
「こいつ九州の人間のくせして、ぜんぜん九州の山に登っちょらせん」
そう言われましてもね、東京で仕事してることが多いし、福岡にいる時はホークスの応援や家庭の用事で忙しいんですよ。
ちなみに昨年のホークス戦、何試合観戦したか数えてみたら、なんと15試合😆
土日はほぼホークスですから。もしくは筑後で2軍戦。
シーズンオフは春の宮崎キャンプに行ったりね。
九州にいると山は遠ざかる一方やん。
まあそんなわけで、今回は久しぶりの九州登山なんだけど、これまたホークスの宮崎キャンプ観戦のついで。
でもこういう機会でもないと登らない様な山が良いなぁ〜と、いろいろ探してチョイスしたのは「双石山(ぼろいしやま)」。
宮崎市からアクセスの良い双石山は、プロ野球の宮崎キャンプ以外にも観光地の青島が近くにあるし、世界で唯一イースター島が完全復刻を許可したモアイ像も近くだし、観光ついでに登るのに都合が良い山だよ。
で、この双石山は日本百低山の一座・・、ではありません!
でも、NHK「にっぽん百低山」で吉田類さんが登ってるよね。
つまり、選ばれちゃいないけど、それだけ良い山ということ。
ええ、ほんと。見どころいっぱいです。
最大の名物は一番上の写真の「天狗岩」という、超巨大な蜂の巣みたいに穴だらけの奇岩怪石。
他にも「ヤッコソウの群生地」だったり、「象の墓場」、見晴らしの良さとか、そんなのが標準コースタイム3時間の中にギュッと詰まってるという充実した内容とお手軽さ。
双石山の由来は岩がボロボロだからなんだけど、なぜこの漢字が使われてるのかはさっぱり分からなかったよ。
標準コースタイム
■2026年2月12日 ※カッコ内は標準コースタイム
小谷登山口⇒(32分)⇒天狗岩⇒(50分)⇒避難小屋⇒(25分)⇒山頂⇒(20分)⇒避難小屋⇒(65分)⇒小谷登山口
コースタイム:3時間10分
距離:4.6㎞、累積登り:520m
双石山登山(前編)
WBCへの意気込み
夜中に福岡を出発して、すごい霧の中を運転すること約4.5時間。宮崎は遠い。
車でぐっすり寝て球場に行ってみると、WBCに参加するホークス戦士たちが意気込みを語ってた。
奥から松本祐樹、牧原、こんちゃん、周東の4人は日本代表。ダウンズはニカラグア代表、一番手前のアルメンタはメキシコ代表の7名。
ここにはいないけどモイネロはキューバ代表で、シュールオシーは台湾代表。
みんな頑張ってくだされ!
てなわけで、鷹キチのあたしは初日にしっかりホークスの練習を楽しんで、2日目の朝に双石山に登り、昼からまたホークスキャンプというプランどえす。
小谷登山口から登山開始
双石山までの道中で、途中通過した清武ではここでオリックスはキャンプしてるのか〜、とか観光しつつ車を走らせる。
ずいぶん横に長い山が近づいてきたら、それが双石山。
実際に登ってみると、稜線に出てからの横移動の長さに「あぁ、なるほどね!」って感じだったな。
10:30
小谷登山口の駐車場にはきれいなトイレが完備されている。
平日の朝だというのに車が多いのは、どういうわけだろう。団体か?
こっちの駐車場も空きがないし。
みくびってたわ。
登山口です。
ここ天孫降臨の宮崎の地で、山頂からホークスのパリーグ三連覇を祈るのが我が使命。
前進あるのみ。
水場かと思いきや、「この水は飲めません」とのこと。
ご注意を。
天狗岩と急登
さて、登るぜぃ。
今年のホークスのスローガンは「全新」。
常に刷新していかねば三連覇はない!そんな強い想いが込められているが、そんなことができるのも戦力が揃っているチームだからこそ。
自分の職場のグループを見渡してみれば、心の病気のリハビリ組が2人、他部署からトレードではなく、一方的に押し付けられたミスターローパフォーマーが1人、他部署で退職願を握りしめていた男が1人、不思議ちゃん1人、他部署との兼任を良いことに無駄な出張をしまくる男が1人。
他にめちゃくちゃ仕事する人が2人とシステムに強い派遣社員がいて、なんとか仕事が回ってるといった感じ。
全新とかジョブローテーションとか、そんなものはしょせん余裕のある部署にしかできないのだ。
ホークスは育成がうまくいっている。
自分ももっと育成せねば。どうやって?
