明けましておめでとうございマッスル。
今年の抱負。たくさん山に登って〜、暴食して~、温泉入って~、カメラ楽しんで〜、なまける!!
仕事はほどほどにやります!遊びとメリハリつけてね。とにかく今年もリアルに一年を謳歌してやるっ!と企てておりんす。
という訳で新年早々、いきなり鳥。登山ではなく鳥。
子年なのに鳥。
鳥に別に深い意味はありませんが、新年の挨拶がてら特にネタもなかったので、こちら「クロツラヘラサギ」という世にも珍しいトキ科の鳥を紹介します。
サギという名前がついてますがサギ科ではなくトキ科の鳥です。
福岡県と佐賀県にいる「カササギ」はサギという名前が付いてますがカラスの仲間。
バッテラなのに寺ではなく鯖。
それと同じ。
(ちゃう!)
で、話を戻しますがこのクロツラヘラサギ、世界中で個体数が一時期は200数羽とさえ言われた絶滅危惧種IB類(EN)の希少種。
今では総個体数は4,000羽近くまで増えてきたそうでが、それでもまだまだ少ない。一度病気が流行れば絶滅してしまうかもしれません。
冬の間はここ、福岡県糸島市の今津干潟でクロツラヘラサギを見ることができます。
1月1日元旦、わんこの散歩でやってきました。
今津干潟にはご覧の通り、鴨がたくさん。水鳥の宝庫です。ちなみに背後に見える山々は脊振山地です。
クロツラヘラサギは東アジアに生息してて越冬のためにロシアや朝鮮半島から日本や台湾、ベトナムに飛来してきます。
日本だと九州と沖縄で越冬するそうですが、年々生息域が拡大してるみたいなので、近い将来九州以外でも見られるようになるかもです。
干潟にたたずむクロツラヘラサギ(たぶん)。
遠くていまいち判別つきません。
左がダイサギ、右がアオサギ。大袈裟かもしれませんが水辺ならどこにでもいます。
ミユビシギ。
グリーンランドなどの北極圏で繁殖し、越冬のために日本にやってくる渡り鳥とのこと。あたしゃ全然知らなかったけどね。鳥のことはど素人なんで。
という訳で見つけました。クロツラヘラサギです。
カメラを向けるとすぐに飛んで逃げてしまうので、わんことそ~っと50mぐらいまで近づきます。
ズーム!
エサを探すのに夢中で逃げる気配なし。
散歩中のご年配のレディとジェントルマンがわんこに近づいてきて「あら~可愛い。わたしわんちゃん大好きなの~」と喋りかけてきてハラハラドキドキしましたが一向に逃げる気配なし。
「これ、レトリバーっていうのよね?」と聞かれたけど鳥が逃げないか心配で「あ、はい!そうです!」と上の空で答えた後、あれ何レトリバーだっけ?と「ラブラドール」をど忘れする始末。
やべぇ、そんなことど忘れするか?と本気でアルツを心配した。
全然逃げない。。
という訳でご年配ジェントルマン&レディと少しワンコの触れ合いタイム延長。なんとかレトリバーで思う存分癒されて下さい。
ちなみにこのわんこ、知り合いからしばらく預かって欲しいと頼まれ、その方がインフルに罹患して更に預かり期間が延長となり年末年始ずーっと預かってます。
すっかりうんこの世話はこのおじさんがやってくれると認識してるらしく、「あたし今からうんこ行くから付き合ってくれる?」ともよおすと目で誘ってきます。
魔女です。
ご老人2人の相手をしてる間にも2羽に増えてる!すげ!
今日はラッキーだな。
数年前からクチバシが特徴的なサギがいるなと思ってたんだけど、よくよく調べてみると貴重な鳥だったことが分かって、ここ数日わんこを連れて探してましたが元旦にこんなに近くで見ることができました。
ちなみにこれは大みそかの散歩の時に見かけたサギ達。分かりやすいクチバシでクロツラヘラサギが混じってるのが分かります。
200mmのズームだとこれが限界。
登山を続けてきて花の名前、地図や天気図の見方なんかも分かってきて鳥にも少し興味がでてきました。
とは言え鳥にハマりこもうとは思っちゃいないけどね。こんな風に自然について興味を持つようになれたのも登山のおかげです。
まあそんな訳で少し長くなりましたが、新年の挨拶でした。
2020年、今年もどうぞよろぴく、ぴくぴく、ぴくぴこ。