大岳山と御岳山 登山 ラクして登れ!濃霧の奥多摩と山城屋のチーズわさび漬け

大岳山と御岳山 登山 ラクして登れ!濃霧の奥多摩と山城屋のチーズわさび漬け

 

痩せたいけど痩せられない、そんなメタボ登山者の皆様、こんにちわ。

2019年6月8日、奥多摩の大岳山(おおたけさん)御岳山(みたけさん)に登ってきました。

「デブ=歩けない」

アハハハハー下向くとアゴの肉がつかえちゃうんだけどーちょーウケるー。と言ってたのが3ヶ月前。

今は笑えないぐらいつかえる。マジやばい。

体が重いと息が上がるのも早くなる。デブになって体温が上がりやたら汗をかくし、水場が限られる登山には向かない体質であることは明らかです。

「デブ=アメリカでは差別の対象」

登山向きかどうかという以前に、人格まで否定されるのがアメリカ。

おぞろじい。

どけんかせんといかん!!

真面目な話、太ると肝臓の数値が異常に悪化するから、検診前までに痩せて正常値に戻さにゃまずいっ!(これは本当にヤバイ)

 

っつー訳で、デブでも心臓への負担を最小限に抑えられ、バスとケーブルカーでラクできる御岳山と、そこからちょっと足を伸ばせば登れる大岳山を今回はチョイスしました。

 

大岳山は右肩上がりの山で見た目がとても特徴的。中央線から一目瞭然です。

大岳山登山のポイント

①御嶽駅から奥多摩駅までの「駅to駅登山」

②御嶽駅を起点にすればバスとケーブルカーが使えてラクラク

③鋸尾根で奥多摩駅へ下れば山城屋で買い物もできるしもえぎの湯へも立ち寄れる

御岳山の標高は929m、花の百名山、新・花の百名山、関東百名山、日本百低山。

大岳山は1,266mで日本二百名山、花の百名山、関東百名山、日本百低山です。三頭山、御前山、大岳山で奥多摩三山と言われてます。

すごい!なかなかのタイトルホルダーです。

今回のルートは御嶽駅からバスとケーブルカーでまずは御岳山へ。そこから大岳山へは少し距離はありますが単純標高差は337mしかないかなりの楽チン登山。ここまでは登山初心者にお薦めのコースです。

大岳山から鋸山経由での奥多摩駅への下りは、距離も長いし岩場も出てくるから中級者向け。ちょっと注意が必要です。

そして奥多摩駅方面に下山したら山城屋へ。ここには是非立ち寄ってもらいたいオススメの場所!そしてここの「わさび醤油漬」は食べて欲しい!11月〜5月までの期間限定でこの日は買えなかったけど、その代わりに買った「チーズわさび漬」が超美味だったよ!

山城屋から更に先へ進んで吊橋を渡れば立ち寄り湯「もえぎの湯」への近道です。

もえぎの湯への近道はGoogleマップには出てこないので意外と知られてないかも。ぜひ参考にして下さい。

 

さあ、寺社巡りでもない花巡りでもないガス巡りの旅、幕開けです〜

いざっ

 

アクセス

御岳ケーブルカー乗り場行きバス停

 

ルートとコースタイム

■2019年6月8日

御岳山駅⇒(35分)⇒御嶽神社⇒(40分)⇒綾広の滝⇒(75分)⇒大岳山⇒(105分)⇒鋸山⇒(100分)⇒氷川キャンプ場前 ~山城屋まで徒歩3分

標準コースタイム:5時間55分

■活動距離13キロ
■単純標高差950m
■累積標高上り1,165m

 

御岳山~大岳山登山 本編

御嶽駅からバスとケーブルカーで御岳山へ

たっぷーん、たっぷーん、

とお腹を揺らしながら御嶽駅(みたけえき)にやってきました。

毎度、中央線ホリデー快速奥多摩号に乗ってきました。いつも混む奥多摩号もこの日は天気予報が悪かったので空いてました。

 

さて、御岳山に登るのは今回で2回目です。

前はガスガスで雨もパラついたけど、今日も似た様な天気。こことは相性の悪さを感じるなぁ。

ちなみに前回は御岳山→ロックガーデン→日の出山→つるつる温泉経由で武蔵五日市駅というルートで歩いてます。

 