バリバリ。
樹林帯に入ると木の種類をネームプレートで教えてくれる。
これがバリバリノキ。
「バリバリノキ」が正式名。
アグネスチャンさんにならったのか、「バリバリノキの木」と紹介することになってしまうじゃないか。
謎の宮崎=南国という印象操作によって、なんとなく熱帯雨林的なジャングルを彷彿とさせる。
三段梯子が壊れてるそうなので、迂回するよ。
ちょっと進むと磐窟神社がでてきます。
すみません、今から汚れが神聖な山に踏み入れます。お許しください。
ついでに、今日杉山のサインがもらえますように!とお祈りしておく。
もらえなかったけどね、ちっ。
基本的に下調べをあまりせずにやって来たから、この先の展開が分からぬまま登っている。
だから突然現れた。
天狗岩が。
どーーん!!
いきなり団子よりいきなり。しかも想像してた以上の大きさだ。
確認するまでもなく、これが天狗岩ね。
近づいて見上げると、ボロボロにえぐれてオーバーハング気味に削れてる。
天狗岩には針の耳神社なる面白い名前の神社がある。
おもちゃみたいなお社だ。
せっかくの名物なので縦アングルでも。
ホールドしやすそうだから、やんちゃな人は映え狙いでよじのぼってそうだな。
天狗岩の右から巻くように登っていく。
ここから一気に急登になってくるが、前進あるのみ。
そしてやっぱり疲れる。
こんな山だと聞いてなかったから手袋も持ってきてない。
横を見れば天狗岩が目の前。
完全に骨粗鬆症ですな。
天狗岩の裏側に出ると、表とは別人の顔。
象の墓場
そして息もつかせぬ次の展開へ。
石切り場みたいなスポットにでるんたけど、ここが通称「象の墓場」と呼ばれている、第2の見どころ。
たしかに。
静かで厳かな感じがちょっと怖くもある。
やべぇっしゅ、ここを通過するのね。
下から岩をアップで。
像の墓場を過ぎると、尾根コースと谷コースに分かれる。
下調べゼロ野郎はどっちへ行くか迷う。
でもこれも含めて楽しまなきゃ。
基本的に登りは尾根コースと相場は決まってるからね、定石通りでいきまひょ。
梯子が掛けられてて、なかなかワイルドなルートっぽい。
楽しまなきゃ。
コースを外れたところに展望所がでてきたけど、そこに行くのもロープというアクロバティックな演出。
この山、面白すぎだろ。
展望所は先客の女性二人がモグモグタイム中だったけど、わざわざどいて一番良い場所を空けてくれました。
1枚写真が撮りたかっただけなのに、有難う御座います。
展望は良いけど、まだまだ低いな。
尾根コースはこんな急登がひたすら続くから簡単に標高を稼いでいく。
手っ取り早くていいじゃないか。
まだまだ急登なのね。
宮崎の名物は「金柑たまたまエクセレント」。
お隣の鹿児島名物は「ちんこ団子」。
コラボ商品ではありません。
まだまだ続く。
今さらだけど、結構大変な山だったのね(笑)
だが前進あるのみ!
ロープは使わない。3点支持と足で登れ!
ここで谷コースと合流。
下山は谷コースを歩いてみよう。
ちゃんと案内も立ってるし、間違えることはなさそう。
展望所からは横移動
谷コースと合流するとすぐ展望所です。
第2展望所。
第1はさっき写真を撮ったところだったのかな。
少し標高は上げたけど、町との距離は近い。
それだけアクセスが良いということ。
気温が高いから霞んで海が見えない。
本来ならすぐそこに美しい宮崎の海が広がるのに。
ちなみに、今朝は青島の海岸線を散歩してたら、気付くとANAホテルの敷地内に彷徨い込んでいた。
完全に挙動不審なおっさん状態だったけど、ホテルの中を突っ切って表玄関から外に出ようとすると、どうやらこのホテル、巨人の宿泊先だったらしく、玄関を出るなり選手の出待ちファンが一斉に振り返るという、なんだチミは状態。
2月の宮崎は、散歩だろうが油断してはいけない。
第2展望所からの眺めを堪能して、後編へ続きます!


