エクストラ!
エクストラ!
エクストラファッキンクレイジー!!イエーイ!
それが夏だったのか冬だったのかももう覚えてないけど、「エクストラファッキングレイジー!」というアホ過ぎる掛け声に大いにアホになれたこと、
「Mama, I’m Coming Home」を会場一体になって歌ったこと、
九段下の地下鉄ホームへ階段を下っていく光景を断片的に覚えている。
2025年7月22日、オジー・オズボーンが亡くなったというニュースを聞いて、車で「Mama, I’m Coming Home」を久しぶりに聞きました。
ヘビーメタルの帝王とか言われてるくせに愛嬌のあるのっぺりとした声はとてもユーモラスで、お世辞にも上手いとは言えない。
つか下手くそ。
でも歌が上手い人なんていくらでも代わりがいるわけで、この変な声じゃないとOzzyではないわけです。
改めてOzzyのライブに行っといて良かったなと思った。高校2年生の時のことです。
飯盛山のニッコウキスゲにエクストラファッキンクレージー!!を連発してきた後編です。
いつも無駄話ばかりですが、今回もどうでもいいことばかり書いてます。すみません。
前編はこちらからご覧ください!!
大盛山山頂からの大絶景
きっと飯盛山はもっと黄色いはず!と期待に胸膨らませる自分に、飯盛山は真緑で応える。
ふっ。
ここにきて八ヶ岳も雲の中からほんの少し姿を見せ、なんとドラマチック。
よーく見るとピークが2つに割れてるから赤岳かな。
大盛山の山頂が見えた。
ただでさえ遅いのに、ニッコウキスゲの写真を撮りまくってたからコースタイムの倍以上かかってしまった。
おっと、こんなところで山形大学の研究員が調査という名目で花粉まみれになっているではありませんか。
さぞかし浮かれてると思いきや、にこりともせず粛々とメモを取られておりました。
大盛山は1,650m。
周囲のハイカーの顔面を花粉で染めてやるぜ。
遠くの山は金峰山と瑞牆山。肉眼で五丈岩も見える。
ニッコウキスゲの群生地って雄国沼みたいに山を下りたところにある湿地や、霧降高原や高峰高原みたいに登山口にあったりするから、大盛山みたいに山頂から遠くの山々を見渡しながら一緒に花見ができるところってなかなか無いわけよ。
だからこれ、すごく贅沢な景色なんです。
メガ盛山。
おっと武人さんの存在を忘れていた。
見よ、この表情を。時代を超えたこの尊い感慨深げな表情。たまらん。
アヤメも混ざってたよ。
この景色を見ながら小盛りのご飯タイム突入。
世界初、はにわサブレと武人くんのコラボ。
国立博物館の埴輪展に3回も通って、高かったけど悩み抜いて買った武人くん。
自分にしてはずいぶん思い切った買い物だった。。
そして、実はこのブログを書いてる今現在、福岡の山で紛失し、泣きながらこの写真を眺めている。
どこで無くしたのかは分からないけど、おそらく沢で顔をバシャバシャ洗った際、ザックのサイドポケットに入れてあった武人くんをポロッと落としてしまったと思われる。
あぁ…、はにわサブレと並んでこの時は幸せそうじゃないか。
紛失しない様にカラビナまで付けていたというのに。
もう二度と買わない。
人はこうして成長していくのだ。
富士山が薄っすら見える。
その手前の山脈は御坂山地だろうか。
空に向かって咲くキスゲが元気いっぱい。
百花繚乱のキスゲランド。
登山した者だけが見られる光景なのだ。
まさに秘境。
何も知らない人には簡単に登れちゃう山ということは控えて伝えたほうが良いです。
こんもりした飯盛山へ
ここまで来たのなら飯盛山にも寄っておきましょう。
さっきまで暑くてヒーヒー言ってたけど、休憩したらしっかりクールダウンできた。
やはり標高1,500mは風が涼しい。
こんもりとした飯盛山。5分もあれば登れちゃいそう。
振り返る大盛山の山肌は相変わらず黄ばみまくっている。
飯盛山への登りは実に単調だぜぇ…と強がりを吐きつつ、実のところ死ぬんじゃないかってぐらいゼーゼー言っている。
一度休憩すると登山のスイッチが切れて体がお休みモードになっちゃうわけよ。
これごときで疲れるなんて、我ながら情けない。
金峰山を遠くに眺めながら、必死に息を整える。
決して疲れた表情は見せず、余裕の笑みを浮かべ、夏の暑さにも負けず、ただただ景色を見てる風を装う、そんなおっさんに私はなりたい。
八ヶ岳はまた雲の中に隠れちゃったなぁと、無駄に残念がった風を装う。
早く息よ整え。
飯盛山の山頂は1,643m。
7mほど大盛山の方が背が高いのね。
ほんとどうでもいい話ですが、だいたい2週に一回の頻度で違うふりかけをあれこれ試してます。
スーパーで次のふりかけ何にするかなぁ〜♪って悩んでる時に気付いたんだけど、ふりかけメーカーって広島と兵庫に多いんです。
今更だけど。
広島はゆかりで有名な三島食品を筆頭に田中食品、やま磯、三幸産業など。
兵庫は澤田食品、カネイ、ブンセン。
これまで特にメーカーに注目してたわけじゃなかったからぜんぜん気付かなかったんだけど、まあほんと、広島が多い。
瀬戸内の海産物が豊富だからかな。
しかし自分の中でふりかけの王者は決まってまして、ベタですが井上商店の「しそわかめ」です。
山口のメーカーだけど。
乾燥パラパラ系よりソフト系の方が美味いのは間違いなくて、兵庫のブンセンさんの「塩っペおかか」なんかもイチオシ。
ブンセンさんはかなり優秀で「ごぼうおかか」、「たくあん風おかか」も激推しの一品なので、もし機会があれば試してみてください。
はい、どうでもよい話でした。すみません。
飯盛山から眺める大盛山の景色がのりたま風だったので脱線してしまった(笑)
イブキトラノオも盛り盛り山。
はい、再び大盛山に戻ってきたよ。
みんなどこいった?