駅を出て左に行けばケーブルカー乗り場へ行くバスがスタンバってます。

さて、早速ラクしまっせ。

御嶽駅でトイレに寄っていく人が多く、気付いたらバスには一番乗りでした。トイレならこの先いくらでもあるので御嶽駅に着いて急いでトイレに行く必要はありません。

バス乗り場には係員が3名体制で待ち受けてます。人手不足の自分の職場とは違い余裕を感じさせる配置です。

 

一番乗りなので当然座れます。ケーブルカー乗り場までの約5キロ。早速ラクさせてもらいます。運賃は180円です。

車内の半分以上が一般観光客で、自然と観光気分が高まります。わくわく。

 

バスの降車場からケーブルカーの滝本駅へ。200mほど上り坂を歩いただけで息がゼーゼーです。

もちろん御岳山へはケーブルカーを使わずに登ることもできます。

「登山者たるもの、ケーブルカーなんぞ邪道だ」

と、登山道を上っていく数人の登山者の背中からはそんなメッセージが発せられるのを感じつつ、観光客に紛れてケーブルカーを待つあたくし。

たっぷーんたっぷーん、なんだもん。

 

ケーブルカーは片道590円。ここでチケットを買わなくても改札でパスモが使えますが、往復割引券を購入する方はこの自販機で購入して下さいね。

 

ケーブルカーがやって来るまで駅内のお土産コーナーをぶらぶら物色するのも観光登山の楽しみの一つです。

しかしお酒のコーナーばかり広く、下戸の自分にはさっぱり興味がそそられないなー。

 

こっちも地ビールコーナー。

こっちが割り勘負けするのを狙って無理に酒に誘ってくる人がいます。それが上司だったりします。まあ全てバッサリ断っちゃいますが。

大体そういう人の言い分は「飲めないならたくさん食べればいいじゃん」と平然と言ってのけます。

デブへの後押し有難うございますっ!

最近はこういうのアルハラって言うんですよね。

消費税の増税ではなくもっと酒税を上げてくれ!って言うと逆アルハラなのかな。

 

地ビールのラベルみたいな柄のケーブルカーがやって来たのでそろそろ改札に並びますかね。

天気が悪くて並んでる人は少なめです。

 

改札の前でしばらく待ってると目についたのがこちら、御嶽汁。

リサーチ不足でどんな汁か知らなかったけど、20個入りだと単価250円のところ200円になって1000円もお得!!

でも汁物で4000円ってなかなか払えないよね。

 

車内の天井には御嶽山名物のムササビが描かれてます。

一度は見てみたいムササビ。今日の出会いに期待が膨らみます。

 

車内まで御嶽汁推しか。。

5個で1000円。単価200円っつーことはさっきの20個入りと同じやん!

うーん、でもたっぷーんだから買わない!

 

動きだしました。

最後列の特等席をゲットでき、標高差423mをわずか6分で駆け上がります。

ラクしてる感じが半端ない。

ケーブルカーという選択肢を捨てた登山客達を数秒で追い抜き、あっという間に山頂駅へ。

 

山頂駅に着くなりお土産コーナーがあります。

「御岳山に登ってきたひと」というスナックが気になるところです。登る前に余計な荷物は増やしたくないし、たっぷーんだし買いませんが1つ250円です〜。

 

外に出てみるとやっぱりお土産屋さんが立ち並んでます。

まさに観光地って感じですが閑古鳥。

 

駅前広場からは東京を一望できるそうです。

広場でこれだけ霧が出てるんだから、景色には期待できないけど一応見てみましょう。

 

はい、どぼぼーん

シナリオ通りのダッフンダです。

 

今日天気が悪くなることは最初から承知してたから、少しぐらち濡れても軽く山歩きができればそれでいいやと単身で乗り込んできました。

こんな天気だと誰も誘えません。

この歓迎のアーチをくぐって本日の山歩きがやっとスタートです。

 

おいぬさまをご参拝しようとあります。御岳山の狛犬の事です。

おいぬさまと言ってるぐらいだからペット同伴の方を何度か見かけました。

 

楓の新緑が清々しい。

 

ムササビの巣箱が設置されてました。顔を出してくれることを期待してしばらく見てましたが、今日は昼寝を決め込んでしまわれた様です。

 

街灯が必要なぐらい濃い霧が垂れ込めてます。

 

御岳神社への道すがら、ビジターセンターが出てきました。

登山情報が盛りだくさん用意されてるみたいですが、今回は立ち寄りませんでした。

ちなみにここにもトイレはあります。ここまで我慢しても大丈夫でしたね。

 

御岳神社へ続く表参道はお土産やさんにはムササビが山積みです。

 

