両崖山登山もいよいよ後半。
前半では今回の登山で欠かせない岡田のパンヂュウをしっかり買い込み、織姫神社の紅葉に癒されてからのんびり登山をスタート。
神社の境内でトレイルが探せずしばらく迷ったものの両崖山を無事登頂。
しかしながらその山頂は寒すぎたため立ち止まることなく、次なるピーク天狗山を目指す。
伝説のエロ天狗との出会いを求めて。
では後半です。
前半はこちら
サーティーワンと天狗山
ちょうど12時だというのにすでにこの西日。
木々の影が長くてなんとも寂しくさせるぜぇ。
正面に見えた天狗山。
これほんとうに標高250mほどの山のスケールですか?
しかも市街地のすぐ近くだというのに両崖山〜天狗山の区間はブナ林がとても綺麗だったりする。
ここらへんは日向でぽかぽかしてサイコー。
ブナの紅葉にも間に合ったし、捻挫してなかったらこの山に来ることはなかったからラッキーだったよ。
そんなわけで天狗岩の鎖場の手前にあったベンチで岡田のパンヂュウタイムに突入。
割ってみると中身はこしあんが多すぎず少なすぎず。おやつにはちょうど良い量でしょう。
これが1個40円だよ。
1個あたりの粗利が10円だとして、10万円の利益をだすためには10000個も売らなきゃいけない。
安易な自分は「これ、値上げすべきだよ」ってすぐ思っちゃうけどね。
頭が下がります。
岡田のパンヂュウで心も胃袋も満たされたあたしは次なる試練、天狗岩への鎖場へと歩を進める。
ここの鎖場は31mあって「サーティーワン」という愛称が付けられているらしいよ。
危険箇所と思いきや、見上げれば紅葉がきれい。
はい、こちらが上級者コースの「サーティーワン」どえす。
上りの一方通行になってて、下りでの通過は禁止です、巻き道を使いましょう。
もろくない岩だし、ホールドもしっかりしてるので鎖なしで登ったほうがより安全に登れるという人もいると思いますが、足首を捻挫してるあたしは死んでも鎖を離さない意気込みで使わせてもらいます♥️
天狗岩は二段構えになってて、登りきったと思いきや、続けざまに短めの鎖場による波状攻撃を食らう。
その二段の鎖場を乗り越えて、振り返ってみると両崖山の全貌が丸見え。
扇形で、実はあまり特徴の無い山容をしているんだな。
ススキが秋らしくていいね。
冬ですが。
あとは尾根道を進んで天狗山のピークを踏むだけ。
その途中にあった鐘を鳴らしておきましょう。
うん?
バチがまさかの鹿の角!!
ちなみに鐘と思ってたのは炊飯機の釜!!
なんかファンキー!
もう鎖場は終わったと思わせといて、しつこい鎖場。
両崖山ってその名の通り岩の山だったのね。
岩場を乗り越えるとすっきりした青空。
この青空の色味が好きだからASTIAがやめられない。
天狗の鼻がエロすぎる
どうやらここが天狗山の山頂の様だね。
天狗さんのご立派なお鼻をすりすり。
後で説明しますが、この鼻は鼻らしかったよ。
大きな松ぼっくりもあったよ。
両崖山より天狗山からの方が眺めは良く、町どころか関東平野が一望できちゃう。
天気が良ければ富士山まで見えそう。
伝説のスケバン、南野陽子さんもここで天狗ポーズをご提供してくれている。
これほどの大御所も山登りをしてるなんて、いつかどこかの山で会ってみたいな。
山頂は奥に広くて、少し進むとここにも天狗のお面があったよ。
しかもここらへんから明らかに天狗の鼻が完全なエロ仕様になっているのは注目すべき点なのだ。
これ、単純にやばくね?
ち〇こ付けた天狗にしか見えないし、作者は山の上で何を表現したかったのか疑うわ。
しかしこれぐらいで驚いてはいけない。
ご立派すぎますから!
あえて炎上を狙いですか?鼻の裏にはハートマークが描かれちゃっているみたいだし。
まあせっかくなので、
ちょっと触ってみるか。
その触り方、やめなはれ。
や、やめろー!!
あー楽しかった。
南野陽子さんも遊んだのかな〜と満足して下山開始。
観音山へ縦走
カルディでかかってる音楽っていつも思うけど独特だよね。なんでサルサなんだか。
そもそもカルディってなに屋さんだと思う?
雑貨屋?スーパー?
