蔵王山 雪山登山(ライザスキー場) ニョキニョキ育った雪の坊 強風の馬ノ背と御釜の絶景

蔵王山 雪山登山(ライザスキー場) ニョキニョキ育った雪の坊 強風の馬ノ背と御釜の絶景

オカマと聞いて新宿2丁目ではなく蔵王を思い浮かべる方、良い感覚をお持ちです。山好きの皆さま、どーもこにゃにゃちわ。

1月26日、ライザスキー場から蔵王山熊野岳(くまのだけ)刈田岳(かつただけ)に登ってきました。

ケンシロウ、ジャギ、トキ、ザオウ。北斗四兄弟最強の長兄。荒廃した世界を恐怖と暴力で制圧した暴君、それがザオウ。

ずっと拳を交えることを避けてきた冬のザオウ。天気やスケジュールが合わず延び延びになってたけど、今年は全てがうまくいきいよいよ相まみえる事に。

ふっ。。これも宿命か。

とか言っときながらスキーでは既に2回来たことがある事実は伏せておこう。

そう、これが今冬の目玉企画、「我が生涯に一片の悔いなし!!!」編ですたいっ!

 

蔵王山の見どころは、なんと言っても御釜と冬の象徴「雪の坊」と呼ばれる樹氷

夏はすっかり観光地化され、山頂付近まで車で気軽にアクセスできることから、蔵王で登山が成立するのは冬だけ。

とは言え、初心者向けの雪山として紹介される事が多く、蔵王スキー場や今回自分が利用したライザワールドスキー場のリフトを利用すれば簡単に登ることのできる山です。

そんな入門編の山でありながらザオウの拳の威力は凄まじく、馬ノ背の強風で右頬が10日間近くぴりぴりする軽い凍傷を負ってしもたわ。「そんな柔な拳では、このザオウの身体に傷一つ残すことはできんわ!」と豪語し放ったくせにまんまとね。

 

蔵王山の最高峰は熊野岳で標高1.841m、日本百名山、東北百名山です。

素晴らしい雪の坊と御釜の絶景が待つ旅へ!

いざっ!

 

ルートとコースタイム

■2020年1月26日 ※カッコ内は標準コースタイム

蔵王ライザスキー場リフトトップ⇒(40分)⇒刈田岳⇒(65分)⇒熊野岳⇒(10分)⇒避難小屋⇒(30分)⇒分岐⇒(80分)⇒蔵王ライザスキー場

標準コースタイム:3時間45分(休憩含まず)

総距離 11.3キロ
累積標高上り 451m
累積標高下り 793m

 

蔵王山(熊野岳)登山 本編

いきなり事件

ライザスキー場のリフト券売り場です。

時は世紀末。事件は突然起こった。

こ、壊れた!

レンズのマウント取付け部分が経年劣化なのか寒さが原因なのか、はたまたケンシロウとの死闘で受けた経絡秘孔が原因か、ポロっと欠けてしまいカメラ本体に装着できない!

ふんぬー!富士のラインナップの中で最安のレンズだからマウントがプラスチック製だし、長年の酷使によりとうとう死兆星が輝いた様だ。。

登山と言う過酷な環境で使用してるから高級なXFシリーズのレンズじゃないとやっぱダメなんだなぁ。。

でもさぁ〜、

よりによって今冬の目玉企画で壊れてくれるなよ〜!!

「このザオウにもまだ涙が残っておったわ・・(T_T)」

 

てなわけで今回はiPhoneでの撮影です。最悪です。

 

ライザワールドスキー場で登山の準備

チケット売り場です。

ライザワールドスキー場なら上りの2回券だけで済むからたったの350円×2=700円。下りはゲレンデ内を歩けるから上りの分だけ買っとけばOK。財布に優しいってサイコーっちゃね。

ちなみに蔵王スキー場からだとゴンドラの往復で1,500円もかかる!

ここ超大事なポイントだよね!

 

リフトを2回乗り継いでリフトトップへ向かう。

よく晴れてるぜぃ!

