ群生地に比べたらそりゃ物足りなさはあるけど、とにかく咲き方が派手だから見応えは十分あるんです。
湯ノ丸山へ
そろそろ湯ノ丸山の山頂を目指しましょう。
と思いきや、すかさずレンゲツツジ。
ここからが登山開始だぜぇ。
スキー場でヒーヒー言って登ってたことはもう忘れた。
昨日までの自分も忘れた。ぜんぶ忘れてやる。
がむしゃらに登れ。
大谷翔平の打球音ばりに一発カーンと鳴らす。
このゲートの向こうへ。
さあ、真夏の山の暑さを堪能してやろうじゃないか。
ところどころレンゲツツジがトレイルを彩るもんだから、いい歳したおっさんもウキウキです。
樹林帯を明るめの設定でキラキラ撮るのにハマってます。
世界をまるで色鉛筆で描いたみたいなメルヘンにしたい。
そんなメルヘンはさて置き、団体が多くて抜けるチャンスの時は死に物狂いで登る。
抜いた後は心臓が止まるんじゃないかってぐらいゼーゼー苦しむ。
大パーティーって、ほんと嫌い。
今日はVelviaぐらい彩度が強い方が実際の色に近いんじゃね?と思うぐらい、鮮明に赤い。
すっこーんと抜けた青空。
日差しは強いけど、2000mに吹く風はたまに涼しい。
たまにね。
全体を通せばクッソ暑いわけですが。
振り返ると雲に隠れちゃいそうだけど浅間山が見える。
浅間山もね、無雪期にしか登ったことのない山だからいつか春にでも登りたい。
左をよーーく見れば…、
富士山が薄っすら見える。
湯の丸山、良いところだな。
団体との距離も稼げたし、ようやく自分のペースで歩ける様になって余裕も出てきた。
精神科医が言うメンタルが強い人は、人の気持ちを考えない人だそうです。
すごく納得しました。
湯ノ丸山山頂
湯ノ丸山の山頂に到着。
つつじ平から丸い山に見えたからイメージ通りのだだっ広い山頂。
武人くんも感無量なご様子。
実のところ団体を抜く時に全集中だったからすでにバテバテです。
手前のピークが烏帽子岳。
その後ろには北アルプスがズラリ。
分かりにくいけど、北アルプス。
肉眼だと槍、穂高、吊尾根や前穂、ぜんぶよく見えました。
こちらは八ヶ岳。
一番右が蓼科山。左が南八ケ岳の赤岳とか権現とか、とかとか。
真ん中に薄っすら富士山。
その左に見える山脈が南アルプスなのか御坂山地なのか、もうぜんぜん分かりましぇん。
さて、休みすぎると体が硬直化してしまうのでそろそろ烏帽子岳に向けて移動しましょう。
そんなわけで後編に続きます。