耳毛ボーボー。

 

河童の子の頭を撫でてみたり、それなりに楽しい散歩道と言ったところ。

 

330段の階段を上って御岳神社に着きました。正しくは「武蔵御嶽神社」です。

ここまでの登りで既にゼーゼー言ってる自分は登山向きではないのかもしれません。

ケーブルカーが御岳神社まで続いてたらいいのに。ふー

 

こちらが足長の「おいぬさま」です。

威圧的です。それもそのはず、おいぬさまはニホンオオカミです。

 

御岳神社の裏側に回ってみると奥社があって、YAMAPの地図を見るとどうやらここが御岳山の山頂みたいです。

ちなみに、奥社にもお犬様はいらっしゃいます。

ガスガス大岳山へ

さて、ここまであっさりし過ぎな気もしますが、大岳山に移動します。

午後から雨予報なので、早め早めの行動ってやつです。先程からゼーゼーですが。

 

御岳山から大岳山までは約4キロ。

ロックガーデンは通らず大岳山まで1番ラクなルートで目指します。

御岳山を起点に大岳山をピストンするなら短時間で終わりますが、奥多摩駅方面へ下る予定なのであまり余裕はありません。

 

早くもポツポツ雨が降り始めました。

ガスは更に濃くなり、杉の巨木も神秘的に浮き上がらせます。

 

マルバウツギが満開。

 

おおー、大展望!

樹林の隙間から眼下に広がる大都会の大パノラマだぜー(イメージ)。

わざわざ奥多摩までやってきた甲斐あったなーハッハッハー

周りに誰もいないことをいいことにさぶい小芝居を妄想しながら、早くもこの登山に飽きてきました。

なんか他に面白いものないのか?

 

雨に濡れる木の根に剛健で寡黙な生命力を感じたり。

まあ雨の日は苔や木の根やぬかるんだトレイルに気をつけろ!的なネタと相場は決まってます。

 

楽しみにしてた新緑の季節だけど、梅雨とカブるから登山計画を立てるのが難しい。

本当は平標〜仙ノ倉山に登るつもりだったのに流れちゃったし。ぐぞっ。

 

この立派な東屋のある所がロックガーデンとの合流地点。

綾広の滝はここからロックガーデン方面に200mほど行ったところにありますが、前回見てるので今回はパス。

 

東屋を過ぎると本格的な上りが始まる。

 

御岳山〜大岳山の区間はトレイルの幅が広く、よく整備されてるため歩きやすい。トレランやる人は気持ち良く走れると思う。

山頂直下の岩場だけ気をつければ子供でも歩けます。

 

ガッスガスだけど雰囲気の良いルートです。この天気でそう思えるんだから晴れてたらすんげぇ良さそう!また来る価値はありそうです。

 

突如、一筋の日が差しました。

上空に飛来中のUFOに吸い込まれるていくみたい。

あばよ、人類。

以前レンタルした北の国からの連ドラ版で、先生役の原田美枝子が夜の森でUFOに吸い込まれ、そのまま行方不明になるという破天荒なストーリーはここ10年で見たドラマの中で1番の衝撃かもしれない。

知らない人はぜったい借りて見るべし!

 

岩場が出てきました。

あら。こんな山だったのね。

 

大岳小屋です。

今は無人の避難小屋です。

 

この鳥居をくぐれば最後の登り。

 

白い世界ばかりでつまらな過ぎらぁ〜と大岳神社前でパチリ。

ご覧の通り、レインウェアは着てません。小雨なので速乾性のTシャツとハーフパンツで全然OKです。

 

ガスにまみれ、雨に濡れ、眺望も夢も希望もない登山の最終的な目的は、達成感を得られるかどうかたけです。

ガスってたらどこの山も同じだな、ブツブツ。。とは独り言。

 

奥多摩の標柱はいつもながら立派。山頂に着きました!

 

イメージ♪イメージ♪イメージが大切だイエイ♫(THE BLUE HEARTS イメージより)

そうだよ!イメージを膨らませようっ!ちょっと時間おいて瞑想するよ!

見えてきた見えてきた。

山頂からは富士山の眺めが抜群に良いと聞いている。わーい!

さあ目を閉じて大パノラマを楽しもうぜ!

さあ!

 

はい、どぼぼぼぼーーーん

 

今日の雨はやけにしょっぱいな。アハハハーほんとほんと、しょっぱいや。

泣いてないのにおかしいなー、そりゃきっと鼻水だよ、アハハハー鼻水しょっぱいよー。

。。。。

(ToT)

そんなイメージじゃねえ!!