しかし、雪山でいちいち手袋を外してiPhoneで撮らなきゃなんないのが不安っ!

なんとかこの快晴&無風が長続きすることを祈るばかりだよ。。

 

おいおい、ほんとに樹氷育ってんのか?

リフトに乗ってると樹氷が育ってるとはとても思えない、他のスキー場となんら変わらない樹林が続く。

わざわざ山形まで来て肩透かしだったら食い倒れてやる。。

それと寒さに弱いiPhoneがいつ放電してしまわないかという事ばかり考えてた。

iPhoneはとりあえず撮り終えたらすかさずポケットに入れて体温で加温しなくては!秀吉がやった信長の草履取り作戦でいくよ。

 

リフトトップに到着。

ひゃっほーい、晴れてるっ!

やっぱり今年も快晴男だな。「ええーい!皆のもの、晴れが欲しければ我に続くのじゃ!」

歩きたい衝動を抑えられないから早速ワカンの装着にかかる。

ワカンの付け方は家でしっかり練習してきたからバッチリ。一年前の日光白根山で装着に15分ぐらいかかり出遅れたのが教訓として生きている。

 

リフトトップから登山開始

いざ、樹氷原へ。

黒王号はスキー場の駐車場で待機させているため、ここからは自分の足でスノーハイク(黒王を知らぬ者は置き去りじゃ!)。

ハイパーボンビラスな自分はワカンだけど、周りはMSRの高級スノーシューや山スキーを履いてて羨ましい!

さり気なく、且つよだれ垂らしながら、「あなたはMSRね、そちらはTslね、おっTUBBS!」などとチェックしてしまうのが悲しい性。

 

やはり暖冬の影響なのかね、、

まだ大きな樹氷には育っていない。

そもそも宮城県側では大きな樹氷に育ちにくく、どうしてもビッグモンスターは山形県側で集中すると聞く。もう少し熊野岳方面に歩かないと樹氷原は見られないのかもしれないな。

歩き始めはそんなことを考えてた。

 

勇気を出して手袋を外してiPhoneを取り出し

「おるるるぅああー!!!」

と気合い一発。北斗神拳究極奥義、無想転生で一度に2〜3枚まとめて撮影し、すぐ懐にしまうという作業を目にも留まらぬ速さで繰り返す。

iPhoneはスマホにしては画質は良い方だけど、残念ながら絵が平べったい。やはりソフトによる画像処理でなんとか絵にしてる感じは拭えない。レンズの小ささによる物理的なアドバンテージがあるから、その中では頑張ってる方だと思うんだけどね、悲しいかな普段使ってるカメラとは写真の出来映えは雲泥の差。

フイルムシミュレーションによる撮影する楽しみも無いし(T ^ T)

自分がまだコンデジしか持ってなかった頃、野鳥の撮影をする知り合いにニコンやキャノンの一眼の入門機でも良いかなぁ?と相談したら、どんな入門機でも一眼ならスマホやコンデジより確実に綺麗に撮れるよ、と言われた事を今まさに痛感してる。。

 

雪の坊、あらわる!

少し進んだだけなのに、どんどん樹氷らしくなってきた。もうここら辺からは興奮を抑えられなかった!

登山客は多いから雪を踏み抜く心配はないし、カメラ問題を除けばなんて楽しいスノーハイク。

 

少し雲が出てきたけど、晴天率が低い日本海側でしかも東北の山ではかなりラッキーな方。

まだ稜線ではないからほぼ無風だしね。

 

遠くに見える山塊は飯豊山(いいでさん)

飯豊山はヒメサユリが咲く梅雨時に登って快晴に恵まれた登山でした。

残念ながら水場はまだ残雪に埋もれてて水の確保が大変だったんだけど、その日の夜に避難小屋の管理人が新たな水源を見つけて、小屋までポンプアップすることに成功。飯豊山からはどこまでも続く稜線が気持ちすっごく気持ち良かったんだけど、その水場を確保できた管理人の大喜びする様子があまりにインパクト強過ぎてそれ以外の記憶が全て吹っ飛んだ山行となりました(笑)

 

更に歩みを進めて本格的な樹氷原に突入。暖冬でも樹氷はしっかり育っててくれた!