野辺山周辺では白マルチによるレタス栽培の光景がもはや風物詩。
「華々しく咲く花々」。これって正しい日本語なんかな。
ベストセラーにもなった三浦しをんさんの「舟を編む」という辞書を作り上げていく本がとても面白かったので、今NHKでやってるドラマ版もしっかり見てるんだけどね、元より国語力のない自分が言葉の意味を無駄に悩んで、なおさらアホにさせるドラマです。
そのドラマで年配編集者が言うわけです。
「10円玉、テレホンカード、ポケベル、PHS、携帯、スマホ、俺たちジジイは必死についてきたよ。でも辞書だけは俺が死ぬまで電子化は待ってくれよ!」
テレホンカード、小学生のころ集めてました。懐かしい。
つか昔の固定電話の契約料金の高さなんだよ!
思い出してムカついてきたわ。
契約料がある時から解約返金しなくなったのなんんなの?くそっ!
それは置いといて、デジタル化のおかげで時代は良くなってますがな、確実に。
辞書とか地図みたいなもの、それと通信手段はデジタルにすべきだよ。
YAMAPのおかげでどれだけの命が救われたか。
読み上げ機能は盲人にも優しい、老眼にも優しい。ブラボーです。
話が脱線しまくってるので、そろそろ平沢山経由で帰ります。
平沢山経由で下山
下山というマインドになると、体がもうこれ以上登るんじゃない!という無言の抵抗を示すんです。
足が上がらないぜぇ。。
今日一日で累積上りは360mだけだというのに、このやり切った感はなんなんだろう。
平沢山に到着。
もう疲れた。体力の落ち方がやばすぎて1,000m以上の山に登れる気がしない。
平沢山から大盛山(左)と飯盛山(右)を振り返ると、こんなにも大盛山の存在が消されちゃってるのね。
飯盛山はあんな分かりやすいのに。
平沢山からはダラダラ下っても登山口まで25分で帰り着きました。
はい到着。
すでに15時だけど真っ昼間。
登山スタートの時は気付かなかったけど、登山口に熊鈴の貸し出しされてたのね。
獅子岩に寄り道
獅子岩は駐車場から5分ほどらしいので見に行ってみたけど、、
適当に探したから見つけられずに戻ってきました(笑)
悪党風にしたの誰!
ここの駐車場が1,440mだからね、山頂から見える八ヶ岳とあまり変わらない。
ちなみにここからすぐ近くに国内線路で最も標高の高い野辺山駅があるよ。
ナウマン博士がここ平沢から南アルプスを眺めフォッサマグナを発想したそうです。
つか、フォッサマグナなんて俺が中学生のころ教科書に載ってなかったぞ!
ちなみにこのナウマン博士がナウマンゾウの化石を研究したのが名前の由来らしいです。
振り返って
黄色の花が咲く光景って、夏のイメージそのもの。
元々はひまわりがそうイメージさせるわけだけど、ニッコウキスゲの群生地をあれこれ巡っているうちにニッコウキスゲ=夏の到来というマインドにすっかりなってしまいました。
雄国沼や霧ヶ峰のほうが群生規模は上だと思うけど、遊歩道を渋滞せずに鑑賞できるところや、八ヶ岳をバックにニッコウキスゲを鑑賞できる点などを考えれば、ここが一番おすすめです。
せっかくだから八ヶ岳に登りたいとか言わずにね、ぜひ立ち寄ってみてください
6月後半~7月前半はエクストラファッキンクレイジーです。
ではでは