 

御岳山を過ぎてから大岳山まで4〜5人とすれ違ったけどみんな肩を震わせてる様に見えたな。

 

景色は予想通りだったから、ラーメン食べます。

虫が多いから、辺りをキョロキョロしながらパンツ姿になってタイツを履きました。

飯豊山の時は下山中にかんかん照りとなり、暑いからタイツ脱いだらその瞬間ブヨの一斉攻撃にあいました。我ながら考えが浅かったわ。。

今ではお手製でハッカ油の虫除けスプレーを作り、タイツも履いて防御力は格段にアップ。

 

いくら待っても景色は良くならない。

そんな天気にもかかわらず学生風の若い子たちが10人ぐらいでワイワイ登ってきました。こんな天気でもウェーイ!と記念撮影で盛り上がる彼らの中に泣いてる者など1人もいない。

そんな若さが眩し過ぎるから老兵は御前山方面へ下ります。。

びちょ濡れ真っ白の稜線

これは普通にヤマツツジかな。

 

この先悪路注意!

山頂直下はちょっと急ですが、その区間は短いのでご心配なく。

そこを過ぎれば安全な尾根道が続きます。

安全すぎるし、景色は真っ白だし、また暇な時間に突入するという訳です。

 

ええーいくそっ!雨の尾根道を駆け抜けてやる!

マンネリな時間帯を振り払い、霧を切り裂いて走れ、俺!

 

そしてカメラを取りに戻る。

 

 

しばらくすると多少のアップダウンがでてきて、すかさず息づかいはゼーゼー。

豆腐ダイエットしてるから明らかに体力落ちてるな、こりは。

 

水滴を蓄えて蜘蛛の巣がバレバレです。

 

奥多摩駅まではまだまだ5.7キロもあります。

長いです。思ったより体力使います、こりは。

 

登り返しに喘ぎながら、見事に360度杉に囲まれた鋸山に到着。

ここに男3人組がいたので張り切って挨拶するも、3人からシカトされる。

より雨がしょっぱく感じました。

 

気を取り直す事はできないから、とぼとぼと奥多摩駅へ。

意外と長い下山

「諦めたらそこで試合終了ですよ…。」

そんな安西監督の声が聞こえてきそうな晴れ間が!

新緑の隙間から晴れ間が見えたよ!!

待ちに待った、午後の晴れ予報!

 

はい、どぼぼん。

「よく見ておくのだな。実戦というのはドラマの様に格好の良いものではない。」

キャスバル兄さん!!(ToT)

 

本日、もう何度目か分からないドボボン。でも、もうあたい泣かない。

この深いガスこそがガス巡りの真髄。

そう、いつもより深いガスが出てくれるなんて、こんな珍しい現象なかなか出会えない。

そうだよ、あたい超貴重な経験をしてるんだよ。

 

濡れた鎖場なんて超珍しいじゃないかー!ハッハッハー。ハシゴなんてツルッツルッだぜー!

はっはっはー。。はぁ

 

ぜんぜん、

楽しくない。

やっぱ晴れなきゃね、登山は。

(T ^ T)

 

あそこを登り返すのか。。

鋸尾根はなかなかアップダウンも多いし岩場も出てくるから油断ならない。

以前、御前山からの下山ルートで歩いたことあるけど、こんな長かったかな。天気が良かったからこんな苦痛は感じなかったのかな。

 

あ、晴れた!!

青空が見える!!

ほんとに晴れました。

 

一気に日差しが増す。ほんとのほんとに晴れた!

雨に濡れた新緑が眩しい!

 

そして天狗様の祠に到着。

 

もうガンガンに晴れてきました。

というかそもそも麓は晴れてたのかもしれません。

 

コアジサイが咲き乱れる。日が当たってほんと綺麗です。こういうのが見たかった。

考えてみればもう紫陽花の季節ですな。ついこないだまで厳冬期の風に当たってヒーヒー言ってたのに、早いなー。

 

本当に下山までもう少しってタイミングだけど、新緑の山歩きを少し味わうことができました。

 

木々の隙間から反対側の山が見えるけど、やっぱり上の方はガスがかかってんだな。

 

奥多摩駅方面へは林道で下っていくこともできますが、折角なので愛宕山経由で下山します。

 

野球の練習をする声がここまで聞こえてきます。

グランドもぬかるんでないし、下界では雨が振らなかったみたいです。

 

愛宕神社です。

御嶽神社の派手さを微塵も感じさせない造りです。

 

急な階段をへっぴり腰で手すりにつかまりながら下っていきます。これ上るなんて愛宕神社へ参拝する人は少ないだろうな。

 

謎の女体像が出てくれば下山終了です。

 

氷川キャンプ場の前に出ます。ここを右に向かって歩けば本日の目的地、山城屋があります。

山城屋ともえぎの湯

はい、こちら。

で、目当ての「わさびの醤油漬け」は期間限定11月〜5月でこの日は買えなかった!!