ちなみに樹氷のことを、ここら辺では雪の坊と呼ぶそうです。

なので、ここからは雪の坊と呼ばせてもらうことにしましょ。

 

登り始めたばかりだけど、雪の坊達に感動しきっきり。わざわざ山形までやって来た甲斐があった。

 

広大な山の景色と林立する雪の坊。息を呑む大絶景。

手は冷たいけどこの風景を撮らないわけにはいかないっ!

 

トレースを外れてスノーーハイクを楽しむスキーヤーと凍りついた避難小屋。

 

青空ゲットできたし報われたわ。

あー気持ちいい。ちょー気持ちいい。何も言えねぇ。

 

雪の坊という愛嬌のある名なのに逆光だとまさにスノーモンスター。

 

ここから山形県上山市。無雪期なら刈田岳の山頂近くまで車で上がる事ができるから、雪の下はきっと道路なんだろうね。

ちなみに刈田岳は「かつただけ」を読むので要注意ね。

 

登り始めの雪の坊になりきれていない樹林帯が嘘みたいに、ある所を境にみんな折り目正しく全てが雪の坊になって成長している。

蔵王山は技術的に難しいポイントは無いし、雪の上だから木の根につまずく心配がないから歩きながら雪の坊の鑑賞を楽しめる。

そしてくどいけど、嬉しい誤算だったのは風がなかったこと。気温は低いけど、手袋外して撮影する身にとっちゃ風がない事ほど有難いことはない。

 

身長5mはある雪の坊。触れてみるとエビの尻尾ができる原理で雪が付着したのだと分かる。だからカチコチです。

しっかり育っててくれた事にほんと感謝しちゃうっ!

25日と同じぐらい感謝しちゃうっ!(給料日)

 

東京からだと遠くてそう簡単には来れないから、もしかしたらここには二度と足を踏み入れないかもしれない。

そんな事を考えるのは蔵王に限った話ではないんだけどね。

登山をしていると、きっと二度と同じ風景は見れないことを実感しながら歩くからいつも不思議な心地だし、青空がそのままキープしてくれる事を願わずにはいられない。

 

遠くに見える山塊は朝日連峰

やっぱ遠目に見ても飯豊と朝日はみぞおちストレートのすんげぇ良い山!

 

右の壁はなんだろね?樹氷が育ちすぎて壁化したのか、はたまたただの壁か。

無雪期の状態が分からないからどうなってるのか想像できないけど、それぐらい雪は積もってる。

雪が少ないなんて下界だけの話なのではないか?

 

無雪期だけ運営している刈田岳のリフトは完全に凍りついて、人の気配も活気もない。

文明の利器で山頂付近までやって来れるのはとても便利で有難いんだけど、現実的に過酷な環境では人の足でないと辿り着くことが所ばかり。一歩一歩が目指すゴールに繋がっていて、その一歩をおろそかにすることはできないという当たり前の事を山に登る度に実感する。

 

後ろから次から次へと登ってくる登山客。

それぞれの頭の上に漫画の吹き出しを付けてみると「うっわ、マジ今日で正解!」って書いてそう。

 

リフトの山頂駅に到着。ここから稜線歩きの開始。

そして一気に強風が吹き付ける。こちとらスマホでの撮影なんでね、一層厳しさが増す訳よ。

 

しかも、ここにきてまさかの曇り空。

稜線に出さえすれば刈田岳の山頂はもう目の前。山頂の鳥居をここからでも確認する事ができる。

 

曇ったと思いきや再び晴れる。

風が強いから雲はあっという間に吹き払われ、その後一瞬で曇るのを繰り返す。

そうやって徐々に曇っていくんだろうけど、刈田岳の山頂ではなんとかハレルヤゲット。

 

刈田岳山頂の大パノラマ

やっとこさ御釜の登場!すごく大きな世界を目の当たりにする。

刈田岳は御釜の絶景スポットで、こいつがガスらずに姿を見せてくれる事もこの時期の蔵王ではなかなかラッキー!