そんなどうでもいいことを考えながら下っていく。
一番しっくりきたのが、コーヒー屋さんかな。
カルディのインスタントカレーが気に入ってて、高いなぁと思いながらもたまの贅沢を楽しんでいる。
他にもSEIYU系列で売られてるマッサマンカレーもイチオシなんだけど、カルディのポークカレーもマジでおすすめです。
なんて気持ちの良い空だ。
枯れる寸前の葉っぱでさえここから一花咲かせそうだ。
人は老いる。エクストラバージン老いるなのだ。
思い起こせばこのブログを始めた頃の自分はまだおじさんではなかった。
いや、おじさんだったかもしれないが、そこまでひどくなかった。
今では確実におじさんのど真ん中だと胸を張って言える。
おじさんらしく仕事のストレスで潰瘍を患ったりしている。
潰瘍性大腸炎を再発させてしまったのだけど、難病指定されているだけあって本当にしんどい。
膿と血がね、出てきちゃうわけです。
高橋メアリージュンさんはおむつしていると聞くし、これ以上悪化したら自分も生理用ナプキンの着用も考えなきゃまずそうな事態なのだ。
そういう目線で悩んでみて始めて男性用トイレに汚物入れがないことに気付く。
なんて不便なんだ!くそー!
なんにしてもこの病気を悪化させないようにしなきゃ夏のテント泊は行けそうにない。
健康じゃないと登山は楽しめない。
炊飯釜の次は、なんと鍋。
鍋を鳴らす機会って有りそうで無いからしっかり鳴らしといた。
今度の天狗さんは控えめだね。
かわら山のちょっと先には富士山が見える岩があるらしいから行ってみよう。
ふむ、さっきまでの青空はどこへやら。
もう期待できない。
通七丁目方面へ。
ずっと樹林帯の尾根を歩いてきたけど、尾根道を外れる。
とは言っても既にだいぶ標高を下げているから、あとは緩斜面をダラダラ下るだけ。
次なる鐘は炊飯釜というSDGsスタイル。
ある物で代用する。そのボンビー思考は嫌いじゃない!
鳴らしてみるとしっかり音がするから驚き。
こちらがゴジラ岩とのことです。
ご当地あるあるですね。
海沿いで育った自分はアイゴの背ビレの方がピンとくる。
ここら辺で、この山特有のポイントに差し掛かる。
それがここ、山火事の現場。
幹の周囲は焦げてるけど、中は生きてたんだね。
しっかり成長している様子。
このつる山というピーク周辺が山火事の痕跡がたくさん残ってた。
つる山から続けざまに須永山なるピークも通り過ぎる。
里山は冬でも日が差せばゆっくりできるほど暖かい。
お次は観音山というピークが近づいてきた。
観音山は景色が開けてて良い雰囲気。
到着。
ここまでの小ピークのほとんどが足利百名山だった。
この観音山にはベンチがあったのでしばらく名残惜しんで休憩。
立ち止まってみて、ありきたりな風景を絶景に切り取ってしまうのがあたしのカメラの腕😎
ごくありふれた紅葉ですら輝かせるのはカメラの腕ではなくASTIAの実力😤
ゲッザーン
市街地は目の前。
散歩してたおじさんにこんにちわと挨拶しても無視される。それぐらい山感はゼロなのだ。
昆虫の卵っぽい謎の物体のお出迎え。
常念寺に到着。
ここで本日の登山は終了。
山火事の様子の画像が案内板に掲載されてて注意喚起されてました。
捻挫をひどくさせないようにそろりそろり。
さいこうふれあいセンターの駐車場に向けて保育園の前を通過。
ほぼコースタイム通りで到着。
パンヂュウも食べれたし、天狗の鼻は笑えたし、東京からも近いのに実に楽しい山でした。
振り返って
こう見えて飛行機が怖いです。
こう見えて洋食やエスニック料理が好きです。OLかよ!というツッコミを恐れて会社で飲み会のリクエストを聞かれるとおじさんらしくおでんとか和食と答えてしまいます、こう見えて。
しかもこう見えてお酒が飲めません。
なんだ、こう見えてって😂
よくよく考えてみると恥ずかしい言い回しだな。
さて、こう見えて仕事は手を抜かずに頑張ってます。
そんなわけで病気になってしまいました。
昔、胃潰瘍にもなったことがあるし、意外と体に無理が効かない方なのかもしれない。
まあだからといってゆっくり療養できる様な環境で仕事してるわけではないのでね、急いで治さなきゃです。
それに夏山までには本調子に戻さないと。
両崖山は捻挫だけでなく病気を患っている自分でも楽しめる「程よさ」が心地良い山です。
コースタイムは短いのにその景色に満足できると思う。
山頂のエロ天狗の鼻は作者の意図を汲んで要チェック。グループ登山ならみんなでナンノポーズをキメて下さい😂
それと岡田のパンヂュウも。自分は大腸と相談しながら食べられる分しか買わなかったけど、健康な方はぜひお土産に100個ぐらい買って帰ってください。
もし足利で室町幕府が開かれてたらこんなのんびりした遊びもできなかったのかもしれないな。
ではでは