
夜な夜なパンダの動画を観るのを楽しみにしてます。
パンダが大好きデス。
そんなあたしが肩を落とし、声を震わせている。
上野動物園のパンダが中国に返還されることになって、悲しみに暮れているのだ。
パンダのこと、どれだけ知ってますか?
パンダは中国の所有物であくまで借り物とか、パンダ外交とかいろいろ言われてますけどね、ちゃんちゃらです。騙されてはいけません。
パンダは中国ではなくチベット西部の生き物です。
中国がチベットに侵攻し、蹂躙し、支配してきた歴史の象徴がパンダなわけです。
パンダ外交は友好の証し?はあ?
片腹痛いわ。
日本からパンダを取り上げるのはお門違いじゃボケェー!!中国からパンダを取り上げろゴラァぁぁぁああああー!!
つか、ニュースでもっとチベットの話に触れるべきでしょ?
なぜそこを避けてパンダの返還ばかり。報道するんだか。
まあそれはいいとして、上野駅でパンダグッズが買えるのも今のうちです。
上野駅で銘菓ひよこのパンダが買えるのも今のうち!
もはやひよこなのかパンダなのか?どっちなんだい!
登山の話をします。
群馬に吉井三山なる修羅の山があることをご存知だろうか。
これは茶番ではない。
ヤラセでもない。
ここは鍛え抜かれた選ばれしドMだけが足を踏み入れることを許される、究極の修羅の山。。
鬼滅の刃で、究極の柱として放送される予定も御蔵入りとなった、М柱、マゾの呼吸を完全マスターし、おっさんはこの山に挑む。
くどいがこれは茶番ではない。
吉井三山とは「朝日岳、八束山、牛伏山」からなる山の総称。
三山すべてを縦走し、最後の牛伏山にある牛の銅像に手を合わせれば、どんな病も一発で治るという。
ただそこに到達するまでが、至難の業。
「血圧を下げておくれーー!!」
おっさんの願いが山にこだまする。
「潰瘍性大腸炎も治しておくれーー!!」
これは茶番ではない。
ふゔさんを連れて、いざ、群馬県高崎市へ。
標準コースタイム
■2025年12月6日 ※カッコ内は標準コースタイム
赤谷公園駐車場⇒(40分)⇒朝日岳中間道尾根コース入口⇒(45分)⇒朝日岳山頂⇒(55分)⇒八束山西ルート入口⇒(50分)⇒八束山山頂⇒(70分)⇒牛伏山⇒(10分)⇒牛伏城⇒(50分)⇒赤谷公園駐車場
コースタイム:5時間20分
距離:13.7㎞、累積登り:980m
吉井三山(朝日岳、八束山、牛伏山)
赤谷公園駐車場からスタート
アイハブアドリーム!
アイハブアドリームセンター!トゥデー!
キング牧師の名言を吠えながらやって来たのは、高崎市にあるドリームセンター前にある赤谷公園駐車場。
ここを起点にして吉井三山を巡るのがスタンダードっぽいんたけど、どの山から登っていくかはその人次第。
自分はまずは駐車場から一番遠い朝日岳へ向かい、八束山、最後に主峰の牛伏山でゴールする順番で回る。
まあ、それがスタンダードっぽいので。
初めて登る山はスタンダードがいいよね。
ルートはちと分かりにくいので、YAMAPデータで説明します。
うーん、これが分かりやすいのかどうか…。
赤線が山頂までの行き。濃い青が下りね。
朝日岳の登山口までは林道や住宅街を抜けて移動するよ。
まあ、よくある構図です。
まだ残っている紅葉を眺めつつ、まずは牛伏山登山道を進み、八束山、朝日岳方面へ。
冬になるとそろそろ低山でのんびりしたいという欲求がでてくるから、まだ未踏だった吉井三山というチョイスは必然的だったんだよね。
ドリームセンターから一番離れた朝日岳まで、ひたすら横移動です。
山の景観を損ねると全国的に問題となっているソーラーパネル群の横を抜けていきます。
景観も大事だけど、エネルギー問題も大事だからね、設置を許可する基準の問題だと思う。
うちから80mほど離れた近所でブリーダーを始めた人がいるんだけど、大量の子犬たちが朝夜関係なくキャンキャン吠えてて、隣人がよく「うるせぇ!」って吠え返してるもんね。
それも同じ。
住宅街なのにブリーダーを許可する行政側の基準の問題。
うっかり牛伏山に登らない様に、ここは八束方面へ。
12月の日陰の林道は冷える。
初めて登る吉井三山にわくわくしてたけど、秒で萎えた。
きっと寒いだろうと思い、しっかり者のあたしはダウンを持ってきた。
しっかり者のはずだった。
ところがしっかり手袋を忘れ、ずっと手をポケットに突っ込んで歩くはめに。
夏でも手袋を忘れないのに、何してんだか。
そしてどういうわけか、山を登りに来たのに、住宅街を歩いている。
なんとなく、堂平山とか外秩父エリアに似た雰囲気。
カラスウリの実。
あれが朝日岳?