御釜に見惚れていると、科学の力で地球の活動を予知することはできても、抑制することなんて不可能な事だと言う当たり前のことが分かる。エネルギーの次元が違うし、地球は一切手を抜かずに活動してるんだなぁと思える訳です。人間の力なんて遠く及ばないから天変地異が起こりにくい場所で暮らすしかないね。

この大きな景色をいつものカメラで撮れないのが実に惜しい!

 

山頂の刈田峰神社です。相変わらず強風が吹きつけてて、スマホで撮影する手が一瞬でかじかむ。

ふんぬーもう限界!

 

これを見てもらえばいかに風が強い場所かが分かってもらえると思う。エビの尻尾どころか、もはや雪の坊。

 

刈田岳では最後にこの景色を見納めにします。

宮城県側へと続くおっきなおっきな稜線。雪の坊は宮城県側では大きく育たないと聞いてたけど、遠めに見ても結構育っている様に見える。

樹氷うんぬんではなく、このダイナミックな景色を眺められるだけ刈田岳へは登りに来る価値があると思う!

 

馬ノ背は暴風

という訳で蔵王山の最高峰熊野岳へ向けて移動開始。

エビの尻尾が育った柱が熊野岳の避難小屋まで連なって立ってるからそれを目印に歩いていく。

 

この尻尾、間近で見るとすごい。触るとカチコチだし折れて落ちてたのを持ったら氷の塊で重くて持てなかった。

 

刈田岳から熊野岳への移動中、右手に見えるのはガッペ凍りついた御釜。

この景色を眺めながらというか、左からの風が強すぎて御釜がある右側に顔をそむけながらの必死の行軍。

 

意外と歩いてきたつもりだけど、振り返ってみるとまだあんな近くに刈田岳が見える。

ここが馬ノ背と呼ばれる強風ポイント。

「そんな柔な拳ではこのザオウの身体に傷一つ残すことはできんわ!」

 

と言っときながら瞬殺にあう。

風の強さを完全になめてたわ。。左半身でずっと風を受け続けてるから突然体に変調をきたすんじゃないかと不安になって急いで登る。

ハードシェルでもヤバイと思うんだから相当だよ。

 

避難小屋発見。

避難小屋に飛び込んで中でお昼でも食べようと思ったけど団体とバッティングして、避難小屋の入り口が狭過ぎる事もあって行列。

よし、ここは諦めてそのまま山頂に行くよ!

まだなんとか青空だしね。

 

刈田岳方面を見てみると刈田岳はすっかりガスの中。あぶねえあぶねぇ。

ちなみに手前の上り坂は見た目以上に急登で、風の強さもあったから長く感じたな。

 

熊野岳山頂

という訳でスマホでの撮影があまりにしんどくていきなり熊野岳山頂。

避難小屋からはほんの10分ほど。ほぼ横移動です。

 

熊野岳の山頂にある「蔵王山神社」にお参りするためには、まずきちんと鳥居をくぐるべし!

後ろからやってきた団体から危ない人だと思われたに違いない。

 

何はともあれ蔵王山神社の神様に今年の安全登山をお祈りしときまひょ。

なんまんだぶー。

 

蔵王山神社で風をよけられるところがあったので、ここに来る途中で買った味噌焼きおにぎりをいただきます。

味噌焼きおにぎりが全国的な食べ物だと思ったら大間違いだぞ!

東北では定番の郷土の食べ物。

ちなみにカチカチに凍ってたけどな!

つか、手袋汚ねっ!

