福岡県と佐賀県の県境にある女岳に妻と二人でやってきました。
子供に留守番を頼んで、脊振山以来のデート登山です。
遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。
最近は九州の低山の魅力に徐々に引き込まれつつあり、今年はどっぷり満喫したいと思ってます。
新年一発目は我ながら渋い山をチョイス、女岳です。
標高748m。手軽に登れる山です。
二丈岳と同じく、真名子木の香ランドからスタート❗️
■アクセス方法
・登山口は真名子木の香ランドです。
・西九州自動車道 → 二丈浜玉道路の手前を右折 → 国道202号線を唐津方面に約5分ほど走ると左手に真名子木の香ランド方面の標識が出てくるので左折。あとは標識に従って目指してください。
・真名子木の香ランドへは ⇒ こちら
■ルート
真名子木の香ランド→山頂→新谷峠→林道を使って木の香ランドへ
赤が登り。青が下り。
■スケジュール
2015年1月3日
11:50 真名子木の香ランド駐車場 ⇒ 11:56 登山開始 ⇒ 13:04 山頂 ⇒ 14:05 荒谷峠 ⇒ 14:46 駐車場
正月の運動不足解消のため、山に来ました。
女岳へは真名子木の香ランドに車を止め、川沿いの林道を登って行きます。
青が林道で、赤がトレイル。白がたぶん県境でしょうか。
写真を撮ることにに夢中になってたら、前を歩いてた妻が、
「右の方からから「パキャッググゥゥゥウウウー」って凄い大きな声で吠えられた❗️
ぜったいにイノシシだよ❗️」
と訴えてきました。
電気柵も晴れ巡らされてるし、
マジっすか(大汗)?
右を覗き込むと間近でガサガサと音を立てて立ち去る子連れのイノシシが見えました。
灰色で、イメージしてた以上にデカくて、超恐怖でした。
あんなのと山で鉢合わせになって襲われたら絶対に勝てねえっす。
自分は背筋が凍りましたが、運が良いことに妻は姿を見れなかったそうです。
もし見てたら即引き返してたでしょう。
イノシシにビビりながら登る。
野いちごがたくさん群生してました。めちゃ渋かったです。
他の山に比べ、この山は杉が多いと感じます。林道が多いため林業がはかどるのでしょう。
ところどころ、イノシシが掘ったと思われる穴があり、おののきながら登ります。
見た目美味そうなキノコ。
シイタケだろうか?
一旦、林道に出て再びトレイルへ。
パッかーん
「暑すぎるぁ〜」
と、過剰に厚着した妻が変な声で訴えてきたのでしばし休憩を取ります。
どんだけ着てんだ。
ここにもイノシシが掘った穴が。
ちびっちまうぜ。
尾根に出ました。
ここから山頂まではコースタイム10分と妻に伝えると、
「じゃ時間計っといて。勝てるか比べてみるから」
コースタイム10分のところ、18分ほどかけて、まだ途中。
山と高原地図のアプリを見ながらここら辺が山頂のはずなんだけどな〜と悩む。
後ろに気配がしてイノシシかと思ってのけぞるとトレランの人が立ってました。
第一ヤマビトです。
女岳の山頂はもう少し先ですよ、と教えてもらいました。
結局、下山までこの山で出会ったのはイノシシとこの方だけでした。
こぢんまりした山頂に到着。
ここら辺の山ではお馴染みの山頂標識。
女岳748m踏破ーー。
羽金山、そんな山もあるのか。
メモっと。
山頂からの景色は残念ながらガスガスでしたが、一瞬の晴れ間に撮ったのがこの写真です。
晴れてたら玄界灘が綺麗だったろうな〜
カップヌードルチーズカレー味。
いかにも高カロリーって感じで美味かったです。以前から山頂で食べようと狙ってました。
食後のコーヒーも飲んで下山です。
新谷峠方面に下り、林道と作業道を使って真名子木の香ランドを目指します。
なかなか急な下りが続き、侮れない。
自分は2回ほどコケそうになりました。
こんな立派な木がありました。
そのワキを奇抜な重ね着をした妻が行く図。
野いちごの群生といい、
実りの多い山です。これはツルリンドウ?
新谷峠に着きました。
ここからしばらく林道歩きです。
二丈町方面だじょう。
右の作業道を使います。
しばらく歩くとこの様な砂利道となります。
林道にでれば下山終了です。割とあっという間に着きました。
ここから真名子木の香ランドまでは林道を更に10分ほど歩きます。
途中、カラスウリが実ってました。
焼き窯もありました。ピザ焼いてるわけじゃありません。
稼働中の焼き窯を見るのは自分は初めてでした。
振り返って
樹林帯の中をずっと杉を見ながら登ります。
途中にガレ場や滝があるわけでもなく、単調な登りが続きます。
変化に乏しい山でしたが、序盤のイノシシによる威嚇に始まり、野いちごの群生、丸い形をした奇岩怪石、カラスウリ等の植物や焼き窯等々、この山を取り巻く環境を楽しめました。
危険個所も特になかったので(イノシシを除く)、子連れ登山におすすめです。
帰り道では菜の花畑が広がってました。
妻と二人で登る登山は楽しいものですな。
ではでは