能古島のこのこハイキング 渡船場から展望台まで(2016.3.13)

能古島のこのこハイキング 渡船場から展望台まで(2016.3.13)

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わけあって子供のイベントに付き添いで能古島をのこのこと歩いてきました。

幼稚園児〜小2までの元気な子供たち10名の引率のお手伝い。

参加した子供達の兄弟児には、こないだまでよちよち歩きだった可愛い子もいるので島一周はしませんでしたが、特に危険箇所のない能古島展望台までを歩いてきました。

展望台の標高は195mです。

大人も10名以上集まったので自分がすることと言えば後ろから車がきたら「はい、左に寄ってー!」と大声を張り上げるぐらいなもので、すっかりラクさせてもらいました。。

能古島は福岡市西区の姪浜渡船場からフェリーでわずか10分でこれる、とてもアクセスのし易い島です。

多くの観光客が菜の花、コスモス、水仙などの花見を目的に能古島アイランドパークを訪れます。

自分も初めて能古島に来たときは、アイランドパークで菜の花を見るのを目的にしたド定番コースをめぐりました。

ほんの10分間とは言えフェリーで移動することは、旅の情緒を掻きたてるのに十分のスパイス効果があります。

 

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<スケジュール>2016年3月13日

9:50 姪浜渡船場 ⇒ 10:15 出港 ⇒ 10:25 能古島到着 ⇒ 10:40 ハイキング開始 ⇒ 10:53 白髭神社 ⇒ 11:20 早田古墳 ⇒ 11:30 展望台 (お昼) ⇒ 12:40 下山開始 ⇒ 13:25 能古小学校 ⇒  13:35 渡船場 ⇒ 14:00 出港

 

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姪浜フェリー乗り場。

残念ながらどんより曇ってます。予報では時々雨と言ってたからなんとか天気がもってほしいなー

 

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姪浜フェリー乗り場から見えるマリノアシティの観覧車。

最近はあれに乗りたいと子供からせがまれることも減ったな〜。たまに無料で乗れる日があるんだけど、ウチはそういう日にしか乗れませんから!と言い続けた効果なのか。

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さて、出発です。

乗船時間わずか10分ですが、子供の頃に船に乗った記憶って忘れませんよね。それだけで今日は特別な1日です。

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出航の時は大人だってワクワク。

この姪浜漁港にはたまに釣りにきます。普段、坊主で終わることの多い自分が、1月にコノシロを爆釣した縁起の良い釣り場です。

 

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左に見える島が能古島です。10分で着くだけあって近い。

その右奥に見える島が志賀島で、金印が見つかったことで有名です。

志賀島は地続きですが博多港からフェリーで行くこともできます。

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10分という短い時間でしたが待つのが苦手な子供達にしてみたらちょうど良かったかも。

下船したら点呼とって展望台に向けて出発です。

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本日のルートを紹介します。

赤が登り、青が下り。登りは見所が多く、オススメします。青はまあ単調な道ですね。元気があれば展望台からアイランドパークの方に抜けて、島を半周して渡船場に戻ってくるルートをお勧めします。

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ではボチボチ行きまひょか。

最初は海沿いの道をのこのこ歩きます。

 

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子供達に密猟じゃね?と冗談でも言おうものなら食いつき半端ねえっす。

みんなで騒いで見てたら

「ナマコですー」

と漁師の方がシュノーケル外して教えてくれました。

すかさず、

「見たいー」と子供達から遠慮のない応酬。

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まだ若く優しい漁師さんがわざわざ海から上がって見せに来てくれました。

スミマセンです。

子供達の屈託のない純粋な図々しさが羨ましい。

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いまにも雨が降ってきそうな天気。

全員ポンチョやレインコートの準備はできてるのですが、最後まで天気持ってほしい。

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白髭神社方面に進みます。

 

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白髭と名の付く場所、神社は全国に多数ありますが、長寿に関するものを祀ってるんだろうなぁと、勝手に想像してます。

もし違ってたらすみません。どなたか答えを知ってたら教えてください。

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みかん畑です。

イノシシ対策の柵や、鳥避けの網など、ずいぶん費用かけてます。妻の趣味の家庭菜園をたまに手伝ってるのでこの農家と動物との血みどろの戦いをほんの少しだけ想像できます。

 

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能古の児庵という炉端焼き屋さん?がありました。そこのご主人からトイレ使ってっていいよーと親切に声をかけてくださいました。

みんな渡船場でトイレ済ませたばかりでそんな気になれなかったけど、折角なのでお邪魔して店内を見せてもらいました。

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イノシシの足があるよ、と言って店のご主人が見せてくれたのがこの生肉。

これ食べると?