 

山頂の標柱のエビの尻尾はもはや尻尾ではなく壁。もうザオウやり過ぎ。

 

御釜を眺めながらゲッザーン

避難小屋方面に戻り、御釜の最も近い所まで移動してみます。

せっかく来たのだからもっと間近に蔵王のシンボルを見てみたい。

 

そう思って近づいたものの、さっき登りの時に見た馬ノ瀬からの眺めの方が近く感じるな。。

しばらく眺めてると御釜から上がってくる強者が2人いて焦った。しかも背中にボード担いでて風で煽られないか見てて心配になったけど・・、なんにしても若いわ( ´∀` )

 

歩いてきたルートを戻ってライザワールドスキー場へゲッザーン開始。

折角だからね、案内の柱が連なってるところではなくて御釜が見えるぎりぎりのところを歩かせてもらいまっせ。

 

左を向けばすぐ御釜。そして遠くには仙台の海も見える!

同じ目線で漂う雲。達成感と軽い疲労感と圧倒する景色が渾然一体となってため息しか出ない。どこまでも広がっていく世界。

それもこれも晴れてくれたからそう思えるんだから最後までもってくれた天気に感謝ですな。

 

とか思った途端、突然曇る。。

しかも雪降ってきたし。

ガスってないけどね。まだ何人か山頂に残ってるだろうし、今頃馬ノ背では吹雪いてるかもしれないと少し心配。

 

ライザワールドスキー場はリフトを使用しての下りは基本禁止。ゲレンデの端をスキーヤーの邪魔にならない様に下山します。

下りのリフト代がかからないなんてラッキー♪蔵王スキー場との差額、浮いた800円でラーメン食うぜ!とテンション高め。

 

下山完了 一片の悔いなし!

無事、下山完了。朝は静かだったのになかなかの賑わいを見せるライザワールドスキー場に戻ってきました。

予報に反して風は強かったけど本日も安全登山ができて一片の悔いなし!である。

 

ポカリを飲もうとしたら、、そりゃこうなるよな。。

今日は重りにしかならなかったわ。

 

ライザワールドスキー場から幹線道路に向かって走ってる途中、豆を極める山形のビッグベンダー「でん六」がありました。

ポリッピースパイス味を考えた人、天才。

 

米沢の道の駅で米沢ラーメンをいただく。

東北のラーメンに一片の外れなし!である。

 

前々から東北にやって来る度に気になっていた酪王カフェオレ。酪農ではなく酪王ね。

ラオウ、蔵王、酪王。そこで繋がってたのか!

激甘で自分好みだった!あべしっ!

 

振り返って

立派に育った樹氷原を前に感動しっぱなしの登山となりました。

うぅ( ノД`)シクシク…、何年も待った甲斐があったよ。。

晴天率が低い冬の蔵王山、ベストな条件を狙ってるといつまで経っても登れやしないと、ある程度の割り切りは必要だと思うけど、わざわざ山形まで行くんだからベストな選択はしたい!

っつー訳で何年も待って快晴予報の週末を選んだ来ましたよっと。

でも晴れたのは朝だけで、次第に曇ってきてしまい昼過ぎからは雪が舞い散るコンディション。やっぱり簡単ではないねー。

 

猛烈な風が吹いても微動だにしない樹氷。非日常過ぎる失語症になってしまう眺め。

雪と氷の厳し過ぎる環境のため、夏山よりむしろ自然の中を歩いてる感覚は薄い。

一面真っ白な世界を歩いて行く中で、実は景色なんてたいして見てなかったりします。

足元に注意したり、疲れてうつろだったり、たまに顔を上げた時に見た景色を覚えているだけで、ほとんど何も見ていなかったりするんだけど、幾つかの絶景は確実に記憶に残ります。

今回の旅の光景を思い返してみて、最後に見た「でん六」の工場が一番鮮明に思い出されるのは如何なることか!

あの樹氷原はいずこへ。。二度と通らないかもしれない景色だと感極まった樹氷原。

よりによってiPhoneで撮影した景色のみが残るのでした。

人の記憶なんてあてにならない。ケチらず良いレンズを買っておこうとつくづく実感した登山となりました。

ではでは

 

 


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