これが歩き始めたばかりでまだ良かった。
三山縦走した後で、駐車場への戻りがこの林道歩きだったら間違いなく萎えてただろうな。
まず一座目の朝日岳
三山縦走するぞ!という気概もすっかり冷え切った頃、やっと朝日岳北登山口に到着。
ふぅ。山歩きがやっとできる。。
まあ、最初の朝日岳はちょろいので、感覚としてはウォーミングアップといった感じ。
もっとちょろいのが、ラスボスの牛伏山なんだけどね。
今日は八束山の下山が最大の山場です。
こんな些細な岩場でもロープがでてくるなんて親切だなぁと思いきや、落ち葉で滑ってコケ、必死に捕まってなんとかクリア。
ふぅ。ウォーミングアップ終了だぜぇ。
簡単に(?)標高を上げて、振り返れば浅間山。
入山規制が下がったタイミングで前掛山に登れてラッキーだったな。
こんな里山の吉井三山でも熊は出る。
とは言え、丸腰、無防備です。
ゆっくり歩いてれば、熊よりこっちの方が先に気付けるから大丈夫という、根拠の弱い自信があります。
まあ大丈夫でしょう。
山用語史上、最もひわいな「乳首」な場所が朝日岳の山頂。
林道ばかり歩いた印象しか残ってないけど…、
まず一座目。
あたしは今〜♫(今井美樹風に)
本気で血圧を下げなきゃいけないので、これまで水代わりにコーラを飲んでたあたしが手に取ったのは、キレートレモンとトマトジュース。
先日、上が170というバッケンレコードをマークし、天を睨んだもんね。
インスタント禁止!レッツ野菜生活!
エブリデイ青汁!
次なる八束山へ向けて、踏み跡ゼロのトレイルを下山。
落ち葉で滑りまくって危険極まりない。
上空に飛ぶのはトンビではなく、ノスリだろうか。
高崎市側から吉井三山を眺めると、町に近くてどこにでもある里山なんだけど、その裏側にはこんな山脈が連なってるわけで、そりゃ熊がいるのも納得。
山頂から少し離れたところにも朝日岳の古い山頂標識があったりする。
どこがトレイルか分からず、リアルに道に迷う。
のぞき窓があったので、興味本位にくぐってみれば、向こう側は崖下というトラップ。
この山では決して浮かれてはならないことを悟った。
これから登る八束山(やつかやま)が見える。
一体どんな試練が待ちうけていることやら。
登りに比べ圧倒的に下りの方が難易度は高い。
それにしてもこの山はハイカーが少なくて、ここでやっと一人目のハイカーとすれ違った。
結果的に、このあと牛伏山まで誰とも会わないんだけど。
人気の山じゃなかったのね…。
再び、遠くの八束山。
なかなか凛々しい山容ですな。
こんな天気のよい日は谷川岳とかに行きたいという気持ちもあったんだけど、逆にこんな日じゃないと吉井三山に来ることもないよなと、思い直してやって来た。
きっと今日はこっちで正解だったんだ。
そう思える1日にしなきゃ。
しなきゃ…。
林道が見えた。
ひとまず朝日岳クリア。
猫じゃらしをススキ風に撮ってみた。
熊の大好物。
集落を抜けていく。
ここの集落には舟石伝説というのがあるらしい。
その昔、八束城主で羊太夫というお殿様がいたそうな。
羊太夫は朝廷から参内する様に命じられたものの、遅刻してしまい、謀反を疑われ官軍に攻めこまれ、この舟石に乗ってこの地に逃げてきたものの、結局、自殺してしまいました、とのこと。
なんて救いようがない話なんだ。
朝日岳から八束山までもしばらくは林道。
縦走というよりかは、一座ずつ登って下って、また登山口からスタートというのを繰り返すから大変。
この懐石やじまさんを目印に右折。
ここを通り過ぎてしまい100mほどロス。
2座目の八束山
この道路を進んでいく。
ここで再び、分かりにくいけどルートの説明です。
赤線のルートで八束山に登り、青線で下る。
城山と書かれているのが八束山ね。昔は山城があったから城山ということみたい。
で、下山の青線のところは距離が極端に短いけど、めちゃくちゃ急坂で、間違いなく吉井三山で一番の難所だった。
バリルートっぽいし、正規ルートを歩くことを薦める!
うそてしょ?ここ行くの?
と、草が自由に伸び切った林道を進む。
八束山ってあまり歩かれてないことがこれで分かるな。
杉林の影が長い。
12月に入って日の傾きの早さに驚きつつ、いや、杉なんだから影も長くなるのは当たり前だよなと思い直す。
我ながら頭が悪いことを言ってるな。
踏み跡の少なさに迷ってると、炭焼き窯の跡がでてくる。
ここまで案内が極端に少なかったのに、炭焼き窯跡だけはしっかり伝えたかったという意志を感じる。
もう早いもので、今年も残り1ヶ月。
旧友に久しぶりにLINEをしたものの、いつ会おうよとかという話にはなかなか発展しない。女同士ならきっと盛り上がるんだろうけど、男同士ってのはそこらへんは求めちゃいなかったりする。
まあ、このままだと一生会わない気がするから、こんど日程決めて提案してみるぞ、というのが簡単だけど来年の目標。
世界一腰が重い。
さっき下ってきた朝日岳があちら。
あんな大きな山だったっけ?
振り返れば榛名山。
榛名湖を一周する縦走も、一座ずつリセットして登り直すのを繰り返すから、だいぶ疲れたという印象。
今日もそうなのかもしれない。
スカッと晴れたものの、風が強い。
そうそう、それもあって谷川岳はやめたんだよね。
こんな日はだらだら低山ハイクに限る。
いつも国道254号線から見上げてた吉井三山だから、ここから国道254号線を見たくて探してるけど、どこにも見当たらない。
八束山は山城だったからYAMAPでは「城山」と表記されてる。
お殿様の呼びつけられた城兵はいつもこんな道を登ってたなんて、いたたまれないじゃないか。
山頂っぽい。
肝心の山城は跡形もなさそう。
後編へ続きますっ!