イノシシ捕まえたと?どうやって捕まえたと?

子供たちからご主人に質問攻め。

どうやって捕まえたかはちょっと言えないなー(苦笑)

 

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舗装された道を歩きます。安全ですが、たまに車が通るので気をつけましょう。

 

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早田古墳です。西暦600年頃に作られた古墳だそうです。

我が家の近くにも古墳はいくつかあるので、正直物珍しさに欠けます。

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鹿垣。

能古島は江戸時代、福岡藩の鹿狩りの猟場だったそうです。それだけ鹿が多く生息してたという事ですが、鹿から農作物を守るために作られた鹿用の防護柵みたいなものが鹿垣です。

今も昔も農家と動物の戦いは熾烈です。

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展望台へ。

 

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最後の50mぐらいだけ舗装路じゃないです。

スニーカーだと滑りやすいので気をつけましょう。

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展望所に到着。

一人の脱落者も出すことなく上がってくることができてよかった。

海の向こうにポコんと玄海島が見えます。2005年に震度7を記録した西方沖地震の震源地です。普段、地震が少ない福岡にとって、驚天動地の出来事だった。

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福岡市西区方面です。

町の向こう側にそびえ立つ、福岡と佐賀県の県境を横に伸びる背振山地の山々。

その最高峰の脊振山でも標高はたったの1,055mしかありませんが、標高以上に、山と市街地が近いため都心にいながら山深さを身近に感じられるのが九州の魅力だと思う。

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そしてヤフオクドーム、福岡タワーの福岡市早良区、中央区方面。

福岡らしい濃い春霞の影響で全然見えんわ。。

正面にうっすら見える山が宝満山、三郡山で、福岡では一番登山客が多いと言われてます。

のんびりお昼を食べたら能古島小学校の横を通るルートで渡船場に下ります。

 

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自分はツルんと滑って尻もちついて泣いちゃった幼稚園児と手をつないで歩いてます。

小学校の土手に咲いてた水仙。黄色の水仙の花言葉を調べてみました。もう一度愛して欲しい、私の元へ帰って、だそうです。うーん、めんどくさそう。

 

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のんびり歩きましたが、渡船場まで50分ほどで着いてしまいました。

かき焼きののぼりに軽く惹かれてまうわ。

自分は牡蠣が大好きですが、女房殿が一度当たったことがあって、それ以来牡蠣小屋には行ってない。。糸島では牡蠣1キロの相場は千円と決まってます。味、安さ、申し分なし。

 

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能古島サイダーと能古島の初恋なるジュースをお土産に買いましたが、一番の名物はうどんだと知り合いから聞きました。たしかにたくさん売られてなぁ〜。

 

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こんなものまで。のこバーガー。

一時期流行って、今じゃすっかり下火のご当地バーガー。

本家本元の佐世保バーガーは本当に美味いス。自分はログキット本店とその隣のヒカリで食べたことがあります。うまいんだけど注文してからの待ち時間が耐え難い。。

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帰りの船が港に入ってきました。

 

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さよなら能古島。

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どんどん遠ざかっていくこの感じ、フェリーの旅は郷愁を誘って良いですね、って行きでも同じことを書いた気がする。

 

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姪浜渡船場のある姪浜漁港が見えてきた。

渡船場に着くと弱い雨がポツリポツリと落ちてきました。

 

 

とまあ、登山というよりお手軽なハイキングでした。

アクセスが良く、それでいて離島らしい俗世から切り離された環境が保たれている能古島は、福岡市民の憩いの場所として、菜の花、コスモスの開花時期は非常に混み合います。

アイランドパーク行きのバスは混むので、せっかく島にきたのだから天気さえ良ければ歩くことをお薦めします。

ではでは


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