くそっ!

でもわさび漬けはしっかりゲット。ついでにチーズわさびも買ってみたけどこれがまた美味だったから超お薦めです!

買ってね!

 

山城屋の先を更に進むともえぎの湯への近道です。こんな感じで案内板も出てるので分かりやすい。

Googleマップだと奥多摩駅方面に戻る様に案内されるけど、その必要はありません。

 

この吊橋を渡ってしまえばもえぎの湯。

 

氷川キャンプ場は大盛況。う~ん、こんな曇りの日は登山ではなくのんびりキャンプするのが正解かも。タープの下でビーフジャーキーつまみながらのんびり読書とか憧れるわー。

ちなみに山城屋のご主人も「天気予報が外れて雨が振らなかったねぇ」と言ってきたけど、「山頂はザーザーでしたよ」と言うと「ええ!」と驚いてました。私が雨男なんです。。

 

ゆるキャラ「わさぴー」のお出迎えでもえぎの湯に着きました。

いつも登山客とキャンパー達で大混雑するもえぎの湯ですが、この日は天気予報が雨となっていた影響で割と空いてました。

ここの湯はトロッとして良いです。

 

いやぁ見事に晴れました。まったくあのザーザーっぷりは何だったんだろうね。ほんと俺が雨を降らせてたとしか思えないよ。。

もえぎの湯から奥多摩駅までとぼとぼ移動中。

 

奥多摩駅にこんなシャレオツなお店もできたのか。ここからちょうど出てきた家族が手に持つソフトクリームが美味そうで一気に頭の中はアイスモード。。ごくっ。帰ったらクーリッシュ食べよっと。

 

奥多摩駅に到着。

土曜の16時で誰もいない奥多摩駅前って珍しいね。

 

振り返って

 

奥多摩は日本百名山の雲取山を始め、登りごたえのある三頭山、抜群の眺望の良さを誇る御前山、百尋の滝が清々しい川苔山、石尾根が爽快な鷹ノ巣山などなど、どれも特長があって素晴らしい山が揃うエリアだと思います。

夏になってもヤマビルが出ないってのも超大事!

登山を始めた頃は頻繁に訪れた奥多摩ですが、高水三山や唐松尾山など、まだまだ気になっている未踏の峰がたくさんあります。今回もそんな中からずっと登りたいと思っていた日本二百名山「大岳山」をぶらっと歩いてきました。

 

 

一筋の光が差し、山頂で晴れるんじゃないか?と何度も期待して裏切られました。くっくっく(T ^ T)

 

話は変わりますが、

人前で話すことが苦手です。話をする前の緊張感。あぁ嫌だ。おえっ。

ただでさえ話し下手で人見知りだし、できれば一人でテントに閉じこもっていたい性格だし、静かに山の星空を楽しみたいと願ってやまない毎日なのに。なのになのに!

最近はやたら人前で話す機会が多い。

毎月50名ほどが参加する会議の司会進行を淡々と、且つ冷酷に進めてます。

「こんな奴の司会じゃダメだ!早く代わりを見つけろ!」

とそんな声が上がるのを期待してたのに、淡々と進めるのがウケたのか、すっかり司会役として定着してしまったそんなバナナ状態です。

先日も講演会場で200名以上集まる前で突然話す事になり(ほんと突然)、ちょっとチビっちまったじゃないか。

 

ガス巡りの真髄、ここにあり!

 

最近は年齢的にもそういう役柄が求められるのは仕方ない事なんだと、少し腹をくくってます。緊張し過ぎて失語症になりそうですが。ああ、来週も全体会議で司会するのか、、と1週間前から憂鬱になるのは今も変わらず、慣れる気配を感じませんが。。

梅雨が明けたら早くテント泊がしたい。夜中に目を覚ましてテントから顔を出し、満天星空を前に失語症になって写真を撮りまくりたいわー。

やっぱり真っ白な世界では物足りなかったです。

ではでは


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